耳で読み解く日本国憲法「第74条」「第75条」

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耳で読み解く日本国憲法第55回を、神戸大学発達科学部の和田進教授の解説でお届けします。
今回は第74条の法律及び政令への署名と連署と、第75条の国務大臣の訴追についてです。
74条は法律や政令の執行責任を明らかにするために、国務大臣と総理大臣の署名を必要とするものです。
75条は国務大臣の「訴追」が総理大臣の同意無しにはできないことを定めています。この「訴追」については、検察の起訴に限定するのか、その起訴に先立つ逮捕・勾留を含めるのかという点が問題となりました。
1948年の昭和電工事件で、芦田内閣の経済安定本部長官が、総理大臣の同意なしに逮捕勾留されました。これに対して東京高等裁判所は、「訴追」に逮捕・勾留は含まれないとの判断を示しました。
以上、第5章の「内閣」についての話は終わりです。
次回からは第6章「司法」の章に入ります。
第74条 法律及び政令には、すべて主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。
第75条 国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これが為、訴追の権利は害されない。
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