毎日1曲、新曲つくってアレンジ&録音したものを日々配信中。
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残さずに終わらせる誰に言われたわけではない良かれと思い自分の中でのあるべき姿を忠実に遂行してしまうその結果を予見することなく見えないものに意味不明にこだわり続けてしまう誰のためにも何にもならない残さずに終わらせる
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誰も止まらない真夜中の雨が降ったり止んだり繰り返し傘をさす気にはなれず濡れた地面と雨粒に挟まれたまま延々と続く坂道をゆく誰かが止まってくれるような気配はどこにもない振り返る度に絶望的な気分になる
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乗り換えられ互いに近づけられた後複雑な青い模様を見せつけられ意図せずそれが合図になっていて抗える間もなく内側に入り込まれ奥深いところまで掻き回される捨てられるための針の進み
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呼ばれる準備予想しない時に意外なところからそれが誰かの差し金であってもきっかけなどどうでもいい与えられた役割を全うするその先に何が待ち構えているとしても何もしないよりは遥かに望ましい避けるべき未来になっても何もしないほうが遥かに難しい
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窓の向こう慣れ親しんだ風景自分のものではないある日突然予告もなく低い囲いは取り払われどこからともなく黄色と黒が現れる突然けたたましい音を立てる居場所を奪われた生き物たちの離れてゆく時は流れ平らに固められた地面の上遮る壁の建てられる鈍い色の骨で覆い尽くされて窓の向こうはまるで違う世界やがて空さえ見えなくなってしまう
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見知らぬ人生とのすれ違い気にかけることのないままでは終わらない今頃になってようやく想い巡らせることのできるわずかな違いも無意識に感じ取ってしまう許容範囲を容易に超える気の遠くなる
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向かいの壁光を遮る切り取られた空の歪んだ形知らせは受けていた確かに知らされていたその結果が思いもよらぬ日常に変わる壁の向こう側で夜な夜な繰り返される悲鳴のような声の響き渡るおそるおそる覗き込もうとすると互いの視線の重なる
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逃げ隠れの時手遅れかもしれないもう少し早く気がつけていれば無駄を無くすための試みがまた新たな無駄を生み出している曖昧にすることなくはっきりと言葉にしたことで予期せぬ時に躓いてしまう足元から狙われる
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胸に赤子を抱えたままで誰もいない真夜中にひたすら歩いていると言う雨上がりのぬかるんだ坂道の途中でいつまでも合流出来ない状態苛立ちと疲労の痕跡が言葉の端々から耳の奥へと伝わってくる画面越しにできることは殆ど残されていない
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寄り道のない何の変化もなくあたりまえに過ごす規則正しく問題の生じる気配もなく危険に晒されることもなくいわゆる無駄のどこにも生じないどこまでも平坦な永遠に近づいてゆく偶然に産まれたものがあるべき姿を忘れてしまったまま
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決断の迷い四六時中頭を離れないどちらに転ぶとしてもほとんど変わらないとわかっていても迫り来る迷いそれに見合うほどの未来ではない繰り返される不毛に意味のない時間の途切れることなく
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連れてきてもらう自分で動くことなく誰かがしてくれるまで斜めになって興味なさげに外を見ているその間にも減り続ける増えることのない数字だけが頭の中でどこまでも膨らみ続ける
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道の真ん中で立ち止まる少しの時間停止を経てやがて力尽きたかのようにしゃがみ込む解けてしまった結び目を直そうとするまわりの様子は殆ど見えていない暗がりの中で指先だけがわずかに光を反射していてもそれに気が付くことはできなかった
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ない状態の慣れ身動きの取れないまま周りの様子を確認するあるはずのもののないいるはずの人もいない頭ごなしに叱りつけられる弱い立場の入れ替わることもなくない状態の慣れ
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それくらいのことで崩れてしまうそれくらいが人とはまるで違う秤は同じではないわかってもらえそうにないことをどうにか伝えられるように言い訳やごまかしに捉えられそうになってもわずかでも正しく伝えられるまで
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雨からの逃れようやく辿り着いた入り口の閉ざされ傘はいらないはずなのに君が要らないと言われ知らないうちに知らないことの起こる始まりいつまでも通じないままで許されない雨上がりのあと嘘のように世界が変わるどこからか煙の立ち上る木の枝葉のもたらす雨の名残り
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自分のせい何も変わらない頭の中にあるだけで伝わらない伝えられそうにない言い淀んで遠回りしてしまうその結果いくつかの望まない展開に直面する残されたわずかな時間を突きつけられる他の誰でもない身代わりなどいない
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隠し事いつまで続けられるごまかし取り繕いどうにかつながれた上塗りの繰り返される分厚い縁取りを掴むはっきりさせるべきこと言われるまでもなくわかっているそれがどうしてもできない状態
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夏雨に濡れ雲ひとつない空の下きらきらと光る雨の粒が落ちてくる逃げ隠れしながらはしゃぎ声周りに広がってゆく理由などいらない誰であってもそこに行けばいい壁を越えて分かち合える
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待ち焦がれの訪れ動かないままの時を過ぎ忘れた頃にようやく画面の描き変わる再開の狼煙をあげる万全に準備をして迎え入れるだけの空の下時間通りでなくても期待は揺るがない待ち焦がれの訪れようやく目の前に現れる何かが違う違和感の拭えずどこかおかしいそれがどこなのかはっきりとは分からなくても急速に心の中が書き換えられる
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そらの輝き傾きかけた太陽のうえ大きな口で吸い込んだ光を勢いよく解き放つ白い雲は銀色に縁取られ白い雲は銀色に繰り返し縁取られ見覚えのある印のように空に描かれる逃れられそうにない
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次に呼ばれる次は呼ばれるはず目前に迫るその時を迎える身近な周りも巻き込んで疑いの余地などなく秒読みとともに膨れ上がる期待選ばれたものだけが垣間見ることができる何もかも許された世界どれほど強く望んだとしても呼ばれない方が良いこともある
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すべりころび紛らわしく赤く染まる差し伸べようとする手の憚られる気付かないふりで目は合わせない止まった空気の再び動き始めるまだどうにか出来ることがあるのかも少しずつ騒がしくなる誰かのせいでこうなってしまったぶつけるぶつけられる通じない壁隙間からの月明かり
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あぶれ人の帰りゆくいるべきなのはむしろ一度しかない機会と比べられるはずもない繰り返される機会その戸惑いさえかき消すような耐え難い集団行動の群れ強烈な居心地悪さと同族嫌悪の塊に押され逃げるように離れてゆくぶつかりそうになる前に未然に避ける
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いらぬ心配何のためにの詭弁続き今から出来るやるべきことなどない無理やりこじ開けて割り込んでみたところであってもなくても変わらないむしろ余計な負担を増やすだけの相手のどこにもいない周りも見えていない自分の中の証拠残しのためにあるいらぬ心配の繰り返される
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見れない続き気になる先のどうしても得られないあるべきではないものが絡まったまま見えてしまう傾いたままで解けそうにない手付かずのまま色褪せてゆく結果的に選択の間違い閉じた中で正当化されどこまでも肥大化する
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背中にぼんやり月を背負って熱の抜けきらない地面の上生活の音の入れ替わり混じり合う行き交う人は見当たらず音がするのに人の気配は感じられず背中のぼんやり月に尋ねてみてもわからない消えてしまった音だけを残して跡形もなく音だけを残して
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できるつもりのできないその場に遭遇すると怖いもの知らずのはずなのに存在と言葉の圧力に支配されちらつく痛みの恐怖に抑え込まれたまま何もできない頭の中の世界とはまるで違うもはや自分で自分を支えることもできない落胆の目に晒され続け間に挟まれたまま先の見えない道をゆくみっともなく取り繕いながら
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重い気付き無意識に目で追い続けているそれとなく知らされる悪気のない心のまま近づこうとする傷つけないようにさりげなく周りが上手に引き離す擬似的な雨の降る部屋でふとしたきっかけで知ることになる気付いていないのは自分だけ目も当てられない
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見えない見えなくない見えなくなくはない少しずつ進んでゆくないものを補おうとするはっきりと分かっていたことが不完全な悩みの種となる雨は降っていないのに水の粒の落ちてくる見えないところで発芽する嫌なくらいに大きくなる見たくないものばかり見えてくる
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引き上げられ待ちはんぶんの月の見えるうまく変換されない天井の光る箱に乗って空の真下へ風が吹いてくれないと居心地が悪くなる重低音に導かれ光の束の現れるそれを合図に渦巻き風の吹いてくる
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消し方の理解尋ねられても答えようとしないあいまいな言葉で煙に巻いて考えることもなく分かりきったことを消し方の理解まともに向き合わないうちにそこら中に燃え広がって内側にまで土足で入り込んでくる
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わざとらしさ目の前で鏡のように反射する判断に迷う培ってきたものとかには何の意味もない疑いもなく当たり前のものを頭ごなしに否定される
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風船の転がり浮かび上がれる力を失って道の真ん中を転がり続ける予期せぬ遭遇に戸惑いを隠せず注意深く速度を緩めてすり抜けようとする踏まれそうで踏まれないぎりぎりの綱渡り見ているだけで何もしないのはなぜ風船の転がり誰かが手を差し伸べてくれるまで危険に晒されたまま
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早めの終わり間に合うように途中で切り上げて鍵も締めずに外に出る意味不明の暗号の描かれた坂道を駆け上がり遠くに海の見えるところまで太陽に見つからないように見たことのない植物に囲まれて
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あの角の聞こえ聞き逃していたなら今ここにはいない見えないところから空気を切り裂いて鉄の塊が突然目の前に現れる注意不足とか見ないふりのわけでもなく無意識に飛び出してしまった身体を止める術もなくあの角の聞こえがなければ
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だめ元のだめ間に合いそうにない始まり悪気などどこにもなく良かれと連なる流れに沿って進み続けた結果乗り遅れてしまうそれでもどうにかなるかもしれないまとわりつく熱を振り解きつつ足早に向かうだめ元のだめ意味のない塊わだかまり重い疲れだけがずしりと残る
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支えをなくすその場に倒れ込んでしまう吊り合いを保てず目に見えるものだけではなく得られるべき反応も得られず不安の募るばかりいつ頃からこんなになっていた気づくこともできず見過ごしていた
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泡のはじけいつかくる時が来てしまういつまでも続くはずのない分かっていてももう少しだけどうにかなって欲しい欠けてしまったものをどうにか埋めようとして無理やりでもかき集める泡のはじけ無くなったものを追いかけようとする理解できていても止めることができない
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漏れ落ちる塞いだはずのところからまた漏れ落ちてしまう斜めに切り取られた空の境界線気づかれないうちに隙間を縫って終わった仕事を台無しにする守りに入らないように
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遅れてきた遅れてきた慌てふためく素振りもなく理由を尋ねられどこかで聞いたような不幸な話を繰り返す悪びれる様子もなく普段通りに矢継ぎ早に口出してはいつの間にかいなくなっている
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湿り空の下掻き分けるように進む水の奥深く息ができなくなる暗闇に浮かぶ街明かりの滲みやがて視界まで奪われそうになる液体化した空気の中に溶け込んでしまう
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すぐに会える同じところで少し遅れるかもしれない必ずそこに行くあとどのくらい待つ必要があるそれほど遠くない未来必ずすぐに会えるその日まで壊れないように
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遠ざかる後ろ姿引き止める術はどこにもない取り返しのつかない未来些細なことで気付かされるあの時振り向きもせずに後回しにできない理由を探したりまともではなかった
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窓の外から覗き込まれる予想もしない高さから壁伝いに降りてくる見ないふりでそうではないありのままの姿で今できることはなにもないぶら下がりで通り過ぎるなにもなかったことにはできない外側とはまるで違う世界
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灼熱の地面からの照り返し身を守る術を取り除かれたまま予定通りに運ばれるはずもなく見えないところで張り付いてしまう内側を少しずつ削り始める無防備なところが見るも無惨な状態に助けを求めようもない
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傍目に見るより高い震える足を滑らせて落ちる不安定に紐だけでつながれているだけの足元の揺らぎをどうにか支える先の読めない自分の愚かさを恥じる遠いところにはいかない遠いところには決して行ったりしない
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どこから吹く風山と海に囲まれた古くて新しい建物の連なりに少し湿った風を運んでくる夕暮れに染まる波止場の際で意図せずぎりぎりの会話になる取り繕うばかりで交わることのない時間の流れ
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早いおわり間に合うはずの時間に合わせて準備をして緑の扉のほうへいるべき人のいない他の誰かもいない普段とは様子がまるで違っていて繰り返し時計を見比べてみたところで仕方なく階段を降りる見慣れた顔とすれ違うこちらに気づくことはない約束をしたわけではない
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どのくらいあとどのくらいでこの状態から抜け出せる向き合えるはずの時間はどのくらい残されている背中を伝う汗の冷たさに驚かされてしまう不安を和らげようとしてやめたはずのものに手を伸ばすあとどのくらいあとどのくらいで抜け出せる言われたことなどあてにしていない
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