#3 映画「メイキング・オブ・モータウン」談義 ~ Guest:林剛

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9月の上映から、順次全国公開している大盛況のドキュメンタリー映画「メイキング・オブ・モータウン」( http://makingofmotown.com/ )を特集していきます!この番組は、映画をさらに観たくなり、モータウンサウンドを聴きたくなります。映画は、2019年に創設60周年を迎えた音楽レーベル「モータウン」の歴史や名曲誕生秘話を紐解いていく内容になっています。今作の字幕監修を務めた音楽ジャーナリストの林剛( https://twitter.com/hystys )さんと一緒に「モータウン」レーベルの音楽はもちろんのこと、映画の魅力、これから観る人はもっと楽しくなるような情報と、もう観た人もまた観たくなるような豆知識や二人のモータウン音楽のエピソードを交えながら深掘りしていきます。(上映当初は、映画館はたった7館のみでしたが、順次全国で公開されています。60館まで拡大しているとのこと!公開予定は上映劇場一覧をご覧ください→ https://bit.ly/35xvZzm )音楽レーベル「モータウン」は、スティーヴィー・ワンダー、マービン・ゲイ、ジャクソン5、スプリームズ、スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ、マーサ&ザ・ヴァンデラス、テンプテーションズ、フォートップスなどを輩出してきた。創設者のベリー・ゴーディにより1959年にその歴史をスタートさせたモータウン・レーベルは、ソウルやR&Bの数多くのヒットを連発し、数多くのスターを世界に送り出す。創設者ベリー・ゴーディが初めて密着を許可した取材映像、関係者や所属アーティストの回想や証言など貴重な映像群から構成されており、ゴーディの親友で戦友でもあるスモーキー・ロビンソンと旧交を温めながら、コーディの一代記とともにモータウンの60年にわたる歴史、そしてレーベルの魅力を解き明かしていくストーリーになっています。このPodcast名の「GOTOWN」は「MOTOWN」のリスペクトから引き継いでいますし、バンド名「NONA REEVES」は、マーヴィン・ゲイの娘「ノーナ・ゲイ」、マーサ・リーヴス(受付嬢から歌手へ)からとっています。

映画の話にいく前に、林さんのお話を。先日10月15日(木)ヒューマントラストシネマ渋谷で開催したトークショーで初めて会い、話が盛り上がり収まりきらなかったため、延長として今回のゴタポでトークが実現しました。最初に、ライオネル・リッチーとヴァレリーシンプソンの「メールアドレス教えてよ事件」(これは外国人あるあるなのか・・?!)で盛り上がり、西寺と林の共通の知人として「松尾潔( https://twitter.com/kiyoshimatsuo )/日本の音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、音楽ライター」が挙げられる。松尾潔さんとの出会いについて、お互いに話していく。西寺は早稲田大学時代のときに友人を通して紹介してもらった。林はブラックミュージック専門誌「bmr」の頃からファンだったが、会う機会はなく、ジル・スコット、ミュージック・ソウルチャイルドなどのR&B、ニュークラシックがアメリカ合衆国・フィラデルフィアで来ていると嗅ぎつけ突撃取材を敢行!そして、ラリーゴールド(ストリングスアレンジャー、久保田利伸なども手がける)とギャンブル&ハフを介して、日本ではなくフィラデルフィアで松尾潔と出会ったことも。ケニー・ギャンブルつながりで、マイケル・ジャクソンは助けてもらったというエピソードも。

本題「メイキング・オブ・モータウン」に入っていきます。生での体験(ライブなど)の機会がなくなっているなか、音楽を大音量で浴びれて、とてもテンポがよくMIX TAPE感覚でサクサクと観れちゃうのが特徴になっています。音楽レーベル「モータウン」は、先述したように数多くのミュージシャンを輩出してきた車の街・デトロイトにあるレーベル。(日本で言うと愛知県・豊田市!)創始者のベリー・ゴーディから、モータウンの歴史を辿りながら、伝説・ヒットの導き・原則、エピソードなどを織り交ぜて展開されていきます。モータウンレーベルから学ぶ人・会社は多く、その一人として、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川さんも参考にしているんじゃないか、ジャニーズブランドの非日常空間は戦争を体験した人だからこそ、創られたんじゃないかと考察する。ファミリーのように人を育成していくチームワークはどの社会にとっても大切なこと。戦争を体験した人(ゴーディとジャニーさん)だから、生まれることなのではないだろうか。だから、マーヴィン・ゲイの社会問題を投影させた「What's Going on」を発表することを、ゴーディは当初頑なに反対したのではないだろうか・・・。「林さんの好きなモータウンのアーティストは?」という質問から、アーティストをさらに深掘りしていきます。テンプテーションズの思い出から、身長制限問題(ボー・ウィリアムスが切られた理由は身長が高くないからだった?!180cm以外NG)。スパイク・リー監督の「ザ・ファイブ・ブラッズ」(Netflixで配信中)の主役の4人の黒人帰還兵の役名が、1964年から1968年のテンプテーションズの名前と同じになっているようです。続いては、スプリームズへ。(呼称が色々ありますが、ここではスプリームズと記載していきます)スプリームズの「Where Did Our Love Go」のMusic Video( https://youtu.be/HC_npy2BZcE )とレコーディングの比較。リード・シンガーでもあるダイアナ・ロスは、「渋谷系」の走り?スプリームズが、最初受け入れられなかった理由は?を話していきます。1960年代初頭の音楽の風潮・楽曲の認められ方などから理由を紐解く。歴史に名を刻むエンターテイナー、マイケル・ジャクソンを「育てた」のはいったい誰か問題についても。ボビー・テイラー & ザ・ヴァンクーヴァーズ(カナダのソウルバンド)のボビー・テイラーがマイケル・ジャクソンに惹かれた理由は?(ボビーは、ジャクソン5の初代プロデューサーでチャンピオンに育てあげた。)ゴーディとの対立もあったこと、そしてマイケルを育て上げたのは、ギャンブル・ハフ、ゴーディも大きく影響している。このタイミングでスティーヴィー・ワンダーが、60年間に渡って所属していたモータウンから完全独立!(10月14日)新レーベルは、ソー・ホワット・ザ・ファス・ミュージック(So What the Fuss Music)。それと同時に、「Where Is Our Love Song」と「Can’t Put It in The Hands Of Fate」の2曲をリリースしています。レーベル名の意味は?今後もスティーヴィーの活動・言動に注目です。このレーベルは、リパブリック・レコード(ユニバーサル・ミュージック・グループ傘下)に誕生。リパブリック・レコードは「アーバン」というジャンル名を今後使用しないことを表明しています(Instagram: https://bit.ly/3osd55E )。日本では「アーバン」は都会的なイメージを持つことも多いですが、アメリカでは、黒人ミュージシャンや黒人ミュージシャンの作品を紹介する際に、ニューヨークのFMステーションがブラックミュージックを紹介する際に、分かりやすく定義するために名付けたものとされている。近年のBlack Lives Matter運動を受けて、今後使用しないことを表明しています。(参考記事:HYPEBEAST - Republic Records が今後音楽ジャンルにおいて“アーバン”という用語の使用禁止を発表 https://bit.ly/34wgbxy )映画のその後、1960年代ニューヨークとロサンゼルスに支社を構え、1969年までに拠点を徐々にロサンゼルスに移し始めた、ロサンゼルスに移ってからのモータウンはどうなの・・?現在は、エチオピア・ハブテマリアムを上級副社長になっている。(名前覚えておきましょう!)まだまだ語り足りないと思いますが、今回はここまで。解読本ならぬ解読するPodcatとして、ぜひまた映画館へ足を運んでみては・・?合わせてPLAYLISTも公開中です。PLAYLISTへ選曲する番外編の会議のトークもぜひ聴いてみてください。

※西寺が、筒美京平さんを語ったPodcastはこちら( 西寺郷太 × 宇多丸 、筒美京平 を語る~podcast特別編~:https://spoti.fi/3mnowtB )(記事は: https://www.tbsradio.jp/529878 )

※PLAYLISTはSpotifyで公開!( https://spoti.fi/37GGH9z )

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