#63 着物④ お母さんが洗濯をするのはなぜ? “衣生活の担当者”という伝承
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着物の4回目では、どのように、誰によって作られてきたのか?を話します。
長い長い期間、家族の着物を作っていたのは、家庭の女性たちでした。
糸作りから、機織りまで、とても長い時間と手間がかかったのですが、戦後に大きな転換があったのです。
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【今回のポイント】
絹も長い歴史をもつ素材/租庸調/殖産興業で一大輸出品へ/着物はどのように、誰によって作られてきたか/苧績(おうみ)/ヤドで麻の糸を作った娘たち/麻を育てるところから/約半月の夜なべ仕事で1反分の布ができる/冬に機(はた)を織る/かえ木綿/作るから買うへ/男性の稼ぎが頼みに/貨幣経済が農山漁村にまで入ってきた/服は女性が管理するというイメージは続く?
【参考文献】
瀬川清子 1964年『日本人の衣食住』河出書房
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