第三百四十四話『手を抜かない、気を抜かない』-【伝説のミュージシャン篇】忌野清志郎-

11:37
 
シェア
 

Manage episode 324404793 series 2870054
著作 TOKYO FM の情報はPlayer FM及びコミュニティによって発見されました。著作権は出版社によって所持されます。そして、番組のオーディオは、その出版社のサーバから直接にストリーミングされます。Player FMで購読ボタンをタップし、更新できて、または他のポッドキャストアプリにフィードのURLを貼り付けます。
71年前の今日4月2日、この世に誕生した、伝説のミュージシャンがいます。
忌野清志郎(いまわの・きよしろう)。
伝説という言葉は、少し違うかもしれません。
なぜなら、清志郎は常に現在進行形。
亡くなって13年の月日が経っても、少しも色あせることなく、多くのひとに支持され続けているのです。
シンプルで骨太なメロディーと、心にズシンと届く歌詞。
音楽で伝えるメッセージだけではなく、今を生きる若者たちへの言葉も発信しました。
新潮文庫『ロックで独立する方法』では、「成功」ではなく、「独立」を目指そうと提言。
現実と夢のギャップに悩む人たちに優しく語りかけています。
彼の名言集を集めた、百万年書房刊『使ってはいけない言葉』に、こんな言葉があります。
「今日で最後だって思って働けば、いい仕事できると思うんだよね。
特にボーカルなんてそう思わないと、やってらんないですからね。
今日はちゃんと歌えなくても明日やればいいやと思って、手を抜いて歌うなんてことできないですからね」
清志郎の晩年は、病との壮絶な戦いでした。
喉頭がん。
医者に手術をすすめられても、自分の喉にメスを入れることを最後まで拒否しました。
歌えなくなることは、死ぬことと同じ。
最後の直筆メッセージは、こんな言葉で終わっています。
「何事も人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念できればと思います。
またいつか会いましょう。夢を忘れずに!」
ザ・キング・オブ・ロック。
唯一無二のミュージシャン・忌野清志郎が人生でつかんだ、明日へのyes!とは?

363 つのエピソード