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第25回:大友宗麟とChance the Rapper「フロンティアスピリット」

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始まりました、DDJH~ディグディグ日本史~です。

この番組は、日本史と HIPHOPカルチャーの2つをリンクさせ、ゆるく掘り下げていく番組です。 この番組で話す歴史のことは全て個人の見解です。ゆるくお聞きください。

今回のテーマは「フロンティアスピリット」です。大友宗麟とChance the Rapperをディグります。

■大友宗麟(オオトモソウリン)とは?

大友義鎮a.k.a宗麟。九州の大名です。大分県の名家の生まれ。九州の福岡、宮崎、北西部一帯を領有する大きな領主である。戦国時代に九州でもっとも力のあった人物です。

■Chance the Rapper(チャンスザラッパー)とは?

アメリカの現在26歳の若手ラッパー。Hip-Hopやラップが苦手な方でも比較的聴きやすいメロディアスなトラックにリリックをのせている。ジャスティンビーバーとコラボもしている。今最注目の若手ラッパーです。

今回も彼らについて3つのカテゴリーに分けました。1.名家の生まれ 2.敬虔なクリスチャン 3.インディペンデントな方向性

名家の生まれ

■大友宗麟

大友氏は鎌倉時代から続く超絶名家。古い家柄の武家です。
代々豊後の国(今の大分県)を収めていた。大友宗麟はその大友家の21代目当主。おぼっちゃまなのである。

■Chance the Rapper

以前紹介したウィルスミス並みのええトコの生まれだ。イリノイ州シカゴ出身で、お父さんは元シカゴ市長ハロルド・メイヤーの補佐官であり、オバマ元大統領のシカゴ時代の補佐官でもある。オバマが大統領に当選すると、お父さんはオバマさんに引き抜かれアメリカ合衆国労働省で働き始めた。そんな国家公務員の息子であるChance the Rapperは、いうまでもなくエリートクラス。

お母さんはシカゴの検事総長のもとで働いていた。検事総長とは検察官の最上位の役職のこと。いわゆるお堅い職業の親を持つところで育っていた。

そんな親も元で育ったためオバマと実際に会って話したこともあるらしい。

敬虔なクリスチャン

二人の人柄を表すのに、キーーポイントになる。

■大友宗麟

大友宗麟といえば、クリスチャン!ということで有名なクリスチャン大名である。1551年にフランシスコザビエルが布教のため山口県や大分県に来た際に、大友宗麟は彼と出会いキリスト教に興味を持った。

その後、時を経て信仰した。洗礼名は、「ドン・クリスチャン」だそう。

当時の日本ではは、キリスト教が流行し始めていた。特に九州は船の航路になっていたので、宣教師がポルトガル、スペインを出発しインド、中国を経て海を渡って日本に来ることができたのです。このような航路のため、九州には宣教師以外にも海外の人が来ることが多かった。種子島の鉄砲伝来もそのひとつでしょう。

海外の交流があると言われている街の代名詞は、長崎の出島だがこれは江戸時代からで、その前は大分が海外との交流を盛んにしていた。その証拠に中国、東南アジアの陶器などがが大分県で発掘されている。

話はそれますが現在も立命館アジア大学という外国人が通う学校もあったり。。かつての影響があるのでしょうか。本当に良いバイブスですね!ヒップホップ感があるような。個人的に大分はいい街、大好きです!

■Chance the Rapper

彼も、信仰に厚いクリスチャンである。twitterで多く神やクリスチャン的なワードを使用したツイートをしている。聖書を真面目に読む、、といった発言もある。

彼の音楽も今までのHip-Hopに無いようなメロディーで、幼い時からジャズやゴスペルを聴いていたことが影響を受けているのではないかと考えてしまいます。

インディペンデントな精神性

■大友宗麟

貿易を推奨していた人。明朝、カンボジア、ポルトガルに船を派遣していた。海外貿易をかなり早い段階で取り組んでいた。これも、外国から船を受け入れていた背景があったのかもしれません。

「musica」ムジカというキリスト教の理想国家を作りたかった。宮崎県の自分の領地である日向の神社や寺を取り壊していく。しかし昔からの家臣や、仏教を信仰している人からは反感が出てしまい、理想国家を作ることは叶えることはできなかった。

■Chance the Rapper

大手レーベルに所属していないで活動をしている。ネットでひたすらフリー配信している。ストリーミングサービスからは収益がありますが、基本的にはフリー音源で、CDでの販売の収益がないのである。Chance the Rapperがどのように収入を得ているかというと、ライブのグッズ販売の収益。音楽はフリーで聞いて、生の音はライブで聴いていただく。ライブグッズのデザインはツアーごとに変えているときもある。コレクターや地元の人は購入したくなりますよね。

今時の儲け方ですが、ファーストのミックステープを10dayを世に出した時代はSNSも充実してなかったので、目の付け所が斬新です。

まとめ

大友宗麟が、外国との貿易、キリスト教の理想国家を作る、といった新しいことを取り入れて、新しいものを生み出す。Chance the Rapperは、全く新しいことにチャレンジしていくところは見習うべきだと思います。

感覚で動く、それはそれで才能でもあるがHip-Hop的な考え方ですね。

今回のテーマは「フロンティアスピリット」ということで、大友宗麟とChance the Rapperをディグりました。

<告知>
■ストリートカルチャーとヒップホップを融合させた、英語学習アプリ『JUICE』
Apple StoreGoogleplayで無料ダンロードできます。

Representで『ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?』というアメリカのラップのリリックに関するコラムを書いています。
ストリートカルチャーの記事があるので興味のある方は是非、チェックしてください!!

■LINEスタンプで戦国時代の人々をモチーフにしたスタンプを販売開始しました!タイトルは『戦国時代人』です。¥120で販売しています。

ディグディグ日本史は、隔週月曜日にpodcastでも配信しています。また次回をお楽しみに!!

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今回のテーマは「フロンティアスピリット」です。大友宗麟とChance the Rapperをディグります。

■大友宗麟(オオトモソウリン)とは?

大友義鎮a.k.a宗麟。九州の大名です。大分県の名家の生まれ。九州の福岡、宮崎、北西部一帯を領有する大きな領主である。戦国時代に九州でもっとも力のあった人物です。

■Chance the Rapper(チャンスザラッパー)とは?

アメリカの現在26歳の若手ラッパー。Hip-Hopやラップが苦手な方でも比較的聴きやすいメロディアスなトラックにリリックをのせている。ジャスティンビーバーとコラボもしている。今最注目の若手ラッパーです。

今回も彼らについて3つのカテゴリーに分けました。1.名家の生まれ 2.敬虔なクリスチャン 3.インディペンデントな方向性

名家の生まれ

■大友宗麟

大友氏は鎌倉時代から続く超絶名家。古い家柄の武家です。
代々豊後の国(今の大分県)を収めていた。大友宗麟はその大友家の21代目当主。おぼっちゃまなのである。

■Chance the Rapper

以前紹介したウィルスミス並みのええトコの生まれだ。イリノイ州シカゴ出身で、お父さんは元シカゴ市長ハロルド・メイヤーの補佐官であり、オバマ元大統領のシカゴ時代の補佐官でもある。オバマが大統領に当選すると、お父さんはオバマさんに引き抜かれアメリカ合衆国労働省で働き始めた。そんな国家公務員の息子であるChance the Rapperは、いうまでもなくエリートクラス。

お母さんはシカゴの検事総長のもとで働いていた。検事総長とは検察官の最上位の役職のこと。いわゆるお堅い職業の親を持つところで育っていた。

そんな親も元で育ったためオバマと実際に会って話したこともあるらしい。

敬虔なクリスチャン

二人の人柄を表すのに、キーーポイントになる。

■大友宗麟

大友宗麟といえば、クリスチャン!ということで有名なクリスチャン大名である。1551年にフランシスコザビエルが布教のため山口県や大分県に来た際に、大友宗麟は彼と出会いキリスト教に興味を持った。

その後、時を経て信仰した。洗礼名は、「ドン・クリスチャン」だそう。

当時の日本ではは、キリスト教が流行し始めていた。特に九州は船の航路になっていたので、宣教師がポルトガル、スペインを出発しインド、中国を経て海を渡って日本に来ることができたのです。このような航路のため、九州には宣教師以外にも海外の人が来ることが多かった。種子島の鉄砲伝来もそのひとつでしょう。

海外の交流があると言われている街の代名詞は、長崎の出島だがこれは江戸時代からで、その前は大分が海外との交流を盛んにしていた。その証拠に中国、東南アジアの陶器などがが大分県で発掘されている。

話はそれますが現在も立命館アジア大学という外国人が通う学校もあったり。。かつての影響があるのでしょうか。本当に良いバイブスですね!ヒップホップ感があるような。個人的に大分はいい街、大好きです!

■Chance the Rapper

彼も、信仰に厚いクリスチャンである。twitterで多く神やクリスチャン的なワードを使用したツイートをしている。聖書を真面目に読む、、といった発言もある。

彼の音楽も今までのHip-Hopに無いようなメロディーで、幼い時からジャズやゴスペルを聴いていたことが影響を受けているのではないかと考えてしまいます。

インディペンデントな精神性

■大友宗麟

貿易を推奨していた人。明朝、カンボジア、ポルトガルに船を派遣していた。海外貿易をかなり早い段階で取り組んでいた。これも、外国から船を受け入れていた背景があったのかもしれません。

「musica」ムジカというキリスト教の理想国家を作りたかった。宮崎県の自分の領地である日向の神社や寺を取り壊していく。しかし昔からの家臣や、仏教を信仰している人からは反感が出てしまい、理想国家を作ることは叶えることはできなかった。

■Chance the Rapper

大手レーベルに所属していないで活動をしている。ネットでひたすらフリー配信している。ストリーミングサービスからは収益がありますが、基本的にはフリー音源で、CDでの販売の収益がないのである。Chance the Rapperがどのように収入を得ているかというと、ライブのグッズ販売の収益。音楽はフリーで聞いて、生の音はライブで聴いていただく。ライブグッズのデザインはツアーごとに変えているときもある。コレクターや地元の人は購入したくなりますよね。

今時の儲け方ですが、ファーストのミックステープを10dayを世に出した時代はSNSも充実してなかったので、目の付け所が斬新です。

まとめ

大友宗麟が、外国との貿易、キリスト教の理想国家を作る、といった新しいことを取り入れて、新しいものを生み出す。Chance the Rapperは、全く新しいことにチャレンジしていくところは見習うべきだと思います。

感覚で動く、それはそれで才能でもあるがHip-Hop的な考え方ですね。

今回のテーマは「フロンティアスピリット」ということで、大友宗麟とChance the Rapperをディグりました。

<告知>
■ストリートカルチャーとヒップホップを融合させた、英語学習アプリ『JUICE』
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Representで『ラップで使われてるスラングの意味、ユナーミーン?』というアメリカのラップのリリックに関するコラムを書いています。
ストリートカルチャーの記事があるので興味のある方は是非、チェックしてください!!

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ディグディグ日本史は、隔週月曜日にpodcastでも配信しています。また次回をお楽しみに!!

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