#050 「一番遠い星に住む人」ゲスト:橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長)、篠田栞(THEATRE for ALL LAB編集長/ボイスパフォーマー):特集『見える音、聞こえる風景』section4
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全4回でお送りする4月の特集『見える音、聞こえる風景』では、ウェブ版「美術手帖」編集長の橋爪勇介さんと、THEATRE for ALL LAB編集長/ボイスパフォーマーの篠田栞さんをゲストにお迎えし、字幕・音声ガイドをはじめとするインクルーシブな取り組みや、音を用いたインスタレーションなど、文化芸術への多様なアクセスが生まれているなかで、アートや舞台・映画・映像などにおける「聞くこと」「見ること」の関係について取り上げます。
今回は、番組通してゲストのみなさんにお聞きしている、お金とクリエイティビティの相互関係について、そして文化芸術のインクルーシブな取り組みについて、特集最終回も多岐に渡るトークが繰り広げられました!
京都の河原がフェス状態になっていたという中世・室町時代の芸能を事例に、そこには芝居や音楽の小屋や舞台が建てられ、琵琶法師はじめとする様々な身体の人が混在し、海外含め大勢の観客が集まり非常に賑わっていたということから、現在においても大切なのは「みんな一緒に」ではなく、みんなそれぞれ好きなスタイルでその場に参加すること、つまりそのために選択肢を増やすことであり、そしてそれらを守ることであるという、インクルーシブの意味を今一度考える展開に。
さらには、長井さんの「逆AI」発言も飛び出し、みんな違うことが前提であるからこそ自分とは遠いところにある人や話題に触れていくための術について、様々な意見が飛び交いました!そして、オープニングトークでは、番組始まって丸一年!そして記念すべき50回目のエピソード配信ということでこれまでのゲストさんとのトークで感じたことなど、この1年のプチ振り返りもお楽しみに!ぜひお聞きください!
番組では、エピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたSpotifyプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録お願いします!
https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr
「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの提供でお送りいたします。
<ウェブ版「美術手帖」>
<THEATRE for ALL LAB>
https://basic.motion-gallery.net/community/theatreforalllab/
<九段ハウス>
https://kudan.house/
<Hot Projects>
『近衛十四郎十番勝負』出版応援プロジェクト:カラー図版頁で剣豪スターの魅力を倍増させたい!
https://motion-gallery.net/projects/konoe-jushiro
<clubhouseにて番組スピンオフやってます!>
・「今週の文化と社会のはなし」
・clubhouseにて「MOTION GALLERY 大高」を検索&フォローお願いします
<ご意見・質問お待ちしてます!>
番組のハッシュタグ #mgc
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<ゲストプロフィール>
橋爪勇介 (ウェブ版「美術手帖」編集長)
https://bijutsutecho.com/
1983年生まれ。三重県出身。 立命館大学国際関係学部を卒業後、美術年鑑社『新美術新聞』の記者を経て、2016年より 株式会社美術出版社に入社。2017年にウェブ版「美術手帖」を立ち上げたのち、2019年より編集長を務めるほか、 美術手帖のpodcast番組「instocial」ではMCも担当。
篠田栞 (THEATRE for ALL LAB編集長/ボイスパフォーマー)
https://theatreforall.net/
1990年、奈良生まれ。京都大学在学中より日本の民俗芸能や古典芸能に惹かれ、特にお能の身体をリサーチして、国内外でクリエイションを行う。傍ら会社員として、広告・デザインのプロデューサー業を経験。現在は、THEATRE for ALLのコミュニケーションチーム現場統括, LABの編集長として、アクセシビリティをテーマとしたコミュニティづくりを模索中。
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