Hatomune Atsuko 公開
[search 0]
もっと
Download the App!
show episodes
 
Loading …
show series
 
平成5年2月25日(土)、東京の国立劇場で天台声明公演が開催されます。題して『比叡山延暦寺の神前法要 日吉大社の山王礼拝講』。毎年5月26日に日吉大社で行われる神前法要を、国立劇場の舞台で比叡山延暦寺の僧侶と日吉大社の神職の方々が再現するというものです。これがどういうものなのか、ご住職に伺いました。 公演情報はこちら→ 国立劇場 令和5年2月声明公演 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回から2年近くが過ぎてしまい、2022年も終わりに近づいています。今回は2022年の大晦日と2023年の新年に比叡山延暦寺で行われる行事についてご住職に伺いました。いろいろと不安なことが多い1年でしたが、心穏やかに年末年始を過ごし、来年は希望を持って明るい年としたいものです。皆さんにとって来年が良い年となりますよう!!!(鳩胸厚子) 追記:ご住職から最新の情報を頂きました。2022年12月31日の比叡山延暦寺の行事は以下の通りです。 21時30分頃から除夜の鐘整理券配布(幸先矢の購入者に限る)@総合案内所 甘酒/大根炊き無料接待@根本中堂上の広場 22:00 法話@根本中堂 22:30 修正会/護摩供@根本中堂 23:05 鬼追式@根本中堂広場 (*この番組は、iTunes等でも聞くことが…
  continue reading
 
「理趣分」などマニアックなお経について訊きたいと思っていた私でしたが、そもそも法華経のこともよくわかっていないのに…と現時点では断念。ご住職が、現在、どのようはお経を勉強していらっしゃるのかといったことなどを質問しました。比叡山の名物は「論湿寒貧(ろんしつかんぴん)」と言われていて、最初の「論」は「(法華経の)論議」のことだそうです。さて、その論議とは…。 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
新型コロナで世の中が一変した2020年が暮れ、NHKの『ゆく年くる年』では延暦寺からも中継がありました。私自身、昨年は体調を崩したこともあり、今年は心機一転、法華経の写経に挑戦することに。そこで今回はご住職に法華経の写経について伺いました。(鳩胸厚子) (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
先日、ご住職の案内で「比叡の秋めぐり2020」をしてきました。現在、西塔・釈迦堂の内陣特別公開、西塔・瑠璃堂の特別御開扉、国宝殿での「比叡の不動明王展」の最中なので、そのご紹介を少し。それから前回、天台宗の戒律「円頓戒」の話を伺った際に出てきた「円頓章」について、詳しいお話を伺いました。話は摩訶止観やら法華経やら般若心経へとどんどん広がっていきますが…さて。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
奈良仏教の(具足戒という)250の戒律を、伝教大師最澄は58の(円頓戒という)戒律に変えてしまいました。今回はこの天台宗の戒律について、お話を伺いました。円頓戒は、修行をまっとうするための戒律であるようです。比叡山での四種三昧の修行を引き合いに、具体的に教えていただきました。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
きょうは、前回のテーマ『一隅を照らす』という言葉が書かれている伝教大師最澄の『山家学生式』について伺いました。これは最澄が朝廷に提出した比叡山の「学習指導要領」のようなものだとのこと。天台宗の僧侶はもちろん、延暦寺で修行する僧侶は誰もがまず頭に入れるべき指針です。最澄さんは、この『山家学生式』で、それまでの奈良仏教でたくさん定めてあった戒律を一気に激減させ、これが奈良との衝突の大きな原因となったのだとか。なぜ、激減させたのか…この点は、次回さらに詳しく伺いたいと思います。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回から少し時間が過ぎてしまいました。この間、私はなぜか「一隅を照らす」という言葉に遭遇する機会が何度もありました。そこで、今回は伝教大師最澄のこの言葉についてご住職にお話を伺うことに。この言葉に至る話の中で、法華経はもともとは国分尼寺で尼僧さんたちが読んでいたものだと知りました。毎回、新しいことを知ることができて、ありがたいです。 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
今回は天台宗の僧侶がどのようにお経を習得していくか、伺いました。お経の読み方は、実際に僧侶の読経を聞いて学ぶしかないようですが、地域や法要によって、同じお経でも読み方が違う場合も多々あるのだとか。今回のお話に出てきた耳慣れない言葉に、「句頭(くとう)」(最初の一文を読むこと)、「解行双修(げぎょうそうしゅう)」というものがありました。比叡山の千日回峰行は、実際は975日しか歩かないのだというお話も興味深かったです。次回は、ちょっとマニアックなお経について訊いてみたいと思います。 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせ…
  continue reading
 
「お経について」の4回目。前回、見せていただいた天台宗の経本、「台宗課誦(たいしゅうかじゅ)」と「法華懺法(ほっけせんぼう)、例時作法(れいじさほう)」、略して「例懺本(れいせんぼん)」に則って、どのような朝夕のお勤めをしているのか。それに、どのような意味があるのか。また、お勤め以外にも法要や個人的な修行として、どのようなお経を読むのか。読経にはどのような効果があるのか…など、伺いました。「理趣分(りしゅぶん)」というマニアックなお経の話も出てきましたが、まだまだお経の世界、奥が深そうです。 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ …
  continue reading
 
「お経について」の3回目。今回は、天台宗の経本を二種類、ご住職に見せていただきました。折れ本の「台宗課誦(たいしゅうかじゅ)」、そして和綴じ本の「法華懺法(ほっけせんぼう)、例時作法(れいじさほう)」です。法華懺法とは朝のお勤め、例時作法とは夕方のお勤めを意味します。たとえば朝には、法華経の21番目のお経、「神力品(じんりきほん)」を読むのだそうです。今回も耳に馴染みのない仏教用語がいくつも出てきました。回旋譜(かいせんふ)、博士(はかせ)、荘厳(しょうごん)など。なにも知らない私にとって、お経の世界は広すぎて、深すぎて、どこから質問していいか、わからないのですが、次回さらにお話を伺えたらと思います。 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的に…
  continue reading
 
前回から始まった「お経シリーズ」。まずはお経がどれくらの量があるのでしょうか? ご住職によると、大正時代に日本の仏教人が10年かけて、あらゆるお経を集めた『大正新脩大蔵経(たいしょうしんしゅうだいぞうきょう)』を編纂したのだそうです。一般人でも図書館で、あるいは現在はインターネットで閲覧できるのだとか。これを略して、大蔵経(たいぞうきょう)と呼ぶそうですが、おおまかにインド撰述、中国撰述、日本撰述のカテゴリーに分かれているそうです。天台宗では、『台宗課誦(たいしゅうかじゅ)』という経本があるそうですが、比叡山延暦寺ではこれ以外のお経、声明なども唱えているとか。このシリーズは、まだまだ続きそうです。 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピ…
  continue reading
 
家で心静かな時間を過ごすため、読経をしてみてはどうだろうと考え、ご住職にさっそくお経について伺ったのですが、お経は数が多い上に、あまりに広範囲なトピックで、きょうはほんのさわりだけで終わりました。私のようなまったくの素人に、一から説明してくださるご住職に感謝です。きょうのお話で耳にしたキーワードは、「私はこのように聞いた」という意味の『如是我聞(にょぜがもん)』、「相手に応じた適切な方法で説法する」という意味の『対機説法(たいきせっぽう)』、そして「身も命も惜しまない」という意味の『不惜身命(ふしゃくしんみょう)』でした。次回もまたお経について、さらにきいてみたいと思います。 (*この番組は、iTunes等でも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。…
  continue reading
 
新型コロナの影響で外出自粛生活が続く中、前回の「写経」に続いて、今回は「座禅の勧め」をお送りします。世の中に不安が渦巻いていても、家の中で心を落ち着けて、5分でも座禅をすることで、心穏やかに一日を過ごしましょう。比叡山の三年籠山修行中に「四種三昧」(ししゅざんまい)という修行をされたご住職に、今回は90日間のお堂の中でひとりきりの座禅修行体験について伺いました。四種三昧とは、①非行非坐 ②常坐 ③常行 ④半行半坐 という4つの修行を指すそうです。ご住職は、この中の常坐三昧を選び、24時間×90日間の座禅をされたとか。途中、身体が痛くなったり、眠くなった場合は、「経行(きんひん)」といって身体を動かすことができるそうですが、90日間、延々と座禅なんて、私にはとても想像できません!そんな私が、家…
  continue reading
 
今年のゴールデンウィークは、帰省もできず、自宅で過ごしている方が多いことでしょう。そんな時にお勧めしたいのが、写経です。といっても、実は私も今からやってみようと思っているところ。そこで、きょうは写経について、ご住職にお話いただきました。比叡山における写経の祖は、3代目天台座主、慈覚大師 円仁だそうです。法華経の中に「五種法師(ごしゅほっし)」という記述があり、そこでお経の扱い方が説明されているのだとか。具体的には、受持(じゅじ)、読(どく)、誦(じゅ)、解説(げせつ)、書写(しょしゃ)の五つ。また、御朱印の本来の意味も教えていただきました。詳しくはポッドキャストでお聞きください。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回の収録から9か月以上が過ぎてしまいました。この間、ご住職自身にも職場で大きな変化があったようですが、世の中も新型コロナで一変。外出自粛で、比叡山延暦寺も2020年4月20日から拝観停止となりました。けれど、お寺の中ではいつも通り、僧侶の方々がお勤めをされているとのこと。私たちも今は参拝できないけれど、この時期、家の中で一緒に祈ることはできるはず。ご住職から、この点についてもアドバイスいただきました。中でも、故・葉上照澄阿闍梨の「運心回峰(うんじんかいほう)」のお話が、とても心に残りました。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
京都土産として人気の「阿闍梨餅」の「阿闍梨(あじゃり)」は、比叡山の阿闍梨さんのことだと知ってましたか? 天台宗では、比叡山の千日回峰行を終えられた僧侶を一般的に阿闍梨さんと呼んでいますが、阿闍梨さんの正確な定義や、どうすれば阿闍梨さんになれるのか…といったことをご住職に訊いてみました。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
令和になって第一回目のポッドキャストでは、「比叡山延暦寺の数々の法要で、お坊さん方はいったい何を祈っていらっしゃるのか!?」という私の素朴な疑問をぶつけてみました。仏教の総合大学ともいわれる比叡山では、日本の仏教のあらゆる宗派の要素がほぼすべて網羅されているようですが、それぞれのお経や修法によって、祈る内容や目的が変わってくるのでしょうか。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
この5月から新天皇の即位とともに新しい令和の時代が始まりました。きょうは、新天皇陛下のご成婚の頃(平成5年6月9日)、私の回りで起きた小さな偶然についてお話します。(当時の)皇太子ご成婚直後、私の友人にも生涯の伴侶との運命の出会いが待っていたのです。 「私もこんな偶然を経験したよ!」というエピソードがある方は、ぜひぜひhatomuneatsuko.comの問い合わせページからお知らせください。たくさんの奇跡を皆さんと共有できたら、もっと楽しくなりそうです。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
4月4日~11日の御修法のあとも、春は法要が盛りだくさんの比叡山延暦寺。ここでしか行われない数々の法要の舞台裏について、ご住職からお話を伺いました。4月22日の上宮太子講式、4月26日の廣布薩が終わり、今年は特別に4月28日から5月1日まで『天皇陛下御即位奉祝御修法』が行われます。また連休中は、西塔で「さくら祭り」を開催。普段は非公開のにない堂で座禅、写経ができるそうです。比叡山の麓の坂本地区でも、5月2日に慈眼堂で、5月3日に滋賀院門跡で法要があるほか、地元のお祭なども催されるとか。私もこの連休中に比叡山の桜を見に行こうと思っています。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https…
  continue reading
 
少し間があいてしまいましたが、早いもので、このポッドキャストを開始して1年が過ぎました。今回はご住職に、延暦寺での日常業務について伺いました。天台宗の総本山であるだけに、大きな組織である上に、比叡山という大きな山が境内であるため、普通の街中のお寺とは違う業務や日常があるようです。大きな法要の舞台裏についても伺うことができました。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
月1回更新のポッドキャスト、「人生は奇跡の連続!」の第3回目。受験シーズン真っ只中ですが、今回は子供の中学受験時のお話です。テーマは、「母の幻影」。少し長くなりましたが、私にとっては大切な思い出です。 「私もこんな偶然を経験したよ!」というエピソードがある方は、ぜひぜひhatomuneatsuko.comの問い合わせページからお知らせください。たくさんの奇跡を皆さんと共有できたら、もっと楽しくなりそうです。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
きょうは托鉢を終えてからポッドキャストの収録にいらしたというご住職に、早速「托鉢」について伺いました。延暦寺のお坊さんたちで、比叡山周辺のいくつかの集落を、毎年、この時期になると順番に廻っていくのだそうです。話の内容はその後、「托鉢」から「ほら貝」へ…できれば次回も引き続き、ほら貝やその他の仏具について訊いてみたいと思っています。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回から少し間があいてしまい、はや2019年となりました。今回は新年拡大版として、2018年11月下旬にご住職に『至宝展』を案内していただいた思い出や、比叡山での年末年始の行事、今後の根本中堂の修理の予定など、雑談形式で約30分お話を伺いました。中でも、毎年12月22日に大講堂で「辰張忌(しんちょうき)」という法要が行われていることは初めて知りました。また今年の三が日には初めての試みとして、根本中堂で護摩の祈祷を受け付けたそうです。『平成の大改修』の最中である根本中堂は、工事の進捗状況に応じて、その姿が変わっていくので、今年も何度か足を運びたいと思っています。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組について…
  continue reading
 
先月から始めたポッドキャスト第二弾、「人生は奇跡の連続!」の第2回目です。 今回も、日常生活で遭遇した不思議な偶然について話しています。 「私もこんな偶然を経験したよ!」というエピソードがある方は、ぜひぜひhatomuneatsuko.comの問い合わせページからお知らせください。たくさんの奇跡を皆さんと共有できたら、もっと楽しくなりそうです。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
日々の暮らしの中でちょっとした偶然や不思議な出来事に遭遇することはありませんか? 私はそんなとき、思わず「奇跡が起きた!」と嬉しくなり、誰かに話したくなってしまいます。この番組では、そんな小さな奇跡のお話をしていきます。 あなたにも、嬉しい偶然や小さな奇跡のエピソードがあれば、hatomuneatsuko.com の問い合わせページからお知らせ下さい。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回、お話を伺った元三大師(がんざんだいし)〔第18代天台座主、慈恵大師良源(じえだいし・りょうげん)]の門下は三千人と言われ、その中でも四哲といわれた高弟のひとりが、今回とりあげる「恵心僧都・源信」(えしんそうず・げんしん)。源氏物語に登場する「横川の僧都」は、この源信さんだと言われているとか。また源信さんの著作である「往生要集」が、後の浄土宗、浄土真宗に繋がっていったのだそうです。はるか昔、学校の授業で「往生要集」の名前を聞いた記憶はありますが…歴史についても仏教についても何もわかっていない私に、今回も地福院のご住職が丁寧に説明してくださいました。感謝、感謝。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組につ…
  continue reading
 
本日のテーマは、「比叡山中興の祖」と呼ばれる第18代天台座主、慈恵大師良源(じえだいし・りょうげん)。元三大師(がんざんだいし)という呼び名の方が馴染みがあるかも知れません。京都で流行った疫病から人々を救うため、鬼の姿になったといわれ、今もそのお札を京都のあちこちで見かけます。また、おみくじの始まりも元三大師と言われ、今でも比叡山・横川(よかわ)の元三大師堂(四季講堂)では執事(しゅじ)さんと呼ばれるご住職がおみくじを引いてくださるそう。興味のある方は、事前連絡してから訪ねてみてくださいね。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ の…
  continue reading
 
前回は、第三代天台座主、慈覚大師円仁について伺いましたが、今回のテーマは第五代天台座主、智証大師円珍。円珍さんが復興された延暦寺の別院「園城寺(おんじょうじ)」(三井寺)は、後に延暦寺と対立して独立することに。けれど現在では、毎年、円珍さんのご命日には三井寺の僧侶の方々が比叡山までお参りにいらっしゃるとか。比叡山にある円仁さん、円珍さんなどのお墓に私たちがお参りすることも可能なようです。 それから、「大師」というのは朝廷から高僧に贈られる称号で、日本で初めて「大師」号をもらったのが最澄さんと円仁さんだそうです。ついでに、お漬物の沢庵も本当は比叡山が発祥の地なのだとか。あまり知られていませんが、歴史が長いだけに比叡山発祥のものは意外と多そうです。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができ…
  continue reading
 
2018年10月6日にニコニコ動画で「伝教大師1200年大遠忌 特別企画【世界文化遺産を9時間かけて巡る生放送181007_001】」と銘打った番組が比叡山延暦寺から中継されたようです。今回はそのお話から始まって、天台宗の第三代座主を務められた慈覚大師円仁さんのお話を伺いました。日本のお坊さんが身につける「輪袈裟」を考案されたのも、修行としての「写経」を始められたのも、円仁さんだったとか! 名僧の数々のエピソードをぜひお聞きください。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)…
  continue reading
 
密教…というと「曼荼羅」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。いまだに密教がどういうものなのか、よくわからないでいる私ですが、今回は曼荼羅について訊いてみました。(仏様をポケモンに例えて、ごめんなさい!)ちなみに今年は10月23日/24日のいずれかに、延暦寺の大講堂で曼荼羅供養が行われるそうです。(正確な日時は直前に問い合わせてみてください!) (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
先日、密教について少し教えていただきましたが、密教の儀式といえば「お護摩」が有名なのではないでしょうか。きょうは、護摩とはどういうものなのか訊いてみました。一般的に護摩は不動明王の前で行うものだそうですが、延暦寺の根本中堂では薬師如来の前で護摩を行うとのこと。根本中堂はいろんな意味で特別な場所のようです。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
以前にもお知らせしましたが、2018年8月1日より、比叡山延暦寺『国宝殿』にて伝教大師1200年大遠忌記念の『至宝展』が開かれています。きょうは、前期展(9月30日まで)をご覧になったご住職に見どころなどを伺いました。(10月1日、2日はお休み。後期は10月3日~11月30日)。坂本の里坊などに安置してある普段は非公開の仏像、仏画、工芸、書跡など計73点を集めたという『至宝展』。その中には、国宝3点、重要文化財26点が含まれているとか。この期間に、ここでしかお姿を拝めないかも知れない仏様に、皆さんも会いに行かれてはいかがでしょうか。なお、延暦寺拝観料700円とは別に国宝殿の通常の入場料500円が必要となります。通常の料金で『至宝展』の仏様にもお参りできるのは、ありがたいことかも! 私も行って…
  continue reading
 
前回『天台座主』について伺った際に、密教の流派がいくつもあるという話がでてきました。今回は、「そもそも密教とはなんなのか?」、「比叡山延暦寺ではどのような密教の法要が行われているのか?」、尋ねてみました。日本の仏教の宗派の中で密教といえるのは、真言宗と天台宗ですが、天台宗は顕教と密教の両方をとりいれているそうです。しかし、密教の定義というのがこれまた曖昧というか複雑というか…。ちなみに、比叡山で行われる密教的な行事の代表的なものは、毎年3月13日に西塔で行われる『比叡山大護摩供』だそうです。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ の…
  continue reading
 
前回のポッドキャストで、2018年9月29-30日に行われる『別請竪儀』について伺った際に、天台宗では望擬講(ぼうぎこう)→擬講(ぎこう)→已講(いこう)→探題(たんだい)と位を上がっていき、最終的に探題のトップになった僧侶が天台座主になると教えていただきました。比叡山のトップである天台座主、一般的には「お座主さん」と呼ばれていますが、いったいどういったポジションなのか、聞いてみました。密教の流派がいくつもあることにも話が及び…これは次回も続けて聞きたいと思っています。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページか…
  continue reading
 
前回伺った4年に1度の論議法要は正式名称を『法華大会広学竪儀(ほっけだいえこうがくりゅうぎ)』というそうです。そして、この法華大会の(通常)前年には『別請竪儀(べっしょりゅうぎ)』が行われます。(次回は、なんと2018年9月29日-30日。延暦寺の大講堂で行われます。)天台宗では、望擬講(ぼうぎこう)→擬講(ぎこう)→已講(いこう)→探題と位を上がっていき、最終的に探題のトップになった僧侶が天台座主になるのだそうです。この『別請竪儀』は、1名ずつしかいない擬講さんと已講さんが、それぞれランクアップするための試験のようなもの。いったいどんな試験なのか、教えていただきました。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、…
  continue reading
 
前回に引き続き、比叡山の伝説を少々。親鸞さんの身代わりになったという無動寺谷・大乗院の「蕎麦喰い木像」と、大講堂前の鐘を鳴らす「茄子婆さん」のお話。そして大講堂で四年に一度、開かれる法華大会(ほっけだいえ)について、お話を伺いました。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回のお話で、最澄が比叡山で修行を始める以前、仏教伝来のはるか以前から、「比叡山」という山そのものが信仰の対象であったと伺いました。現在も「霊山」と呼ばれる比叡山は、ここで修行に励んだ数多くの僧侶たちが生んだ伝説の山でもあるようです。きょうはそのほんの走りをお送りします。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
今回のテーマは、比叡山の大津市側の麓にある日吉大社と延暦寺の関係について。比叡山は仏教伝来以前から信仰の対象であり、延暦寺ができる前から神社があったのだそうです。ただ仏教伝来後もお寺と神社は一体化して、明治の神仏分離令までは、いわゆる神仏習合の形をとっていたのだとか…。日吉大社の周りには、日吉東照宮、滋賀院、慈眼堂、延暦寺の里坊などが点在し、穴太積の石垣など、歴史を感じる素敵な散策エリアとなっています。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)…
  continue reading
 
今回のテーマは、比叡山延暦寺の夏の行事。夜のライトアップはなくなりましたが、8月4日の比叡山宗教サミット、8月15日の総回向…そして今年限定の『至宝展』が2018年8月1日より延暦寺内の国宝殿にて始まります。(2018年11月30日まで)信長の焼き討ちを免れた瑠璃堂の薬師如来を始め、滅多にお姿を拝むことができない仏像など、貴重な文化財が多数、展示されるのだとか。 (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)…
  continue reading
 
前回の「戸津説法」の説明で、お中日に「施餓鬼」や「地蔵盆」をするというお話がありましたが、これはどちらも「お盆」の行事です。そこで今回は比叡山から離れて、「お盆」について伺いました。「お盆」は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、その由来となった「盂蘭盆経」というお経があるのだそうです。それはどんな内容なのでしょうか…!?  (*この番組は、iTunesでも聞くことができます。購読ボタンを押すと、更新時に自動的にエピソードが追加されます。なお、番組についてのご質問は、https://hatomuneatsuko.com/ のお問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回、伺った伝教大師最澄のご命日(6月4日)に行われる『長講会(じょうごうえ)』では、8月21日~25日の『戸津説法』の説法師が発表されるそうです。これは、比叡山で修行していた最澄さんが、里に下りて一般の方々に法華経を説いたことが始まりだとか。その説法は、最澄さんがご両親の供養のために建立したといわれる下阪本の東南寺で行われます。どんな行事なのか、詳しく訊いてみました。 (*この行事、あるいは番組についてご質問があれば、お問い合わせのページからどうぞ。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
比叡山延暦寺の開祖、伝教大師最澄のご命日である6月4日に行われる論議法要『長講会(じょうごうえ)』。最澄さんは遺言で、自分のために仏像を作ったりお経を読まなくていい、ただ自分の志を継承していってほしいという言葉を遺されたのだそうです。以来、そのお言葉の通り、僧侶が法華経について議論する法要が毎月4日に行われ、中でも6月4日には『長講会』として大々的に行われるそうです。この日は年に一回、最澄さんの御廟も開かれるとか。一般の参拝客も、少し遠くから拝めるそうです。私たちが知らないだけで、山の中では数々の法要が行われているのですね。(この行事、あるいは番組についてご質問があれば、お問い合わせのページからどうぞ。)…
  continue reading
 
比叡山での三年篭山修行で最初にお手伝いするのが、毎年4月4日~11日に根本中堂で行われる『御修法(みしほ)』。今回は、平安時代から続くこの行事について伺いました。天皇陛下の衣となる反物を預かってご祈祷するのだとか。なんだかマニアックな世界! 来年こそは、観に行かねば!鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
比叡山延暦寺の住職になるには、比叡山に3年間篭りきりの修行をしなければなりません。最後の3年目に百日回峰や四種三昧という修行をさせてもらえるそうですが、1年目、2年目はどんなことをするのか、聞いてみました。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
比叡山無動寺谷で相応和尚が始めた回峰行。その相応和尚が比叡山よりさらに北の山中で不動明王を感得したと言われる大津市葛川(かつらがわ)。そこに建てられた明王院では、今も毎年7月16日~20日まで回峰行者が集まり修行を行っているそうです。今回は平安時代から続く、この修行について伺いました。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
比叡山のパワースポット(?)、無動寺谷明王堂についてお話を伺いました。不動明王が祀られている理由は? 回峰行の始まりは? 回峰行を始めた相応和尚とは? そしてお護摩とは? (今回も喉の調子が悪くて、すみません。)鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
比叡山無動寺谷明王堂での小僧生活について、さらに伺いました。阪神淡路大震災の前兆?と思える出来事や、行者さんの世界、外界から遮断された比叡山での暮らしについて。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回に引き続き、比叡山無動寺谷明王堂での小僧生活について、さらに伺いました。徒歩でしかたどり着けない山のお堂での様々な下働き生活で得たものは?鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
前回の続きで、ご住職自身の体験を伺いました。般若心経も読めない状態で比叡山行院に入り、2ヶ月の修行を終えて無事、僧侶に。大学卒業後、アルバイトで学資を貯めてから叡山学院で仏教を学ぶことになったそうですが…。鳩胸厚子 hatomune atsuko による
  continue reading
 
Loading …

クイックリファレンスガイド