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米国人トップの「降臨」④総括:米国人トップの「降臨」を経て

 
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私がある会社の役員をしていた時に、アメリカから"降臨"してきました有名経営者によって企業がどう変わっていったのかを4回シリーズでお話ししています。4回目の今日は、これまでの話を踏まえて改めてこの豪腕トップの特徴をお話し、そこから日本の経営と比較しながら何が学べるのかについてお話します。 この豪腕経営者に出会って感じたことがいくつかあります。 一つ目は、業務に対して自分なりのあるべき姿を明確に思い描いているということです。それがあるからこそ「これは違う」という時には即反応し、何故違うのかを自らの言葉で語ることができると感じました。 二つ目は「自分のお金を使って事業をしている」という意識の中で、妥協なく組織運営・組織改正・スキルセットを考えているということです。 三つ目は、人の意見はきちんと聞く、ということです。特に、最前線で働く現場の人達の声は誰よりもフェアに、中でも自分や会社にとって都合の悪い情報はしっかりと事実として聴くようにしていました。 一方で、一度確信して決めたことに対する妥協は全くしてくれません。「あるべき姿」を自分で持っているため、よほどのことが無い限りそれを妥協することはなく、決意が固い。 そして闘う人を評価します。先頭に立って彼自身が課題と闘いますし、また会社のために闘う人に関しては徹底的に支援するという姿勢が明確です。これはこの人が昔軍人をしていたことと関係して部分もあるのかもしれません。 それから、目標に向けて月次・週次・日次、或いは半日で出来ることを明確に聞いてきます。そしてそれを頻繁に「あれ、どうなった?」と必ず確認します。 この方は、巨額のお給料もらっていましたが、一つ言えることは、彼の目的はお金ではなかったということです。ただ、自分が得た成果が給料の額と捉えていたため、もしお金を得られなかったらそれは自分自身の成果が認められていないと感じる人でした。ですので、安い給料の仕事は受けないということを徹底されている方でもありました。 最後に、そういう方との仕事を通して私が思ったことを少しお話します。 私自身、日本の多くの会社とお仕事させて頂きました。コンサルタントとして、日本の多くの素晴らしい経営者の方とお話したり、直接お仕事をさせていただきました。今回お話したトップは、「成り行きの延長線上は認めない」、「現状を否定する」、「トップダウンで物事を変える」という方でしたが、多くの日本で尊敬されているトップの方は、社員の深層心理の中で共感を得て、それをエネルギーに組織を導いていくタイプの方が多いと思います。 その点で言うと、今回私がご紹介させて頂いた方は全く異なり、外部から"降臨"してきて、そこから社員の同意を得るために論理の力を活かしながら、時にはポジションの力を活かしながら、結果に対しては徹底して明確にインセンティブとペナルティを公正に与える方でした。誰をも平和にするのではなく、頑張った人に対してきちんと報いるという、公平よりも公正に徹底した方だったと思います。 一方で日本の経営者について考えると、例えば松下 幸之助さんや稲盛 和夫さん、或いは孫 正義さん、永守 重信さんなどに共通しているところは、やはりスタッフの人間性、人間の可能性に対して深いところで信頼があり、こういうものを目指そうよ、こういうふうにしたら皆が幸せになるよね、こういうふうにしたらビジネス勝てるよねということを深層心理に訴えながら、トップとしての生き方を通して会社を廻していく、そのような仕掛けを活用する方が多いと思います。当然ながらそういった会社の社員は、トップに対して尊敬の思いを持ち、その上でそれぞれに大変な努力をします。 私が今回ご紹介したトップは、「恐怖」と「インセンティブ」を活用しながら、短期的には結果を出しやすいと思います。一方で、その成果が永続するかどうかについては疑問が残ります。 一方で、日本の経営者の皆さんの進め方は、社員の皆さんが心から理解するのにどうしても時間がかかるため、結果はそうすぐには出ないと思いますが、一回結果が出ると、おそらく10年、上手くいけば15~20年はその結果は効果が続くということが期待出来るのではないかと思います。 どちらのやり方にも良さがあり、理想は両方使えるようになることかもしれません。私自身この二つを見てきた人間として使い分けるようになりたいと思っていますが、そう簡単なことではないかもしれません。大切なことはどちらかということではなく、今回私は四回で振り切ったケースをお話しましたけれども、そこからの学びを活かしながら皆さん一人ひとりが自分に合うスタイルをご活用される、時には使い分けるというのが良いのではないかと思っています。 ご清聴ありがとうございました。
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