1玉1000円超えた今年の「春キャベツ」を動物たちがムシャムシャ！実は地元農家とＳＤＧｓな取り組み 和歌山アドベンチャーワールド（2024年5月24日）

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今年すごく高騰した「春キャベツ」ですが、関西のパンダで有名なあの動物園では、動物たちのエサになっています。高騰に困っているのでは？と思いきや、そこにはある秘密がありました。 　和歌山アドベンチャーワールドのカピパラがおいしそうに食べている春キャベツ。春先の天候不順の影響で高騰が続いて、去年と比べると値段は約３倍、一時は１玉１０００円を超えたことも。そうなると少々贅沢なエサに見えますが実は秘密があるんです。 　 　アドベンチャーワールドでは、大きくなりすぎたり虫食いがあったりなど、農家が廃棄してしまう市場に出回らないキャベツを、２０２２年から春と冬の時期にそれぞれ１か月ほど仕入れているんです。地元産の新鮮なキャベツは、カピバラ以外にも、チンパンジーや、ネズミの仲間であるマーラにも人気で、１週間に２００ｋｇをみんなで食べ尽くすということです。 　（和歌山アドベンチャーワールド広報　香月麻美さん）「規格外を含むキャベツを動物飼料として納品しますよと。地元農家と協力してＳＤＧｓ、サステナブルな取り組みをできないか。規格外の野菜も動物たちであれば食べることができるので、廃棄の削減というところで、開始することになりました」 　一方、出荷する地元農家は… 　（ＪＡ岐南すさみ支所販売担当・樫山英史さん）「全体の１～２割ほどは規格外の野菜がありますので、規格外野菜の納入は生産者の皆さんにとってもありがたいですし。Ｗｉｎ－Ｗｉｎの関係を築けていけたらなと] 　これから６月中旬までの間に約９５０ｋｇが搬入される予定で、アドベンチャーワールドでは今後、他の野菜にも広げていけたらと話しています。 ▼MBS NEWS HP https://www.mbs.jp/news/ ▼最新ニュースや特集を毎日配信　チャンネル登録お願いします！ https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1 #春キャベツ　#高騰　#関西　#パンダ　#和歌山アドベンチャーワールド　#カピパラ　#ＳＤＧｓ　#MBSニュース　#毎日放送