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GO GO台湾 - 2021-12-25_宜蘭のクリスマススポット&圓山ホテルのクリスマスイベント

 
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トーク①:宜蘭中央公園のクリスマス≫

メリークリスマス!今年のクリスマスはどのように過ごしましたか?

私は…はい、いつも通り働いています(苦笑)。

でも、いつもと何も変わらないのも寂しいので、昨日クリスマスイブは夜ご飯に曽さんとオフィスでチキンを頼んで食べました。

日本では、12月25日の深夜には街のクリスマスツリーなどは片付けられて、翌日26日の朝には街はもうすっかりお正月モードに切り替わっていてびっくりしますが、台湾では毎年、クリスマスが過ぎても、引き続きイベントが行われていたり、旧正月までツリーが飾られたままになっていたりします。

ですので、もしクリスマスは台湾に行くことができないけど、年末年始なら行くことができる!という方も、ちょっと不思議な感覚ですが、年末年始も台湾のクリスマスの雰囲気を楽しむことができますよ(笑)。

…というわけで、今週も、近年注目のクリスマススポットをご紹介しましょう。

台湾北東部・宜蘭では、宜蘭県議会そばの中央公園赤レンガ広場がクリスマスイルミネーションで彩られています。

この宜蘭中央公園は、宜蘭の街中にあって、宜蘭県政センターや、県議会、地方裁判所などが集まった広い公園で、緑も多く、市民の憩いの場となっています。

その公園の樹や芝生花壇などが、このクリスマスシーズンになると、電飾でデコレーションされていたり、ツリーやトナカイなど、電飾のクリスマスオブジェがたくさん登場する他、ランタンフェスティバルに登場するようなスタイルのクリスマスオブジェも設置されていたりと、西洋のクリスマスと台湾のランタンフェスティバルが組み合わさったイルミネーションでみんなを楽しませています。

また、夜になると1時間おきに光と音楽のショーも行われています。

イルミネーションのオブジェも、サンタクロースやトナカイ、天使といったスタンダードなクリスマスのオブジェや、キリスト誕生のオブジェがあったりと、一番子供たちにもわかりやすいクリスマスらしい雰囲気のクリスマスイルミネーションスポットだなぁという印象です。

この宜蘭中央公園は、水と親しめるエリアや、赤レンガの柱、アーチ形の橋、宜蘭の象徴でもある「龜山島」をイメージした三角錐など、豊かで親しみやすい環境をイメージして設計され、更に園内には、ヒノキのエリアがあって、彫刻家によるヒノキの倒木を利用した作品などが並んでいるのですが、長い間放置されていて、随分と荒れ、人もあまり足を運ばなくなったことから、宜蘭県は2019年に大規模な工事を行って公園内の導線を整備して、東屋やベンチなどの休憩できる場所も作り、環境も整えるなどして、また多くの人が憩いの場として集う場所になったんだそうです。

ですので、クリスマスシーズンだけでなく、ふらりと立ち寄って公園を散策して見るのもいいですよ。

なお、このクリスマスイルミネーションのほか、クリスマスシーズンには、この宜蘭中央公園だけでなく、周辺の公園も会場としてクリスマスイベントが行われたり、ランタンのようなクリスマスオブジェを乗せた車が街をパレードするイベントが行われたと、町全体でクリスマスイベントが行われていますので、このシーズンに宜蘭を訪れる機会があればぜひ、楽しんでくださいね。

あ、ちなみに、ここも“台湾スタイル”で、12月25日が過ぎたらクリスマスイベント終了というわけではありません。明日、12月26日の夜にもクリスマス音楽会が行われるほか、クリスマスイルミネーションは、来年(2022年)3月まで行われるんだそうです。

旧正月も、小正月である「元宵節」も超えて行われるとは…もしかしたらここが最も長く行われるクリスマスイルミネーションスポットかもしれません。

宜蘭中央公園までのアクセスは、在来線台湾鉄道「宜蘭」駅下車、徒歩40分。もしくは、駅前の宜蘭バスターミナルから「紅2」や「1880」のバスに乗って、「宜蘭縣政府」バス停下車です。

ちなみに、先日、ニュースにもなっていましたが、台湾新幹線こと、台湾高速鉄道が宜蘭まで延伸する計画があって、ずっと駅をどこに設置するかで協議が続けられていて、先ごろついに、決定したんですが、その場所が、この宜蘭県政センターがある宜蘭中央公園から南に350メートルほど離れた場所になりました。

2036年、完成予定とのことで、まだまだ先ですが、将来的にはこの周辺がもっと賑やかになりそうですね。

トーク②:新スポット「樂色山Le Soul Hill」≫

その宜蘭中央公園のすぐ近くに、「積木博物館(Brick Ark Museum)」という、その名の通り、“積木”の博物館があります。ここは、アジア初の“積木”の博物館で、館内には100万ピースを超える積木や、1000を超える収蔵品、そして、アメリカの有名なレゴの巨匠の作品から、日本のミニチュアブロックまで、数百もの名作が展示されていたんですが、その展示エリアが近所にお引越しをして、今年(2021年)11月にオープンしたので、そちらにもぜひ足を運んでみてください。

その名前は「樂色山(Le Soul Hill)」。

台湾では中国語で“ゴミ”は「垃圾(le4se4)」と発音するので、その音とかけて、“ゴミの山”ならぬ、「樂色山(le4se4shan1=楽しいカラフルな山)」という名前になっています。

ブロックで作られた大きな日本の人気キャラクターや、海外の映画のキャラクターなどがずらりと並んでいて、一緒に写真を撮ると、ブロック独特のカクカク感から、ゲームの世界に迷い込んだかのような写真が撮れますよ。

また、「樂色山」はテーマごとにいくつかのエリアに分かれていて、積木の歴史から芸術、そして原料から型まで、80年に渡る積木に関する事柄を知る事もできますし、キャラクターだけでなく、ブロックで製作した京劇のお面や、清明上河図、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」といった名画、そしてマーライオンのような有名なシンボルなどの作品もあって、まさに“博物館”。

でもここはそれだけでなく、ブロックがいっぱい集められた、“ボールプール”ならぬ、“ブロックプール”で、自分で自由にブロックを組み立てて遊べるエリアがあったり、ブロックで作られた“健康歩道(足つぼを刺激する道で、身体に弱っているところがあると、歩くと痛いんですよね~)”を歩いてみることができたりと、見るだけでなく、遊ぶこともできる、大人から子供までみんなで楽しめるミュージアムとなっています。

新たなスポットですので、次回、台湾に来た際にはぜひ足を運んでみてくださいね。

「樂色山(Le Soul Hill)」の営業時間は朝9時から夕方17時まで。水曜日はお休みです。チケットは一人250台湾元(日本円およそ1,000円)、90cm以下の子供は無料です。

場所は宜蘭中央公園から徒歩15分の所にあります。

トーク③:圓山大飯店のクリスマスプロジェクションマッピング≫

台湾の北部エリアで注目のクリスマスイベントが行われているスポットをもう一つご紹介しましょう。

RTIのすぐ近く、台北のランドマークの一つである圓山大飯店 (グランドホテル/通称:まるやまホテル)では、12月24日、25日、26日と、ホテルの壁面を使ったプロジェクションマッピングが行われています。

圓山大飯店と言えば、台北の市街地が一望できる高い場所にど~んとそびえたつ赤い柱と金の瓦の威風堂々した建物が特徴で、大多数の部屋から台北の景色を楽しむことができるのですが、新型コロナに見舞われてからのこの2年近く、そのホテルの正面・基隆河が見渡せる側の部屋の明かりを利用して、新型コロナの台湾内の新規感染者がゼロを記録した際には、壁面に「ZERO」の文字を浮かび上がらせたり、日本から新型コロナワクチンが届けられた際に「カンシャ(感謝)」というカタカナを浮かび上がらせたりと、様々なメッセージを届けていて、いつもはホテル側から台北市内を見渡していたのが、外から多くの人がホテルを眺め、そのメッセージに共感したり、勇気づけられたりして、これまでの有名な“建築物”としてのランドマークから、“愛”と“心遣い”を伝える重要なシンボルとなっています。

そして、今回はその正面側の壁面を大きな“スクリーン”として、圓山大飯店 の東洋建築と、西洋のクリスマスを融合させたプロジェクションマッピングを行っています。

このプロジェクションマッピングショーは「希望之光Light of Hope」と題し、東京オリンピックの投影に指定された高規格機器を使用して、4K画質で迫力のプロジェクションマッピングショーを披露。希望の光でみんなの平和と健康を祈っています。

実は一昨日(23日)の夜、帰るときに、ホテルの近くの夜空にドローンが飛んでいて、何かなぁ~と思っていたんですが、どうやらこのプロジェクションマッピングのリハーサルをしていたようでした。

このプロジェクションマッピングは、今回クリスマスに合わせて3日間だけ行われているイベントですが、クリスマスイベントが行われていなくても圓山大飯店 は、建物はわざわざ見に行くだけでも価値がありますよ。

私は、台湾に旅行で訪れた際、士林官邸のバラ園を見に行こうと、偶然乗ったタクシーの運転手さんから、ここの建物は見ておくべきだ!とおススメされ、途中、圓山大飯店 に寄り道してくれて、入り口付近で写真を撮ってもらった思い出があります。

(今、毎日こんなに近くで見ることになるとは、その時思ってもみませんでしたが…)

雰囲気だけでも楽しみに行くのもいいですし、中にあるカフェやレストランでゆっくり食事や景色を楽しむのもおススメです。

もちろん、宿泊して、部屋から台北の夜景もゆっくり楽しむのが一番いいですよね。ぜひ足を運んでみてくださいね。

ただ、位置的にはそれだけ見晴らしがいい場所なので、山の中腹のちょっと不便な場所にあるのですが、台北新交通システムMRT(台北メトロ)のレッドライン「圓山」駅で下車して、1番出口から出て真っすぐ歩いた先にバス停があるので、そのバスロータリーの右側のバス停から無料のシャトルバスが出ているので、それを利用すれば便利ですよ。

もし、歩くのはそんなに苦にならない、むしろ、歩くの好き!という方は、台北メトロのレッドライン「劍潭」駅で降りて、士林夜市とは逆側の2番出口から出て、大きな道路を渡ったら、その先に獅子が迎えてくれて、看板と上っていく道が出てきますので、それに沿って10分ほど上っていくと到着しますよ。

クリスマスももう終わり…と思いきや、台湾では旧正月を迎えるまで、場所によってはそれよりも先まで、様々な場所でクリスマスイルミネーションが楽しめます。

私も最初はクリスマスが終わったのにツリーがまだ飾ってあることにかなりの違和感を感じていましたが、今ではこの“台湾スタイル”にすっかり慣れ、自宅の小さなツリーも毎年、大体旧正月まで出しっぱなしになっています(笑)。

台湾は旧正月を迎える前まで、まだまだクリスマスムードが続きます!

皆さんももし年末年始のタイミングで台湾に来る機会があれば、クリスマスは終わったのに街はクリスマス気分、そして新年がやってきても伝統行事は旧暦で行う台湾ではこれからお正月準備…と、日本の季節感とちょっと違う時間感覚が楽しめますよ。

なお、今日ご紹介したスポットは、クリスマスシーズンはもちろん、特別感があってより楽しめますが、イベントシーズンだけでなく、普段も観光で訪れても楽しめるスポットですので、台湾に来られた際には、季節を問わず、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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トーク①:宜蘭中央公園のクリスマス≫

メリークリスマス!今年のクリスマスはどのように過ごしましたか?

私は…はい、いつも通り働いています(苦笑)。

でも、いつもと何も変わらないのも寂しいので、昨日クリスマスイブは夜ご飯に曽さんとオフィスでチキンを頼んで食べました。

日本では、12月25日の深夜には街のクリスマスツリーなどは片付けられて、翌日26日の朝には街はもうすっかりお正月モードに切り替わっていてびっくりしますが、台湾では毎年、クリスマスが過ぎても、引き続きイベントが行われていたり、旧正月までツリーが飾られたままになっていたりします。

ですので、もしクリスマスは台湾に行くことができないけど、年末年始なら行くことができる!という方も、ちょっと不思議な感覚ですが、年末年始も台湾のクリスマスの雰囲気を楽しむことができますよ(笑)。

…というわけで、今週も、近年注目のクリスマススポットをご紹介しましょう。

台湾北東部・宜蘭では、宜蘭県議会そばの中央公園赤レンガ広場がクリスマスイルミネーションで彩られています。

この宜蘭中央公園は、宜蘭の街中にあって、宜蘭県政センターや、県議会、地方裁判所などが集まった広い公園で、緑も多く、市民の憩いの場となっています。

その公園の樹や芝生花壇などが、このクリスマスシーズンになると、電飾でデコレーションされていたり、ツリーやトナカイなど、電飾のクリスマスオブジェがたくさん登場する他、ランタンフェスティバルに登場するようなスタイルのクリスマスオブジェも設置されていたりと、西洋のクリスマスと台湾のランタンフェスティバルが組み合わさったイルミネーションでみんなを楽しませています。

また、夜になると1時間おきに光と音楽のショーも行われています。

イルミネーションのオブジェも、サンタクロースやトナカイ、天使といったスタンダードなクリスマスのオブジェや、キリスト誕生のオブジェがあったりと、一番子供たちにもわかりやすいクリスマスらしい雰囲気のクリスマスイルミネーションスポットだなぁという印象です。

この宜蘭中央公園は、水と親しめるエリアや、赤レンガの柱、アーチ形の橋、宜蘭の象徴でもある「龜山島」をイメージした三角錐など、豊かで親しみやすい環境をイメージして設計され、更に園内には、ヒノキのエリアがあって、彫刻家によるヒノキの倒木を利用した作品などが並んでいるのですが、長い間放置されていて、随分と荒れ、人もあまり足を運ばなくなったことから、宜蘭県は2019年に大規模な工事を行って公園内の導線を整備して、東屋やベンチなどの休憩できる場所も作り、環境も整えるなどして、また多くの人が憩いの場として集う場所になったんだそうです。

ですので、クリスマスシーズンだけでなく、ふらりと立ち寄って公園を散策して見るのもいいですよ。

なお、このクリスマスイルミネーションのほか、クリスマスシーズンには、この宜蘭中央公園だけでなく、周辺の公園も会場としてクリスマスイベントが行われたり、ランタンのようなクリスマスオブジェを乗せた車が街をパレードするイベントが行われたと、町全体でクリスマスイベントが行われていますので、このシーズンに宜蘭を訪れる機会があればぜひ、楽しんでくださいね。

あ、ちなみに、ここも“台湾スタイル”で、12月25日が過ぎたらクリスマスイベント終了というわけではありません。明日、12月26日の夜にもクリスマス音楽会が行われるほか、クリスマスイルミネーションは、来年(2022年)3月まで行われるんだそうです。

旧正月も、小正月である「元宵節」も超えて行われるとは…もしかしたらここが最も長く行われるクリスマスイルミネーションスポットかもしれません。

宜蘭中央公園までのアクセスは、在来線台湾鉄道「宜蘭」駅下車、徒歩40分。もしくは、駅前の宜蘭バスターミナルから「紅2」や「1880」のバスに乗って、「宜蘭縣政府」バス停下車です。

ちなみに、先日、ニュースにもなっていましたが、台湾新幹線こと、台湾高速鉄道が宜蘭まで延伸する計画があって、ずっと駅をどこに設置するかで協議が続けられていて、先ごろついに、決定したんですが、その場所が、この宜蘭県政センターがある宜蘭中央公園から南に350メートルほど離れた場所になりました。

2036年、完成予定とのことで、まだまだ先ですが、将来的にはこの周辺がもっと賑やかになりそうですね。

トーク②:新スポット「樂色山Le Soul Hill」≫

その宜蘭中央公園のすぐ近くに、「積木博物館(Brick Ark Museum)」という、その名の通り、“積木”の博物館があります。ここは、アジア初の“積木”の博物館で、館内には100万ピースを超える積木や、1000を超える収蔵品、そして、アメリカの有名なレゴの巨匠の作品から、日本のミニチュアブロックまで、数百もの名作が展示されていたんですが、その展示エリアが近所にお引越しをして、今年(2021年)11月にオープンしたので、そちらにもぜひ足を運んでみてください。

その名前は「樂色山(Le Soul Hill)」。

台湾では中国語で“ゴミ”は「垃圾(le4se4)」と発音するので、その音とかけて、“ゴミの山”ならぬ、「樂色山(le4se4shan1=楽しいカラフルな山)」という名前になっています。

ブロックで作られた大きな日本の人気キャラクターや、海外の映画のキャラクターなどがずらりと並んでいて、一緒に写真を撮ると、ブロック独特のカクカク感から、ゲームの世界に迷い込んだかのような写真が撮れますよ。

また、「樂色山」はテーマごとにいくつかのエリアに分かれていて、積木の歴史から芸術、そして原料から型まで、80年に渡る積木に関する事柄を知る事もできますし、キャラクターだけでなく、ブロックで製作した京劇のお面や、清明上河図、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」といった名画、そしてマーライオンのような有名なシンボルなどの作品もあって、まさに“博物館”。

でもここはそれだけでなく、ブロックがいっぱい集められた、“ボールプール”ならぬ、“ブロックプール”で、自分で自由にブロックを組み立てて遊べるエリアがあったり、ブロックで作られた“健康歩道(足つぼを刺激する道で、身体に弱っているところがあると、歩くと痛いんですよね~)”を歩いてみることができたりと、見るだけでなく、遊ぶこともできる、大人から子供までみんなで楽しめるミュージアムとなっています。

新たなスポットですので、次回、台湾に来た際にはぜひ足を運んでみてくださいね。

「樂色山(Le Soul Hill)」の営業時間は朝9時から夕方17時まで。水曜日はお休みです。チケットは一人250台湾元(日本円およそ1,000円)、90cm以下の子供は無料です。

場所は宜蘭中央公園から徒歩15分の所にあります。

トーク③:圓山大飯店のクリスマスプロジェクションマッピング≫

台湾の北部エリアで注目のクリスマスイベントが行われているスポットをもう一つご紹介しましょう。

RTIのすぐ近く、台北のランドマークの一つである圓山大飯店 (グランドホテル/通称:まるやまホテル)では、12月24日、25日、26日と、ホテルの壁面を使ったプロジェクションマッピングが行われています。

圓山大飯店と言えば、台北の市街地が一望できる高い場所にど~んとそびえたつ赤い柱と金の瓦の威風堂々した建物が特徴で、大多数の部屋から台北の景色を楽しむことができるのですが、新型コロナに見舞われてからのこの2年近く、そのホテルの正面・基隆河が見渡せる側の部屋の明かりを利用して、新型コロナの台湾内の新規感染者がゼロを記録した際には、壁面に「ZERO」の文字を浮かび上がらせたり、日本から新型コロナワクチンが届けられた際に「カンシャ(感謝)」というカタカナを浮かび上がらせたりと、様々なメッセージを届けていて、いつもはホテル側から台北市内を見渡していたのが、外から多くの人がホテルを眺め、そのメッセージに共感したり、勇気づけられたりして、これまでの有名な“建築物”としてのランドマークから、“愛”と“心遣い”を伝える重要なシンボルとなっています。

そして、今回はその正面側の壁面を大きな“スクリーン”として、圓山大飯店 の東洋建築と、西洋のクリスマスを融合させたプロジェクションマッピングを行っています。

このプロジェクションマッピングショーは「希望之光Light of Hope」と題し、東京オリンピックの投影に指定された高規格機器を使用して、4K画質で迫力のプロジェクションマッピングショーを披露。希望の光でみんなの平和と健康を祈っています。

実は一昨日(23日)の夜、帰るときに、ホテルの近くの夜空にドローンが飛んでいて、何かなぁ~と思っていたんですが、どうやらこのプロジェクションマッピングのリハーサルをしていたようでした。

このプロジェクションマッピングは、今回クリスマスに合わせて3日間だけ行われているイベントですが、クリスマスイベントが行われていなくても圓山大飯店 は、建物はわざわざ見に行くだけでも価値がありますよ。

私は、台湾に旅行で訪れた際、士林官邸のバラ園を見に行こうと、偶然乗ったタクシーの運転手さんから、ここの建物は見ておくべきだ!とおススメされ、途中、圓山大飯店 に寄り道してくれて、入り口付近で写真を撮ってもらった思い出があります。

(今、毎日こんなに近くで見ることになるとは、その時思ってもみませんでしたが…)

雰囲気だけでも楽しみに行くのもいいですし、中にあるカフェやレストランでゆっくり食事や景色を楽しむのもおススメです。

もちろん、宿泊して、部屋から台北の夜景もゆっくり楽しむのが一番いいですよね。ぜひ足を運んでみてくださいね。

ただ、位置的にはそれだけ見晴らしがいい場所なので、山の中腹のちょっと不便な場所にあるのですが、台北新交通システムMRT(台北メトロ)のレッドライン「圓山」駅で下車して、1番出口から出て真っすぐ歩いた先にバス停があるので、そのバスロータリーの右側のバス停から無料のシャトルバスが出ているので、それを利用すれば便利ですよ。

もし、歩くのはそんなに苦にならない、むしろ、歩くの好き!という方は、台北メトロのレッドライン「劍潭」駅で降りて、士林夜市とは逆側の2番出口から出て、大きな道路を渡ったら、その先に獅子が迎えてくれて、看板と上っていく道が出てきますので、それに沿って10分ほど上っていくと到着しますよ。

クリスマスももう終わり…と思いきや、台湾では旧正月を迎えるまで、場所によってはそれよりも先まで、様々な場所でクリスマスイルミネーションが楽しめます。

私も最初はクリスマスが終わったのにツリーがまだ飾ってあることにかなりの違和感を感じていましたが、今ではこの“台湾スタイル”にすっかり慣れ、自宅の小さなツリーも毎年、大体旧正月まで出しっぱなしになっています(笑)。

台湾は旧正月を迎える前まで、まだまだクリスマスムードが続きます!

皆さんももし年末年始のタイミングで台湾に来る機会があれば、クリスマスは終わったのに街はクリスマス気分、そして新年がやってきても伝統行事は旧暦で行う台湾ではこれからお正月準備…と、日本の季節感とちょっと違う時間感覚が楽しめますよ。

なお、今日ご紹介したスポットは、クリスマスシーズンはもちろん、特別感があってより楽しめますが、イベントシーズンだけでなく、普段も観光で訪れても楽しめるスポットですので、台湾に来られた際には、季節を問わず、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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