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【今回の内容】 大学で専攻したのは化石をデータ化するという研究でした。なんだかピンとこない感じですが、これこそが学際研究ならではのテーマです。自らの研究成果をベースに起業し、プロジェクションマッピングやメタバース空間を使って、恐竜の世界や地球上のさまざまな地形を体験する技術を開発しています。そして目指すのは科学特捜隊。海へ、陸へ、空へ、研究者をサポートする精鋭集団は果たして実現するのか、注目です。 【出演】 地球科学可視化技術研究所 所長・芝原 暁彦(2007年大学院生命環境科学研究科(一貫制博士課程)地球進化科学専攻修了) サイエンスコミュニケーター・山科直子 【関連ウェブサイト】 地球科学可視化技術研究所 ⁠https://www.revj46.com/ 芝原 暁彦さん X  https…
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【今回の内容】 ウイルスの一種であるRNAウイルスは、分類上、これまで2つの「界」に大別されると考えられていました。ところが、温泉という高温酸性の極限環境から新たに見つけたものは、そのどちらにも属していませんでした。つまり、第3の界が存在するらしいっていうことなんです。ウイルスというと病原体のイメージですが、そうではないウイルスたちに注目したからこその大発見です。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20240117190000.html 【出演】 生命環境系・浦山俊一 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】http://tsukuba-fungal-inter…
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【今回の内容】 納豆には動脈硬化を抑制する効果があるといわれていますが、何がどう効いているのでしょうか。納豆に含まれる体に良さそうな成分のうち、ビタミンK2の働きを調べてみたら、動脈硬化を抑える仕組みがわかってきました。でも、心臓疾患を持つ人たちの中には、服用する薬との組み合わせで、ビタミンK2、つまり納豆を食べてはいけない人もいるんだそうです。さて、どうしましょう・・・ 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20231220140000.html 【出演】 医学医療系・濱田理人 准教授/医学学位プログラム博士課程4年(筑波メディカルセンター病院)・川又健 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究…
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【今回の内容】 水循環というと、大気と地上の間の仕組みが思い浮かびます。でも海底の岩石やプレートなんかに閉じ込められている水もあって、周囲の岩石などと相互作用して、長い間に少しずつ組成が変化していくんだそうです。そういう水が浸み出してきて、温泉水に含まれることがあります。その水の組成を調べていくと、地中深くの水循環など、いろんな地球の活動の様子がわかってきます。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20231215140000.html 【出演】 システム情報系・山中勤 教授/理工情報生命学術院生命地球科学研究群地球科学学位プログラム・安達郁哉 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者…
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【今回の内容】 津波や洪水などは、地震や豪雨の後にやってきます。でも、実際に、いつ、どのくらいの規模でやってくるのかは不確実。避難するかどうかの判断も人それぞれです。東日本大震災の時の人々の避難行動を再現するモデルを作ってみたら、津波に対しては、多くの人が、かなりギリギリまで楽観的なリスク認識をしていたことがわかりました。こういう知見も、リスクに強いまちづくりには大事なんです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20231204140000.html 【出演】 システム情報系・浦田淳司 准教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://uratala…
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【今回の内容】 恐竜は、成長するにつれて体が格段に大きくなります。ということは、子どもと大人とでは食べるものも違うはず。大人の恐竜はともかく、子どもが食べていたものって、よくわかっていないんです。今回発見したのは、子どものゴルゴサウルスの化石。なんと、そのお腹の中には、シチペスという小さい恐竜の足などが残っていました。さて、この珍しい化石は何を物語っているのでしょうか。 【今回の研究をもっと詳しく】 ⁠https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20231211143000.html⁠ 【出演】 生命環境系・田中康平 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 ⁠https://trios.tsukub…
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【今回の内容】 大学では環境生物学を学び、卒業後にアフリカ放浪を経て、独学で写真家になったという異色の経歴。学生時代に始めた登山が高じてキリマンジャロ山にチャレンジしたことをきっかけに、アフリカやアジアの山岳地帯や少数民族の暮らし、さらには戦前の歴史を辿る風景などをテーマに撮影と取材を続け、2023年に国内でも有数の権威ある写真賞、第42回土門拳賞を受賞しました。自然や環境など、扱うテーマは、実は大学での専攻と深くつながっています。 【TSUKUBA ALUMNI】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/alumni/20240131133424.html 【出演】 写真家・船尾 修(1984年 第二学群生物学類卒業) サイエンスコミュニケーター・山科直子 【関…
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【今回の内容】 ウイルスの空気感染を防ぐのに、人との接触を避けたり、マスクをするのは当たり前のように思えますが、エアロゾル粒子の挙動って、実はちゃんと調べられてはいなかったんです。普段は、サッカーボールの周りの気流なんかを解析するのに使う風洞実験装置を使って、口から排出されるエアロゾル粒子の流れを可視化してみたら、感染防止の鍵は、すれ違いざま5秒間にありました。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20231019141500.html 【出演】 体育系・浅井武 名誉教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.tsukuba.ac.jp/rese…
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【今回の内容】 酒飲みのみなさんが酒量を減らすって、なかなか難しそうですよね。でも、タダでノンアルコール飲料をもらったら、どうでしょう。そんな実験をしてみたら、毎日のように飲酒していた人でも、それまでのお酒が、あっさりノンアルコール飲料に置き換わったんだそうです。おまけに体調も良くなったりして、その後も酒量は減ったままなんだとか。ホント?というべきか、なるほど、というべきか・・・ 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20231005140000.html 【出演】 医学医療系・吉本尚 准教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.tsukuba.…
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【今回の内容】 大学院で必修だった海外インターンで、タイの難民キャンプでの活動に参加し、そのまま国際ボランティアの道に入りました。ボランティアといっても、勝手にあちこちの国へ乗り込むわけにはいきません。現地の人々が求める支援を提供することが重要です。現在の活動拠点はラオス。山岳地帯に分散する少数民族の村々で、現地政府や自治体と協力し、先生たちへの研修などを通して、子供たちの学習環境を整えるために、日々奔走しています。 【TSUKUBA ALUMNI】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/alumni/20231023135827.html 【出演】 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 ラオス事務所コーディネーター・浅木 麻梨耶(2017年 大学院人間総合…
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【今回の内容】 メスを巡ってオス同士が激しく争う動物はたくさんいます。ダニの世界では、果敢に戦うものの他に、戦う前にメスをつかまえるちゃっかりさんもいるんだとか。そんなオスの行動は、実は母親によって、遺伝的にコントロールされているらしいんです。繁殖をめぐるダニのさまざまな行動。子孫を残すためとはいえ、聞いてみると、驚きや切なさや、なんとも複雑な気持ちが湧いてきます・・・ 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20230822144500.html 【出演】 生命環境系・佐藤幸恵 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.u.tsukuba.a…
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【今回の内容】芸術分野で博士課程まで進学するのは、ちょっと勇気のいることかもしれませんが、その分、作品制作や教育などで貢献できることも大きくなります。美術教諭として務める高校に届いた案内をきっかけに、教員南極派遣プログラムに参加し、持ち帰ってきたのは「光」。生徒たちの夢を焼き付けた青写真です。この特別な体験を通して、自分自身も生徒たちも、アートが持つさまざまな力を見つけることができました。 【出演】筑波大学附属高等学校 美術教諭・小松 俊介  (2014年 大学院人間総合科学研究科(博士後期課程)芸術専攻修了) サイエンスコミュニケーター・山科直子 【関連ウェブサイト】 国立極地研究所 教員南極派遣プログラム https://www.nipr.ac.jp/antarctic/outreach…
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【今回の内容】 今や私たちの生活に欠かせない半導体。日常的な用途なら、現状の300度という耐熱温度で十分ですが、自動車のエンジン周辺部や地下掘削などに使うとなると、より高温での安定した動作が求められます。それには窒化アルミニウムという材料が有望そうです。ところが、半導体の性能を測定する装置にも温度の壁が。この壁を超えて、半導体はどこまで高温に耐えられるのでしょうか? 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20230630140000.html 【出演】 数理物質系・奥村宏典 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.tsukuba.ac…
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【今回の内容】 花の形や向きには、それなりの意味があるはずです。左右対称な形の花は、ハチなどが安定した姿勢で近づいて受粉しやすいように進化したというのが、18世紀からの定説でした。でも、よくよく観察してみると、左右対称な花のほとんどは横向きに咲くんです。どんな形の花でも、横向きなら、ハチは近づきやすくて当然なのでは?古くから信じられてきた定説に、どうやって挑むのか・・・ 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20230517141500.html 【出演】 生命環境系・大橋一晴 講師 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.ohashilab.c…
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【今回の内容】 生物にとって必須の物質、アミノ酸。その起源は、宇宙から隕石が運んできたとか、海底の熱水からできたとか、いろんな説があります。アミノ酸には、右手と左手の関係にある2種類の似て非なる構造がありながら、生物に使われるのはそのうちの片方だけ。どうしてそんなことになったのか、そこが議論の的です。理論計算によると、銀河形成時に放たれたある特殊な光の力なんだとか・・・ 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20230328220000.html 【出演】 計算科学研究センター・庄司光男 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www2.ccs.…
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【今回の内容】 アルコール消毒って、簡単だけどとても効果的です。だからじゃぶじゃぶ使ってしまいがちですが、密閉された空間では、アルコールが空気中に残り続けるのでちょっとやっかいです。早産児が過ごす保育器も密閉空間。医療処置やケアのたびにアルコール消毒剤が蒸発して中に溜まってしまったら、赤ちゃんは大丈夫?最新のセンサーを使って、その実態解明と対策立案に挑みました。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20230225010000.html 【出演】 ⁠医学医療系・高田英俊 教授/附属病院・藤山聡 講師、日高大介 講師⁠ サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://w…
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【今回の内容】人文学は役に立たない?そんなことはありません。歴史学と漫画・アニメにどっぷり浸かり、大学の図書館を使い倒した4年間。そこで培った知識には自信があります。その知識を武器に、国内はもとより、中東を舞台に活躍しています。歴史と漫画と中東・・・一体どんなつながりがあるのでしょうか?その鍵は筑波大での学生時代にありそうです。 【TSUKUBA ALUMNI】https://www.tsukuba.ac.jp/journal/alumni/20230519090000.html 【出演】⁠株式会社アカツキグループ 株式会社HykeComic 経営企画所属・鷹鳥屋 明(2007年 第一学群人文学類卒業)サイエンスコミュニケーター・山科直子 【関連ウェブサイト】株式会社HykeComichtt…
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【今回の内容】 パラレルワールドってSFの世界の話だと思ったら、理論物理学的には「ないとは言い切れない」存在なんだそうです。しかも、2つの世界は見た目的にはそっくりなのに、見えない「カタチ」が微妙に違っているんだとか。この「カタチ」の性質を、数式をバシバシ使って解いてみたら、どちらのカタチも爆発しない、ということが証明されたそうです。常人にはチンプンカンプンですが・・・ 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20230508140000.html 【出演】 数理物質系・山本光 准教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.math.tsuku…
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【今回の内容】 珍渦虫(ちんうずむし)は虫ではなくて海の生き物です。ぱっと見、生き物?というぐらいの珍しい原始的な動物で、その生き様もまだよくわかっていませんが、今回、その生殖行動の様子を観察することに成功しました。なんと、体が破れて、そこから卵や精子が放出されるんです。その後は何事もなかったようにしているというから、珍しさ倍増!動物はこんなところから進化したのかな? 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20230217190000.html 【出演】 生命環境系・中野裕昭 准教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】https://sites.google.com…
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【今回の内容】 図地分離。風景の中から個々の物体を切り分けることをいいます。風景を見て人や建物や木々があるとわかるのは、これらの物体を別々に認識しているから。この図地分離を担っているのは、脳内の第4次視覚野というところにある、わずか数十個の神経細胞集団。こんなちょっとの細胞たちが、物体の輪郭や表面の情報を処理して、それが何かを判断しているというからビックリですね。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20230215140000.html 【出演】 システム情報系・酒井宏 教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.cvs.cs.tsuku…
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【今回の内容】 物質の合成では、強い酸性の溶液が必要なことも珍しくありませんが、使わずに済むならそれにこしたことはありません。導電性高分子の一つ、ポリアニリンの合成には、通常、硫酸が使われますが、その代わりに、なんと温泉水が使えるんだとか。火山の多い日本には、酸性の温泉がたくさんあり、これを利用しないのはモッタイナイ!温泉の工業的活用、なかなか画期的なアイデアです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20230322140000.html 【出演】 数理物質系・後藤博正 准教授、応用理工学学位プログラム・駒場京花 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 http:…
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【今回の内容】 スポーツなのか、ただの遊びなのか?実はいまだに激しい議論が交わされているeスポーツ。考えてみると微妙な気もしますが、確実にプレーヤーは増えていて、他の競技と同様に、トレーニング方法の科学的研究が進んでいます。さらに、バーチャルな世界における身体機能の拡張や人とのつながりの形成など、eスポーツならではの研究も。ゲームが強くなりたい人、参考になる情報が満載ですよ! 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba-matsui-lab.org/ (スポーツイノベーション開発研究センター) https://sport-innovation.centers.tsukuba.ac.jp/ (健幸ライフスタイル開発研究センター) https://rdcli.md.ts…
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【今回の内容】 本を開いたりした時にチョロチョロしている虫、シミ。羽のない原始的な昆虫(無翅昆虫類)ですが、進化的には、昆虫が羽を持つ直前という、とても微妙で重要な位置にいるんです。その後の昆虫の大繁栄をもたらした要因には、羽を得るだけでなく、腸のでき方が効率的になって成長が早まったこともあるんだとか。そんな進化のヒミツを、シミは雄弁に物語ります。よーく見ると、かわいいヤツかも? 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20230217140000.html 【出演】 生命環境系山岳科学センター菅平高原実験所・町田龍一郎 客員研究員 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】…
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【今回の内容】 恐怖心を測る尺度があるって知ってますか?コロナ禍では、ウイルスや感染を恐れるあまり、日常生活に支障をきたしてしまう人もいて、専用の恐怖尺度が世界共通で使われているんです。これを一歩先に進めて、どのくらいの恐怖レベルだと問題になるのかがわかれば、職場などの環境を整えたりもできます。メンタルヘルスって、個人だけでなく社会や地域の問題でもあるんですよね。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20230113141500.html 【出演】 医学医療系・太刀川弘和 教授/附属病院・翠川晴彦 講師 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://plaza.um…
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【今回の内容】 空気清浄機などで、ときどき耳にする「プラズマ」。実は雷やオーロラもプラズマなんだとか。なんのことだかよくわからないけど、これが生み出すエネルギーは、身の回りのあちこちで使われているそうです。究極は核融合。実現すれば地球環境の問題も大きく前進しそうです。筑波大では新しいプラズマ生成装置が稼働し始めたということで、この機会に、プラズマってなに?からきいてみました。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.prc.tsukuba.ac.jp/ja/ 【出演】 プラズマ研究センター・坂本瑞樹 センター長/教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.prc.tsukuba.ac.jp/~sakamoto/…
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【今回の内容】 喘息は、呼吸器疾患の中でもっとも患者数の多い病気です。でも、その原因や症状の出方はさまざまで、実はとても複雑な病気なんだそうです。喘息の悪化に関わる要因の一つが脂肪酸。食事の摂り方も大事ですが、体内での脂肪酸の合成を担っている酵素ELOVL6がうまく働かないと、脂肪酸のバランスが崩れて、症状に影響するんだとか。新しい治療薬につながりそうな発見です。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20230120140000.html 【出演】 医学医療系・森島祐子 准教授/筑波大学附属病院・吉田和史 講師 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 http://respm…
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【今回の内容】 キャベツ、白菜、ブロッコリー、大根・・・見た目も食べ方もだいぶ違いますが、全部、アブラナ科の野菜です。これらで問題になっているのが黒斑細菌病。葉っぱの表面にある気孔から細菌が侵入して感染します。その対策として、アミノ酸が効くことを発見!シュッと吹きかけるだけで、気孔が縮むんだそうです。簡単なのに効果的、おまけに環境にも優しい。おいしく笑顔になりましょう。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20221129140000.html 【出演】 生命環境系・石賀康博 助教/坂田七海 研究員 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.…
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【今回の内容】 憲法の文言を変えるのは大変ですが、新しい解釈を提案することはできます。環境や国際関係からコロナ禍まで、人間社会を取り巻くさまざまな状況の変化は、人権の捉え方にも影響を及ぼしますから、むしろ、時代に即したいろんな解釈があってもいいはず。そんな「人新世」ならではの憲法解釈を、政治家や法学者だけに任せずに、みんなで一緒に考えてみるっていうのもアリですよね。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/society-culture/20221124140000.html 【出演】 人文社会系・秋山肇 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.tsukuba.ac.jp/re…
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【今回の内容】 道路や橋、建物など、インフラとして使われているコンクリート構造物の中には、作られてから数十年以上も経って、それなりにガタがきているものも増えています。かといって、すぐに全部作り直すわけにもいきません。どこから手をつけるか、優先順位をつけるための見極めのポイントは、ひび割れ。床や壁でもよく見かけますが、これを実験的に再現するにはいろんなノウハウがあるんです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20221107140000.html 【出演】 システム情報系・金久保利之 教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.kz.tsu…
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【今回の内容】 脳科学の分野で用いられる統合情報理論。たくさんの脳波の一体性から意識の状態を評価するための考え方です。これを応用して、自分の体でないものを自分の体のように錯覚してしまう現象も、分析することができます。さらには、人間や動物の集団の一体性、つまり集団の中と外のボーダーを考えるときにも使えそう。ボーダーって、いろいろ面白いことが起こる場所みたいですよ。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20221110140000.html 【出演】 システム情報系・新里高行 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.takayukiniiz…
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【今回の内容】 コロナ禍で外出が減り、体力低下を実感している人も多いでしょうが、その程度を定量的に示すのはなかなか大変です。高齢者を対象に長年行ってきたコホート研究のデータから、最新の分析手法を使って体力の変化を調べたら、コロナ禍では1年間の体力低下が、通常の3倍も大きかったとか。これを取り戻す鍵は社会交流。リアルで人と接することには、そんな効果もあるようです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20221025140000.html 【出演】 体育系・大藏倫博 教授、パブリックヘルス学位プログラム・寺岡かおり サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 http://www.…
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【今回の内容】 貴金属って宝飾品のイメージがありますが、水を電気分解して水素を作る時の電極としても優秀です。でもやっぱり高価で希少なので、代替品の探索が進んでいます。ここに卑金属、つまり貴金属以外の金属を使うなんて、あり得ないというのが常識です。ところが合金にすれば、酸に弱いという致命的な欠点をクリアできることが判明!これからのエネルギー源として重要な水素を生み出す卑金属合金パワーに注目です。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20221101143000.html 【出演】 数理物質系・伊藤良一 准教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://w…
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【今回の内容】 水中をふわふわ漂う様子を眺めているだけで癒される生き物、クラゲ。中でもクシクラゲは虹色に光るので、水族館でも人気です。クシクラゲというだけあって、体の表面に、櫛のような形をした器官「櫛板」が8本あって、これが光ったり、泳ぐために動いたりします。この櫛板は繊毛という細かい毛の束が集まったものですが、この束を支える構造がなんとも緻密でよくできているんです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20221025110000.html 【出演】 生命環境系・稲葉一男 教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://inaba-lab-shimod…
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【今回の内容】 カマドウマという昆虫の体内や糞から見つかった新種の菌類、「カマドウマの鉤爪を持つ胞子」という意味のラテン語名を持つ、通称「カマド菌」。カマドウマの腸内にいる時と外にいる時とで、姿も生活スタイルも全く違うというから驚きです。動物と関わりながら進化してきた菌類の中で、この生き方は「両生類」の段階にあるともいえます。これって菌類の世界の大発見なんです! 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20221011141500.html 【出演】 生命環境系・出川洋介 准教授、生物学学位プログラム・李知彦 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://dgw…
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【今回の内容】 人やモノの関係は点と線で図式化すると分かりやすいですよね。でもそれが複雑になると、線が絡まって、情報が読み取れなくなってしまいます。ところが、人間の感覚は不思議なもので、点と点があるだけで、その間が線でつながっているように推測します。そこで、点と点の間の線を省略し、アニメーションで時々つなげることで、ネットワークの全体像を見えやすくする方法を編み出しました。 *番組中、「今回論文を発表したGraph Drawingのシンポジウムが20年目」という箇所がありますが、正しくは「30年目」です。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20220912140000.html 【出演】…
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【今回の内容】 人工知能でビッグデータ解析・・・生物学の手法としてはちょっと風変わりですが、これまでの実験方法では見つからないような、新しい知識が導かれるかもしれません。そんな期待を胸に、微生物にとってどんな栄養成分が重要なのか、いろんな環境をつくって観察をし、集めたデータがなんと1万個。これを人工知能で解析したら、微生物の意外な食事法が現れてきました。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20220830140000.html 【出演】 生命環境系・應蓓文(いん べいうぇん) 准教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 http://www.u.tsukuba.…
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【今回の内容】 「TGSW: Tsukuba Global Science Week 2022」 9月26日(月)〜9月30日(金)開催 筑波大学では、さまざまな最先端の研究成果を共有し、より良い未来に向けて世界中の人々と議論する場として、「Tsukuba Global Science Week」略してTGSWを開催しています。通算12回目となるTGSW2022で行われる29のセッションの中から、選りすぐりのテーマを筑波大学ポッドキャスト番外編「TGSW2022スペシャル」としてご紹介します。 スペシャル第5回は、9月27日(水)17:00〜21:00にオンラインで開催されるセッション5-11「東アジアの哲学・宗教における思想伝承」についてお話しを伺いました。 考えていることを言葉で伝えるっ…
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【今回の内容】 地球の自転ってだんだん遅くなっているって知っていましたか?でも、過去のどの時代にどのくらいの速度だったかは、現代の観測では分かりません。そこで役に立つのが古文書。近代科学が成立する前でも、日食などの天文現象がかなり精密に記録された文書が残っているんだとか。そんな古文書を読み解くと、当時の自転速度が求められるんです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/society-culture/20220914140000.html 【出演】 図書館情報メディア系・村田光司 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://researchmap.jp/kojimurat…
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【今回の内容】 「TGSW: Tsukuba Global Science Week 2022」 9月26日(月)〜9月30日(金)開催 筑波大学では、さまざまな最先端の研究成果を共有し、より良い未来に向けて世界中の人々と議論する場として、「Tsukuba Global Science Week」略してTGSWを開催しています。通算12回目となるTGSW2022で行われる29のセッションの中から、選りすぐりのテーマを筑波大学ポッドキャスト番外編「TGSW2022スペシャル」としてご紹介します。 スペシャル第4回は、9月27日(火)12:50〜21:10にオンラインで開催されるセッション5-9「宇宙の進化と物質の起源」についてお話しを伺いました。 ビッグバンから138億年。最初の数秒に何が起こ…
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【今回の内容】 飲酒運転や高齢者ドライバーによる事故、最近増えていると感じますか?実際のところ、交通事故全体の中ではかなり少ないんです。とはいえ重大事故になりがちなので、社会的批判も高まって、厳罰化や規制強化につながっています。でもそれで効果が出ているかというと、実はそうでもなさそう。どうせやるなら、感情や思い込みではなく、エビデンスに基づいた対策が大事ですよね。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20220823140000.html 【出演】 医学医療系・市川政雄 教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://tsukuba-gph.amebaownd.…
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【今回の内容】 「TGSW: Tsukuba Global Science Week 2022」 9月26日(月)〜9月30日(金)開催 筑波大学では、さまざまな最先端の研究成果を共有し、より良い未来に向けて世界中の人々と議論する場として、「Tsukuba Global Science Week」略してTGSWを開催しています。通算12回目となるTGSW2022で行われる29のセッションの中から、選りすぐりのテーマを筑波大学ポッドキャスト番外編「TGSW2022スペシャル」としてご紹介します。 スペシャル第3回は、9月26日(月)20:00〜21:30にオンラインで開催されるセッション5-6「ニューノーマル時代の体育・スポーツ教育の新たな試み」についてお話しを伺いました。 コロナ禍で学校が休…
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【今回の内容】 骨粗鬆症になると、いとも簡単に背骨が折れてしまうことがあります。できるだけ安静にして治すというのが一般的ですが、高齢者の場合は、安静にしすぎると、認知症が進行したり、体力が落ちてしまったりするので厄介。長年にわたる診療経験に基づいた調査から、健康を保ちつつ骨折を治すためのバランスの良い方法が見えてきたようです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20220829140000.html 【出演】 医学医療系・船山徹 講師 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000003920 …
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【今回の内容】 「TGSW: Tsukuba Global Science Week 2022」 9月26日(月)〜9月30日(金)開催 筑波大学では、さまざまな最先端の研究成果を共有し、より良い未来に向けて世界中の人々と議論する場として、「Tsukuba Global Science Week」略してTGSWを開催しています。通算12回目となるTGSW2022で行われる29のセッションの中から、選りすぐりのテーマを筑波大学ポッドキャスト番外編「TGSW2022スペシャル」としてご紹介します。 スペシャル第2回は、9月26日(月)13:00〜17:00にオンラインで開催されるセッション5-2「CLILアプローチが照らす外国語教育の可能性」についてお話しを伺いました。 外国語はとりあえず意思疎…
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【今回の内容】 細胞の中にあるミトコンドリア。私たちの体を動かすためのエネルギーを生み出す小さな部品で、独自のDNAを持っています。これに不具合が生じると、いろんな病気を引き起こすのですが、ミドコンドリアはかなりの強者で、その内部に手出しをすることができません。その鍵穴をこじ開けるために、根気強い研究が繰り広げられているんです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20220824140000.html 【出演】 生命環境系・中田和人 教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.biol.tsukuba.ac.jp/nakada_ishikawa/…
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【今回の内容】 「TGSW: Tsukuba Global Science Week 2022」 9月26日(月)〜9月30日(金)開催 筑波大学では、さまざまな最先端の研究成果を共有し、より良い未来に向けて世界中の人々と議論する場として、「Tsukuba Global Science Week」略してTGSWを開催しています。通算12回目となるTGSW2022で行われる29のセッションの中から、選りすぐりのテーマを筑波大学ポッドキャスト番外編「TGSW2022スペシャル」としてご紹介します。 スペシャル第1回はTGSW事務局メンバー全員集合!TGSWって何?その歩みや、今回のTGSWの見どころ、準備の裏話など、このビッグイベントを運営する人々の生の声と熱い思いを、ぜひお聞きください。 【こ…
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【今回の内容】 結晶ってきれいだけれど、実際に作るとなると、時間もかかるし、形や大きさがそろわなかったり。ところが、とある物質ととある条件を組み合わせると、たった10秒ほどで、「六角形のお椀型」というとっても珍しい形の結晶ができるんです。ミクロサイズながら、ちゃんとお椀、つまり器としても使えるというから驚き。いろいろおもしろい使い道がありそうですよ。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20220805030000.html 【出演】 数理物質系・山本洋平 教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://www.ims.tsukuba.ac.jp/~y…
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【今回の内容】 自閉スペクトラム症、いわゆる自閉症を引き起こすのは、遺伝子の変異だと考えられています。変異した遺伝子がタンパク質の形を変えてしまう、これが細胞にとっては大問題。同じタンパク質なのに形が違うだけで、細胞はうまく働けなくなってしまうんだとか。こんなデリケートな仕組みが、巡り巡って神経細胞にも影響を及ぼしているらしいんです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20220715140000.html 【出演】 生命環境系・鶴田文憲 助教、ヒューマンバイオロジー学位プログラム・武富巧 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://ftsuruta.wixsi…
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【今回の内容】 二酸化炭素からメタノールを作る。これがうまくいけば、とかく悪者にされがちな二酸化炭素だって、有望なエネルギーの素になります。ところがこの反応は、単純そうに見えて、なかなか複雑。長年、研究されてきたのに、詳しい仕組みはよく分かっていなかったんだとか。その謎がようやく解けてきました。いずれ、二酸化炭素の排出を気にしなくてもよくなるような時代がやってくるかも!? 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/technology-materials/20220701140000.html 【出演】 数理物質系・武安光太郎 助教 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.tsukub…
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【今回の内容】 誰かにちょっかいを出されると、ついつい相手を攻撃したくなってしまいますよね。それって人間だけじゃなく、多くの動物で見られる行動なんだとか。ということは、ケンカは良くないとはいっても、全く戦わないことが最善というわけでもなさそうです。頭で考えるより先に体が動いてしまう、と感じることもありますが、実際には、脳の回路ががっつり働いているんです。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20220721180000.html 【出演】 人間系・高橋阿貴 准教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 https://trios.tsukuba.ac.jp/rese…
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【今回の内容】 最近物忘れが・・・なんて気になっていても、年齢のせいだから仕方がないと放置している人も多いのではないでしょうか。確かに、病院に行って検査を受けるのは、ちょっと(かなり?)ためらわれますよね。でも、自宅で簡単に認知機能がチェックできるとしたらどうでしょう。早期発見・早期治療で、回復することもあるそうですよ。 【今回の研究をもっと詳しく】 https://www.tsukuba.ac.jp/journal/medicine-health/20220622140000.html 【出演】 医学医療系・新井哲明 教授 サイエンスコミュニケーター・山科直子 【研究者のウェブサイト】 http://www.tsukuba-psychiatry.com/…
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