86. Zen of CX Cornering (Kossy, Zaikou & Takada)
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CXのコーナリングをいろいろな角度からKossyさん(@mkossy)に分析していただき、ざいこうさん(@Zaikou)、高田くん(@offcourseyass)と一緒に聞きました。
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Show Notes
味の素ではないテクニック
- 自転車のタイヤを正しい位置に運ぶ能力
- そもそも狙った位置にタイヤを運べているのだろうか。ロードバイクでもCXでもママチャリでもなんでも良いので、白線の上を踏んだり、縁石の上を走ったりできるかどうか。
- 例えば、車道を走っていて、白線を踏む、マンホールを踏む、マンホールなら円のフチを狙って踏むとか。そういうことが正しくできているかどうか。
- 実は、正しい走行ラインにタイヤが落とせてなくて、ミスをしていたりする可能性。
- 検証・練習 / 少し砂の浮いた路面(公園とか河川敷とか、それこそどこでも良いので)で同じ場所を繰り返し走ってみて、タイヤ跡が同じ場所に残り続けるかどうか。
- 正しいラインを選ぶ能力
- その場その場で変化する路面に対して、正しい走行ラインを選ぶこともテクニックだと言える。
- 基本的に経験値。レースのたびにABテストを永遠するべし。あとは前後に人がいる場合、前の人との距離感で良し悪しを測る。
- 試走でがんばるんや。
- 身体(重心)を正しい位置に持っていく能力(左右)
- 例えば・・・バンクで走るとき、特に小さいバンクだと、コーナーで体を中に入れて、タイヤの走行距離より本体の移動距離を短くするように努めるはず。
- スキーのスラローム競技で、板は外側にあるけど、体はインに入っていて、棒は複雑な位置にあっても重心は真っ直ぐ降ってる、みたいなたとえ。
- コーナーがあったとして、レコードラインを綺麗になぞるだけじゃなくて、タイヤはレコードラインを走っていたとしても、必ず体は内側に向いている必要がある。
- 前後の荷重
- 自転車は前のタイヤで舵取りするので、なるべく前タイヤが自由に動いた方が楽に自転車を操れる。ので、自転車の真ん中か、それよりちょい後ろ気味に体重をおいた方が楽に曲がれる。
- (提案検証方法)さっきの砂の浮いた路面を走るってやり方を、今度は速度を少し早めて侵入して曲がる。そうすると同じラインを通ると、タイヤのグリップに限界が来る(と感じる)ので、その分バランスよく曲がるために、慣れている人なら勝手に身体をコーナーの内側へ倒すと思う。
- もしくは同じスピードで、より内側を曲がろうとすると、今度はハンドルをもっと切りやすく、操りやすくする必要が出てくるので、自転車の上で前後の荷重を、より後ろにズラすことになる。そしたら曲がりやすくなる。
- タイヤの限界を知る
- やっていくと、そのうちタイヤのグリップに限界が来てズリズリ滑る感覚を覚えると思います。特にシクロクロス車・低圧のタイヤで実験するとより顕著にわかると思います。
- 低圧にする意味=タイヤの接地面積が上がってグリップが増す、それ以外に、タイヤがよれてくれるのでグリップが破綻するラインが緩やかになる、わかりやすくなる
- あえて限界を超えて滑らせる。身体で受け身をとったり、こけることを前提にしないと上手くならない。
- だからコケましょう。CXは自転車競技の中で一番安全だと思う。
- ブレーキをかける・かけない(ディスクとカンチの違い)
- コーナーに突入するギリギリまでブレーキはかけない。もったいない。せっかくディスクなので。
- ブレーキをかける・かけない(コーナリング中)
- コーナーに入ってからは、余裕があればノーブレーキ、なければ後ろを引きずりながらペダルをこぐ。
- クイックなターンをするとき、どうせブレーキをかけながら曲がるなら、前か後ろかどっちのブレーキをかける??
- 前をかける=車両が前荷重になるので、曲がりいくい
- 後ろをかける=後ろ荷重になる=ハンドル操作が軽くなる & 後ろのタイヤを支点に旋回気味に曲がれる
- そんなことありえないけど、フォークリフトみたいに後ろで舵を取っているなら、前のブレーキをかけて後ろを軽くしてクルクル回る方がええんじゃないかなぁ。
- (kossy)これらを全部考えながら実行している訳では決してない。僕の場合だと、BMXで死ぬほど乗りまくって、CXだとレース出まくって、その都度良かったところ・ダメだったところをおさらいして自分なりにロジック化しているだけ。
- (kossy)なので、あくまで自転車を自然に走らせることを意識して乗って、その後おさらいてきに「今のは前荷重すぎたなー」とか振り返るべきだ。
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