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黒鳥社が贈る音声コンテンツレーベル。気になる話題を気になるあの人と語らう対談シリーズ「blkswn dialogue」ほか、レクチャーからドキュメンタリーまで、多彩なエピソードを続々と展開予定です。いつでもどこでも聞いて楽しい、たまに役立つポッドキャストレーベルです。
 
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『ほんとうのランニング』 マイク・スピーノ|近藤隆文・訳|木星社|2021年12月18日 朗読箇所:第1章「わが道を走る」(P.16〜27) 「ランナーは、アーティストだ。」 1970年代のある日、ランニングに魅せられた一人の若者がいる。彼の綴った言葉が、今もはっきりとビートを刻む。―― スポーツを通してウェルビーングを考えたいすべての人へ。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった、マインドフル・ランニングの名著を初邦訳でお届けします。 災害/紛争/分断/感染症の日々を過ごしながら、ふと走りはじめる。そうすると身体と心のバランスを取り戻すことができると直感的に感じているランナーも多いかもしれません。本書は、走ることについての古今東西の哲学やヨガや様々なスポーツの体験談、トレーニングや食事…
 
『武器としてのヒップホップ』 ダースレイダー|幻冬舎|2021年12月8日 朗読箇所:「Where you at」「Feel」「Knowledge Reigns」(P.108〜123) ヒップホップは逆転現象だ。病、貧困、劣等感……。パワーの絶対値だけを力に変える!自らも脳梗塞、余命5年の宣告をヒップホップによって救われた、博学の現役ラッパーが鮮やかに紐解く、その哲学、使い道。 DJのように過去と現在をつなげ、MCのように混沌を乗りこなせ、 スクラッチは自分だけが世界に刻む新しい音だ! 1973年のアメリカの手作りパーティから始まったヒップホップは、今、世界でもっとも聞かれる音楽ジャンルだ。ヒップホップは、常に前提を問う。お前は誰だ? お前は今どこにいるんだ? どこから来たのか? どこへ行く…
 
『ニワトリと卵と、息子の思春期』 繁延あづさ|婦人之友社|2021年11月30日 朗読箇所:序章「2017年 夏」(P.12〜24) 「子ども時代の五感の体験は、 かけがえのないもの。 巣立ち前の混乱期は、通過儀礼です」 ──福岡伸一 「ゲームの代わりにニワトリを飼わせて」の言葉とともに、周到に「にわとり飼育計画書」を用意していた小6の長男。親子の攻防の末に繁延家にニワトリがやってくる。長男の目的は卵を売りお金を得ること。地域の人たちに助けられながら、養鶏生活がまわり始める。けれども、一筋縄にはいかないことの連続。そんな日常の中で、思春期の息子と本気で向き合う著者。そこにはぶつかり合いも喧嘩も生じる。やがて、ニワトリを絞めて捌き、食すことで、命とその向こうにあるものを考える。コロナ禍、夫のリ…
 
『目の眩んだ者たちの国家』 キム・エラン/パク・ミンギュ/ファン・ジョンウン/キム・ヨンスほか|矢島暁子・訳|新泉社|2018年5月10日 朗読箇所:キム・エラン「傾く春、私たちが見たもの」(P.11-23) 「どれほど簡単なことなのか。希望がないと言うことは。この世界に対する信頼をなくしてしまったと言うことは」 ──ファン・ジョンウン 国家とは、人間とは、人間の言葉とは何か──。韓国を代表する気鋭の小説家、詩人、思想家たちが、セウォル号の惨事で露わになった「社会の傾き」を前に、内省的に思索を重ね、静かに言葉を紡ぎ出す。 〈傾いた船、降りられない乗客たち〉 「私たちは、生まれながらに傾いていなければならなかった国民だ。傾いた船で生涯を過ごしてきた人間にとって、この傾きは安定したものだった」 …
 
『代表制民主主義はなぜ失敗したのか』 藤井達夫|集英社新書|2021年11月17日 朗読箇所:第二章「民主主義諸国における政治の私物化とその先」より(P.49-76) 世界中をポピュリズムが席捲する中、わたしたちの民主主義はどこへ向かうのか。人々は政党や議会には期待せず、時に自らの自由の制限もいとわずにトップの強いリーダーシップを望むようになった。著者は古典から最先端の政治理論まで駆使し、選挙と政党を基盤にした「代表制」と民主主義とはイコールではないこと、現在の社会は「代表制」が機能するための条件を完全に失ってしまったことを明らかにし、一方で、中国統治モデルの可能性と限界も検討する。民主主義を再生させるヒントはここにある。 「ウンザリするポピュリズムに淫した民主主義より、能力主義的選抜を勝ち…
 
『まっくら:女坑夫からの聞き書き』 森崎和江|岩波文庫|2021年10月15日 朗読箇所:「棄郷」(P.102-118) 「女も男と同じごと仕事しよったですばい」「どんなことにでも堂々とむかってやる、こい」。筑豊の炭鉱で働いた女性たちの声を聞き取り、その生き様を記録した一九六一年のデビュー作。意志と誇りを失わず、真っ暗な地の底で過酷な採炭労働に従事した彼女たちの逞しさが、生き生きと描かれている。(解説=水溜真由美) https://www.iwanami.co.jp/book/b591607.html 企画・朗読:若林恵 録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds) 音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii 黒鳥福祉センターにて収録…
 
『行政をハックしよう:ユーザー中心の行政デジタルサービスを目指して』 吉田泰己|ぎょうせい|2021年11月15日 朗読箇所:Chapter 2「なぜ行政のデジタル化が必要なのか」(P.34-47) 「日本社会のデジタル化の進展の足を引っ張っているもの。それが行政組織であることがコロナ禍で浮き彫りになった。 脱皮できない蛇は死ぬ。行政サービスは今こそ情報技術を取り入れる時であり、本書ではそのための思考方法やツールが豊富に紹介されている。行政が脱皮して初めて日本全体がデジタル強国に脱皮できるだろう」──宮坂学(東京都副知事) 事業者向け認証ID「GビズID」をはじめとした事業者向けデジタルプラットフォームで広く知られる経済産業省。いち早く行政のデジタル化の課題に着手し、その立案から構築・運用ま…
 
『ファンカルチャーのデザイン:彼女らはいかに学び、創り、「推す」のか』 岡部大介|共立出版|2021年8月25日 朗読箇所:第5章「ギブとゲット:アフィニティ・ベースの利他」(P.97-111) 本書は、腐女子、コスプレイヤー、プリクラユーザー、上映会を開催するファン......といった,認知科学の学術書の限界を軽く超えた人びとを対象に、もしかしたら私たちがどこかに置いてきぼりにしてきたかもしれない「無用の用」の意味を、真面目にフィールドワークの俎上にあげた学術書です。 彼女らの環世界にはまり、一緒に遊んでみた結果、意外にも、共愉、創造、デザイン、共創、利他、遊びといった、90年代以降の認知科学、特に状況的学習論が関心を寄せてきたテーマのヒントを垣間見ることとなりました。 腐女子やコスプレイ…
 
『透明社会』 ビョンチョル・ハン|守博紀・訳|花伝社|2021年10月13日 朗読箇所:「肯定社会」(P.7-22) 「透明社会」は「管理社会」に転化する── 「透明性」というイデオロギーの哲学的解剖 哲学・現代思想・メディア論を行き来する俯瞰的視点と、現代社会における「病理」の巧みな観想的「時代診察」で、ドイツ現代思想界を牽引するビョンチョル・ハン、恰好の入門書。ハンの著作リスト含む訳者解説収録。 ベンヤミン、ボードリヤール、ロラン・バルト、アガンベンらの思想を拡張し、高度情報化社会における新たな「暴力の形態」を探る現代管理社会論。 【目次】 ■ 肯定社会 ■ 展示社会 ■ エビデンス社会 ■ ポルノ社会 ■ 加速社会 ■ 親密社会 ■ 情報社会 ■ 暴露社会 ■ 管理社会 訳者解説 ht…
 
『疲労社会』 ビョンチョル・ハン|横山陸・訳|花伝社|2021年10月13日 朗読箇所:「規律(ディシプリン)社会の彼岸」(P.25-32) 私たちはいつまで「できること」を証明し続けなければならないのか? 絶え間ない能力の発揮と成果を求められる現代社会。 「主体性」を祭り上げ、人々が互いにせめぎ合い、自己さえ搾取せざるを得ない社会構造。この現代の病理を特異な感性から解き明かし、「創造性」「和解」をもたらす新たな「疲労」のかたち──「なにもしない」ことの可能性を探る。 倦み疲れ、燃え尽きる現代社会への哲学的治療の試み ドイツ観念論から出発し、現代思想界の先端を走るビョンチョル・ハン、その代表作にしてヨーロッパ20カ国以上で刊行されたベストセラー、待望の邦訳 【目次】 ■ 疲れたプロメテウス …
 
『家は生態系:あなたは20万種の生き物と暮らしている』 ロブ・ダン|今西康子・訳|白揚社|2021年2月19日 朗読箇所:第3章「暗闇に目を凝らす」より(P.55-77) 玄関は「草原」、冷凍庫は「ツンドラ」、シャワーヘッドは「川」 家には様々な環境の生物がすみついている! 「家の生態学」研究からわかった、屋内生物の役割とその上手な付き合い方! 今までほとんどの人が、気に留めなかった家の中の生き物たち。 生態学者の著者が家の中の生き物を調べると、そこには20万種を超す多種多様な生き物がすみつき、複雑な生態系をつくりあげていた。 ・家には、どこに、どんな種類の生き物が、どれくらいいるのか? ・そうした屋内の生物は悪さをするのか?それとも、人の役に立つのか? ・徹底的に除菌すると、家の生態系はど…
 
『人工島戦記:あるいは、ふしぎとぼくらはなにをしたらよいかのこども百科』 橋本治|ホーム社|2021年9月24日 朗読箇所:第いち部 低迷篇「第1章 なに考えてんだ?」〜「第3章 東京だよお父っつぁん」(P.35-43) 構想30年!! 橋本治が挑んだ、空前絶後・前代未聞の全体小説、3000枚超の遺稿と共に遂に刊行! 千州最大の都会である比良野市では、志附子湾を埋め立てて「人工島」を作る計画が着々と進んでいた。それを知った国立千州大学二年生のテツオとキイチは、すでにある市民運動に共感することが出来なかったので、新しい反対運動を立ち上げる。彼らにとって唯一ピンと来るのは、「人工島?そんなのいらないじゃん」という、そのことだけだったのだ。 大学ではテツオとキイチを中心に同好会が組織され、人工島建…
 
『くらしのアナキズム』 松村圭一郎|ミシマ社|2021年9月28日 朗読箇所:第4章「市場のアナキズム」より(P.110-126) この本で考える「アナキズム」は達成すべき目標ではない。むしろ、この無力で無能な国家のもとで、どのように自分たちの手で生活を立てなおし、下から「公共」をつくりなおしていくか。「くらし」と「アナキズム」を結びつけることは、その知恵を手にするための出発点だ。(「はじめに」より) ================= 国家は何のためにあるのか? ほんとうに必要なのか? 「国家なき社会」は絶望ではない。 希望と可能性を孕んでいる。 よりよく生きるきっかけとなる、 〈問い〉と〈技法〉を 人類学の視点からさぐる。 本書でとりあげる「人類学者によるアナキズム論」とは… ・国家がな…
 
『言葉の人生』 片岡義男|左右社|2021年8月25日 朗読箇所:「男性とは明確に区別された生き物がいる国」(P.44-46)、「その日本語が原語を超えている」(P.137-139)、「思っていないで答えをくれ」(P.202-204) 国言葉と作家の知的で愉快な関係を思う存分に味わえる、9年ぶりの語学エッセイ。ブルースに登場する人々は、その後どんな人生を送ったのだろう。かつて高級で輝かしく特別だった「ケーキ」という単語は、「ケーキバイキング」に安住の地を得た。「青春」を本気で直訳すると「ブルー・スプリング」になるのか。そして珈琲はいまや「珈琲」のひと言では頼めない……新しい日本語、懐かしい英語。それらをつなぐ、カタカナ語。絶え間なく生まれ、変化し続ける言葉たちに驚いたり、楽しんだり、考えこん…
 
『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』 グレッチェン・マカロック|千葉敏生・訳|フィルムアート社|2021年9月25日 朗読箇所:第5章「絵文字とその他のインターネット・ジェスチャー」より(P.216〜228) 気鋭の〈インターネット言語学者〉が軽妙な語り口で紡ぐ、言葉とコミュニケーションの現在地! 本書は気鋭の〈インターネット言語学者〉が鋭い分析をユーモラスに語った、デジタル時代の新たな言語学への情熱あふれたガイドブックである。 大文字の“LOL"が小文字の“lol"になる過程でどう定義や意味が変化したか、日本で生まれた絵文字がなぜ世界で市民権を得たのか、年代によって句読点の使い方が違うのはなぜか、オンライン上での会話で語尾を伸ばすのはどうしてか(「はい〜」「よ…
 
『未来派:百年後を羨望した芸術家たち』 多木浩二|コトニ社|2021年6月11日 朗読箇所|5「宣言:羽のついた「ことば」が世界を飛びまわる」(P.86〜99) なぜ百年後を羨望するか? 私たちは、なぜ未来に憧れ、そして失敗するのか。 20世紀、そして21世紀における文化・政治・テクノロジー・広告といったさまざまな人間活動の萌芽であった芸術・社会運動「未来派」。その「未来派」の全容に、宣言・運動・詩法・建築・ネットワーク・ダイナミズム・音楽・ファシズム・起源という9つの切り口で迫り、現代における「未来観」の再考をはかる。 哲学者・美術批評家の多木浩二がイタリアで渉猟した膨大な書物や資料をもとに書いた渾身の遺作。 ​ 【目次】 第1章 未来派という現象  1 始動:『ポエジア』から『フィガロ』…
 
『土になる』 坂口恭平|文藝春秋|2021年9月10日 朗読箇所|11〜12(P.70〜78) 今、僕は自分自身と完全に一つになったような気がする。それ以上の平安がどこにあるだろうか。それが鳥であり、猫であり、虫じゃないか。地に足をつけるとは、このことを言うのではないか。土に聞くまでもない。僕が土になったのだから――。 有明海を望み、雲仙岳を見晴らし、故郷の河内につながる熊本の地で、師匠ヒダカさんの背中を見ながら畑を始めた。日々畑に足を運び、成長する野菜たちと向き合うこと。それは生まれてこのかた、土から遠く離されていたことに気づき、生命を取り戻していく過程そのものだった。 作ること、変化することをめぐる冒険。 『0円ハウス』『独立国家のつくり方』に連なる著者の到達点。 ヘンリー・ソロー『森の…
 
『二重に差別される女たち:ないことにされているブラック・ウーマンのフェミニズム』 ミッキ・ケンダル|川村まゆみ・訳|DU BOOKS|2021年9月15日 朗読箇所|第7章「『ブラック』にしてはかわいい」(P.138〜152) あなたの「フェミニズム」は差別的? 主流の白人フェミニストが提唱する「シスターフッド」に対して、 BLMの時代、「ブラック・フェミニズム」からの切なる訴えとは? 白人女性=自分に置き換えると見えてくる、シスターフッドのあるべき姿―― ● 米「タイム」誌 2020年読むべき本100に選出 ● ワシントンポスト 2020年注目すべきノンフィクションブックに選出 ● 英BBC 2020年ベスト・ブック100に選出 ● NYタイムズ ベストセラーリスト10週間ランクイン 「教…
 
『Humankind 希望の歴史:人類が善き未来をつくるための18章』 ルトガー・ブレグマン|野中香方子・訳|2021年7月30日|文藝春秋 朗読箇所|第2章「本当の『蝿の王』」(P.45〜67) 「わたしの人間観を、一新してくれた本」──ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史』)著者推薦! 「希望に満ちた性善説の決定版!」──斎藤幸平(『人新世の「資本論」』)著者推薦! 「邦訳が待ちきれない!2020年ベスト10洋書」WIRED日本版選出! 本国オランダでは発売忽ち25万部突破、世界46カ国ベストセラー! 近現代の社会思想は、”性悪説”で動いてきた。 ・ホッブズいわく「万人の万人に対する闘争」 ・アダム・スミスによると、人は損得勘定で動くホモエコノミクス ・ダーウィンが唱えた、自然淘汰説…
 
『フェンダー VS ギブソン:音楽の未来を変えた挑戦者たち』 イアン・S・ポート|中山泉・訳|2021年9月9日|DU BOOKS 朗読箇所|「5章 なんでも作れるって言ったよな」「6章 アーティストになったレス・ポール」(P.49~64) スタートアップのベンチャー VS 伝統ある老舗メーカー レオ・フェンダー(機械オタクの技術屋) VS レス・ポール(目立ちたがり屋のギタリスト) ライバル企業の闘いが、音楽史を変えた。 ロック産業と文化を創造した2大企業の歩みを知る!! 手にしたのが、チャック・ベリーでもバディ・ホリーでも、ジミ・ヘンドリックスでも、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドでも、スライ&ザ・ファミリー・ストーンでも、レッド・ツェッペリンでも、プリンスでも、ランナウェイズでも、バ…
 
『最悪の予感:パンデミックとの戦い』 マイケル・ルイス|中山宥・訳|2021年7月15日|早川書房 朗読箇所|「第1章 ドラゴン」(P.24~40) アメリカで初版50万部! 『マネー・ボール』『世紀の空売り』著者最新作 - ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー - 米Amazonで評価数5000超、★4.7 - ユニバーサル・ピクチャーズ映画化 アメリカ国内で新型コロナウイルスの感染者が出始めた頃。政府やCDC(疾病対策センター)がリスクを軽視するなか、一部の異端者はパンデミックを予感し、独自に動き出していた。カリフォルニア州の保健衛生官、影の医師グループ「ウルヴァリンズ」のリーダー、型破りな生化学者。人類の運命は彼らに託された――。 『マネー・ボール』『世紀の空売り』など数々の傑作を生み…
 
『コモンズとしての日本近代文学』 ドミニク・チェン|イースト・プレス|2021年8月24日 朗読箇所|3.「死者たちと共に生きる」遠野物語・柳田國男(P.42~46)/5.「神々と生命のエコロジー」神社合祀に関する意見・南方熊楠 日本近代文学は、いまや誰でも今ここでアクセスできる我々の共有財産(コモンズ)である。そこにはまだまだ底知れぬ宝が隠されている。日英仏の文化とITに精通する著者が、独自に編んだ一人文学全集から、今の時代に必要な「未来を作る言葉」を探し出し、読書することの本質をあらためて問う。もう重たい文学全集はいらない。 https://eastpress.co.jp/goods/detail/9784781619989 企画・朗読:若林恵 録音・編集:山口宜大(Magic Mill…
 
『小売の未来:新しい時代を生き残る10の「リテールタイプと消費者の問いかけ」』 ダグ・スティーブンス|斎藤栄一郎・訳|プレジデント社|2021年6月14日 朗読箇所|第6章「小売の技を極める」より(P.332〜347) リアル店舗は、感動する体験を提供せよ――グーグル、ウォルマート、IKEA、BMW、エスティローダーなどのグローバルブランドの戦略策定に関わった世界的な小売コンサルタントの最新作。アフターコロナに生き残る店舗経営とは? 「アフターコロナ時代はますますアマゾンやアリババなどのメガ小売の独壇場となっていくだろう」 「その中で小売業者が生き残る方法は、消費者からの『10の問いかけ』に基づく『10のリテールタイプ』を追求することだ」 「『自分たちはどのタイプで戦うのか』を正しく知る小売…
 
『幻獣の話』 池内紀|講談社|2020年11月10日   朗読箇所| 10.「ゴーレムからロボットへー二十世紀の幻獣」より(P.157〜171) 「むだで横道にそれた知識には一種のけだるい喜びがある」。ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899-1986年)は、『幻獣辞典』の序でそう語る。 マルコ・ポーロがスマトラで目にした一角獣、フランスの教会の壁面に刻まれた大耳人間、日光東照宮を彩る幾多の霊獣に、目まぐるしく姿を変える千変万化のバルトアンデルス.......。古今東西の書物に記された、不思議で興味深い生きものたちをめぐるエッセイは、まさにボルヘスが語る「喜び」に満ちている。龍のように、洋の東西を超えて同じような想像上の生きものが生み出されるのはなぜか。人間はなぜ、くり返し、異様なもの、奇妙なもの…
 
『増補 複雑系経済学入門』 塩沢由典|ちくま学芸文庫|2020年5月10日   朗読箇所|第3部「合理性の限界とその帰結」第9章「複雑系としての企業」(P.274〜294) なぜ経済政策は間違えるのか。それは経済学の理論と現実認識に重大な誤りがあるからだ。複雑な世界を複雑なまま理解する新しい経済学が今、始まる。 従来の経済学には二つの重大な欠陥がある。一つは消費者も生産者も神のごとく世の中のすべてを把握し、最も有利な選択をするという仮定。二つ目は生産規模を大きくすればするほど生産効率が下がるという原価計算上ありえない仮定。この欠陥は以前から指摘されてきたが、経済学の中核をなす需給均衡理論の成立に不可欠として、不問に付されてきた。しかしこれでは社会を正確に把握できず、有効な経済政策を立てること…
 
『室町は今日もハードボイルド:日本中世のアナーキーな世界』 清水克行|新潮社|2021年6月15日 朗読箇所|第1話「悪口の話 おまえのカアちゃん、でべそ」(P.14〜28) あなたたち、本当にご先祖様ですか? 最も「日本らしくない」時代へご招待! 「日本人は勤勉でおとなしい」は本当か? 僧侶は武士を呪い殺して快哉を叫ぶ。農民は土地を巡って暗殺や政界工作に飛び回る。浮気された妻は女友達に集合をかけて後妻を襲撃――。数々の仰天エピソードが語る中世日本人は、凶暴でアナーキーだった! 私たちが思い描く「日本人像」を根底から覆す、驚愕の日本史エッセイ。 【第1部 僧侶も農民も!荒ぶる中世人】 第1話 おまえのカアちゃん、でべそ 第2話 びわ湖無差別殺傷事件 第3話 無敵の桶屋 第4話 “隠れ里”の一…
 
『感染症と経営:戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか』 清水剛|中央経済社|2021年5月10日 朗読箇所|第9章「『死の影』の下での消費者:三越・主婦の友・生協はなぜ誕生したか」(P.60〜77) 戦前日本では感染症が現代よりもはるかに死に直結していた。当時の企業は労働環境の中の『死の影』といかに向き合ったのか。それはコロナ後の経営のヒントとなるはずだ。 目次 序章 「死」が身近にある社会 第1章 「死」と労務管理 第2章 労務管理の変化と「東洋の魔女」の誕生 第3章 「死の影」の下での消費者:三越・主婦の友・生協はなぜ誕生したか 第4章 企業と株主の関係:短期志向にいかに対応するのか 第5章 死の影の下での企業 第6章 企業に閉じ込められないために 終章 「コロナ後」の経営 ht…
 
『サラ金の歴史:消費者金融と日本社会』 小島庸平|中央公論新社|2021年2月25日 朗読箇所|第3章「サラリーマン金融と『前向き』の資金需要」より(P.109〜121) 個人への少額の融資を行ってきたサラ金や消費者金融は、多くのテレビCMや屋外看板で広く知られる。戦前の素人高利貸から質屋、団地金融などを経て変化した業界は、経済成長や金融技術の革新で躍進した。だが、バブル崩壊後、多重債務者や苛烈な取り立てによる社会問題化に追い詰められていく。本書は、この一世紀に及ぶ軌跡を追う。家計やジェンダーなど多様な視点から、知られざる日本経済史を描く意欲作。 https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/02/102634.html 企画・朗読:若林恵 録音・編集:山口宜大(…
 
『新 基礎情報学:機械をこえる生命』 西垣通|NTT出版|2021年6月11日 朗読箇所|第3部「人間のための情報技術/AIという衝撃」「ホモデウスが到来するとき」より(P.161〜182) 反ホモ・デウスのために―トランス・ヒューマニズムとデータ至上主義の誤謬を証し、ディストピアを回避する方途を理論的に探る、〈基礎情報学〉の決定版。多様な人間/生命が息づく未来に向け西垣情報学理論の集大成。 【目次】 序論 反ホモ・デウスのために  復活したトランス・ヒューマニズムの亡霊  AIをめぐる難題と混乱  二つのパラダイムそしてネオ・サイバネティクス  基礎情報学から見た“人間=機械〝複合系〟  本書の構成 第Ⅰ部 基礎情報学にいたるアプローチ/情報と意味創出 第1章 ネオ・サイバネティクスの誕生…
 
『現代民主主義:指導者論から熟議、ポピュリズムまで』 山本圭|中央公論新社|2021年2月25日 朗読箇所|第4章「熟議と闘技」「3. 闘技民主主義」より(P.153〜169) 二〇世紀から現在にいたるまで、多様化していくデモクラシーの潮流を捉える。指導者、競争、市民参加、熟議・闘技、現代思想、ケアなど多様な論点を通して、民主主義の現在地とこれからを展望する。 二〇世紀以降、思想・理論ともにさらなる多様化が進む民主主義。本書は、政治学をはじめ、ウェーバー、シュミット、シュンペーター、アーレント、デリダ、ムフなどの思想から、その大きな潮流と意義を捉える。指導者や選挙による競争、市民参加、熟議/闘技、ポピュリズムといった多くの論点から、現代デモクラシー論の可能性に迫る。試行錯誤を繰り返してきた軌…
 
『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』 井川直子|文藝春秋社|2021年5月15日 朗読箇所|#25「『オード』生井祐介さん、五月九日の答。」(P.254〜264) コロナ禍で苦境に置かれた飲食業界。 補償なき自主休業か、お客の来ない営業か、 それとも他に道はあるのだろうか。 レストランやお店を続けることはできるのか。 料理人であり、スタッフを抱えるリーダーでもある シェフたちの心は揺れに揺れた。 2020年春の緊急事態宣言、そして冬の感染再拡大を前に シェフたちは何を思い、どう動いたのか。 そして「これから」のお店の舵取りは。 フランス料理のグランメゾン、 横丁の老舗にオフィス街の新店――。 刻々と変わりゆく状況下、 シェフたちへの取材をライフワークとする著者が、 願いを込…
 
『ヒップホップ・モンゴリア:韻がつむぐ人類学』 島村一平|青土社|2021年2月24日 朗読箇所|第2章「群像 第一世代ラッパーたちの葛藤」より(P.88〜108) 「周縁」に響く怒りの韻(ライム)。知られざるモンゴルのリアル。 青空と草原の遊牧民の国――それは理想化されたモンゴル像に過ぎない。都市化と開発が進み、そしてヒップホップ、ラップが深く浸透した「ヒップホップ・モンゴリア」でもある。ラップの盛況ぶりからは、口承文芸・伝統宗教との接点、社会主義による近代化によって生じたねじれ、民主化以降の西側へのコンプレックスとナショナリズム、ゲットーから放たれる格差への怒りが見えてくる。新自由主義に翻弄され「周縁」に置かれた国家のリアルをすくい取り、叫びを韻に込めるラッパーたちの息遣いを伝える異色の…
 
『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』 古賀史健|ダイヤモンド社|2021年4月6日 朗読箇所|第8章「推敲という名の取材」より(P.391〜411) 編著書累計93冊、1100万部超! 世界的ベストセラー『嫌われる勇気』をはじめ数々の名著、ロングセラーを執筆してきたライター・古賀史健が、「取材」「執筆」「推敲」の三部構成・全10章、21万文字、約500ページをかけて「ほんとうの核心」だけを教える、書く技術・伝える心得の永久決定版。 現役のライターや編集者はもちろん、これからその道をめざす人、そして「書くこと」「伝えること」で自分と世界を変えようとするすべての人たちに向けた"教科書"である本書には、小手先のテクニックは一つも掲載されていません。どうすれば、プロの「書く人」になれるのか? どうす…
 
『パサージュ論(1)』 ヴァルター・ベンヤミン|訳:今村仁司、三島憲一、大貫敦子、高橋順一、塚原史、細見和之、村岡晋一、山本尤、横張誠、與謝野文子、吉村和明|2020年12月15日|岩波文庫 朗読箇所:「パリー19世紀の首都(ドイツ語草稿)」より(P.25〜39) パリにナチスが迫る間際まで書き綴られた膨大なメモ群はバタイユらに託され、かろうじて生き残った。一九世紀パリに現れたパサージュをはじめとする物質文化に目を凝らし、人間の欲望や夢、ユートピアへの可能性を考察したベンヤミンの畢生の労作。断片の集積に潜む「あり得たかもしれない」世界の模索。(全五冊) https://www.iwanami.co.jp/book/b548852.html 企画・朗読:若林恵 録音・編集:山口宜大(Magic…
 
『K-POPはなぜ世界を熱くするのか』 田中絵里菜|2021年4月1日|朝日出版社 朗読箇所|第3章「ファンが自ら『広報』に変わる仕掛け」より(P.137〜155) BTSからBLACKPINK、NiziUまで、 Z世代を中心に世界を熱狂させるK-POP。 そのわけは、音楽でも、パフォーマンスでもなく、 5つの “バリアフリー"にあった。 お金:ライブに行くまではすべて無料 時間:いつからでも後追い可能 距離:どんなに遠くからでもリアルタイムで参加 言語:どんな言語にも翻訳されるコンテンツ 制約:ファンがどんどんシェアして広めていく K-POPはどうしてこんなにも世界中の人々を惹きつけているんだろう? どんなふうに作られていて、どんな仕掛けによって広まっているんだろう? 世界中のファンが参加…
 
『なぜデジタル政府は失敗し続けるのか 消えた年金からコロナ対策まで』 日経コンピュータ|2021年2月15日|日経BP 朗読箇所:第2章「電子政府を巡る20年の大混乱」より(P.60〜83) 20年かけて政府が積み上げたIT戦略やITインフラが、新型コロナ対策で役に立たなかった。まさにデジタル敗戦だーー。菅義偉首相肝煎りで「デジタル庁」創設に挑む平井卓也デジタル改革相は、こう反省の弁を述べた。 事実、マイナンバーカードは緊急の現金給付事業で力を発揮できなかった。陽性者の情報を登録するシステムは病院や保健所から「使いにくい」と不満が噴出した。国の構造から制度、人材までデジタルシフトを怠ってきたツケが回った格好だ。 行政のDX(デジタル変革)に挑む日本は、この敗戦から何を学ぶべきか。年金システム…
 
『未来を実装する テクノロジーで社会を変革する4つの原則』 馬田隆明|2021年1月29日|英治出版 朗読箇所:第4章「インパクト 理想と道筋を示す」より(P.143〜161) 今の日本に必要なのは、「テクノロジー」のイノベーションよりも、「社会の変え方」のイノベーションだ。 電気の社会実装の歴史から、国のコンタクトトレーシングアプリ、電子署名、遠隔医療、加古川市の見守りカメラ、マネーフォワード、Uber、Airbnbまで。世に広がるテクノロジーとそうでないものは、何が違うのか。数々の事例と、ソーシャルセクターの実践から見出した「社会実装」を成功させる方法。 ロジックモデル、因果ループ図、アウトカムの測定、パブリックアフェアーズ、ソフトローなど、実践のためのツールも多数収録。 デジタル時代の…
 
『アニミズム時代』 岩田慶治|2020年9月11日|法蔵館文庫 朗読箇所:「カミの出現 アニミズムの見取り図」(P.19〜29) 森羅万象のなかにカミを体験する! アニミズムの根幹を自然と人間との直接的対応におきかえ、その発端の姿を描きだす。 岩田アニミズム論の到達点を示す名著。待望の文庫化! 巻末には、本書刊行当時に行なわれた著者と秋道智彌氏との対談「いま、なぜアニミズムなのか」を収載。 -------------------- さて、これから述べようとすることは今日のアニミズムである。それは私のアニミズムであるとともに、皆さま一人ひとりのアニムズムでなければならない。ホントのことをいうと、木のアニミズム、鳥のアニミズムというふうに、森羅万象がそれぞれの世界の主人公になって自分を語りだし、…
 
『旅ごころはリュートに乗って 歌が導く中世巡礼』 星野博美|2020年9月25日|平凡社 朗読箇所:第4話「死に向かって急ごう(『モンセラートの朱い本』)」(P.52〜59) 我ら、死に向かって急ごう、罪を断ち切ろう…“死の舞踏”が脳裏に踊った時代、人は何に心のよりどころを求めたのか?リュートに魅せられ、時空を超えた旅に出た。舞台はルネサンスから中世へ、やがてキリスト教の深淵へ―。 https://www.heibonsha.co.jp/book/b517421.html 企画・朗読:若林恵 録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds) 制作協力:宮野川真(Song X Jazz) 音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii 黒鳥福祉センターにて収録…
 
『音楽が未来を連れてくる 時代を創った音楽ビジネス百年の革新者たち』 榎本幹朗|2021年2月21日|DU BOOKS 朗読箇所:第2部「破壊:明星の章 音楽と携帯電話──東の空に輝いた希望の光」(P.338〜347) エンタメの“新常識"はすべて音楽から始まった。 エジソンの蓄音機から、ラジオ放送、ウォークマン、CD、ナップスター、iPod、着うた、スポティファイ、“ポスト・サブスク"の未来まで。史上三度の大不況を技術と創造力で打破した音楽産業の歴史に明日へのヒントを学ぶ、大興奮の音楽大河ロマン。 「音楽は、炭鉱のカナリアのようなところがある。新しい技術革新の荒波に、ほかの産業に先立ってさらされる歴史を繰り返してきた。放送の登場も、ネットの登場も、まず音楽産業に破壊をもたらした。『頭の古い…
 
『実践から学ぶ 地方創生と地域金融』 山口省蔵・江口晋太郎|2020年9月15日|学芸出版社 朗読箇所:「Case 9 リレーションシップキャピタル」(P.142〜152) 事業者・行政・地域金融の創造的な連携で生まれた持続可能な経済循環。実現に導いた関係者の役割や事業スキームを好事例11件から解説。 【主要目次】 〈プロジェクト紹介編〉 【Scene1】地域資源を発掘・活用する Case_1|田舎ベンチャービジネスクラブ 行き詰まる事業者の連携と6次産業化を主導。信用組合のリーダーシップ(秋田県信用組合) Case_2|秋田風作戦 厄介な気候条件を資源に転換。地銀が主導した冒険的な発電事業(北都銀行) Case_3|谷根千まちづくりファンド 地元金融機関による古民家再生への投融資。MINT…
 
『縁食論 孤食と共食のあいだ』 藤原辰史|2020年11月22日|ミシマ社 朗読箇所:「弁当と給食の弁証法」(第3章「縁食の眺め」より)(P.76〜86) 子ども食堂、炊き出し、町の食堂、居酒屋、縁側… オフィシャルでも、プライベートでもなく。 世界人口の9人に1人が飢餓で苦しむ地球、義務教育なのに給食無料化が進まない島国。ひとりぼっちで食べる「孤食」とも、強いつながりを強制されて食べる「共食」とも異なる、「あたらしい食のかたち」を、歴史学の立場から探り、描く。 現代社会が抱える政治的、経済的問題を「家族や個人のがんばり」に押し付けないために。 【担当編集者より「縁は剣より強い」】 誰と食べる? どう食べる? 新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない今ほど、この問いが切実なときはないのではな…
 
『コロナ後の教育へ オックスフォードからの提唱』 苅谷剛彦|2020年12月9日|中公新書ラクレ 朗読箇所:第1部「日本型教育改革の習性」第2章「変化の激しい、不透明な時代」という前提を問い直す(P.31〜47) 教育改革を前提から問い直してきた論客が、コロナ後の教育像を緊急提言。オックスフォード大学で十年余り教鞭を執った今だからこそ、伝えられること―そもそも2020年度は新指導要領、GIGAスクール構想、新大学共通テストなど一大転機だった。そこにコロナ禍が直撃し、オンライン化が加速。だが、文科省や経産省の構想は、格差や「知」の面から諸問題をはらむという。以前にも増して地に足を着けた論議が必要な時代に向けた、処方箋を示す。 https://www.chuko.co.jp/laclef/202…
 
『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』 岡本裕一朗|2021年1月27日|文藝春秋 朗読箇所:第4章「ギリシア哲学と『最大の謎』」より(P.145〜164) 強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。 サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、 書籍の発明からマスメディアの登場、 そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。 アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ…… 世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。 古…
 
『デザインリサーチの教科書』 木浦幹雄|2020年11月15日|株式会社ビー・エヌ・エヌ  デザインリサーチなしには、もう何も作れない──。 日本で初めて、デザインリサーチの実践者がその全貌と詳細を書き下ろした一冊。 不確実性の高まる社会において、正しい問いを立て、正しいプロダクトを作り続けるためには、人々の気持ちになってプロダクトを作るのではなく、人々をプロダクト開発プロセスに巻き込み、人々の生活を理解し、人々と共にプロダクトを作る必要があります。そのための方法が「デザインリサーチ」です。 世界中の経営者が殺到するコペンハーゲンのデザインスクール、Copenhagen Institute of Interaction Design(CIID)で実践されている手法をベースに、日本でのプロジェ…
 
『ケアするのは誰か? 新しい民主主義のかたちへ』 ジョアン・C・トロント、岡野八代|2020年10月21日|白澤社 朗読箇所:第1章「ケアするのは誰か?──いかに、⺠主主義を再編するか」(ジョアン・C・トロント/岡野八代・訳)より(P.42〜P.54) ケアを受けない者はいない。にもかかわらず、ケア活動もケア活動を担う人々も、長い歴史の中で軽視あるいは無視されてきた。 本書は、〈ケアに満ちた民主主義〉を訴えてきた米国のフェミニスト政治学者トロントが、「ブラウン民主主義賞」を受賞した際の講演録を訳出。トロントは、民主主義の定義を「ケア責任の配分に関わるもの」だとし、新たな民主主義の再編が必要であると語る。あわせて日本のフェミニスト政治学者である訳者が、危機に瀕した日本の政治状況を分析するととも…
 
『「世界文学」はつくられる: 1827-2020』 秋草俊一郎|2020年7月10日|東京大学出版会 朗読箇所:第Ⅲ部「ワールド・リットの普及と変転」より(P.304~317) 「世界文学」という言葉で、なにが名指されてきたのか。日・露(ソ連)・米におけるカノン(正典)の形成をめぐって、翻訳、出版、政治、教育などの観点から分析,その理念やあり方の歴史的意味を探る.日本で初めての本格的な世界文学論。 出版・翻訳・冷戦・教育といったキーワードを軸に語られる、日本・アメリカ・ソヴィエトの「世界文学」の創造と終焉、そして再生。数千万の読者を誇った「世界文学全集」はなぜ消滅したのか? 文学研究という自由への冒険の書。 http://www.utp.or.jp/book/b508903.html 企画・…
 
『経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ』 佐伯啓思|2020年11月12日|講談社学術文庫 朗読箇所:第4章「『経済学』の犯罪――グローバル危機をもたらした市場中心主義」より(P.138~151) 格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞……。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な“経済現象”」と「理論重視の“経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する困難を徹底的に検証。 アダム・スミスから金融理論、リーマンショックからアベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。 内容抜粋 「経済学」がひとつの思想でありイデオロギーであるとすれば、今日の支配的な経済学の考え方とは異なった「経済」についての見方はできないか。「稀少な…
 
『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』岡﨑乾二郎|2020年2月20日|ナナロク社朗読箇所:「まえがき/あとがき(誰か に教わったこと)」(P.14〜18)岡﨑乾二郎の造形芸術の全てを網羅する決定版。初期作品から最新作まで約300点のカラー図版を収録。岡﨑本人による巻頭言のほか、松浦寿夫など4人の識者による論考、巻末にはこれまでの作品を網羅した目録と詳細年表を掲載した、圧巻の一冊。豊田市美術館で開催の同名展を契機に刊行される本書では、現代の造形芸術を切り開き絵本・建築・ダンス・批評の地平を縦横無尽に活動する、著者の全貌を伝えます。https://nanarokusha.shop/items/5e03102dda89640c5446db34企画・朗読:若林恵 録音・編集:山口宜大(Magic Mill…
 
『プライバシー・パラドックス データ監視社会と「わたし」の再発明』武邑光裕|2020年11月30日|黒鳥社朗読箇所:「秘密」〜「魔術」(P.162〜171)「わたし」はだれのものなのか?GAFA、スマートシティ、感染追跡、監視資本主義、デジタルツイ・・・・・来るべきデータ時代、「わたし」はもはや「わたしのもの」ではない。プライバシーとはなにか?個人とはなにか?自由とはなにか?そして、21世紀に民主主義は可能なのか?デジタル国家へと急旋回する日本社会に向けた警告の書、緊急刊行。プライバシー保護の重要性を認めつつも、巨大テックプラットフォームにせっせとデータを供給し続ける私たちが迎え入れようとしている未来は、利便性のユートピアか、それとも全人監視のディストピアか? プライバシーはもはや誇大妄想に…
 
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