「愛する人に伝える言葉」「千夜、一夜」「七人樂隊」「夜明けまでバス停で」
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■「愛する人に伝える言葉」
死を宣告されたとき、残された日々をどう過ごすのか-。誰もがいずれ死にますが、死に逝く過程はそれぞれ。穏やかな死を迎えるために何をすべきなのでしょうか?
ブノワ・マジメル演じるバンジャマンはカトリーヌ・ドヌーヴ演じる母親のクリスタルとともに、名医として知られるドクター・エデを訪れますが末期の膵臓(すいぞう)がんを宣告されます。エデの助けを借りて2人は悲しみを克服しながら、限られた時間の中で人生を見つめ直します。エデは現役のがん専門医が演じています。
■「千夜、一夜」
離島の港町で、田中裕子演じる登美子は突然姿を消した夫の帰りを30年待ち続けています。そんな登美子のもとに、2年前に失踪した夫を捜す尾野真千子演じる奈美が現れます。2人の〝待つ女〟の思いが交錯します。
ある日突然、家族が失踪したら、残された者は何を思うのでしょうか。逆に、人はどんな時に姿を消したいと思うのでしょうか。
■「七人樂隊」
プロデューサーを兼ねているジョニー・トー監督を筆頭に香港映画界を代表する7人の監督による短編のオムニバス。どれも味わい深い作品です。香港の映画、政治社会状況に通じていなくても十分に楽しめます。
例えば、アン・ホイ監督の「校長先生」。同窓会で話題にのぼった女性教師の行方をたどるだけの物語ですが、独特の映像美とテンポにより、ある種の郷愁と散る花のような哀感が漂います。
■「夜明けまでバス停で」
東京都内のバス停で路上生活の女性が殴られ死亡した事件に触発された高橋伴明監督が、社会や政治への「怒り」を動機に撮ったという問題作。17年ぶり映画主演の板谷由夏が、コロナ禍の影響で仕事と家を失う主人公を演じます。
高橋監督は、柄本明演じる元活動家の老人に怒りを代弁させますが、それだけでは終わりません。サスペンスフルな展開で、映画らしい着地を果たします。
この番組では、現在、映画館で公開中/公開直前の作品から、産経新聞文化部、映画担当の編集委員がピックアップした「プレビュー」をお届けします。
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