#25 学問って何? データ・情報・知識と比べてみる
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今回は、“頭の体操”回です(笑)
やさしい民俗学では「民俗学」についてお話してきたわけですが、そもそも「学問」って何?というお話をしてみます。
実は、知識をむやみに集めても学問とは言えません。
(昔は「博物学」というものもありましたが、近代科学においては、分析の視点と方法が大切になります)
では、学問と知識はどう違う?
そして、データや情報ともどう違う?
そんなことを考えてまとめてみました。
ぜひ、一緒に考えてもらえると嬉しいです。
※また、皆さんのひな祭り体験の情報は、以下のGoogleフォームより、お聞かせください!
ご回答をお待ちしています。
https://forms.gle/rbUJd6hd19ZL2yDP9
【今回のポイント】
二十四節気「啓蟄(けいちつ)」/皆さんの「ひな祭り」の体験を募集しています/今回のテーマ「学問とは」/民俗学における方法論/データは「事実」/情報は「知らせ」/知識は「理解・認識」/学問は「理論体系」/研究方法の確立の大切さ/学問には「目的」「対象」「視点」「方法」がある/どの学問も対象を独占できない/視点と方法が学問を規定する
【参考文献】
新谷尚紀 2011年『民俗学とは何か―柳田・折口・渋沢に学び直す』吉川弘文館
新谷尚紀編 2018年『民俗伝承学の視点と方法 -新しい歴史学への招待- 』吉川弘文館
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