第百七十四話『結末を決めずに進む』-喜劇作家 ニール・サイモン-

11:56
 
シェア
 

アーカイブされたシリーズ ("無効なフィード" status)

When? This feed was archived on July 29, 2020 08:42 (2M ago). Last successful fetch was on June 27, 2020 09:33 (3M ago)

Why? 無効なフィード status. サーバーは持続期間に有効なポッドキャストのフィードを取得することができませんでした。

What now? You might be able to find a more up-to-date version using the search function. This series will no longer be checked for updates. If you believe this to be in error, please check if the publisher's feed link below is valid and contact support to request the feed be restored or if you have any other concerns about this.

Manage episode 224162704 series 1271233
著作 TOKYO FM の情報はPlayer FM及びコミュニティによって発見されました。著作権は出版社によって所持されます。そして、番組のオーディオは、その出版社のサーバから直接にストリーミングされます。Player FMで購読ボタンをタップし、更新できて、または他のポッドキャストアプリにフィードのURLを貼り付けます。
20世紀を代表するアメリカ喜劇作家のひとり、ニール・サイモンが、今年の8月26日、亡くなりました。91歳でした。
『おかしな二人』『裸足で散歩』『サンシャイン・ボーイズ』など、数々のヒット作を生み、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリッツァー賞など、多くの賞にも輝きました。
彼の作品は日本でも人気を博し、今もなお、ファンを魅了してやみません。
自身の体験を織り交ぜた、独特のユーモアと自虐的なウィット。
そして何より人間に対する深い洞察と優しい視線。
彼は、芝居の台本を書くとき、構成を最後まで決めたことはなかったと言います。
「人生で1ヶ月後に何が起こるか、正確に予測できるひと、いるかい?いないだろ?芝居だって一緒なんだよ。芝居の結末も、人生の結末も、とにかく時がくれば全てが明らかになるんだ。書いていれば…つまりは生きていれば、だんだんわかってくるよ、結末のつけかたが。それまでは、ただひたすら前に進めばいい」。
彼はひとよりも、楽天的だったのでしょうか?
いや、むしろ、悲観的で内省的だったようです。
劇作家の批評に、つい一喜一憂してしまう自分。
友人や家族の何気ないふるまいに、傷ついてしまう自分。
そんな弱い一面を振り払うかのように、彼は書き続けました。
結末を決めずに。
『人生には計画が必要だ。人生設計をちゃんとしないとリスク回避できない』。
そんな風潮が強くなっていく昨今。
あらためて彼の言葉に耳を傾けてみると、人生の懐の深さが見えてきます。
「書いては書き直し。人生は原稿と一緒さ。いいんだ、間違えても、書き直せばいいんだ」
劇作家 ニール・サイモンが人生でつかんだ、明日へのyes!とは?

252 つのエピソード