宝島再発見 - 2021-09-11_高雄市、京都市と協定書締結
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●高雄市、京都市と協定書締結
台湾南部・高雄市は10日、日本の京都市と「高雄協定書」を締結しました。締結セレモニーは、オンライン形式で高雄市立歴史博物館で行われました。
高雄市の陳其邁・市長は、「高雄市と京都市のご縁は、100年も前に遡れる。京都市右京区の高雄山から取って高雄市と改称した時から始まる。それ以降、双方は歴史上で深い絆を築いてきた。本日協定書の調印が、高雄市と京都市の提携拡大の基礎となり、両市の交流のためにも新たな1ページを切り開いた」と喜びました。
協定書の調印式は、台湾の在外公館、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使)と日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会高雄事務局の加藤英次所長、大手マスクメーカー南六企業の黄清山・董事長(会長)ら立ち会いの下で行われ、陳其邁・市長と京都市の門川大作((かどかわ だいさく)市長はそれぞれ高雄市と京都市を代表してオンラインで調印しました。
両市は、産業、観光、文化、教育などの分野で交流を推進し、台湾と日本の友好関係のさらなる深化のために努力することで一致しました。
陳其邁・市長は、歴史が交錯する中で、台湾と日本が深い友情の土台を築くと共に、友好的な交流を通して、友情をさらに深めてきたとし、高雄市には、日本統治時代に建てられた歴史的建造物が数多く残されている。例えば、間もなく移築工事が完了する高雄駅旧駅舎、六亀区にある旧旅館の池田屋、浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)第22世法主(ほうしゅ)の大谷光瑞(オオタニ コウズイ)の別荘だった逍遙園などは、いずれも台湾と日本が共有する文化遺産と歴史的記念物だと説明しました。
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