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ビジネスパーソンの悩み相談㉖働き方改革2

 
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「働き手の悩みにお答えするシリーズ」の今日のお悩みは、「働き方改革」で、表面上は残業が減っているけれども、果たして本当にこれは働き方改革なのかと疑問に思うという内容です。 「働き方改革」。何か大旋風状態な数年間だと思いますが、個人的に思うことは、「働き方改革」は何のためにやるのかが、重要だということです。働き方を改革してどうしたいかが大切です。様々な見方があると思いますが、私は「働き方改革」は、「生産性を上げる」ことが大事だと思います。「生産性=アウトプット/インプット(インプット分のアウトプット)」という単純な算数の式が成り立つと思います。 インプットした労働時間に対してどれだけの成果が上がったかということです。これが大きくなることが、生産性が上がるということです。生産性の上げ方は単純な割り算です。分母(つまり「インプット」)である働く時間等を短くすると、分母が小さくなるため、生産性が上がります。一方で、分母が同じでも、分子を大きくすれば生産性が上がります。したがって、インプット(=「働く時間」)が小さくなったのにアウトプットが大きくなるということが実現出来たら最高です。 ただ、日本の会社というのは「分母を小さくする」、つまり「労働時間を短くする」という話だけをしていて違和感があります。例えば、働く時間が今まで2時間残業して計10時間だったものが残業を減らして8時間になったとします。その結果アウトプットも10分の8になったとしたら、生産性は変わりません。そうすると、ただただ残業を減らすためだけに残業を減らしていることになり、結局なんだかよく分からないと感じている方も多いのではないでしょうか。働き改革の目的を残業の削減に置くのか、生産性の向上に置くのかによって、企業が取り組むべきことも、皆さんがやるべきことも変わってくると思います。 今度は「分子」に着目してみましょう。アウトプットを増やさないといけないということに駆られたら、何が必要でしょうか。やはり「時間」と「お金」が必要です。能力が一定であればたくさん働かないとアウトプットは上がりません。しかし、能力を上げることができればもしかしたら半分の時間で同じ成果が出るかもしれません。要するに、生産性を上げるためには、能力を上げることが必須条件として加わってくるわけです。アウトプット出来ることを大きくしておけば、仮に残業が1割減っても能力が2割上がれば生産性は上がるわけです。そういう議論がないままに、単に残業時間を減らして皆飲みに行き、能力を上げずに時間だけを減らしたら、アウトプット出来るものも減ってしまいます。それでは生産性は上がりません。 そのことに冷静に気が付いたら、「これで本当に大丈夫か」と不安に思う人が出てくると思います。私は今年50歳になりますが、今から30年程前の私の時代はやたらと残業をしていました。では超効率的だったかと言われると、それを1.5で割ってもいいかもしれませんが、結構長い時間働いていました。そうした経験も経験値として積み上がってきているのは嘘ではないと思います。そうすると、「残業ゼロです」と仮に言われると、昔の人が積んできた経験は、積めない世代になっているという言い方も出来ます。そうすると、昔の人に比べた時に経験値が少なくなってしまう。この少なくなってしまったものを放置していたらどうでしょう。日本人の能力や働く力はどんどんシュリンクするような気がします。そして、その差を自ら埋めるということをしていかないと駄目だと思います。 では、どうやってその差を埋めるのかと考えた時に、いくつか方法はあると思いますが。例えば、「徹底的に学ぶ」。例えば、副業して他の経験を取りに行く、NPOで活躍して他の経験を積むなど、昔の人に比べて働く時間が短くなった利点を有効活用することを自分の中に埋め込まないと、自分の能力は相対的に言うと低くなってしまうということに、もっと多くの方に気付いて欲しいと思います。 ただ単に残業が減って働く時間が短くなって「やったー」ではなく、仕事もしくは何かに費やしてきた人達に比べると、相対的にパワーが落ちてしまうことを自覚しましょう。 さらに、将来的に人口が減っていく現状の中で、外国から働きに来られる方の数は去年から非常に増えています。そういう方の中には物凄いハングリー精神を持った方が多いです。その方々と勝負しなければならないと考えた時に、「大丈夫なのだろうか」という不安を感じます。 では、今日のまとめです。 「働き方改革」は、私は「学び方改革」だと思います。もう1つ転じて言うならば、「どう生きるか」という「生き方改革」でもあると思います。そのため、「働き方改革」を残業削減活動と定義した瞬間に色んなことがおかしな方向に行ってしまいます。ぜひ、「働き方」を変えるために「学び方」を変える、「どう生きたいか」を変えることに繋げていっていただけたら嬉しいと思います。
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