「ザ・メニュー」「ミセス・ハリス、パリへ行く」「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」「ある男」
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■「ザ・メニュー」
絶海に浮かぶ孤島にあるのは、世界で最も予約の取れない最高級レストラン、ホーソン。レイフ・ファインズ演じる伝説のシェフ、スローヴィクが自家製の食材を使って振る舞う極上のコース料理を堪能するために集まったのは、著名な料理評論家や映画俳優、投資家など選び抜かれたゲストが総勢11人。
美食家の男友だちに誘われ、たまたまレストランを訪れることになったアニャ・テイラー=ジョイ演じる主人公のマーゴは店側にとっては想定外の客・・・
■「ミセス・ハリス、パリへ行く」
第二次大戦後のロンドンが舞台。レスリー・マンヴィル演じる夫を亡くした家政婦のミセス・ハリスは働き先でクリスチャン・ディオールのドレスに出合い、その美しさに魅せられます。ハリスはディオールのドレスを手に入れるため、お金をためてパリへ。
ディオール本店に行くと、イザベル・ユペール演じるマネジャーのコルベールが威圧的な態度で迎え、成り金女性の客からは嫌がらせに遭います。果たして彼女はドレスを手に入れ、夢をかなえることができるのでしょうか・・・
■「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」
スーパーヒーローものとしては異例の米アカデミー賞3部門獲得を果たした、2018年公開の「ブラックパンサー」の続編。ですが、主演俳優のチャドウィック・ボーズマンが一昨年、大腸がんで死去。その悲しみを乗り越えるようにして作られたのが、この作品なのです。
実際、「死」は、この作品の透徹した主題の一つとなっています。しかし、対をなす、もう一つの大きな主題があります・・・
■「ある男」
芥川賞作家、平野啓一郎の小説を「蜜蜂と遠雷」などの石川慶監督が映画化しました。
夫が事故死し、その戸籍が別人のものだったことが判明します。妻は、夫が本当は誰だったのかを知りたくて弁護士に調査を依頼します。夫に窪田正孝、妻に安藤サクラ、弁護士を妻夫木聡が演じます。
この番組では、現在、映画館で公開中/公開直前の作品から、産経新聞文化部、映画担当の編集委員がピックアップした「プレビュー」をお届けします。
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