Jigahouboku 公開
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追い詰める逃げ場のないところまで鏡に向かって悪態をつくぎりぎりのところまで追い詰めてみる追い詰める追い詰める急に人が変わったようにむき出しに晒し始めるようやく始まりの時が訪れる待ちわびていたその時に震えが止まらなくなって追い詰める追い詰められる
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こわいところ見え隠れするこわいところ隠しきれない知らないままでいられたらこんな気持ちにはならなかった信じられないという何かの間違いではないかこわいところあり得ないという今さら作り笑顔でこわくないよと言われても閉ざされたまま二度と開かれることはない本能的に拒絶するどうにかできるものでもない
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差すべき傘の見当たらないあらかじめ用意しておいたはずの突然降りかかるいくつもの透明な針によってもたらされる痛みを和らげてくれる自分だけが許されたつもりが決してそうではなく機会を奪われてしまう間違いなくそこに存在していたはずの差すべき傘のどこにも見当たらない
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切り取り残し見落としてきたものを記録してゆく取り返しのつかないその瞬間にしか存在し得ない自分だけが見ているもの切り取り残しの起こらないように注意を払い続けるその結果に残るものと代わりに失ってしまうもの
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走るべき時もしそれが今ではないのならその時はいつ訪れる決して多くはない転機をようやく迎えてもぎりぎりのところで間に合わないだめな時がまた繰り返される嫌な夢でも見たかのように真っ青な顔をして走るべき時を再び見失ってしまう残された時間と維持することの難しさ
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見えないところでいつもよからぬことを繰り返し誰かに気づかれることもなく自ら止める気配のどこにもないいつか晒される時が来るまで十分に予想できたはず見ないようにしていたとしか理解不能な行動の続き
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おとなしい人たちその仲間に自分も加えて欲しい仲間同士のつもりで気軽に話しかけ続けていた呼ばれてもいない迷惑なだけの存在になってそもそも含まれていないことに気がついておとなしい人たちに今からでもなれるように
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間に挟まれるどちらかは選べない逃れたりごまかしたりも出来ない自分が何をしたつもりもないままその場に置かれてしまう拒められるはずもない選びようのないどちらもそれぞれに抱えているものその重さが嫌になるくらい分かりすぎて動けない
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どこにいても必ず見つけられる逃げ隠れしても辿り着ける気付かぬうちに埋め込まれていたどこからどこへ向かったのか消せない記録の残り続ける見えない糸で結びつけられた逃れようとしても叶わないあらゆる場所に張り巡らされた
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地下空間の主人間違ってはいないと信じて疑わなかった予想可能な反応に慣れきってしまいそこから先が見えない状態時を重ねるたび遠ざかってゆく自分達よりも随分前に既に地下空間の主人は存在していたその人がいま目の前で静かにこっちを見ている
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残し続けるいなくなった後にも見えない負担をかけて誰かが入り得る余地を明け渡さずに圧迫し続けるそこまでして必要と言えるものなどあり得ないものにしがみついて息絶え絶えでも傲慢に存在を主張する自分のいない未来に関わろうとする残し続けようとする
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月に座って街の様子を見ている規則性なく散らばってゆくそれぞれの行先を目で追いかけると回り道したりで時間は違ったりしても結局同じところに吸い込まれてゆくさしたる特徴もないありふれた屋根の形その大きさだけが明らかに異質なもので
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降下する高いところから取り返しのつかない後悔の始まり止まらない止められない悪あがきの果てに加速するのをやめた時間の手のひらの返し足元に見える地面はもう近づかない音がしなくなって風も何も感じられない
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火の粉を撒き散らしながらまっすぐこちらに向かってくる避けられそうにない距離に置かれて思わず振り払おうとすると足元が揺らいで倒れ込んでしまう仰向けの状態になって身動きひとつ取れない状態舞い上がる火の粉の密度が濃くなって真上から落ちてくる
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躱し方のうまくなる方法その場から離れようとして見過ごせないような言葉を背中から浴びせられる思考停止で条件反射の発動不毛な時間の始まりこれまでの時間を台無しにしてしまうそうなってしまわないように表向きは無理矢理にでも取り繕ってしまえば心の中では何をしても何を考えても自由
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外の賑わい内側で動けないままの状態にあって外の賑わい関わりの持てないままうずくまって窓の向こうすぐ近くの出来事が決して自分の入れない別世界のもので進もうとする力を削がれてしまうそれでもどうにかして関わりたい
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再び確認上辺の不安を取り除いてみるとあとに残ったものは取るに足りないそれを受け取る時とその人によっては大きく異なるのかも知れないかつて通った駅に降り立つ変わらずにあの頃のまま残っているそう思わせていながら少しどこかが違う知らないことを知っているそれが何だから何早く消えてなくなってしまえ
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すり抜ける目を閉じていても光を感じられるように耳を塞いでいてもそこにいるのが分かる自ら作り上げた壁に阻まれ助けを求めることが出来ないすり抜ける聞きたくもない言葉ばかりが入り込んで来るぼやけた音の輪郭からそれが誰かわかってしまう住み着いたまま離れようとしない
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備えて防ぐ必要ないと思われることでも起こるかもしれない無駄に終わるとしても悪いことではない時折忘れた頃に突然現れる気づいた時にはもう手遅れで今からできることも限られる迷うことなく備えて防ぐ少しでも可能性を高めるため
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どこか遠くへ行こうなんの準備も計画もなく気の向くままに流れてゆこう何か見つけたらその都度立ち止まりながら目に焼き付けておく聴こえてくる音にも耳を傾けながら濁った水を入れ替える止まったままの針を時間通りでなくても少しずつでも進めてみる元通りにはならないとしても昨日よりは良くなれるはず
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薦める理由が見当たらない言われるままの線路の上で遮るものもなく物差しが違うとはいえ苦悩の跡もどこにも見当たらない気づけていない引き出しを確かめようとあれこれ尋ねてもうまく説明できない他の誰かが自分のことを薦めてくれる立場を入れ替えてみればあり得ないことだと思う
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予想通りの展開になってそれを理由に押し付けてくるお前のおかげではないどの口が言うたまたまそこにいただけでそもそも関われてさえいないあたりまえに予想できたという考えるまでもなく見えない群れに守られた高いところから好き放題投げつけてくる
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太陽の生き返りその機会を逃さないようにあれこれ想像しながら帰り道を急ぐ夢の続きを聞かせてもらえる今ならまだ間に合うはずくすぶったまま陰に追いやられ正しいことをしようとしても誰かにとっては正しくはない答えの出ない問いかけ
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増え続ける知らないうちに見知らぬ顔ばかりそれは何ひとつ悪いことではないだからこそ途切れることなく続けられるその恩恵にあずかることで救われているはずなのに居心地が悪いと感じ始めてしまう望んでいた通りの流れになっても少しずつ居場所が見つけられなくなる
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不要の知らせよくない時にあらかじめそれとなく知らされていたことでも正しい言葉の連なりで目の前にはっきりと示されると根こそぎ奪われてしまう頭から離れない必要とされなくなったあといなくても何も変わらないと気づく
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見えない粉がそこら中に広まっている囲われた壁も容易にすり抜けるどんな対策もほとんど意味をなさない前触れもなく空からの使者が呪文を唱えると世界は変わってしまう見えない粉が見えるようになるいやが応でも見えてしまうようになるどこにも逃げ場のないまともではいられない
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痛みを隠す知られてしまったとしてどうなるわけでもない改めて痛みを自覚させられたり意味のあることなのかどうかさえ分からないまま期待された言葉をそのまま打ち返し続けている迷惑とは言えないくらいの迷惑をかけずに済むように大きさに関わらず必ずその痛みを隠す何事もなく何も変わっていないふりをする
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弱いもの探し同じ仲間のような顔をして近づいてくる時間をかけて少しずつ壁を解きほぐし共感の軸を作りあげやがて入り込めそうな隙間を見つける閉ざしたままでいいはずのものを無理矢理こじ開けられる荒らされ搾り取られたあと自らも弱いもの探しを始める
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約束の変更何でもないかのように開き直りの振る舞われそのままで良いわけもなく今からでもできることを取り返しのつかなくなる前に人混みを掻き分けながらいるはずのない場所へ向かう約束の変更を伝えに行く
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言えなくはないけど言わない秘密小さな棘になって指の先に刺さったままいつまでも抜けずにいるいつかどこかであらわになって何でも無さげに取り繕うのだろうそうならない限りは最期まで持ち続けるつもり
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些細なことで崩れてしまう他人にはどうでもいいような取るに足らないことで呼吸を乱されたまま心の均衡を失ってしまうそれが元に戻るまでに必要な時間はどのくらい触れられる度に長引いてゆく同意など得られるはずもない
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大事そうに抱える人少し縮こまって足元に気をつけながら片づけられないままの障害物の脇を通って季節に似合わぬ暖かさに望まない汗のにじみ出る先行きの見えない予測不能な不安まで有無を言わさず抱えさせられるそれでも大事そうに抱えたまま手放そうとはしない
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抗う選択得られるもの確率の高まり確実ではない抗わずに可能性さえも捨てる自然に帰るべきところへ向かう選択どちらを選ぶとしてもどのみち見合わない代償を払う事になるこんなものかと思いながら階段を登ってゆく
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入れ替えの時表と裏 気づかれる間もなく変わっている見た目からでは分からない違わないようで別のもの違うようでつながっているどちらかが目立ち過ぎるとそれを平らにしてしまおうとあちこちから手が伸びてくる
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ゆるやかに曲がる坂道沿いの途中に拡げられた道を遮る明るい壁の残っているその扉を開けて生い茂った雑草をかき分けて禁じられた建物の中へと入り込む巻き戻される時間どこか見覚えのある計画の走り書き
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過ぎても変わらない十分な時間と機会があって妨げるような力も見当たらず進むべきではない道をゆく誰かにかまって欲しい拙い言葉足らずをすくって欲しい何様たちの行列に石を投げてそのくらいで満たされてしまうようならここにいる理由は意味がないのと同じここにいる理由は過ぎても変わらないそんなはずのない
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よく知る人がまるで違う風貌で現れる以前のように話しかけて来る改まった挨拶など必要ない間柄そのままでうまく飲み込めないよく知る人がまるで違う風貌で現れる自分たちしか知らないはずの記憶を次から次へと投げかけてくるさすがに疑いすぎなのかもしれないきっとあの人に違いないのだろうそれでも時間経過とともに膨らみ続ける違和感むしろあれこれ知りすぎている知るはずのないことまで
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無計画つぎ込み足りなくなるかもしれない多分そうなるもしかするとそうならないかもしれない運良く何処かから降ってくるかもしれない止めるべき理由があいまいになるまだ手に入れていないものいずれ必ず必要になるなら早いに越したことはないはず今つぎ込まない理由はない
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腹の中でのごたつき見えないところで探り合いどさくさに紛れ込んで憚られるところに踏み入れるとなりあう関係に変化が必要になるこれを機会に変わってゆく必要なものまでも取り除いてしまう寝静まった後で気づかれないうちにごたつきの痕に残る不自然な空白
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小声の夜過剰にならない程度の意識でどう振る舞うべきなのかとか気にかける必要はないはずその通りだとしても無意識のうちに流れを壊したり場違いに陥ったり誰かの言葉の居場所を削り取っているのかもしれないこの状態で今自分にできることは気づかれないように少しずつ気配を薄め続ける
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後片付けが終わらない気になるところが見つかる度に無駄のない整理整頓突然あふれてしまった記憶を乱暴にごみ箱に投げ入れてからありったけの力で押し潰すそこまでしてもいつの間にか元通りに復元されて慣れ親しんだ場所に戻っているやがてそのことに気がついたらまた最初からやり直し
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