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『ホモ・エコノミクス:「利己的人間」の思想史』重田園江|音読ブラックスワン#91

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『ホモ・エコノミクス:「利己的人間」の思想史』 重田園江|2022年3月10日|ちくま新書 朗読箇所:第1部‒1「金儲けは近代以前にどう受け止められていたか」(P.20〜37) 「ホモ・エコノミクスを前提とする学問は、「人間の自然」としての利己的な経済人を出発点とする客観科学であると主張してきた。それは、新しい科学理論をつくり上げるための単純化された人間像として取り入れられたにすぎない。ところがいまでは、私たちはホモ・エコノミクスであることをあちこちで強制されている」(本文より)                 自分の利益を第一に考えて合理的に行動する主体=「経済人(ホモ・エコノミクス)」──経済学が前提とするこうした人間像はどこで生まれたのか。多くの批判にさらされながらも、それが世界を動かす原動力でありつづけているのはなぜか。「金儲け」が道徳的に蔑まれた古代・中世そして非近代の社会から、近代経済学が確立する「限界革命」の時代をへて、ホモ・エコノミクスが社会の広範な領域に浸透する現代まで。「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす。 【目次】 第1部 富と徳 金儲けは近代以前にどう受け止められていたか/なぜ人は貧乏人を責めるのか/マンデヴィルとハチスンほか 第2部 ホモ・エコノミクスの経済学 ホモ・エコノミクスの語源学/イギリス歴史学派と方法論争/メンガーvsシュモラーほか 第3部 ホモ・エコノミクスの席捲 差別・犯罪・人的資本/「緑の革命」──前提としてのホモ・エコノミクス/ゲーム理論と社会的選択理論、そして行動主義革命ほか https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480074645/ 企画・朗読:若林恵 録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds) 音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii 黒鳥福祉センターに
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