モノのエイジングイノベーション(948回)
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ナノ技術の塗装で建物等の経年劣化を改善する株式会社染めQテクノロジィを60歳で起業された菱木貞夫代表取締役の言葉に痺れました
イノベーター3つのフレームで見てみますと
1、パッション モノのエイジング
"全てのモノは日々劣化をしていきますが、モノのエイジングを培った技術により、少しでも食い止められないか?予防できないか?"
2、仲間 放任主義
"当社では社員に対しては基本的に放任主義を取っています。"
3、大義 売上や利益より人の役に立ちたい
"年齢を重ねるに従い、売上や利益を追求するよりも、人や世の役に立ちたいという思いは強くなり、今まで蓄積した技術を社会に貢献するために60歳を迎えた2002年に起業したのです。"
ここから私は思いました
バブル崩壊などで父から受け継いだ会社を60歳でリスタートされた、菱木さんのあくなきパッションに感動しました
それは、新しい技術の分野への挑戦でもあり、新しい事業への挑戦でもある、大変なチャレンジだったと思いますが
モノのエイジングという社会問題へ立ち向かうという、情熱のポートフォリオでいうところの、利他パッションが炸裂してたのだろうなと思いました
仲間であるところの社員には、徹底的な放任主義で、自らが自らの責任で動くことによって、"エキサイティングで、感動的な人生"を送って欲しいというところにも
次々と技術に基づいたクリエイティブなソリューションを生み出してきてる秘訣があるのだなあと思いました
問いを立てられるではなく、問いを立てる、そんな企業風土を作られてるのだなあと
そしてそれらを支えるのは、''売上や利益よりも人の役に立ちたい"という大義が、貫かれているのだなあと
だからこそ、世界で誰も真似のできない、日本発のモノのエイジングケアというソリューションを実現できたのだなあと
イノベーターの真髄を味合わせて頂きました
1、何歳からでも、失敗しても、挑戦はできる
2、仲間を信じ切る
3、利益よりも人の役に立つ
この3つが、イノベーションの真髄なのだということを、教えて頂いた気がしました
そんな話をしています^ ^
参考:ぶぎん地域経済研究所 ぶぎんレポート2018.7 ■インタビュー 社会のために 人のために一再生・延命で未来をつくるー オリジナルの「ナノ技術」で、世の中の「困った」を次々に解決!一株式会社染めQテクノロジィhttps://www.bugin-eri.co.jp/report/report02/file/180702int.pdf
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