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映像ユニット『MIDNIGHT NINJA』がお送りする、今後の展望や作品についてを語ったり、サブカル的な話題を掘り下げる徳の高い番組を目指します。『MIDNIGHT NINJA』とは、監督のタイガー石川・カメラのジャービス松山・飛道具であるサモハン・大崎・ポーからなる、今までにないオルタナティブな映像を作っていこうじゃないのという志の下に集まった謎のユニットである。
 
「Muggles’ Giggles ハリーポッターと翻訳の魔法」はひょんなことから出会った英和バイリンガル女子、カリーとかんながJ.K. ローリングの名作「ハリーポッター」シリーズの原作と松岡佑子さんの和訳を「ここ最高!」「ここモヤモヤする」などと1作、1章ずつ比べながら物語内の好きなシーンも語っていくポッドキャスト。 バイリンガルなマグル2人がgiggle(くすくす/きゃっきゃ)しながら翻訳の魔法を不定期でお届けします! Discover The New Magic of Harry Potter You Never Knew. 新しい魔法を、あなたに。
 
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キーボーディストとして瀬尾さんと30年近くお仕事をされてきた小林信吾さんがお亡くなりになりました。音楽プロデューサーとしても多くのアーティストを手掛けてきた方です。「ラジオ瀬尾さん」に初めてのゲストとして、いらしていただいたこともあります(小林さんゲストの回はこちらからお聞きいただけます)。瀬尾さんの右腕として絶大な信頼があった小林信吾さん。出会いから最近のお仕事まで振り返りながら、かけがえのない人を失った今の気持ちを瀬尾さんがお話してくださいました。この場を借りて、小林信吾さんのご冥福をお祈りいたします。<お知らせ>番組内でみなさんから頂いたお便りをご紹介しています。曲のリクエストやラジオの感想、日々のエピソード、瀬尾さんに聞きたいことを募集中です。ぜひ、お便りをお寄せください。お便りは・…
 
誰しも、何かしらを背負って人生を歩んでいます。背負うものは大なり小なり様々でしょうが、軽々とした足取りでラクに生きているという人は少ないのではないでしょうか。「がんばってから死にたいな」と歌う、中島みゆきさんの「重き荷を負いて」。どんなに辛くても、困難な状況でも、最後までやり通すひたむきな姿を描いています。自分で納得できる生き方を目指そう。背負う荷物が重ければ、ちょっと休んでもいい。そうして一歩一歩踏みしめれば、進むべき道が開け、山頂からは見たことのない景色を目にすることでしょう。困難な壁にぶち当たったとき、逆境にくじけそうになったとき、「もう少し頑張ってみようかな」と、この曲に背中を押されることがあるかもしれません。 <お知らせ>番組内でみなさんから頂いたお便りをご紹介しています。曲のリク…
 
瀬尾さんはミュージシャンのChageさんのことを「チャゲちゃん」と呼ぶほどの間柄。かつてチャゲ&飛鳥の曲を手掛けていたこともあり、古くからのお付き合いなのです。Chageさんはとても人柄がよく、周りをパッと明るくするような存在なのだそう。音楽に対しても、とても努力されている方だと感じているようです。2月に瀬尾さんの書籍「音楽と契約した男」の発売イベントがあり、そこでゲストとしてChageさんが招かれました。そして、その時に久々に再会したことがきっかけで、新曲のアレンジを瀬尾さんが手がけることになったのです。社交辞令で終わらず、こんなに早くコラボが実現するなんて、ファンにとっては嬉しい限りでしょう。「チャゲちゃん」の話をする瀬尾さんはなんだかとっても楽しそう。それだけ、とても魅力的な人だという…
 
Hey guys! カリー&かんなです! 今回の題材はHPシリーズ第一作 “Harry Potter and the Philosopher’s Stone” 「ハリーポッターと賢者の石」、第十六章「仕掛けられた罠」“Through the Trap Door”。 賢者の石が盗まれるかもしれない不安やユニコーンを襲う不審者と遭遇するなど心労が尽きない中、学年末試験に挑むハリー達。全ての教科の筆記と実技を終え安らぐのも束の間、突然のハリーの気付きをきっかけにハグリッドがパブで出会った不審者にフラッフィーの手懐け方を教えてしまっていた事を知ってしまう。いよいよ石が危ないと焦ったハリー達は事態をダンブルドア先生に伝えようとするも不在。代わりにマグゴナガル先生に必死に訴えるがそれも一蹴されてしまい、…
 
作曲家の筒美京平さんの訃報を耳にした方も多いと思います。筒美さんのお名前は知らなくても、筒美さんが手がけた曲を1つも知らないという人はいないのではないでしょうか。瀬尾さんもお仕事をご一緒したことがあり、このラジオでもその時のエピソードをお話しした回もありました。自分で曲を作らない歌い手は、作詞家、作曲家に楽曲を提供してもらいます。そして、その歌い手のキャラクターや歌声を通して多くの人に届けられ、やがてその中から名曲と呼ばれる曲が出てくるのです。何年も、何十年も聴き続けられる曲や、ずっと記憶に残るヒット曲があります。昔の曲を聴き返すと、まだデビューしたての歌手が初々しく歌う声や、その時代の世相を映し出した描写が懐かしく響きます。それはまるで古いアルバムをめくるような、くすぐったい感覚なのかもし…
 
過去に作られた作品を新たに作り直すことがあります。長く愛される作品こそ、時代に合わせた装いに生まれ変わり、さらに多くの人に届けられるのでしょう。曲をリメイクするとき、何をどのように変えるか、どこまで手を加えるかは、アレンジする人によってまったく異なります。歌詞とメロディという骨格を残したまま、どこまで再構築するのかが、腕の見せ所です。オリジナルの方がいい、というファンもいるでしょう。一方で、新たに生まれ変わったリメイク版で初めて曲を知ってファンになったという方もいるはずです。人によって好みはあるでしょうが、どちらが優れているかという話はナンセンス。リメイクする人も、オリジナルを超えてやろうと思って作っているわけではありません。時代によって流行も違えば、歌い手だって歳を重ねて変化しています。そ…
 
今回は五拍子の音楽についてのお話。音楽には2拍子、3拍子、4拍子、5拍子…というふうに、様々な拍子が存在しています。偶数は割り切れるのでリズムが取りやすく、5拍子のような奇数はリズムを取るのが難しく感じてしまいますが、1つの拍ごとにカウントせず、流れを大きく捉えれば慣れるものだと言います。特に5拍子の曲は聞いたことがある方がそもそも少ないかと思いますが、探してみると日本人の作品にも5拍子の曲があったり、途中で拍子が変わる曲もあります。そんな変拍子の曲は馴染みがないので戸惑いますが、それは耳だけで音楽を聴こうとしているからなんだそう。もともと変拍子は民族音楽でよく用いられてきました。地域の踊りとともに根付いてきた音楽なのです。3拍子はワルツをイメージすれば、体を揺らしながら自然と音楽に乗れるは…
 
大きなことを成し遂げようと夢を掲げる時、その夢が大きいほど、自分一人で到達するのは難しいかもしれません。いくら才能があっても、計画性があっても、使える時間は限られますし、得意なことだけやっていては出来上がるものの幅は広がらないでしょう。だからこそ、誰と一緒に夢に向かうかはとても重要です。自分の指示に従順に動いて、文句を言わない人となら、終始気持ちよくいられるかもしれません。優秀でスキルの高い人にすべてお任せなら、大船に乗ったつもりで安心感を得られるかもしれません。でも、同じ方向を目指し、見たい風景を共有し合い、苦楽を共にできる人となら、どんなに長い道のりでも一緒に歩もうと思えるのではないでしょうか。最初はただの直感だとしても、「この人となら」という出会いが巡ってきたのなら、夢の実現がぐっと近…
 
アーティストは例え自分で作詞をしていたからといって、必ずしも自分の体験談だけを歌っているわけではありせん。体験した出来事ばかりだったら、多くの名曲は生まれていなかったことでしょう。起承転結のある分かりやすい物語なんて、日常では早々起こらないものです。それでも、日々の暮らしの中で感じることや、ささやかなエピソードから、今の時代に届けたいメッセージを、「誰かの物語」として表現するのです。それが自分や近しいヒトの物語のように感じられたとき、受取り手が強く共感を持てる、そういうものです。瀬尾さんは、ヒット曲を生み出すことを目的とはしていませんが、かといって誰か一人に響けばいい、とは思っていません。そのために、多くの人に受け入れられる表現手法を選びます。そうして、「誰かの物語」が、多くの人にとっての「…
 
才能の溢れるアーティストと、優れた腕を持つプロデューサーや、専門性の高いエンジニア。そんな人たちの手にかかれば、名曲が次々に生み出されるのも納得。・・・なんて軽く思いがちですが、曲を完成させるためには、実に地道な作業の積み重ねが必要です。いくら才能があっても、プロであっても、魔法使いではないのですから、レコーディングした瞬間に曲が完成、なんてことはありません。私たちは完成形しか知りませんから、その背景にどれだけの試行錯誤や、細やかな調整があったのかなんて、想像つきません。レコーディングからリリースまでに何ヶ月もの時間がかかるのは、何度も繰り返し音源を聴きながら、理想の仕上がりを目指しているからなのです。かといって、作り手は舞台裏を見て欲しいわけではありません。それでも、完成までの道のりを想像…
 
どうしてこのラジオを始めるに至ったのか?今回、お便りをいただいて、振り返ってみる機会となりましたが、瀬尾さんも井川さんも、その経緯はどうもよくわからない、覚えていないようなのです。井川さんの言葉を借りれば「縁でしかない」のですが…小さなきっかけが現実にはあったとしても、明確に目的を持っていたり、わかりやすい理由があったりするわけではありません。親子ほどの年の差の2人が、何か大きな力を持った意見になびかず、自分の頭で考えたことを家族の会話かのようにフランクに話す。だからこそ続ける中で、ビジネスの関係では出てこない話題、意見がぽろっと出ることがあるのです。そしてそのことが世の中の真理や生きる上での教訓を表してくれることがあります。そんなことが一度でなく何度もあるのは、やはり、このラジオだからこそ…
 
前奏を意味する「イントロ」に対し、後奏は「アウトロ」。アウトロでは、徐々に音量が小さくなるフェードアウトが用いられることも多々あり、ジャーンと終わってすぐ次の曲が始まるのと違い、余韻を感じられるのが特徴です。イントロが特徴的だったり、アウトロをじっくり聴かせるような曲がありますが、これはあくまでも歌を引き立てる役割のもの。瀬尾さんは、歌のレコーディングの時点ではイントロやアウトロを作り込まず、最小限の楽器でその曲の骨格を演奏するようにして、そこにアーティストの歌を乗せるやり方をしているそうです。それから、歌が引き立つようなアレンジを「後から」加えていくのだそうです。アウトロについて、「歌が終わってしまえば不要なものだけど」と瀬尾さんは言いますが、だからといって聞き手の皆さんはアカペラが聞きた…
 
吉田拓郎さんはフォークギターで弾き語りをするアーティスト、というイメージを持つヒトが多いようですが…実は他の楽器を使ったアレンジの曲も珍しくありません。吉田さんに限らず、デビュー当初の演奏方法がギターの弾き語りだったというアーティストは多いものです。その裏には、レコーディングやライブにかけられる予算がなく、どこでも手軽に持ち運べるギター一本で演奏するのが都合が良かったから、という事情が少なからずあるようです。だからと言って、必ずしもアーティストはギター一本だけの演奏を望んでいるわけではありません。たくさんの楽器を入れたアレンジとなれば表現の幅も広がりますし、アーティストがそこにチャレンジしたいと思うのは自然なことでしょう。弾き語りをしていた時代の表現や楽曲が好きで、あれをもう一度と思うファン…
 
これまでにもデモテープを介した中島みゆきさんとの曲作りについて、たびたび話題になりました。それでも、曲作りにおいてお2人の間にどんなやりとりがあるのか、私たちは知る由がありません。いわゆる会社の「仕事」の場合、何かを作ったり生み出すためには、さまざまな部署の担当者が集まって会議を重ね、時間をかけて意見を集約し、上層部に稟議を通してようやく商品になる、というのがありがちなパターンです。でも、瀬尾さんは「船頭が多いと誰も責任を取らないから」と、会社的な仕事の進め方をしません。アーティストと一対一で、ラリーをしながら納得のいく曲作りをするのです。これは、多くの人がうらやむ仕事のやり方かもしれません。中島みゆきさんから渡されるデモテープは、言わば瀬尾さんへのお便りのようなもの。長年、タッグを組んでき…
 
Hey guys! カリー&かんなです! 今回の題材はHPシリーズ第一作 “Harry Potter and the Philosopher’s Stone” 「ハリーポッターと賢者の石」、第十五章「禁じられた森」“The Forbidden Forest”。 前章でドラゴンのノーバートをロンの兄・チャーリーの友人達に無事引き渡せて安心したのも束の間、なんと透明マントを塔の屋上に置き忘れ、寮に帰るところをフィルチに見つかってしまい絶体絶命のハリーとハーマイオニー!更にマルフォイの企みをハリー達に教えてあげようとしたネビルまで捕まってしまい、グリフィンドール寮に150点の減点と3人への罰則というキツーーイお仕置きが!その罰則で3人が向かった禁じられた森にて出会った新たな生き物と超トラウマ級の事…
 
リクエストのあった赤い鳥の「竹田の子守唄」は、発売当時とても売れたそうですが、その後、部落差別の歌として放送禁止になったそうです。でも、この曲はもともと民謡として歌い継がれていたものであり、差別する意図で作られた曲ではありません。ほかにも、さまざまな理由で、テレビやラジオでは耳にすることができない曲はいくつもあります。もちろん、メディアが与える影響の大きさを考えれば、何らかの規制があってもおかしくはありませんが、これは誰が望んだことなのでしょうか。もし、何も考えず、世間の雰囲気だけで自主規制しているのだとすれば、それは同調圧力のようなものです。どうしてダメなのか、その理由を自分では考えず、長いものに巻かれて過ごす人たち。白黒はっきりさせないと気が済まず、グレーを認めようとしない人たち。自分の…
 
今回ご紹介する曲は中島みゆきさんの「蒼い時代」。この曲は96年にリリースされた「パラダイスカフェ」というアルバムに収録されています。実はこのアルバム、全ての曲を日本で日本人ミュージシャンとレコーディングしたあと、アメリカでアメリカ人ミュージシャンと再度全曲レコーディングし、聴き比べて良かった方をアルバムに収録したのだそうです。その結果、8割はアメリカでレコーディングしたものが採用されています。それは日本人が演奏する場合は歌詞を聞きすぎてしまうからだと、瀬尾さんは分析しています。実に些細な違いではありますが、2つのパターンを比べることで明らかになったのです。では、なぜ、日本人ミュージシャンの演奏が採用された曲もあるのかと言えば、それは逆に、歌詞がわかるからこそ、そこに込められた情感を演奏で引き…
 
これまで数多くの歌い手と仕事をしてきた瀬尾さん。中でも、ちあきなおみさんの歌唱力の高さについては、事あるごとに絶賛しています。美空ひばりさんをはじめ、昭和の時代を代表する歌手には、本当に歌がうまい人がとても多かったそうです。それは練習を重ねて磨いた技術やテクニックというものではなく、生まれ持った天性の才能なのだそうです。その人の生い立ちや人生が歌に込められているというのも大きいでしょう。今だって歌がうまい人はいますが、カラオケで高得点を出せることイコール歌がうまいではありません。100点を出したからといって、心に響く歌を届けられるかといえば、それはまた別の話です。更に、音程やリズムはコンピュータで補正できてしまう時代になりました。それでも、正確さだけではない圧倒的な歌声は人々の心を揺さぶり、…
 
TOKIOの「宙船」や、ももいろクローバーZ「泣いてもいいんだよ」は中島みゆきさんの作詞作曲です。このように、中島みゆきさんが他の歌手に楽曲提供したものは、ご本人が歌っているわけではないのに、曲を聞いただけで「中島みゆきらしさ」を感じられるということがあります。これはどういうことなのでしょう。瀬尾さん曰く、「らしさ」は歌詞とメロディに表れるのだそうです。中島さんの曲は、日本語のアクセントをそのままにメロディが作られています。だから、同じメロディにイントネーションの違う言葉を差し替えることができず、歌詞とメロディを分離すると成立しないのです。一方、最近の流行の曲は、日本語のもともとのアクセントやイントネーションを無視して作られたものがたくさんあります。もちろん、新しさを求めて、あえて会話とは違…
 
10年というのは長いでしょうか?短いでしょうか?「10年ひと昔」という言葉もありますし、ひとつの区切りになる期間であることはたしかでしょう。「忙しいとあっと言う間に時が過ぎる」とよく言いますが、振り返れば「あっという間だったな」と後から思うことはあれど、その渦中にいるときには時間の流れの速さに気づけないものです。瀬尾さんは50年にわたる音楽生活のうち、30年以上も中島みゆきさんの曲作りに携わっています。そもそも、同じ仕事を何十年も続ける人は珍しいかもしれませんし、その中で第一線で活躍し続けるのは、並大抵のことではないでしょう。若い頃と同じスピードで走り続ければ息切れしてしまいますが、長距離走だと思えば、それなりのペースを保って続けられるもののようです。でも、瀬尾さんは、長く続けることを目的と…
 
中島みゆきさんのアルバムタイトルにもなっている「CONTRALTO(コントラアルト)」は、音域を表す音楽用語です。例えば、「ラジオ瀬尾さん」にも登場したコーラスの杉本さんはメゾソプラノに近いソプラノ。人それぞれ出せる音の幅が違います。低い音から高い音まで自在に表現できる歌手もいますが、だいたいは高い音が出る人は低い音が出せませんし、一定の幅の中で歌うことになります。もちろん、出せる音域が広いと作曲で使える音の幅が広いということですが、歌唱力を売りにしていないアイドルの方の中には、音域が1オクターブ未満という人もいるそうで、作曲家はその人の歌える幅の中でメロディを作るのが仕事と言えます。私たちがカラオケで高音や低音がうまく出せないことがあっても、それは自分の音域に合わせて作られた曲ではないので…
 
前回のアニメに続き、今回は映画の話です。B級映画が好きという瀬尾さんは、仰々しいキャッチコピーが付いた話題作や、大ヒット映画を見ることはほぼありません。B級と言われる映画の中で、「これは!」という良い部分を見つけるのが醍醐味なんだそうです。B級というのは決して粗悪なものという意味ではありませんから、その人にとっての魅力が感じられれば、どんなヒット作よりも楽しめるのでしょう。そして、映画はエンドクレジットを隅々まで見て、出演者や監督以外にどんな人が関わっているのか、もチェックするのだそうです。たしかに、映画のクレジットはとても長くて、多くのスタッフの名前が並んでいます。撮影監督、舞台美術、音響や、車輌のドライバーという役割もあったりします。アニメであれば、背景画を描く専門の人がいたり、色彩を担…
 
今回は瀬尾さんの好きなアニメや漫画のお話を。ジブリやディズニー、そして同世代なら誰もが見ていたであろう人気作も話題になりましたが、「暗いのが好き」「スポ根は好きじゃない」と、ここでも好みがはっきりしています。そして、CGを駆使した作風よりも、昔ながらの手法で作られた、手描きのざらっと感が残る質感の方が好きなので、最近ヒットしたアニメ映画は見ていないのだそうです。コンピューターを使えばグラデーションを用いた陰影でリアル感を出せますが、昔ながらの色合いには独特の「味」があり、同じアニメでも表現方法はずいぶん違います。音楽だって、生の楽器でレコーディングされたものもあれば、コンピューターの音だけで作られた作品もあります。コンピューターを使えば、楽器が弾けなくてもあらゆる音色が奏でられますし、テクニ…
 
中島みゆきさんの「夜会 VOL.20 リトル・トーキョー」が劇場版として映画館で公開されています。同じ作品でも、生の舞台と編集された映像で見るのとは、大きく違います。それは、どちらが優れているということではなく、それぞれの良さがあり、それぞれの楽しみ方があるということ。生の舞台は公演ごとにお客さんの反応も異なり、その時の雰囲気によって毎回違った時間を共有できます。まさに一期一会です。そして、観客は舞台の上から客席まで、空間全体を感じながら、興味の向くままに視点を移動させて作品を切り取ります。一方、映像は数日にわたって撮影された素材を編集し、作り手の視点で追った1本の作品に仕上げられます。会場では見えなかった細部が写っていたり、違ったアングルから捉えられるのは映像ならでは。会場で鑑賞した人であ…
 
なぜ、瀬尾さんや中島みゆきさんは、現状に満足せず先に進もうと思えるのか。自分に対する要求レベルの高さはどこからくるのでしょうか。瀬尾さんは「ただ、しつこいだけ」「粘着質だから」と言いますが、その「しつこさ」や「粘着質」も人によって様々です。いつまでも試行錯誤を終えられず、時間をかけて創作する人もいますが、それで満足のいく作品になるかと言えば必ずしもそうではない。試験の時間いっぱいまで回答を直したからといって、満点が取れるとは限らないのと同じです。スポーツだって、力を出し切ってヘトヘトになったからといって、よい成果が出るとは限りません。そうではなく、些細なことも「ま、いっか」と見過ごさないこと。「これでよかったのか」と常に自分に問うこと。そよ風に気持ちよく当たっているだけではなく、強風に向かっ…
 
みなさんからのお便りを募集したところ、瀬尾さんへの質問やリクエストなど、続々届きました。ありがとうございます。引き続き、お便り募集中ですので、皆さんの声をお寄せください。今回はそんなお便りの中から、中島みゆきさんがライブで歌詞を間違えてしまったエピソードが。どんなベテランだって、ライブの場となれば想定外のことが起こってもおかしくありません。でも、中島みゆきさんは間違えてしまったときこそ、驚きのリカバリー力を発揮し、その場を乗り切るのだそうです。ただ、理想のパフォーマンスを出しきれなかったことについては、本人が一番悔しい思いをしていることでしょう。だからこそ、それを知っている瀬尾さんは責めるわけでもなく、茶化すわけでもなく、ほどよくフォローするようにしているんだそうです。そして、何事もなかった…
 
多くの曲は4分の4拍子で作られていますが、たまに4分の3拍子、4分の5拍子など変拍子の曲があります。中島みゆきさんの曲の中にも4分の4拍子以外の曲があり、中には4分の4拍子を4分の3拍子にアレンジしたもや、曲の途中で拍子が変わる作品も存在します。拍子が変われば、息継ぎの切れ目も変わりますし、まったく違った歌い方になります。ジャズには4分の5拍子の代表曲「テイク・ファイブ」というものがあるそうですが、日本語の曲で4分の5拍子は珍しく、中島みゆきさんならではの表現力だからこそ、と言えそうです。歌詞やメロディ以外にも、曲の世界観やメッセージを伝えるための要素はたくさんあるのでしょう。ついつい歌詞やメロディに引き込まれてしまいますが、私たちは無意識のうちに曲全体からたくさんの情報を受け取り、それが曲…
 
今回ご紹介する曲は、ガールズバンド「たんこぶちん」が歌う「泣いてもいいんだよ」。中島みゆきさんが作詞作曲した、ももいろクローバーZの曲をカバーしたものです。さらに、中島みゆきさんご本人も歌っているので、「泣いてもいいんだよ」は3つのバージョンが存在します。そして、そのいずれも瀬尾さんが編曲を手掛けました。キャリアや年代が違う人たちが同じ曲を歌っているわけですが、アーティストごとにいろんなバージョンを展開するのは難しいのではないか?傍目にはそう思えてしまいますが…瀬尾さんは「素材は一緒でも、調理方法が違えばまったく別の料理になるから」と、特に苦労した様子はなさそうです。たしかに、野菜だって茹でたり焼いたり炒めたりで、味も食感も違いますから、音楽だって同じなのかもしれません。ぜひ、一度3つのバー…
 
クリエイティブな仕事というのは、答えのない中で完成を目指さなければなりません。ともすれば、延々と手直しを重ねて、最初に作ろうとしていたものとは全く様変わりしていたり。優柔不断な人だと、いつまでも「うーん、うーん」と悩んでしまいそうです。でも、長年、数多くの楽曲を手掛けている瀬尾さんは、どこかで踏ん切りをつけないと前に進めないことを知っています。たしかに、楽曲に向き合っていればどこか手直ししたくなりしますが、修正を繰り返していては世に出せません。そして、長く時間をかけて何度も手直しをしたからといって、作品がより良くなるとは限らないのです。一度、発表した作品には反省点や後悔が残ることもありますが、だからこそ先へ進むことができます。次はもっと良いものを、という心残りが原動力にもなるのです。もし、パ…
 
映画監督や俳優の世界ではよく聞きますが、生涯現役のまま最期を迎える人というのは案外たくさんいます。余生を静かに過ごせば、もっと長く生きられるのかもしれない。そうだとしても…たとえ病に冒されても身体が思うように動かなくても現場に立ち続け、作品作りに心血を注ぎたいという強い思いが先立つものなのでしょう。瀬尾さんも、「命と仕事なら仕事を取る」と断言します。作品を生み出し続けることが明日への希望であり、そのことで命が削られたとしても仕事をしたい。そういう思いで1つ1つの作品に向き合っているのです。やっぱり、瀬尾さんにリタイアなんて言葉は似合いません。今、瀬尾さんは仕事しようにも、具体的な仕事を動かしていくことがなかなかできないようですが…徐々に動き出してはいるようですから、早く瀬尾さんにとってのいつ…
 
毎日いろんな情報に振り回されて、不安な日々を過ごす人々。その中で、誰かに判断を委ねたがる人を見かけます。出歩くなと言ってほしい。休業しろと言ってほしい。マスクは必須だと言ってほしい。安全かどうかの判断も同じことでしょう。誰かの判断で安全だと言われれば、自分では何も見なくても安心できるのです。でも、それでいいのでしょうか?芸能界や音楽業界にも、所属先の事務所に頼りっきりのタレントやアーティストがいたりするそうですが、言われた仕事だけをこなす受け身な人というのは一定数いるものなのでしょう。言ってくれればやるのに、という人。本気を出せばすぐできる、という人。そういう人たちは、ダメな理由を誰かのせいにしたり、言い訳をしたり…直面した課題から逃げてしまうことも多いのではないでしょうか。やる気のない人は…
 
最近は家を建てるときに、平面図だけ用意するのではなく、3Dで立体的なCGや模型まで作って完成形を見せるのだそうです。たしかに、平面図を眺めるよりは分かりやすいので、出来上がったあとに「なんかイメージと違った」ということにはならなさそうです。これは、音楽でも同じことのようで、最近の作曲家は、オケまで作ってメロディを乗せないと、自分の曲を使ってもらえないのだそうです。昔の作曲家はピアノや鼻歌のメロディだけ作ればよかったのに。今はコンピュータを使えば打ち込みでどんな楽器の音も重ねられますから、作曲家がオケまで作ることは難しくはないのでしょう。でも、そこまで作り込まれたものをアレンジしてと言われても、アレンジャーは困ってしまいます。レコーディング前に「デモをください」と言われることもあるそうです。あ…
 
有名な音楽アーティストや人気のバンドも、ライブをインターネットで配信することが珍しくないこの頃。でも、瀬尾さんは、ライブ配信はその場しのぎな感じがすると、気が進まないようです。無観客コンサートとか、家の中での弾き語りを配信するとか、それでも好きな音楽が楽しめると喜ぶファンはいるかもしれないけど、そればかりを望んでいるわけではない。アーティスト本人も、望んで配信という選択をしているわけではない。あくまでも、今だけの場つなぎだと感じてしまうのです。最近は凝った演出で映像や音があらかじめプログラミングされており、進行のタイミングが機械的に決まっているような作品もあります。毎回違ったアドリブが登場することも良しとしなかったり、公演時間がきっちり決まっているような場合もあります。そうなると、何公演でも…
 
瀬尾さん、前回の収録の後、手術のため入院していたそうです。手術といっても、腹腔鏡手術だったそうで、声だけでは術後だなんてまったく分からないほど特段変わった様子はないのです。入院の前日までタバコを吸ったり、退院直後に飲酒したりジムに行ったりと、いつも通りすぎる行動に井川さんも呆れ気味ですが、お元気なのは何よりです。ずっと仕事が続いていたら、入院するほどまとまった休みは取れなかったことでしょう。こういった時期だからこそ、次の大きな仕事に万全で臨むためにも、「いつかは」と思っていた手術をし、健康不安を取り除き、というのは、有意義な過ごし方なのかもしれません。これまでの音楽人生をまとめた書籍を出版し、中島みゆきさんのラストツアーもあり、75歳でそろそろ引退・・・と思っていたところ、コロナの影響でその…
 
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