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最悪の事態を避けるための努力をしよう

 
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今日は、最悪の事態を避けるためには保険会社と契約をする以外にもやるべきことが沢山あるというお話です。心配してもしょうがないことを心配している人は大勢います。期末試験が終わってから、単位がとれたかなと心配している学生は大勢いますが、そんなことを心配したからといって単位がとれるわけではありません。期末が終わってから学生に出来ることと言えば、教授の所へ行って「追加でレポートを書かせてください」と頼みに行く方が合理的です。心配しているより対策を取る。期末試験の前に単位が取れるように勉強する、もっと言うと1つくらい単位を落としても卒業できるように沢山の科目の履修登録をしておくということも大事です。それと同様に、最悪の事態が起きたらどうしようと心配しているだけでは仕方がないため、「心配していることが起きないように準備する」「起きても被害が小さくなるように備えておく」ことが大事だというのが今日のお話です。 例えば、一家の大黒柱が早死にをして遺族が路頭に迷うリスクを考えたときに「生命保険に加入する」というのはもちろん1つの対策ですが、他にも様々な対策が考えられます。 まずは死なないように健康的な生活をする。危険なことをなるべく避けるということの方が保険に入るより大事なことです。それから、「配偶者も働いて稼ぐ」ということも大事です。働いて稼いだ分を貯金しておけば安心ということもあるし、厚生年金に加入すれば老後の収入が増えるという意味でも安心です。加えて、そもそも仕事をしていれば配偶者に万が一のことがあっても多少なりとも収入が得られるわけですから、配偶者に先立たれてから仕事を探すよりもずっと安心です。年金の話で言えば、年金保険料をしっかりと払っておくこと、年金の受け取りを70才くらいまで我慢して毎月の年金の受取額を増やすといったことも大事です。 早死をすると損してしまうから年金保険料を払いたくない、年金は早くから受け取るという人がいますが、そういう人は長生きをしている間にインフレがきて老後の蓄えが底をついてしまうというリスクについて是非考えてみてください。多くの人が火災保険に入っていると思います。火事にならなかったら払った保険料が無駄だから自分は火災保険には入らないという人は少ないです。しかし、それは年金保険料を払っても早死にしたら損だから年金保険料を払わないというのと同じ事です。火事は困ったことだけれども、長生きはいいことだからこの2つは違うものと考える人がいると思いますが、長生きが本当に良いことかというと、老後資金のことだけを考えると長生きにはリスクもあります。火事になってしまって困るのと、長生きをして老後の蓄えが底をついてしまうというのは似ています。見方を変えてみましょう。長生きをしてお金が足りなくなって後悔する人は大勢います。では早死にをしたときに、「しまったこんなに早死にするのであれば年金保険料を払わなければよかった」と後悔する人がいるかというと、それはいません。その時は死んでいますから。いずれにしても年金保険料はしっかり払いましょう。年金の受け取り開始をできるだけ待つということも前向きに検討しましょう。 自宅に住むか借家に住むかという論争をよくみかけますが、これもリスクの観点から見ると老後は自宅に住む方がいいと私は考えています。長生きしている間にインフレが来たら、増えた生活費を長期間払い続ける必要があるだけでも大変なのに、加えて値上がりした家賃を長期間ずっと払い続ける必要が出てくるわけです。それならば自宅に住むべきだと思います。 老後資金に関してはもう1つ、自分が意思決定できなくなったらどうするかということも考えておきたいです。脳梗塞や事故などで急に意思決定が困難になった場合、あるいは認知症になって銀行取引が止められてしまった場合などは、老後資金は沢山持っているのに使えないといったことも起こりえます。そのために法律的に代理人をあらかじめ定めておくという対策もありますが、手軽なのはクレジットカードの家族会員のカードを作り、それを家族に渡しておくという方法です。「私が意思表示出来なくなったらこのカードで医療費や介護などの費用を払ってほしい」と子どもたちに頼んでおくわけです。そうすると自分の銀行預金の口座からカードの使った代金が引き落とされるため、子どもたちに迷惑をかけることはありません。 その他に、地震への備えも必要です。地震保険に入ることは大事ですが、それだけではなく起きた時の被害を小さくするという意味では、地震保険の他に自宅を地震に強いように補強しておく、地震が来た時に備えて水や食料を多めに持っておくといった対策が考えられます。南海トラフや首都直下型の地震という意味でいうと福岡の被害はそんなに大きくないかもしれませんが、猛烈なインフレがくるという可能性は大きいです。復興資材をみんなが輸入するために銀行に行ってドルを買うわけですから、ドルが猛烈に値上がりします。そうすると全ての輸入品の値段が値上がりするわけです。福岡にもインフレの波が押し寄せるわけですから、そうした事態に備えるためにはドルの資産を持っておくということも選択肢の一つです。長生きしている間にインフレがくるというリスクに備えて株式投信を買っておくという理由の一つに南海トラフ大地震があるというわけです。 では、今日のまとめです。 悪いことが起きたらどうしようと心配していても仕方ありません。「起きないように予防する」「起きても被害が小さくなるように対策する」ことが必要です。最悪の事態を避けるためには、保険会社と契約する以外にも様々な手段があるので工夫してみましょう。
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今日は、最悪の事態を避けるためには保険会社と契約をする以外にもやるべきことが沢山あるというお話です。心配してもしょうがないことを心配している人は大勢います。期末試験が終わってから、単位がとれたかなと心配している学生は大勢いますが、そんなことを心配したからといって単位がとれるわけではありません。期末が終わってから学生に出来ることと言えば、教授の所へ行って「追加でレポートを書かせてください」と頼みに行く方が合理的です。心配しているより対策を取る。期末試験の前に単位が取れるように勉強する、もっと言うと1つくらい単位を落としても卒業できるように沢山の科目の履修登録をしておくということも大事です。それと同様に、最悪の事態が起きたらどうしようと心配しているだけでは仕方がないため、「心配していることが起きないように準備する」「起きても被害が小さくなるように備えておく」ことが大事だというのが今日のお話です。 例えば、一家の大黒柱が早死にをして遺族が路頭に迷うリスクを考えたときに「生命保険に加入する」というのはもちろん1つの対策ですが、他にも様々な対策が考えられます。 まずは死なないように健康的な生活をする。危険なことをなるべく避けるということの方が保険に入るより大事なことです。それから、「配偶者も働いて稼ぐ」ということも大事です。働いて稼いだ分を貯金しておけば安心ということもあるし、厚生年金に加入すれば老後の収入が増えるという意味でも安心です。加えて、そもそも仕事をしていれば配偶者に万が一のことがあっても多少なりとも収入が得られるわけですから、配偶者に先立たれてから仕事を探すよりもずっと安心です。年金の話で言えば、年金保険料をしっかりと払っておくこと、年金の受け取りを70才くらいまで我慢して毎月の年金の受取額を増やすといったことも大事です。 早死をすると損してしまうから年金保険料を払いたくない、年金は早くから受け取るという人がいますが、そういう人は長生きをしている間にインフレがきて老後の蓄えが底をついてしまうというリスクについて是非考えてみてください。多くの人が火災保険に入っていると思います。火事にならなかったら払った保険料が無駄だから自分は火災保険には入らないという人は少ないです。しかし、それは年金保険料を払っても早死にしたら損だから年金保険料を払わないというのと同じ事です。火事は困ったことだけれども、長生きはいいことだからこの2つは違うものと考える人がいると思いますが、長生きが本当に良いことかというと、老後資金のことだけを考えると長生きにはリスクもあります。火事になってしまって困るのと、長生きをして老後の蓄えが底をついてしまうというのは似ています。見方を変えてみましょう。長生きをしてお金が足りなくなって後悔する人は大勢います。では早死にをしたときに、「しまったこんなに早死にするのであれば年金保険料を払わなければよかった」と後悔する人がいるかというと、それはいません。その時は死んでいますから。いずれにしても年金保険料はしっかり払いましょう。年金の受け取り開始をできるだけ待つということも前向きに検討しましょう。 自宅に住むか借家に住むかという論争をよくみかけますが、これもリスクの観点から見ると老後は自宅に住む方がいいと私は考えています。長生きしている間にインフレが来たら、増えた生活費を長期間払い続ける必要があるだけでも大変なのに、加えて値上がりした家賃を長期間ずっと払い続ける必要が出てくるわけです。それならば自宅に住むべきだと思います。 老後資金に関してはもう1つ、自分が意思決定できなくなったらどうするかということも考えておきたいです。脳梗塞や事故などで急に意思決定が困難になった場合、あるいは認知症になって銀行取引が止められてしまった場合などは、老後資金は沢山持っているのに使えないといったことも起こりえます。そのために法律的に代理人をあらかじめ定めておくという対策もありますが、手軽なのはクレジットカードの家族会員のカードを作り、それを家族に渡しておくという方法です。「私が意思表示出来なくなったらこのカードで医療費や介護などの費用を払ってほしい」と子どもたちに頼んでおくわけです。そうすると自分の銀行預金の口座からカードの使った代金が引き落とされるため、子どもたちに迷惑をかけることはありません。 その他に、地震への備えも必要です。地震保険に入ることは大事ですが、それだけではなく起きた時の被害を小さくするという意味では、地震保険の他に自宅を地震に強いように補強しておく、地震が来た時に備えて水や食料を多めに持っておくといった対策が考えられます。南海トラフや首都直下型の地震という意味でいうと福岡の被害はそんなに大きくないかもしれませんが、猛烈なインフレがくるという可能性は大きいです。復興資材をみんなが輸入するために銀行に行ってドルを買うわけですから、ドルが猛烈に値上がりします。そうすると全ての輸入品の値段が値上がりするわけです。福岡にもインフレの波が押し寄せるわけですから、そうした事態に備えるためにはドルの資産を持っておくということも選択肢の一つです。長生きしている間にインフレがくるというリスクに備えて株式投信を買っておくという理由の一つに南海トラフ大地震があるというわけです。 では、今日のまとめです。 悪いことが起きたらどうしようと心配していても仕方ありません。「起きないように予防する」「起きても被害が小さくなるように対策する」ことが必要です。最悪の事態を避けるためには、保険会社と契約する以外にも様々な手段があるので工夫してみましょう。
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