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第166回「ともに瞑想を」―磁場と反転 その人 田池留吉 part3-

12:00
 
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p.24〜p.28
2 コペルニクス的転回
さて、これから磁場と反転について綴っていきたいと思いますが、その前に、本書を理解する上で、最も大切なポイントとなる「コペルニクス的転回」ということについて、触れておきます。
すでにご承知のように、ポーランド出身の天文学者コペルニクスは、当時主流だった天動説を覆す地動説を提唱しました。
つまり、それは、地球の周りを太陽が回っているという発想から、実は太陽の周りを地球が回っているんだという発想の転回でした。
これは、天文学史上、とても重要な再発見ということですが、実はこの「コペルニクス的転回」が、本書を本当に理解していただくために不可欠なものだと、最初に述べさせていただきたいと思います。
要は、私達は何を基準にして物事を見て、考えて、判断していくのが本当のところなのかということです。
地球の周りを太陽が回っているというとらえ方は、地球を基準にしています。一方、太陽の周りを地球が回っているというとらえ方は、太陽が基準です。地球を基準にするか、太陽を基準にするかで、両者は全く違います。
それと同じく、自分の物の見方、考え方、判断の基準を180度転回していこう、全く変えていこうということなんです。
では、それは、具体的に言えばどういうことなのでしょうか。私達は何を基準にしていけばいいのでしょうか。
先ほども「肉」という言葉を出しましたが、ここで、「有限の世界」と「無限の世界」ということについて考えてみましょう。
有限の世界とは、その文字通り限りが有る世界です。有限の世界には形があります。目に見えて触れることができる形の世界です。そこでは音も聞こえます。匂いもあります。簡単に言えば、私達の日常です。
一方、無限の世界とは、限りが無い世界です。無限の世界には形がありません。従って、私達の五官では把握できない世界です。
つまり、有限の世界では、目や耳といった五官が活躍しますが、無限の世界ではそういうわけにはいきません。
ということは、目や耳といった五官を通して入ってくる情報を基にして、真の無限の世界を感じるとか、感じたということは、実は全くあり得ないことなんです。
ここのところ、ご理解できますでしょうか。
確かに、それらの情報を基にして、自分の心の中に色々な思いを広げていくことはできます。いわゆる思いの世界、心の世界です。
そして、思いの世界だから、そこに形が現実にあるわけではありません。だからといって、それは本当の無限の世界とは言えないと言っているんです。それは似て非なるものなんです。
なぜならば、その思いの世界というのは、目や耳などの五官という形の世界(有限の世界)を基にして広げている世界だからです。
基、つまり基準が有限の世界だから、たとえ思いの世界であり、目に見えない心の世界だと言っても、それは有限の世界の域を超えることはできないとなってくるのです。
要は、基準の問題です。
つまり、形もなく、限りもない無限の世界を本当に感じていくためには、先にあった「コペルニクス的転回」が自分の中に起こってくるということが絶対に必要となってきます。
基準となるものを180度転回するということです。
基準です。
いわゆる「コペルニクス的転回」は、天動説から地動説へということでした。
勘の良い人は、何となくお分かりかと思います。
そうです、本書でいう「コペルニクス的転回」は、自分の基準を有限の世界から無限の世界へ180度転回するということなんです。
自分を限り有るもの、肉体という形を指して自分だと思っているところから、自分は無限の存在なんだ、形のないものなんだと知っていくところへ、あなたの立ち位置を変えていきましょうということです。
つまり、あなたの立ち位置を変えていくこと、物の見方、考え方、判断基準を180度変えていくこと、これが私達の「コペルニクス的転回」です。
目に見えるこの肉体が自分だという思いを、自分は目に見えないエネルギーなんだという思いに、180度、くるりと転回していくということが、たった一つの大切な、大切なポイントです。
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2 コペルニクス的転回
さて、これから磁場と反転について綴っていきたいと思いますが、その前に、本書を理解する上で、最も大切なポイントとなる「コペルニクス的転回」ということについて、触れておきます。
すでにご承知のように、ポーランド出身の天文学者コペルニクスは、当時主流だった天動説を覆す地動説を提唱しました。
つまり、それは、地球の周りを太陽が回っているという発想から、実は太陽の周りを地球が回っているんだという発想の転回でした。
これは、天文学史上、とても重要な再発見ということですが、実はこの「コペルニクス的転回」が、本書を本当に理解していただくために不可欠なものだと、最初に述べさせていただきたいと思います。
要は、私達は何を基準にして物事を見て、考えて、判断していくのが本当のところなのかということです。
地球の周りを太陽が回っているというとらえ方は、地球を基準にしています。一方、太陽の周りを地球が回っているというとらえ方は、太陽が基準です。地球を基準にするか、太陽を基準にするかで、両者は全く違います。
それと同じく、自分の物の見方、考え方、判断の基準を180度転回していこう、全く変えていこうということなんです。
では、それは、具体的に言えばどういうことなのでしょうか。私達は何を基準にしていけばいいのでしょうか。
先ほども「肉」という言葉を出しましたが、ここで、「有限の世界」と「無限の世界」ということについて考えてみましょう。
有限の世界とは、その文字通り限りが有る世界です。有限の世界には形があります。目に見えて触れることができる形の世界です。そこでは音も聞こえます。匂いもあります。簡単に言えば、私達の日常です。
一方、無限の世界とは、限りが無い世界です。無限の世界には形がありません。従って、私達の五官では把握できない世界です。
つまり、有限の世界では、目や耳といった五官が活躍しますが、無限の世界ではそういうわけにはいきません。
ということは、目や耳といった五官を通して入ってくる情報を基にして、真の無限の世界を感じるとか、感じたということは、実は全くあり得ないことなんです。
ここのところ、ご理解できますでしょうか。
確かに、それらの情報を基にして、自分の心の中に色々な思いを広げていくことはできます。いわゆる思いの世界、心の世界です。
そして、思いの世界だから、そこに形が現実にあるわけではありません。だからといって、それは本当の無限の世界とは言えないと言っているんです。それは似て非なるものなんです。
なぜならば、その思いの世界というのは、目や耳などの五官という形の世界(有限の世界)を基にして広げている世界だからです。
基、つまり基準が有限の世界だから、たとえ思いの世界であり、目に見えない心の世界だと言っても、それは有限の世界の域を超えることはできないとなってくるのです。
要は、基準の問題です。
つまり、形もなく、限りもない無限の世界を本当に感じていくためには、先にあった「コペルニクス的転回」が自分の中に起こってくるということが絶対に必要となってきます。
基準となるものを180度転回するということです。
基準です。
いわゆる「コペルニクス的転回」は、天動説から地動説へということでした。
勘の良い人は、何となくお分かりかと思います。
そうです、本書でいう「コペルニクス的転回」は、自分の基準を有限の世界から無限の世界へ180度転回するということなんです。
自分を限り有るもの、肉体という形を指して自分だと思っているところから、自分は無限の存在なんだ、形のないものなんだと知っていくところへ、あなたの立ち位置を変えていきましょうということです。
つまり、あなたの立ち位置を変えていくこと、物の見方、考え方、判断基準を180度変えていくこと、これが私達の「コペルニクス的転回」です。
目に見えるこの肉体が自分だという思いを、自分は目に見えないエネルギーなんだという思いに、180度、くるりと転回していくということが、たった一つの大切な、大切なポイントです。
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