第二百十八話『ひとつの笑いに命を賭ける』-【茨城篇】いかりや長介-

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今年、没後15年の偉大なコメディアンがいます。
いかりや長介。
ザ・ドリフターズのリーダーとして、生涯、コメディアンにはこだわりぬきましたが、彼には他にも二つの顔がありました。
ひとつは、ミュージシャンとしての顔。
もともとはハワイアンバンドのベーシスト。
ビートルズが来日したとき、ザ・ドリフターズとして前座をつとめ、『Long Tall Sally』を演奏しました。
そしてもうひとつが、織田裕二との名コンビが話題になった『踊る大捜査線』をはじめとする、俳優としての顔。
黒澤明監督の映画『夢』にも出演。
『踊る大捜査線 THE MOVIE』では、日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞を受賞して、名わき役の座を不動のものにしました。
彼を最も有名にしたのが、伝説のバラエティ番組『8時だョ!全員集合』です。
16年間、ほぼ休むことなく続けられた毎週の公開生放送。
最高視聴率は、50%を越えました。
いつも真剣勝負。
作家やディレクターが考えるネタにダメ出しをしました。
「ウケるかどうかわからないけど、やってみようではダメなんだよ!」
時には、声を荒げることもあったと言います。
そんないかりやのルーツには、二人の人物がいます。
ひとりは、茨城県出身の祖母。
幼くして母親を亡くした彼は祖母に育てられました。
祖母は歌舞伎が好きで、ラジオの講談や浪曲、朗読ドラマをいつも聴いていました。
気がつけば、ラジオから流れてくる物語をそらんじられるほど、いかりや少年も影響を受けました。
そしてもうひとりが、彼の父親です。
築地の魚河岸で働いていた父親は、寄席や映画が大好き。
口も悪く、喧嘩っぱやいが、人情に厚い、憎めないキャラクター。
いかりやは、終生、我が父を誇りに思っていました。
父親は、いつも言っていました。
「笑いをなめちゃいけねえ。お客さんあっての笑いなんだ」
コメディアンのレジェンド・いかりや長介が人生でつかんだ、明日へのyes!とは?

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