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株価の暴落は更なる株安を招く

 
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 今日は、「株価が暴落すると株価をさらに押し下げる力が働く」というお話です。  通常は、物の値段が下がると買い注文が増えて売り注文が減り、値段はそれ以上下がらなくなるというメカニズムが働きますが、時としてそのメカニズムが逆転する場合があります。 例えば、スーパーで売っているカブは食べるために買うため、値段が安い方が良いに決まっています。そのため、安いと買い注文が増えるわけですが、証券会社で売っている株は、値上がりを期待して買う人が多いわけです。そのため、値段が高いか安いかよりも「値上がりしそうか値下がりそうか」ということの方が大事です。つまり、今の価格よりもこの後どうなっていくかを重視するわけです。従って、株価が暴落すると、値段は安いけれど「もっと値下がりするかもしれない」と考える人が増えると買い注文が引っ込む場合があるわけです。  では、「株価が暴落するともっと値下がりする」という風に考えるのはなぜでしょう。  1つには、「売りたくないのに売らなければならない」という人が出てくるからです。 例えば、借金をして株を買っている人がいるとします。借金をして株を買っている人は株価が暴落すると損をするため、貸している銀行は不安になります。そこで銀行はお金を返すように言いに行くわけです。  例えば買い手が1,200円になるだろうからと思って1,000円で買った株が800円に下がってしまったとします。そうすると、買い手がどんなに絶好のチャンスだからもっと借金をして800円でたくさん買うぞと思っていても、銀行から「お金を返せ」と言われると、買い手は泣く泣く売らないといけなくなるわけです。    個人投資家でも「信用取引」というものをしている人がいます。そういう人は、株価が暴落すると証券会社から「お金を返せ/追加証拠金を払え」と言われ、泣く泣く持っている株を売らないといけないということがあるわけですが、プロがやっていることも基本的には同じです。  このように、買いたいと思った時に売らないといけないというつらいケースは他にもあります。機関投資家の「損切ルール」というものがあり、多くの機関投資家は、一定以上の損を出した担当者に持ち株を全部売って休暇を取って頭を冷やさせるというルールを定めています。そのまま取引を続けていると損が無限に広がるリスクがあるため、リスク回避という側面と、損が膨らんだ担当者は頭に血が上っていることが多く冷静な判断が出来なくなるため休暇を取らせるという意味合いがあるようです。これも先ほどと同様に、損をしたから大量に買い増しをして損を取り戻そうと思っていたら、損切をして休暇を取りなさいと言われてしまい、売りたくないのに売らなければならなくなるわけです。  最近では、コンピューターによる「プログラム売買」も影響していると言われています。私はあまり詳しくありませんが、「株が上がったら買い注文を出しなさい/株が下がったら売り注文を出しなさい」とあらかじめコンピューターにプログラムを入れておく場合もあるようです。そうすると、暴落した時に更に売り注文がコンピューターから出てくるため、益々株価が下がることになるわけです。  このように、株価が暴落すると買い注文が減って売り注文が増え、株価がさらに値下がりするということがよく起こります。そこで投機家(投機をする人達)が最初の暴落の時に大量に売っておくこともあるわけです。こうして株価が暴落すると初心者は動揺します。何か自分の知らないことが起きていて、この世の終わりが来るのではないかという気がするわけです。それで「狼狽売り」をする人が出てきます。「狼狽売り」とは焦って売ってしまうということを指します。特に最初に暴落した時に安くなったと言って買った初心者が、その後も値下がりが続くのを見ると動揺して、どうしようと狼狽売りをし易いようです。しかし、結局は初心者が売った値段が後から見ると最安値だったということが多いようです。なぜかと言うと、プロ達が先に急いで売った後から初心者が売るわけですから、初心者が売った後には売る人が残っていません。初心者が売っているところを、先ほど投機家が空売りしたものを買い戻すという様なことがあり株価が戻っていく場合が多いようです。そのため、狼狽売りはせずに落ち着きましょう。  ただし、これは一般論です。今回の場合は少し話が別です。新型コロナの影響がどこまで深刻化するか分かりませんから、何もせずにただ狼狽売りしないで持っていればいいと言い切れるのか判断が難しい所です。新型コロナが順調に克服されれば株価は戻るかもしれませんが、さらに世界中で大流行する場合には株価はもっと下がるかもしれません。ここは今日の話とは全く別の話として自分なりに新型コロナがどうなるのかをしっかり考えて判断することが大事です。  今日は、株価がどんどん値下がりしてしまうというお話でした。なかなか難しい話ですが、株価が永遠に下がり続けるということはありえません。どこかのタイミングで、「これ以上下がらないだろう」と売り注文より買い注文の方が増えてくるタイミングがあるはずです。両社が綱引きをし始めるわけですが、それがいつなのかを予想することは不可能に近いことですが、10年後の株価が今より高いのか安いのかということを少し考えてみましょう。10年後には恐らくコロナウイルスの問題は解決していて、その時に今より株価が高くなっているか安くなっているかということを考えるのです。そうすると、狼狽売りをする必要がないということに気が付く人も多いのではないかということは1つ申し上げておきたいと思います。明日や明後日の株価は分かりませんが、10年後、コロナウイルスが終わった後の株価であれば何となく自分なりのイメージって持てるでしょうから、その時その時の様子で判断せず、先を見ることを心がけてみてください。  では、今日のまとめです。 株価は、一度暴落すると更に値下がりする力が働きます。そこで初心者は「狼狽売り」をすることがありますが、落ち着きましょう。ただそれとは別に株価は新型コロナ次第の面もあるため自分でしっかり判断しましょう。
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 今日は、「株価が暴落すると株価をさらに押し下げる力が働く」というお話です。  通常は、物の値段が下がると買い注文が増えて売り注文が減り、値段はそれ以上下がらなくなるというメカニズムが働きますが、時としてそのメカニズムが逆転する場合があります。 例えば、スーパーで売っているカブは食べるために買うため、値段が安い方が良いに決まっています。そのため、安いと買い注文が増えるわけですが、証券会社で売っている株は、値上がりを期待して買う人が多いわけです。そのため、値段が高いか安いかよりも「値上がりしそうか値下がりそうか」ということの方が大事です。つまり、今の価格よりもこの後どうなっていくかを重視するわけです。従って、株価が暴落すると、値段は安いけれど「もっと値下がりするかもしれない」と考える人が増えると買い注文が引っ込む場合があるわけです。  では、「株価が暴落するともっと値下がりする」という風に考えるのはなぜでしょう。  1つには、「売りたくないのに売らなければならない」という人が出てくるからです。 例えば、借金をして株を買っている人がいるとします。借金をして株を買っている人は株価が暴落すると損をするため、貸している銀行は不安になります。そこで銀行はお金を返すように言いに行くわけです。  例えば買い手が1,200円になるだろうからと思って1,000円で買った株が800円に下がってしまったとします。そうすると、買い手がどんなに絶好のチャンスだからもっと借金をして800円でたくさん買うぞと思っていても、銀行から「お金を返せ」と言われると、買い手は泣く泣く売らないといけなくなるわけです。    個人投資家でも「信用取引」というものをしている人がいます。そういう人は、株価が暴落すると証券会社から「お金を返せ/追加証拠金を払え」と言われ、泣く泣く持っている株を売らないといけないということがあるわけですが、プロがやっていることも基本的には同じです。  このように、買いたいと思った時に売らないといけないというつらいケースは他にもあります。機関投資家の「損切ルール」というものがあり、多くの機関投資家は、一定以上の損を出した担当者に持ち株を全部売って休暇を取って頭を冷やさせるというルールを定めています。そのまま取引を続けていると損が無限に広がるリスクがあるため、リスク回避という側面と、損が膨らんだ担当者は頭に血が上っていることが多く冷静な判断が出来なくなるため休暇を取らせるという意味合いがあるようです。これも先ほどと同様に、損をしたから大量に買い増しをして損を取り戻そうと思っていたら、損切をして休暇を取りなさいと言われてしまい、売りたくないのに売らなければならなくなるわけです。  最近では、コンピューターによる「プログラム売買」も影響していると言われています。私はあまり詳しくありませんが、「株が上がったら買い注文を出しなさい/株が下がったら売り注文を出しなさい」とあらかじめコンピューターにプログラムを入れておく場合もあるようです。そうすると、暴落した時に更に売り注文がコンピューターから出てくるため、益々株価が下がることになるわけです。  このように、株価が暴落すると買い注文が減って売り注文が増え、株価がさらに値下がりするということがよく起こります。そこで投機家(投機をする人達)が最初の暴落の時に大量に売っておくこともあるわけです。こうして株価が暴落すると初心者は動揺します。何か自分の知らないことが起きていて、この世の終わりが来るのではないかという気がするわけです。それで「狼狽売り」をする人が出てきます。「狼狽売り」とは焦って売ってしまうということを指します。特に最初に暴落した時に安くなったと言って買った初心者が、その後も値下がりが続くのを見ると動揺して、どうしようと狼狽売りをし易いようです。しかし、結局は初心者が売った値段が後から見ると最安値だったということが多いようです。なぜかと言うと、プロ達が先に急いで売った後から初心者が売るわけですから、初心者が売った後には売る人が残っていません。初心者が売っているところを、先ほど投機家が空売りしたものを買い戻すという様なことがあり株価が戻っていく場合が多いようです。そのため、狼狽売りはせずに落ち着きましょう。  ただし、これは一般論です。今回の場合は少し話が別です。新型コロナの影響がどこまで深刻化するか分かりませんから、何もせずにただ狼狽売りしないで持っていればいいと言い切れるのか判断が難しい所です。新型コロナが順調に克服されれば株価は戻るかもしれませんが、さらに世界中で大流行する場合には株価はもっと下がるかもしれません。ここは今日の話とは全く別の話として自分なりに新型コロナがどうなるのかをしっかり考えて判断することが大事です。  今日は、株価がどんどん値下がりしてしまうというお話でした。なかなか難しい話ですが、株価が永遠に下がり続けるということはありえません。どこかのタイミングで、「これ以上下がらないだろう」と売り注文より買い注文の方が増えてくるタイミングがあるはずです。両社が綱引きをし始めるわけですが、それがいつなのかを予想することは不可能に近いことですが、10年後の株価が今より高いのか安いのかということを少し考えてみましょう。10年後には恐らくコロナウイルスの問題は解決していて、その時に今より株価が高くなっているか安くなっているかということを考えるのです。そうすると、狼狽売りをする必要がないということに気が付く人も多いのではないかということは1つ申し上げておきたいと思います。明日や明後日の株価は分かりませんが、10年後、コロナウイルスが終わった後の株価であれば何となく自分なりのイメージって持てるでしょうから、その時その時の様子で判断せず、先を見ることを心がけてみてください。  では、今日のまとめです。 株価は、一度暴落すると更に値下がりする力が働きます。そこで初心者は「狼狽売り」をすることがありますが、落ち着きましょう。ただそれとは別に株価は新型コロナ次第の面もあるため自分でしっかり判断しましょう。
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