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編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくPodcast(ポッドキャスト)番組『MOTION GALLERY CROSSING』。日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」が東京・九段ハウスから毎週お届けしています! 「表現」のようなクリエイティブな活動や「まちづくり」のようなパブリックな活動は、どうしても短期的な経済合理性と二律背反になりがち。新しいチャレンジやアイデアが「お金」を理由にストップせざるを得ない事例を1つでも減らすために立ち上がった「MOTION GALLERY」には、そんな二律背反を打破する新しい文化投資・社会投資の種や事例が沢山あつまっています。『MOTION GALLERY CROSSING』では、そんなプロジェクトの話しも交えつつ、みんなで「これからの文化と社会のはなし」を考えて行きたいと思っています。
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もしくろ8月は【もしくろ4年目の重大発表!】。「神保町ブックセンター」からの久しぶりのリアル収録で、武田さん、長井さん、大高さんの3人トークをお送りしていきます。(8月は前編後編の2エピソード配信です。) 各々が音声メディアに携わってきたなかで、改めてPodcastそしてもしくろに想うことを話していった、リニューアル前の最終回。 流石にいいわけねえだろー!/めちゃかわ委員長は忘れてくれよ〜/長井短のちゃぶ台返しにみる文化が生まれるところ/武田さんの大回し/声の依代/Podcast≒ストック/ラジオ≒フロー/雑誌と本の間の不思議な質感/最初は緊張したなあ/リスナーのみなさんへのメッセージ…など。 さらには、あまりの暑さに目が出そうな武田さん、長井さんの夏を乗り切る食べ物のことなど、オープニング…
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もしくろ8月は【もしくろ4年目の重大発表!】。「神保町ブックセンター」からの久しぶりのリアル収録で、武田さん、長井さん、大高さんの3人トークをお送りしていきます。(8月は前編後編の2エピソード配信です。) この春で開始から丸3年を迎えた、MOTION GALLERY CROSSING。これまでの経験を活かして、今秋からあるチャレンジを行うこととなりました。そのチャレンジとは…?詳しくはぜひエピソードをお聞きください! 番組スタート時の社会状況と、今のそれ/MOTION GALLERYも新たなチャレンジが続々と/コロシアム構想!?/クラス替えみたい/初回エピソード音源を聞き返してみたら…など。 さらには、長井さんの新ドラマのお話など、オープニングもお聞き逃しなく…! 今回のHotProject…
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もしくろ7月の特集は【樹木といのち】。前田せつ子さん(ライター/編集者/映像作家)をゲストにお迎えしてお送りしてきました。 特集の最終回。違和感をやりすごさず行動に移すヒントを掘り下げていくと、仲間の存在と、国立の歴史と人が培ってきた「まちづくり」への能動的なアクションのお話に。さらには、2度のプロジェクト実施を通して前田さんが感じた、クラウドファンディングで集まったお金が持つエネルギーなど、最後まで盛りだくさんでした! 仲間がいるからできること/「るろうに剣心」の戦い方/3本の矢/仕事ではない組織をつくる/それぞれのモチベーション/喜びの増幅/「自律的な結」/スクラム組む/国立と市民活動/民主主義の学舎としての公民館/女たちの学習/子どもと母親どちらの権利も守る/地域で学ぶ/「まちづくり」…
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もしくろ7月の特集は【樹木といのち】。前田せつ子さん(ライター/編集者/映像作家)をゲストにお迎えしてお送りしています。 ここまで、国立第二小の樹木の緊急避難プロジェクトについて話を聞いてきたなかで、自分にできることは何か知りたい、という長井さんの問いかけからスタートした、特集3つ目のエピソード。さらには、編集者・ライターであり、市議会議員も経験して今は映像作家でもある前田さんのキャリアに大きな影響を与えた、さまざまな出会いについてもお話を伺っていきました。 家族のように植物を観察する/植物も感受性豊か/地面を固める人間と、空気と水の循環を促す動物や虫たちと/少し土に穴を開けてみる/移植ゴテを持ち歩く?!/風のように草を刈る/草刈りは子育てと一緒/アンバランスこそバランスが保たれる/環境を変…
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もしくろ7月の特集は【樹木といのち】。前田せつ子さん(ライター/編集者/映像作家)をゲストにお迎えしてお送りしています。 わずか4日間で40本の移植に挑んだ、国立第二小学校の樹木の緊急避難プロジェクト。その現場の様子や、そこに至るまでの行政とのギリギリの交渉には、前田さんはじめとするチームのみなさんの気迫と熱意、そして、子どもの学びの場で樹木(いのち)を容易く切り倒すのかという、いのちに真摯に向き合う大人たちの姿がありました。 伐採に対する潜在意識/「根回し」/4日間で40本の移植/絶対に救うんだ/移植した桜の芽吹き/肩を寄せ合う樹木たち/移植という選択肢を/開かない扉を叩く/「全部できますよ」/いのちの尊さを学ぶ場で樹木のいのちを粗末にしていいのか/ギリギリの交渉/同じ場に立ち顔を合わせて…
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もしくろ7月の特集は【樹木といのち】。前田せつ子さん(ライター/編集者/映像作家)をゲストにお迎えしてお送りしていきます。 特集の初回。前田さんが「「息をしている限り あきらめない」樹木(いのち)の緊急避難プロジェクト!」(現在、MOTION GALLERYで実施中)に携わることとなったきっかけを 掘り下げていくと、街の再開発や建て替えによって伐採を余儀なくされる樹木にも命があり、環境を支える重要な存在である、そんな当たり前だけど見過ごされている事実を再確認するお話に。 映画「杜人 環境再生医・矢野智徳の挑戦」とクラウドファンディング/虫からみた世界/ナウシカのような人/想いは技術に先行する/自己資金での映像制作/共鳴してくれる人たちからの応援/樹木をモノとしてみるのか命としてみるのか/人間…
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もしくろ6月の特集は【ミニシアター・エイド基金、その次へ】。映画監督の深田晃司さんをゲストにお迎えしてお送りしました。 環境改善のために立ち上がった仕組みがすぐ”型”に陥ってしまいがちなことが多い中で深田監督の話に勇気づけられたという長井さんのメッセージからスタートした、特集の最終回。活動完了を迎えたミニシアター・エイドですが、その襷は繋がれている、そんなお話となりました。 ハラスメント講習の講師が高圧的…?!/ハラスメントはゼロにならない/人間は不完全であることを前提とした制度設計を/最大のポイントは持続性/窮地に陥るたびに映画ファンに助けを求めるのか?/フランスの映画館への助成の手厚さ/「action4cinema日本版cnc設立を求める会」へ繋がれた襷/深田監督の3年間/映画愛で繋がり…
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もしくろ6月の特集は【ミニシアター・エイド基金、その次へ】。映画監督の深田晃司さんをゲストにお迎えして、お送りしています。 多様な表現の維持には多様な財源が必要であるという前回のお話から続いて、日本版CNC設立に向けた文化助成の使いづらさと”チケット税”の導入、そして表現(労働環境)とお金のリアルな関係を考えていった今回のエピソード。 チケット税と持続性/文化予算の後払い制という負担/国から成果物と見なされるもの見なされないもの/自分たちの手で活きた制度をつくる/映画業界内のコンセンサスと法整備/「KOFIC(韓国映画振興委員会)」と韓国映画の勃興/飴玉はいらない、芝生の球場を/自分たちで勝ち取った制度/日本人の公共への意識/労働環境改善とハラスメント講習/「action4cinema日本版…
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もしくろ6月の特集は【ミニシアター・エイド基金、その次へ】。映画監督の深田晃司さんをゲストにお迎えして、お送りしています。 特集の2つ目のエピソード。ミニシアター・エイドが必要となった背景にある日本の映画界に欠けているものを掘り下げていくと、海外の文化助成はどうして手厚いのか?多様な作品がつくれる仕組みとは?といった、切っても切れない映画づくりとお金のお話になりました。 トークイベント(2022)と懇親会(2023)/開催時期の見極め/「まさかこんなに時間がかかると思ってなかった」/コロナ禍のミニシアター危機は終わったの?/日本の映画界にないもの/「CNC」「KOFIC」/映像分野の助成と振興を司る公的機関/財源にあるチケット税/業界内で助け合うことはできなかったのか?/リクープしなくていい…
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もしくろ6月の特集は【ミニシアター・エイド基金、その次へ】。映画監督の深田晃司さんをゲストにお迎えして、番組最初のテーマであり、先日、3年に渡る活動を完了した「ミニシアター・エイド基金」のこれまでを振り返りながら、日本の映画業界をより良いものに変えていく新たな動きについてお話を伺っていきます。 濱口竜介監督とともに番組最初のゲストだった深田監督。当時のコロナ禍の社会全体そしてミニシアターを取り巻く環境を思い出しながらお話ししていった特集初回。 「ミニシアター・エイド基金」とは?/シネマスコーレ坪井さんの発信/いまそこにある閉館の危機/深田監督と濱口監督からの電話/まずはミニシアターの定義から/同時多発的なミニシアター救済活動/国への呼びかけと支援の呼びかけと/「3億円事件」/三日で一億円突破…
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もしくろ5月は【2023年もしくろの春】と題して、この時期恒例の過去一年(and more…)の特集や、いわば番組の"同期"となるコロナ禍とのこれまで、さらには初回テーマであった「ミニシアター・エイド基金」のことなど、武田さん・長井さん・大高さんの3人トークでお送りしました。 前回に引き続きコロナ禍の3年を振り返りながら、番組とは深い縁のある「ミニシアター・エイド基金」の活動完了の話となった今月の最終回。 ベースが斜めだから/好きにやったらいんだなと思えるようになった/チェーンメールが回ってこない/振り返らざるを得ないコロナ禍での東京オリンピック/不条理さ/「ミニシアター・エイド基金」懇親会/同窓会のような雰囲気/日本版CNC/チケット税/国内の映画産業への助成に回す、など…。 さらに、オー…
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もしくろ5月は【2023年もしくろの春】と題して、この時期恒例の過去一年(and more…)の特集や、いわば番組の"同期"となるコロナ禍とのこれまで、さらには初回テーマであった「ミニシアター・エイド基金」のことなど、武田さん・長井さん・大高さんの3人トークでお送りしています。 5月から新型コロナが5類に引き下げられて、これまでの感染予防のためのルールが緩和されてきた今、この3年の変化を振り返ってみました。 ライブ・スポーツ観戦の声出し解禁/野球観戦を好きになる自分の可能性/野球場は心が広い/試合中の流しそうめん/DIYのボールパーク構想/人と話すのってこんなに難しかったっけ?/どのテンションで3年間を振り返るか/何度も変わった世界/マスクをつける時はずす時/徒歩が増えて東京の土地勘がついた…
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もしくろ5月は【2023年もしくろの春】と題して、この時期恒例の過去一年(and more…)の特集や、いわば番組の"同期"となるコロナ禍とのこれまで、さらには初回テーマであった「ミニシアター・エイド基金」のことなど、武田さん・長井さん・大高さんの3人トークでお送りしています。 ゲストの習慣紹介コーナーを振り返る今回のエピソード。数々の習慣を紹介してきた3人にはどんな変化が…? 習慣があるっていう習慣が羨ましい/できなくてもやりなおせる/言われたことをまあまあやらない/朝起きていきなり走る/ギャグ漫画みたいに起きた瞬間にベッドから飛ばされたい/三者三様のお風呂で読書/汗が伝う感覚が苦手/一度は本を湯船に落としてみよう/活字が湯に浮かぶ/どうせできないし!も大切、など。 オープニングでは、長井…
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もしくろ5月は【2023年もしくろの春】と題して、この時期恒例の過去一年(and more…)の特集や、いわば番組の"同期"となるコロナ禍とのこれまで、さらには初回テーマであった「ミニシアター・エイド基金」のことなど、武田さん・長井さん・大高さんの3人トークでお送りします。 2020年春からスタートしたもしくろも2023年4月で3周年を迎えたということで、初回ではここ一年間をベースにこれまでの特集を振り返りました。 TOBIさんGOMESSさんゲスト回のお風呂と麻婆豆腐/この日本酒をどうしたらいいかを千葉麻里絵さんに聞きたい/たかくらかずきさんの個展@山梨県立美術館/自分は大人だと気付いた子どもの遊び場づくり特集回/稲垣紀子さんの”好き”と”楽しむ”気持ちに触発される/長井さん待望のクィア・…
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もしくろ4月は、特集【つくって食べてつながって。シェアするキッチンとこれからの商い。】として、建築家/株式会社anova design代表の、宮地洋さんをゲストにお迎えしてお送りしました。 特集の最終回。最近増える”ひと棚貸し”などのスペースシェアの背景や、これまで2度プロジェクトに挑戦した宮地さんが見たクラウドファンディングについて掘り下げていきました。 スペースの利活用/衛生管理と行動範囲/地域住民としてコミットメントする/自分のお店だと胸を張れる場所に/コミュニケーションがうまれる店構えと地域の空気/シェアのトレンドにある需要と共有の逆転/個性を伝えられるお菓子であればビジネスになる/安全性と創造性とヒューマンセントラルの共存/背反をつぶす/クラウドファンディングとコミュニティデザイン…
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もしくろ4月は、特集【つくって食べてつながって。シェアするキッチンとこれからの商い。】として、建築家/株式会社anova design代表の、宮地洋さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 長井さんからの「ほうれん草のおひたしでもいいの?」という問いかけからスタートした特集の3エピソード目。設備だけでなくコミュニケーションを大切にする宮地さんのシェアキッチンを自分でも利用してみたくなる、そんなお話となりました!。 「これ、売れるんじゃない?」を次の日から実現できる場所/「自分でつくるしかない」という使命感/スモールスタート×シェアキッチンのビジネスモデル/「世界への信頼」/エスプレッソトニックのスタンドをつくる?!/自分が欲しいものをつくってもらう/時間と料金のジレンマ/衛生管理と菓子づく…
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もしくろ4月は、特集【つくって食べてつながって。シェアするキッチンとこれからの商い。】として、建築家/株式会社anova design代表の、宮地洋さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 特集の2回目。宮地さんとシェアキッチンのはじまりをさらに掘り下げていくと、ルールとコストとクリエイティビティの意外だけど納得な関係のお話となりました。 宮地さんとシェアキッチン、エリアリノベーションと食を囲むコミュニケーション、独立してビルを運営!?、コミュニティのルールから管理ルールへ、安心して使えるためのルールと賃料、食のスタートアップ、衛生管理とコストの両立、ノンオペレーションでどこまでできるか、プレイヤーも管理者に、シェアリングエコノミーの意識、食堂と生産効率、など…。 「MOTION GALL…
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もしくろ4月は、特集【つくって食べてつながって。シェアするキッチンとこれからの商い。】として、建築家/株式会社anova design代表の、宮地洋さんをゲストにお迎えしてお送りします。 実はもしくろ誕生に浅からぬご縁のある宮地さんということで和やかなムードでスタートした今回の特集。宮地さんがシェアキッチンを手がけるきっかけとなった学生時代の経験や、シェアキッチンはどんな人がどんな風に使っているかを掘り下げていった初回。 リスナーアンケート結果発表/高まるシェアキッチンの数と認知/菓子製造のシェアキッチン/セカンドキャリア、独立トライアル、ダブルワーク/スモールビジネスとしてのシェアキッチン/製造許可とコストのハードルを下げる/3.11とコミュニティと食と場所づくり/みんなでつくって食べて片…
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もしくろ3月は、特集【巻き起こる!インド映画旋風のヒミツとは!?】として、「南インド料理店 なんどり」マダムの稲垣紀子さん(「テンドラル合同会社」代表社員)をゲストにお迎えしてお送りしました。 特集の最終回。「響け!情熱のムリダンガム」がクラウドファンディング含めひとつのロールモデルのようになって、同じように推し活上映される映画が増えていって欲しいという、先駆者としての稲垣さんの想いと熱意が溢れるトークとなりました。 権利を買うのと配給をするのとは別の話として考えてみる/自主上映会で楽しむために権利を得るのもひとつのやり方/コロナ禍でのチャンス/劇場公開するという責任と気合い/クラウドファンディングのプレゼンター同志の交流と励まし/自分でやれる範囲で公開していく/心を込めてやりとりすれば動く…
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もしくろ3月は、特集【巻き起こる!インド映画旋風のヒミツとは!?】として、「南インド料理店 なんどり」マダムの稲垣紀子さん(「テンドラル合同会社」代表社員)をゲストにお迎えしてお送りしています。 特集の折り返し地点となる3つめのエピソードは、最近「RRR」を観た長井さんからの、「インド映画業界は代々芸能の仕事をしている人が多い?俳優の仕事の位置付けは?」という質問からスタート。 当初は俳優のなり手がいなかった/かつての映画産業と身分/インド映画人気の高まりと成功ストーリー/叩き上げの監督や俳優も多い/南インドと北インド/インドのお札に書かれた20近い公用語/複雑に細分化された各言語と映画/侵略の歴史と南北の人種と文化/世界に散らばった民族と映画の広まり/インドに残るカーストの跡/北は小麦文化…
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もしくろ3月は、特集【巻き起こる!インド映画旋風のヒミツとは!?】として、「南インド料理店 なんどり」マダムの稲垣紀子さん(「テンドラル合同会社」代表社員)をゲストにお迎えしてお送りしています。 「バーフバリ」や「RRR」など、従来のファンを越えた盛り上がりを見せるインド映画の大ヒットの裏側について、同じく”南インド映画”の「ムトゥ踊るマハラジャ」(95年)と比較しながら掘り下げていった今回のエピソード。さらには初めての自主配給でのエピソード、そしてそれほどまでに推した映画の魅力を稲垣さんにお聞きしました。 ムトゥは時代に逆行するような古き良きインドの姿がヒットの要因/「バーフバリ」「RRR」の”ローカル”を越えた映画づくり/インド映画=インドや海外に住むインド人が観る映画→インド人以外も観…
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もしくろ3月は、特集【巻き起こる!インド映画旋風のヒミツとは!?】として、「南インド料理店 なんどり」マダムの稲垣紀子さん(「テンドラル合同会社」代表社員)をゲストにお迎えしてお送りしています。 気になるプロジェクトとして、昨年、番組の「hotprojects」のコーナーにて紹介した時からとても印象が強かった稲垣さんがゲストということで、ついに会えた!というテンションからスタートした今回の特集。 推し活が高じてインド映画「響け! 情熱のムリダンガム」を配給/インドの古典音楽がテーマ/日本未公開で監督からの「そんなに好きならきみが買えば?」/映画館からの「やろうと思えば稲垣さん、自分でも(配給)できますよ」/配給する人と宣伝する人の乖離とジレンマ/クラウドファンディング=発信になる/リストラ失…
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もしくろ2月は、特集【アートの見方】として、ノンフィクション作家の川内有緒さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 前回からの、”変わっている”と見なされることへの違和感のお話の続きから始まった特集の最終回。 自分と違う人と出会う驚きが楽しく軽やかなったら/ありがとうを言わなくてもいい関係/”変”と言われることの自己肯定?!/自主配給の強み/クラウドファンディングがなかったら映画を世に届けられなかった/人と人として繋がる/「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」と「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」/ふたりでつくったからこその発見/ドキュメンタリーの立体さ/映画を羽ばたかせたい…など、著者であり共同監督であり配給も担う川内さんの挑戦に最後まで圧倒されました…! さらには、ウェンデリ…
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もしくろ2月は、特集【アートの見方】として、ノンフィクション作家の川内有緒さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 川内さんが美術館によく行くようになったきっかけを知りたいという長井さんの問いかけから始まった特集3エピソード目。 マイティの存在/閉じたものが開かれた/ウィリアム・ケントリッジ/推しをみつけたい/ハズレることを良しとする/芸術祭のすすめ/美術鑑賞で生まれる物語/鑑賞は自由なもの/違う身体や心を持つ人への意識/別の感覚が目覚める/環世界/”変わった人”という謎のカテゴリ/目の見えない人は目の見える人のようにならないといけないの?/違う感覚を持っていることが当たり前の社会に…など、海外での暮らしも経験した川内さんが白鳥さんとの交流を通して感じる、日本にありがちな意識への疑問や社会…
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もしくろ2月は、特集【アートの見方】として、ノンフィクション作家の川内有緒さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 書籍「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」とドキュメンタリー映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」が生み出された背景に触れた2回目。 白鳥さんは”美術鑑賞者の鑑賞者”でもある/自分だったらどんな風に説明する?/そもそもなぜ白鳥さんは美術館に行ったのだろう?/きっかけを深めるに至った何か/何も考えずにこの人と過ごした先に見えてくるものを描く/コロナ禍とアート/映像で記録していたらドキュメンタリー映画に/撮影の最終日に共同監督に/作品ごとにうまれるテーマと会話/まとまらない世界、わかりあえないこの感じ…など、白鳥さんとの芸術鑑賞を重ねることで自ずと生まれてきた本と映画…
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もしくろ2月は、特集【アートの見方】として、ノンフィクション作家の川内有緒さんをゲストにお迎えしてお送りしていきます。 アート作品を巡りながら渡り鳥のように旅をする「全盲の美術鑑賞者」白鳥建二さんの旅路や日常を追った書籍とドキュメンタリー映画を手がけた川内さん。特集初回では白鳥さんとの出会いや鑑賞スタイルのお話となりました。 見ることにある背景/目の見えない人とどうやって一緒に見る?/女性は猫のノミを探しているのか、悩んでいるのか/人の顔が描かれていない?/それまで見えなかったことが一気に見えていく/人はなぜ美術館に行くのか?/ひとつの作品に対して深まった時の充足感/作品との対話と会話/誰かと一緒に見る喜び/観察する力と楽しむ力など、ハッと気付かされるようなトピックが満載です。 さらには、ピ…
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もしくろ1月は、二部構成!1週目はフリートーク。2〜4週目のエピソードでは、特集【聴きたい!知りたい!ポッドキャストレコメンデーション2023!】として、編集者の今井雄紀さん(株式会社ツドイ代表)をゲストにお迎えしてお送りしています。 月替わりのゲストが登場する”もしくろ”ならではの長井さんの問いかけからスタートした、今井さんゲストの最終回。 初対面のゲストとの距離感と雑談味/ぼくも毎回変わるゲストとは敗北した人間です/もっと自分の話をしてもいいんだ!/雑談とインタビューの違い/別の道を歩こう!/脳が2コある/イベントでの当事者意識/転職しないでください/おかわりと会話とホッピー/フィジカルとデジタルで場を増やす/ビアバー付きポッドキャストスタジオ「雑談」のプレイリストなど、今回もいますぐチ…
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もしくろ1月は、二部構成!1週目はフリートーク。2〜4週目のエピソードでは、特集【聴きたい!知りたい!ポッドキャストレコメンデーション2023!】として、編集者の今井雄紀さん(株式会社ツドイ代表)をゲストにお迎えしてお送りしています。 ポッドキャストウィークエンドしかり、熱が高まるポッドキャストのなかで今井さんが注目するおすすめ番組を紹介していただいた特集2回目。 この企画がすごい/「good morning アディクト」/当事者が発信することの意味/「低空飛行」/この人だからできること/差し込まれるコンサル的相談/「Off Topic // オフトピック」/テックニュースを柔らかい語りで/「柳下今井のハッシュタグラジオ」/東京にいる名古屋の人は個性的な人が多い/「確信犯」とELLEGARD…
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もしくろ1月は、二部構成!1週目はフリートーク。2〜4週目のエピソードでは、特集【聴きたい!知りたい!ポッドキャストレコメンデーション2023!】として、編集者の今井雄紀さん(株式会社ツドイ代表)をゲストにお迎えしてお送りしていきます。 約半年ぶりという番組史上最速での再登場となったゲストの今井さん。大盛況だった昨年10月のポッドキャストウィークエンド(第2回)の様子や、2023年おすすめのポッドキャスト番組についてお話を伺っていきました! ポッドキャスト選びは学び?雑談?/仕事との相性/白い紙とペンとポッドキャスト/コンサル風質問差し込みます/3000人の来場/Twitterスペースのべ1000人/特別に知名度がない?!/顔出しNGの番組ブースの工夫/発酵×カレー×ワイン(番組コラボフード…
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もしくろ1月は、二部構成!武田さん&長井さん&大高さんによるフリートークと、特集【聴きたい!知りたい!ポッドキャストレコメンデーション2023!】をお送りしていきます。 今回が2023年最初の配信ということで、新年の新たな試みとして大高さん進行役による”あけおめフリートーク”に挑戦! 木彫りのイワナで埋まる武田家/”フッ軽力”の向上/韓国語の勉強をはじめた長井さん/「しゅたうぉじゅ」と「てっくん」/強めの司会回し/短歌の白帯/ご納得いただけましたか?/抱負ハラスメント/3という節目/雑談を探す旅/長井さんと大高さんの雑談しなかった思い出/三者三様のワールドカップ/ハーフタイムのスマブラ/呪いみたいに言わないで〜!/前田ガチ勢/ポケモンの赤と銀???/ダブルキャストでお送りしています、など、新…
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もしくろ12月は、特集【カンパイ!伝統と新風の日本酒】として、西麻布「EUREKA!」オーナーの千葉麻里絵さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 右肩上がりの海外での日本酒需要のトピックから、海外の人が感じる日本酒独特の魅力やクラブイベントとの意外な相性、そして千葉さんがお仕事で常に意識している2つのことについてお話を伺った特集最終回。 海外で好まれる日本酒独特の酔い/気づいた時にはもう引き返せない/日本酒は光る/「大衆に受け入れられるもの」と「自分が好きでやりたいこと」/わかりやすさに忍ばせる「ちょっとした違和感」/長井さんが白目アイコンに忍ばせたもの/西麻布で昼飲み文化を根付かせる、など海外から化学まで幅広いトークとなりました! さらには、武田さん&長井さんの2022年の目標おさらい…
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もしくろ12月は、特集【カンパイ!伝統と新風の日本酒】として、西麻布「EUREKA!」オーナーの千葉麻里絵さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 お酒と料理の美味しい”ペアリングを千葉さんに教わったところで、では下戸の人も日本酒も楽しめる方法ってなんだろう?という長井さんの質問から、さらなる日本酒の新しい楽しみ方や、自由に飲んでほしいという風潮に変わってきたつくり手の意識とその背景にも触れていった今回のエピソード。 氷を入れる(ロック)、お燗に割水(加水燗)、ブレンド、特徴ある香りを活かす酒づくり、かつての焼酎ブームと日本酒需要の衰退、蔵元と杜氏と世代、コロナ禍と流通、JSP(ジャパン・サケ・ショウチュウ・プラットフォーム)、酒販店と書店、消費者の需要と酒販店の供給、キンキンに冷やした日…
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もしくろ12月は、特集【カンパイ!伝統と新風の日本酒】として、西麻布「EUREKA!」オーナーの千葉麻里絵さんをゲストにお迎えしてお送りしています。 ”ペアリング”や”口内調味”というワードで日本酒の新しい楽しみ方を提案されている千葉さんに、ペアリングの実例やそのロジック、「EUREKA!」についてお話を伺った特集2回目。 ブルーチーズハムカツと(ドロドロの)どぶろく、鴨のローストwithきゅうりのペーストソースと赤ワイン樽で熟成させた酒、お燗酒の適温を超える、100本ノックと答え合わせ、「EUREKA!」と階乗、木桶のコの字カウンター、西麻布のVIPルームと立ち飲み、升酒に塩で「だいぶ酒飲み(笑)」、そして「なんでリモート(収録)なんだよ!」の雄叫びなど、今回も舌と胃が刺激されてハイテンシ…
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もしくろ12月は、特集【カンパイ!伝統と新風の日本酒】として、西麻布「EUREKA!」オーナーの千葉麻里絵さんをゲストにお迎えして、変わりゆく日本酒業界について、そして日本酒の新たな楽しみ方についてじっくりお話を伺いました! 日本酒を好む長井さん、日本酒は時々飲むくらいの武田さん&大高さんという布陣の特集の初回。まずは千葉さんがエンジニアから飲食業(日本酒のお店)に転身したきっかけや、そこから現在に至るまで千葉さんから感じる日本酒業界の変化についてお話を伺っていきました。日本人の食文化の多様化にともなう「酸」とのペアリングを意識した酒づくり、「蔵元杜氏」の登場、ラベルのジャケ買い、低アルコール、ワンカップと缶、四合瓶と一升瓶など、気になるワードが続々と出てきて…!テンション高めの今月の特集、…
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もしくろ11月は、特集【これからの遊び場を考える】として、「一般社団法人TOKYO PLAY」代表理事の嶋村仁志さんをゲストにお迎えしています。 嶋村さんが代表を務めるTOKYO PLAYでは、身体に機能不全がある子どもや医療的ケアが必要な子どもたちもみんな混ざって豊かに遊べる遊び場づくり(砧公園「みんなのひろば」)に取り組んでいるほか、嶋村さんが翻訳した本が出版されたということで、インクルーシブってなんだろう、その捉え方や実践について掘り下げた特集最終回。 「子ども基本法」が成立して来年4月には子ども家庭庁も新設されるなど、いま子どもの権利を守るルールづくりが大きく進んでいる日本。1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」以降、日本では初めてとなる包括的な取り組みであり、そこには遊ぶ…
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もしくろ11月は、特集【これからの遊び場を考える】として、「一般社団法人TOKYO PLAY」代表理事の嶋村仁志さんをゲストにお迎えしています。 「ダメ」やルールだらけの公園のように、大人がミスを減らしていこうとする風潮がより濃く子どもに伝播する流れを止めて、間違ったら間違ったで考えていける間柄や社会となるにはどうしたらいいの?という長井さんの質問から始まった今回のエピソード。プレイワークでは遊びたいという気持ちを大切に、その通りできないとしてもどうやったらできるかを考えていくとのことで、「失敗しても当たり前、それで人生なんて終わらないから」という嶋村さんの言葉に、そんな風に受け止められる大人を増やしていくことが、遊び場を考える上でとても重要だと感じました。 そしてリスナーアンケート結果から…
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もしくろ11月は、特集【これからの遊び場を考える】として、「一般社団法人TOKYO PLAY」代表理事の嶋村仁志さんをゲストにお迎えしています。 子どもの遊ぶ環境づくりの専門分野「プレイワーク」について学んだ初回に続く、今回のエピソード。「では、遊ぶことは成長にどんな風に大切なの?」を掘り下げていくと、人間は、未熟に生まれる生き物として自分で自分の安心を確保できるように、外の世界に興味を示す・触れることは楽しいと思えるようになっていて、それこそが遊びであり、つまり遊びとは本能の活動で、遊ぶことで自分で自分を育てるサイクルが自然と回っていくようになっている、というお話に。遊びは全ての子どもに許されている生命の仕組みとして、時には危険を知り、他者とのコミュニケーションの術を培っていくものであるこ…
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もしくろ11月は、特集【これからの遊び場を考える】として、「一般社団法人TOKYO PLAY」代表理事の嶋村仁志さんをゲストにお迎えします。 子どもが自由に遊ぶ環境づくりのための活動や研究が活発なイギリスで「プレイワーク」を学び、冒険遊び場でのプレイワーカー(プレイリーダー)を歴任されてきた嶋村さんに、プレイワークとは?プレイワーカーとは?を伺った特集初回。共働きの増加により、保育所や学童で過ごす子どもが増えるなかで、子どもの自由に遊ぶ/過ごすための大人の関わり方や環境づくりについての専門分野として1980年代にイギリスでうまれた「プレイワーク」。日本でも自由な遊び場としてのプレーパークやそこで活動するプレイワーカーの存在は周知されてきた一方で、遊び場以外の遊びや、当事者以外の人々との関わり…
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もしくろ10月は、特集【銭湯から考える、まちと歴史とコミュニティ】として、編集者/プロデューサーの江口晋太朗さん(せんとうとまち理事)をゲストにお迎えしています。 いよいよ特集の最終回。歴史的建造物の保全におけるお金との関係性を考えるうえでとっても重要になってくるのが、「相続」の問題。あらゆる歴史的建造物には所有者がいて、個人、親族、団体、自治体などさまざま。助成金があるといっても、維持管理にはその費用も税金もかかり、所有する側には大きな負担となります。そしてその難しさの結果、駐車場や幽霊屋敷となってしまうというケースも。維持したいと考えている人と、所有している人の思いを、どう持続させ、歴史を繋げていくのか。そんな時に運営のスキームづくり含め運営主体のデザインをサポートするのが例えば「せんと…
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もしくろ10月は、特集【銭湯から考える、まちと歴史とコミュニティ】として、編集者/プロデューサーの江口晋太朗さん(せんとうとまち理事)をゲストにお迎えしています。 既にできあがったコミュニティに新たな人が入っていく時の緊張や少しの疎外感についての長井さんの質問から始まった特集3つ目のエピソード。銭湯に限らず何かしらの場所をつくるうえで避けて通れないこのジレンマに、江口さんからは銀座でのポップアップでの経験談が。あえてキュレーションしないというキュレーションによって八百屋の隣に占いやマッサージが並ぶという組み合わせが発生し、銀座にマイクロスペースで出店できるという仕組みにより普段は銀座に訪れない人々もやってくる機会になったとのこと。都市の均一化をどう壊していくか、地方のロードサイドの均一化をど…
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もしくろ10月は、特集【銭湯から考える、まちと歴史とコミュニティ】として、編集者/プロデューサーの江口晋太朗さん(せんとうとまち理事)をゲストにお迎えしています。 編集者としての「せんとうとまち」での江口さんの役割やモチベーション、そして歴史的建造物を維持保存することの意味について掘り下げていった特集2回目のエピソード。 管理部門に近いという「せんとうとまち」での江口さんのお仕事。あまり関係なさそうに思えるその内容も、きめ細やかな気配りや丁寧さが必要なバックエンド的な作業はつまり、一般的な書籍の編集者と同じであるという意外な共通点がありました。 そして、建築保存のお金の部分では、歴史的建造物の定義(築年数、景観への寄与、再現が容易ではないこと)に触れながら、文化財の保全と技術の継承との関係、…
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もしくろ10月は、特集【銭湯から考える、まちと歴史とコミュニティ】として、編集者/プロデューサーの江口晋太朗さん(せんとうとまち理事)をゲストにお迎えします。銭湯をはじめとする歴史的な建物が地域のコミュニティ形成にあたえてきた影響/価値の再発見や、その歴史的な建物を地域で維持・保存していくにはどうしたらいいのかなど、じっくりお話を伺いました。 江口さんは「せんとうとまち」のクラウドファンディングのほか、MOTION GALLERYのフェローシップの取り組みにもご参加いただいており、武田さんとも編集者として以前から交流があるということで、出会いを振り返りつつ和やかなムードでスタートした特集初回。今回のテーマのきっかけとなった、MOTION GALLERYが参加する東京都による観光資源保全等のた…
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もしくろ9月は特集【はじめてのクィア・スタディーズ】として、クィア・シネマ研究者の菅野優香さんをゲストにお迎えしています。 自分や周囲、特に若者のジェンダーやセクシャリティの捉え方の変遷に触れつつ、映画におけるポリティカル・コレクトネスを考えていった特集最終回。 「なぜ当事者では無い自分がクィアを学びたい/知りたいと思うのか」という疑問から、その欲求の根幹にあるものを探っていくと、実は非当事者はいないこと、生きるなかで感じるもやもやであったり、自分なりの切実さがそこにはあるんだという気付きが。真摯に学ぶことが互いのフラットな理解につながることを改めて感じました。 そして後半では、ここまで傾聴していた番組アシスタント大高さんから発せられた、映画におけるポリティカル・コレクトネスやアファーマティ…
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もしくろ9月は特集【はじめてのクィア・スタディーズ】として、クィア・シネマ研究者の菅野優香さんをゲストにお迎えしています。 特集も後半となる3つ目のエピソード。研究分野としての”クィア・スタディーズ”とその”読み方”についてお話を伺った前回から、より現実の方向に視点を移して、最近特にSNSで顕著なトランスジェンダーへのバッシングにある背景にあるものは何なのか、について掘り下げていきました。特に、”性別のゆらぎ”という菅野さんの発言から繋がった、長井さんからの、自分の中にある男性的な部分とパートナーの中にある女性的な部分との関係性のお話には、とてもハッとさせられました…!ぜひお聞きください。 さらには、体育祭でフエラムネを吹いて逃げる?!、持て余したエネルギーを発散する場としての男子校の体育祭…
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もしくろ9月は特集【はじめてのクィア・スタディーズ】として、クィア・シネマ研究者の菅野優香さんをゲストにお迎えします。 前回、クィアという言葉の背景や示す範囲についてお話を伺ったところで、では、クィア・スタディーズとは具体的にどんな研究分野なのか、という部分を掘り下げていった特集の2エピソード目(全4回)。そこには、関心あるトピックがあるうえでそれを深く知るためのさまざまなアプローチから最もベストと考えられるものを選び、研究を進めていくという、伝統的な学問の研究とは逆の「イシュー・ベース」があるということで、その自由度の高さに武田さん&長井さんの知りたい・学びたい度も高まっていくお話に。さらに菅野さんによる「紀子三部作」のクィア・リーディングでは意外な発見が続出し、クィア・スタディーズの面白…
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もしくろ9月は特集【はじめてのクィア・スタディーズ】として、クィア・シネマ研究者の菅野優香さんをゲストにお迎えします。 特集初回。武田さんも長井さんも以前からしっかり知りたい!と考えていた今回のテーマ。元々は蔑称として使われていたものを1980年代から当事者たちが自称として使う言葉へと変遷してきたクィアという言葉の成り立ちとその背景、そして、定義が難しいものとして悪名高い(!)というクィアの示す範疇について掘り下げていきました。クィアは、細かく分断されたLGBTをいったん包括するようなアンブレラタームであり、しかしながら同じ同性愛者でもジェンダーが違えば在り方も大きく違う、という、包括と差異の2方向があるものであり、だからこそ未知や曖昧さ、矛盾をも考えることができる概念である、というお話に。…
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もしくろ8月の配信は、特集【何からはじめる?NFT×アートの現在】としてアーティストのたかくらかずきさんをゲストにお迎えしています。 NFTアートの今後の展開として気になる、既存の美術業界からの反応や、NFTアートの持つ可能性について掘り下げていく特集最終回。NFTアートはアートピースとしてだけではなく、コミュニティチケット(内部証明)として、持っている人たちで何かを推進・サポートしよう!といった活動にも活用することもできるのでは?というたかくらさんのお話から、「個人と所有」という軸のなかで広がるNFTアートの可能性に、面白そう!まずはやってみたい!という気持ちがさらに増していきました。”儲かる”金融取引ではなく、NFTアートを文化として定着させていくために、なにができるのか。アートだけでな…
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もしくろ8月の配信は、特集【何からはじめる?NFT×アートの現在】としてアーティストのたかくらかずきさんをゲストにお迎えしています。 ここからもっと注目され、さまざまな企業や人の参入が予想されるNFTアート。特集も折り返し地点の3回目のエピソードでは、コンテンツが”無料で”消費されてきた従来の広告ビジネスからの脱却をNFTが可能にしたこと注目しながら、小さなコミュニティから成る今のNFTアートの楽しさやメリットを今後も守っていくためのヒントを探っていきました。 広告や仲介がなくても、NFTによってアーティストと購入者との作品の売り買いを回していけるという事実が証明されたことはすなわち、バズらないと流行らない、バズ中心の世界へのカウンターでもあると話すたかくらさん。流行ってしまうと買われてしま…
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もしくろ8月の配信は、特集【何からはじめる?NFT×アートの現在】としてアーティストのたかくらかずきさんをゲストにお迎えしています。 NFTアートとはどういうものかを、主にアーティスト目線からお話しいただいた前回から視点をガラっと変えて、購入する側の楽しみ方についてお聞きしていくと、NFTアートという呼び名は、ラテアートと一緒かもという衝撃の一言が…!NFTアートとは、どんなキャラクターをまとい、飾り、コミュニティに属しているか、ファッションにするのものであり、さらにはアカウントを中心に複数のメディアを横断するメディアであるというお話から、NFTアートは物理的なアートとはまた別の軸にあることを改めて気付かされました。 物理とデジタルとの感覚の違いとしてはさらに、NFTアートはデータとしてはず…
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もしくろ8月の配信は、特集【何からはじめる?NFT×アートの現在】としてアーティストのたかくらかずきさんをゲストにお迎えし、いま投機からクリエイティブに向かって移り変わるNFTアートの最前線をじっくり掘り下げました! 特集は、コロナ×暗号バブルが弾けてからのNFTアートの動向に俄然興味が湧いてきたという大高さんの発案。その初期からNFT/NFTアートをウォッチし、活用してきたたかくらさんに、NFTとは?ブロックチェーンとは?NFTアートとは?という基本の部分から、信用に関する考え方の転換という視点、さらには、NFTの普及によってアーティストがつくりたいものをつくり売ることができるようになる、という素敵な循環まで、さながらNFTの見取り図のような初回となりました! 番組2回目の登場となるたかく…
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