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TEDカンファレンス、TEDxイベント、世界中の提携イベントのステージから、世界で最も優れた科学者、医者、医療研究者たちがその発見とビジョンを伝えてくれます。これらに加え、たくさんのビデオが、英語のスクリプトや最大80の言語から選んだ字幕を付けてTED.comから無料でダウンロードできます。TEDは「広める価値のあるアイデア」を追い求める非営利組織です。
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次世代の特効薬はカナダの雪深い北部のどこかにあるのでしょうか?化学者のノーマンド・ヴォイヤーが、寒さの中で生育する植物が持つ神秘的な分子レベルの宝物を探索している、この美しく極寒の風景を旅しましょう。ほとんど研究されていないこれらの微生物は、医学的に大きな可能性を秘めている、と彼は言います。その発見が手遅れにならないように、私たちが迅速に取り組めば、ですが。ノーマンド・ヴォイヤー による
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北極圏の氷が溶けるとホッキョクグマは陸に追いやられ、飢えてしまいます。食物連鎖の頂点に立つこの捕食動物が、餌を求めて人間のゴミ捨て場に頻繁にやって来るのです。そのため北極圏の町では、人間と野生動物の安全を守るために創造性を発揮する必要に迫られています。生物学者で自然保護活動家のアリサ・マッコールは、この偉大なる動物たちとの安全な付き合い方、そして気候変動によって徐々に彼らとの「共存」を強いられる未来について、現場からの教訓を共有します。アリサ・マッコール による
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神経科学者のセルジュ・P.パスカは、人間の脳がどのように自己形成するのか、また何が病気に罹りやすくさせているのかを解明することをライフワークとしています。このトークでは、彼のチームが画期的な科学技術を駆使し「オルガノイド」や脳の「アセンブロイド」(回路形成能力を持ち自己組織化する幹細胞由来の神経組織の塊)を培養する方法を発見し、これら神経系のミニチュアが脳の解明に迫る方法を説明しています。セルジュ・P.パスカ による
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mRNA(メッセンジャーRNA)を使った医薬の秘密は、体に対して自分で病気と戦う方法を教えるということであり、新型コロナや、長い間人類を悩ませ続けてきたがんやインフルエンザその他の病気の画期的な治療につながると期待されています。RNA研究者であり、新型コロナワクチンの短期開発に貢献したモデルナ社の最高科学責任者メリッサ・J・ムーアが、分子のレベルまで降りていって、mRNAがいかに体内のタンパク質を助けて、体の健康を維持し、病気を予防し、遺伝子コードの誤りを正せるようにするのかを解説します。人類は薬の新時代を迎えたのだと彼女は言います。メリッサ・J・ムーア による
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パンデミックのない未来の実現は容易ではないがそのためのツールや戦略があり、投資が必要だとビル・ゲイツは言います。この未来志向の講演で彼は、パンデミックになる前にアウトブレイクを発見し抑えるための多様な専門家からなる「世界的感染症緊急対策(GERM)」チームの創設を提案しています。病気の監視、研究開発、医療システムの改善に投資することで「誰もが健康で生産的な人生を送れ、次のパンデミックを恐れずに済む世界」は作れるのだと。ビル・ゲイツ による
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科学者たちは、牛は温室効果ガスであるメタンの莫大な発生源で、地球全体の排出量の4%に及ぶことを長い間知っていました。牛の草食を減らすという方法があるかもしれませんが、動物科学者のアーミアス・カブリーブが、海面下で育つ海藻を家畜の飼料にして牛のメタンを多く含むゲップを減らす独創的な解決策を話します。アーミアス・カブリーブ による
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光と音のエネルギーを使って、病気を検知できるでしょうか。TEDフェローのレイ・リー氏が、光を音に変換し体内の様子を画像化できる、低価格・無痛・高精度な「光音響イメージング」の可能性について語ります。この最先端技術が、乳がんの早期発見から医療用マイクロロボットの操縦まで、病気の観察、追跡、診断において、どのように新しい世界を切り開く可能性があるかを学びましょう。レイ・リー による
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アルツハイマー病の治療に脳波を使えたらどうなるでしょうか。教授で神経科学者のリー・ファイ・ツァイは、光と音の療法でガンマ波を人工的に刺激するという有望な新しい取り組みについて詳しく述べています。この取り組みは脳神経細胞の結合と同期を高め、致命的なこの病気の発症を遅らせます。この非侵襲性療法は既にマウスで効果が得られていると報告されています。現在、人での臨床試験中で、全ての人の明るい未来の先導役となる可能性があります。(トーク後、TED責任者 クリス・アンダーソンとの質疑応答があります)リー・ファイ・ツァイ による
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バイオ炭はある種の炭で、CO2除去と農作物の質と量の向上に貢献し、また製造過程では電気として再生可能エネルギーも生み出します。この素晴らしい気候変動対策方法はついに規模拡大の時を迎えました。起業家のアクセル・レイノーがこの物質を農家がもっと活用できるようにする3つの方法を説明します。これにより食料システム、エネルギー供給網、そして気候変動問題は大いに改善することでしょう。アクセル・レイノー による
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あなたのお腹と脳は会話をしています、と肥満研究家のマース・タング=クリステンセンが言います。肥満は遺伝、環境に影響を受ける病気であるという科学的証拠を示し、脳と腸の両方に見つかり食欲を制御する分子を紹介します。その使用方法を工夫すれば肥満患者が健康的に体重を減らすことができるかもしれません。マース・タング=クリステンセン による
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映画監督・建築家のリアム・ヤングが見事に描き出した、100億人が暮らすSF的な仮想都市プラネットシティへの旅に出ましょう。世界の全人口を収容するために設計された都市空間がどのような結果を生み出すのかを探り、地球のために何ができ、何が持続可能かを想像してみましょう。リアム・ヤング による
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SF作家の陳楸帆は、ディストピア的な未来を恐れていません。むしろ、人工知能の進歩は私たちの生活をより良く、より健康に、より安全にすると信じています。彼は私たちをAIの20年後のツアーに連れて行き、私たちを待ち受けているであろう科学技術の進歩についての驚くべき予測を語ってくれます。「私たちが創造したいと思うすべての未来について、私たちはまずそれを想像することを学ばなければなりません」と彼は言います。陳楸帆 による
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宇宙は爆発に始まりましたが、どう終わるのでしょう? 宇宙論研究者でTEDフェローのケイティ・マックが、見事な映像とともに、何兆年か先に理論的に訪れる全ての終わりをめぐる、膨大な時間と空間の中における存在と好奇心と人類の遺産についての深い思索へと誘います。ケイティ・マック による
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今持っていた物をどこへやったか分からない、有名俳優の名前が思い出せない、部屋に入った途端にそこにいる理由を忘れてしまった -- そんな経験はありませんか?神経科学者リサ・ジェノバが日常起きる二種類の記憶障害を掘り下げて、物忘れしても全く正常と安心させてくれます。後半のTEDサイエンスキュレーター、デイビッド・ビエロとの対話では、一般的な物忘れとアルツハイマー病の兆候の違いを説明し、脳の容量に関する俗説を覆すと共に、脳の健康と鋭い記憶を維持する方法を教えてくれます。(このオンライン対話はTEDメンバー限定イベントの一環です。TEDメンバーになりたい方はted.com/membershipまで)リサ・ジェノバ による
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「生物の世界で体を構築の役割を担うものはDNAだけではありません ― 神秘的な生体電気の層が存在し、細胞たちがその指示に従って協働することで、臓器やシステムや体全体が形成されるのです」と生物学者のマイケル・レヴィンが語ります。印象的かつ革新的な双頭の扁形動物の映像とともに紹介されるのは、細胞が交わす電気的な暗号の解読を元に研究室で作られた、世界初の生体ロボット「ゼノボット」です。この発見が医学と環境と生命自体の将来に何をもたらすのか、彼が説明してくれます。(TEDのクリス・アンダーソンが司会を務める本トークは2020年6月に収録されました。)マイケル・レヴィン、クリス・アンダーソン による
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2020年4月、疫学を学んでいるソフィー・ローズは新型コロナウイルスに自ら感染することを志願しました。若く健康な大人である彼女は、ヒトチャレンジ試験に参加することを申し出たのです。ヒトチャレンジ試験とは、ワクチンを試験するために意図的にSARS-CoV-2を参加者の体内に入れて、臨床データを集める研究のことです。チャレンジ試験によって有効なワクチン開発をいかに加速できるかを説明しながら、自分にとって進んでボランティアになることが正しい選択であった理由を彼女が教えてくれます。ソフィー・ローズ による
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都市では、無数の植物や動物や昆虫が人間の作り出した生息環境に見事に適応しながら、絶えざる進化を遂げています。進化生物学者のメノ・スヒルトハウゼンは、ファストフード好きのネズミや涼しい体を作り出すカタツムリなどの奇妙な生き物を例に、変化し続ける都市の野生生物の驚異を描き出し、熱心な市民科学者の世界的ネットワークの助けを借りてこの現象をリアルタイムで観察できることを語ります。メノ・スヒルトハウゼン による
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精密医療とワクチン学が交わる領域で、革新的な科学の追求が行われています。個別化ワクチンです。感染症のスペシャリストであるオファー・リーヴィがこの有望な医学的アプローチを紹介します。個別化された予防接種が、疾病を非常に危険なものにしている突然変異に対抗できる可能性があるというのです。また、今、人間の生命を持続させ支える新時代に差し掛かっていることを話します。オファー・リーヴィ による
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地球と人類と自然は密接な関係にあり切り離せません。世界に野生を取り戻して、私たち皆の健康を取り戻そうと、環境保護活動家のクリスティン・トンプキンスは訴えます。パタゴニア社のCEOを経て熱心な活動家になった人生と、南アメリカに何千平方キロメートルもの土地と海からなる国立公園を設立するのを支援した経緯を振り返り、さらに私たちが地球を修復するために行うべき重要な役割を論じます。「私たちは運命共同体であり、繁栄の道を歩むにしても苦難の道を歩むにしても、皆が共に歩むしかないのです」とクリスティンは語ります。クリスティン・トンプキンス による
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緊急救命室(ER)の医師は混乱を極める中、いかにして心を鎮め集中をするのでしょうか。長年の経験から、ERの医師であるダリア・ロングが日々の生活が“めちゃくちゃ忙しい”と感じ始めたときに冷静に落ち着いて対処できる明快な仕組みを紹介してくれます。ダリア・ロング による
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生物学的構造のあるものはあまりに小さく、最も強力な顕微鏡でも見ることができません。分子アニメーション作家でありTEDフェローのジャネット・イワサの腕の見せ所です。分子がどのように働くのかを映像化したうっとりするようなアニメーションで、広大な目に見えない分子の世界を探検してみましょう。ジャネット・イワサ による
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北アメリカ各地の先住民族の言語は、植民地時代の文化抹消の影響で絶滅の危機に瀕していると言語学者のリンジー・マーコムは述べています。言語と地域社会の復興を目指したカナダのアニシナーベ人による草の根戦略に焦点を当て、彼女は次世代のための先住民文化の保護を目指した政策の制定への情熱を語ります。リンジー・マーコム による
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世界中でオオカバマダラの生息数は激減しており、この迫り来る絶滅は人類の生活をも危機に晒しています。けれども、作家のメアリー・エレン・ハンニバルによると、市民科学者がこの昆虫を保護する一助になるのです。この草の根活動に参加するボランティアたちが、減少の一途を辿るオオカバマダラの観測と保護にどのように大きな役割を果たしてきたのか、そして皆さんが自然保護を手伝うための入会方法などを学んでください。(良い仲間がいますよ。チャールズ・ダーウィンは市民科学者だったのです!)メアリー・エレン・ハンニバル による
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気候変動のような大きな問題に立ち向かうには、科学と先住民の知恵の両方が必要だと、環境活動家のヒンドゥ・ウマル・イブラヒムは主張します。この引き込まれるトークでは、絶滅に瀕した生態系を取り戻すために、チャドの遊牧民コミュニティが科学者とどうやって密に協力したのかを紹介。そして、より打たれ強いコミュニティの作り方のヒントを与えてくれます。ヒンドゥ・ウマル・イブラヒム による
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気候変動問題は巨大で複雑すぎて確実な方法で解決できる問題ではない、と作家のデイビッド・ウォレス・ウェルズは言います。私たちに必要なのは生き方を変えること。地球温暖化が進む時代に、住みやすく豊かな世界をつくるために私たちがとれる劇的な行動の一端について、彼の説明を聞いてみましょう。デイビッド・ウォレス・ウェルズ による
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「海は生来クジラの歌声、魚の低い音、 テッポウエビ、氷の割れる音、風の音や雨の音などに溢れています。けれども海洋生物にとって、船のエンジン音から石油掘削の音にいたるまでの人工音が深刻な脅威となっています。」と科学ジャーナリストのニコラ・ジョーンズは語ります。海の騒音公害に直面した海洋生物に起こった知られざることを論じ、直接的な影響を調べるために騒音を減らす簡単な方法を共有するビデオをご視聴ください。ニコラ・ジョーンズ による
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アチョケと呼ばれる、メキシコ北部のとある湖に生息する外来種の(そして愛らしい容姿の)サンショウウオを救うべく、科学者たちは思いもよらないパートナーと協力関係を結びました。それは「われらが健康の聖母教会」という修道院のシスターたちです。この愉快なトークで、BBC科学担当編集委員のヴィクトリア・ギルが、珍しい協力関係がどのようにアチョケを絶滅の危機から救い、地元住民や先住民がいかに地球に存在する奇妙かつ素晴らしく、最も絶滅の危機に瀕した生物を救う鍵を握っているかについてお話しします。ヴィクトリア・ギル による
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「トライボロジーという変わった響きの言葉は初耳かもしれませんが、人々の現実世界の見方と関わり方を変えるものです」と機械工学のエンジニア、ジェニファー・ベイルは言います。トライボロジー(摩擦と摩耗の科学)の考え方と日常生活におけるその意外で多様な実例、それがよりよい世界にどのように貢献するかを、ベイルが説明します。ジェニファー・ベイル による
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海に変化が起こると、地球にも変化が起こり、そしてそれは微生物から始まる、と海洋生物学者のアンジェリク・ホワイトは言います。ホワイトは、数十年分のデータにより裏付けられた事実をもとに、どのように科学者らが古くから生息する微生物を海の健康状態の重要なバロメーターとして活用しているか、また海水温度が上昇する中、私たちがどのように微生物を再生しうるかについて話します。アンジェリク・ホワイト による
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2050年までに世界人口は98億人になると推定されています。すべての人に食料を供給するためには、どうしたらいいのでしょうか? 投資銀行家から農業に転身したスチュアート・オダが注目したのが屋内垂直農法で、多段式に積み上げられた棚を使い、管理された気候の影響を受けない環境で農作物を育成する方法です。将来を見据えたトークを通し、この農法がいかに優れた安全基準を保ちつつ、費用を抑え、少ない水の消費量で、将来の世代への食料供給を可能にするかを説明します。スチュアート・オダ による
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2006年から2016年の間、米国における医薬品特許件数は2倍になりましたが、それは発明やイノベーションが劇的に増えたからではなく、製薬会社が特許制度を巧みに悪用する方法を覚えたためで、新薬ではなく既存の薬剤に小さな変更を加えることで特許を蓄積し、それにより独占権を築き、競争を阻害し、価格を吊り上げているのです。 医療における社会正義のために働く弁護士のプリティ・クリシュテルは、特許制度の本来の目的がいかに見失われているかに光を当て、国民に奉仕し命を救うことになる制度の再構築をするための5つの改革案を提案します。プリティ・クリシュテル による
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国連の推定では 2050年までに抗微生物物質への耐性が私達の最大の死因になるとされています。「これは誰にとっても本当に恐ろしいことに違いありません」とバイオプロセス・エンジニアであるレオン・マーシャルは言います。彼は、家畜飼料の業界に世界規模で変化をもたらすという、喫緊の解決策に取り組んでいます。家畜の給餌からペットの日常のおやつに至るまで動物製品における抗生物質の過剰使用が世界で飛躍的に増加した理由や、潜在的なエピデミックを防ぐための一般的な方法を学びましょう。レオン・マーシャル による
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宇宙の全質量の約85パーセントを占めるのは、宇宙に膨大な影響を及ぼしているものの直接観察することができない「暗黒物質」です。この不思議な物質の正体は何か?我々の存在にどう関わるのか?宇宙物理学者のリサ・ウェクスラーが、宇宙形成の過程を理解するうえで暗黒物質が鍵を握る理由を論じ、世界の物理学者がその研究のために考え出した独創的方法を紹介します。リサ・ウェクスラー による
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私達は皆、星の誕生と死と再生によって互いにつながっていると天体物理学者エンリコ・ラミレス=ルイスは言います。ラミレス=ルイスは、あなたが呼吸している空気から体を構成する原子まで、あらゆるものを超新星が生み出す仕組みを説明しながら、この宇宙の宇宙史を旅します。エンリコ・ラミレス=ルイス による
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太陽系内でもはるか遠くにある小さな天体の奇妙な軌道が、大きな発見に繋がり得るのでしょうか? 惑星天文学者のマイク・ブラウンは、太陽系の奥深くに隠れた未発見の巨大惑星の存在を提唱し、その存在の痕跡が既に明らかになっている可能性を示します。マイク・ブラウン による
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この短く楽しい話では、宇宙飛行士のキャスリン・コールマンが、私達を宇宙ステーションへと案内してくれます。彼女が半年近くを過ごして様々な実験を行い、科学を推し進めた場所です。浮遊しながら仕事へと向かい、無重力で眠り、地球を時速28,000キロで回りながら生活するのがどんなものか聞いてみましょう。彼女曰く「宇宙ステーションはミッションと魔法が一緒になった場所」なのです。キャスリン・コールマン による
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マングローブの森は地球の健康に不可欠で、大気中のCO2を吸収し、たくさんの種類の生物の住みかとなっています。しかし、森林伐採と工業化によりこの豊かな住みかは絶えず脅かされています。TEDフェローで環境保護家のアシュウィン・ナイドゥは、謎多き絶滅危惧種であるスナドリネコの力を少し借りながら、南アジア・東南アジアでは地域住民の力によってどのようにマングローブ林を保護しているかを説明してくれます。アシュウィン・ナイドゥ による
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ダイビングを何百回もしてきた海洋生物学者のアヤナ・エリザベス・ジョンソンは、恋に落ちました、魚に。ブダイへの愛の讃歌の中で、この魚が驚くほかない5つの理由(白い砂を排泄することから色彩豊かな「衣装替え」まで)を説明し、地球温暖化によりサンゴ礁の未来が脅かされる今、我々にとって、ブダイにとって、何が危機に瀕しているのかを教えてくれます。アヤナ・エリザベス・ジョンソン による
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興味をそそられる研究内容と面白おかしい裏話を交えながら、神経科学者のカミラ・アルンダル・アンデルセンは、脳スキャンを駆使して人々の味覚の研究を行う研究所に私たちを誘ってくれます。アンデルセンは、私たちが食べた物をどのように潜在的に知覚するかについての驚くべき見識を示し、この研究データの活用が、味を犠牲にすることなく体に良い食生活を送ることをどう助けてくれるかについて語ってくれます。カミラ・アルンダル・アンデルセン による
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野生動物保護活動家でTEDフェローのモアエンジェルス・ムビザが研究していた有名なライオンのセシルが、2015年にトロフィーハンターによって射殺されてしまいました。もしセシルの棲息地域の住民の関与があれば、その死は避けられたのではないかと彼女は考えるようになります。この短い講演で彼女は、母国ジンバブエでの保護活動の実態や、地域コミュニティの関与が重要だと考える理由について語ります。モアエンジェルス・ムビザ による
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アーティストのサム・ヴァン・アーケンが『40種の果実の樹』という現在進行中の活動の舞台裏を紹介します。このプロジェクトは、桃やプラム、アプリコット、ネクタリンやさくらんぼなどを1本の樹に接ぎ木にして、なんと40種もの果実を実らせる一連の試みです。このプロジェクトは様々な色合いの美しい花を楽しもうというアートのプロジェクトとしてスタートしたものですが、珍しい「家宝種」とその歴史の保管庫となり、果樹の栽培を人々がじかに触れて(おいしく)学ぶことのできる体験の場となり、食料安全保障を確実にするためには生物多様性が必要だということをくっきりと示すシンボルとなりました。「ただ食べ物であることを越えて、これらの果実には私たちの文化が埋め込まれています。…そんな果物は、いろいろな面で私たちの物語です」とサ…
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大気中の炭素濃度上昇により植物の成長速度が上がっている陰で、見えない様々な影響が出ています。それは我々の生き残りに欠かせない、栄養素、ビタミン類の減少です。世界における食糧安全保障を題材とするトークで、疫学者のクリスティー・エビが、この深刻化する栄養摂取危機が引き起こす可能性のある多大な健康問題、そして全ての人々が安全で栄養価の高い食料を確実に入手できるようにするにはどうすれば良いかについて、お話しします。クリスティー・エビ による
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土壌の中には地球上の全ての植物と大気中に含まれる炭素を合わせた量の2倍の炭素があります。生物地球化学者のアスメレット・アセファー・ベルへが土の科学の世界へと導いて、気候変動に対処するために土が炭素を貯留する力をどう利用できるかを説明します。「土は地球システムの中における生命活動の有無を左右する指標です。さらには気候変動に立ち向かう私たちの味方にすることもできます。取るに足らない土くれという扱いはやめましょう。」アスメレット・アセファー・ベルへ による
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私たちが不注意にも温暖化ガスを大気中に排出して地球を温めてしまう一方で、いくつかの産業的な排出ガスは太陽光を反射して宇宙空間へ返し、地球温暖化を和らげる微粒子を生み出しています。これは私たちがようやく理解し始めている仕組みです。 気候変動活動家ケリー・ワンサーは問いかけます。この効果を操り気候温暖化を軽減できないだろうか?海の雲の増白プロジェクトの約束するものとリスクとを知り、それでどのように気候の健康を取り戻せるのかを学びましょう。ケリー・ワンサー による
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ヴィクター・ヴェスコーヴォは世界の五大洋すべての最深部を有人探査する初の試みを率いています。TEDの科学部門のキュレーターであるデイヴィッド・ビエロと対話しながら、ヴェスコーヴォはこの探検を可能にしている技術—極端な条件にも耐えるよう設計されたチタン製の潜水艇—について語り、インド洋の底への旅で撮影された、かつて誰も見たことのなかった生き物の映像を披露します。ヴィクター・ヴェスコーヴォ による
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世界には学術調査が行われていない場所がたくさんあります。敵対的な政府や紛争中の地域です。探していないために見落とされていることが、どれほどあることでしょう? この果敢で予想外の笑いに満ちた話で、古人類学者のエラ・アルシャマーヒが、地球上でも特に生物多様性に富んだ場所であるイエメンのソコトラ島への探検に誘い、政治的に不安定な地域での学術探検調査が素晴らしい発見に繋がりうることを示します。エラ・アルシャマーヒ による
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喪に服すシャチや悲しみに暮れる象を題材に、生物人類学者のバーバラ・キングは動物界に存在する悲哀と愛情について証言しています。この驚くべきトークで、多くの動物は複雑な感情を持っていると裏付ける証拠を示しながら、食べることをふくめ、動物をもっと倫理的に扱うべきだと主張しています。「動物は人間と同じように嘆くことはなくても、悲哀感情を持たないわけではありません。動物の悲哀感情は真実であり、見ようと思えば見ることができます」バーバラ・キング による
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タンパク質はすばらしい分子機械です。食べ物を消化し、神経細胞を発火させ、免疫系を支え、その他多くのことをします。でも、自然界には見られない機能を持った新しいタンパク質を設計することが、もしできるとしたらどうでしょう? 未来を垣間見せてくれるこの驚きの講演でデイヴィッド・ベイカーは、タンパク質設計研究所の彼のチームが全く新しいタンパク質をどのように一から設計しているのかを説明し、それが人類の直面する5つの大いなる問題の解決にいかに役立つのかを示します(この野心的な計画は、世の中を良くするための刺激と資金を与えるTEDのイニシアティブであるAudatious Projectの一部です)。デイヴィッド・ベイカー による
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あなたの足の下の地面は膨大な不思議な微生物の棲み家で、地下で何百年、何千年と生き続けるものもいます。いったいどんな生き方をしているのでしょう? コスタリカの火山や温泉を巡る旅に出て、微生物学者カレン・ロイドが光を当てる地下の生命と、それが地上の生き物にどれほど大きな影響をもたらしうるのかという話に耳を傾けましょう。カレン・ロイド による
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頭足類に分類されるタコやイカは、奇妙で大きな分散した脳を持っています。それほどまでの神経系を使って何をするのでしょう? 海洋生物学者のロジャー・ハンロンと一緒に海に潜り、頭足類が皮膚の色や凹凸を瞬時に変える驚くべきカモフラージュ能力を見てみましょう。そのスマートな皮膚や、それを洗練された方法で用いる能力は、別の形態の知性があり得ることの証拠かもしれません。それがAIや生地や化粧品などにどんな大きな変化をもたらしうるか学びましょう。ロジャー・ハンロン による
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