お母さんのための原発資料探訪(10)気を緩めないで!・・福島の子供のガン

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「youso2_2014030414141414.mp3」をダウンロード
福島の医師団が、自分たちだけ甲状腺がんの防止剤(ヨウ素剤)を服用し、福島の子供たちには「被曝しても安全」と言っていたことがわかり、大きな衝撃を与えている。
医師と言うのは、一般人や子供の健康を守ることが役目だから、自分が危険と思って薬を服用して、その薬が胃の中にあるのに、口では「安全だ」というのはまったく医師ではない。先回の記事で求めたように、福島医師団で、ヨウ素剤を服用した人、医師が服用したのに黙っていた医師は即刻、医師免許を返納しなければならない。
人間、信用が一番だが、特に医師が信用を失っては「人の健康のために人を傷つける」ことはできなくなる。ウソが入っているから、もうけのために手術と考えてよい。
ところで、この問題は「服用して、それを隠した」というだけで犯罪だが、さらに現在、福島では子供の甲状腺異常や甲状腺がんが増大している。まだ今後のことはわからないが、「密かに甲状腺がんの防止剤を服用した」という医師団の行為は、1)法律的にも(1年1ミリを超えると危険としている)、2)医学的にも、正しかった(自分の身を守ることだけとしては正しい)ことがわかる。
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まず甲状腺異常だが、この図はある専門の先生が私に送ってくれたもので、福島の子供の甲状腺異常の変化を示している。注目しなければならないのは、「A2判定」の変化である。A2判定というのは甲状腺の結節や嚢胞が肥大していることを示していて、がんなどの前段階とみられている。
その結果によると、2011年に35%ぐらいだったものが、2012年には45%、2013年にはさらに増えて55%に達している。その反面、結節や嚢胞があまり大きくないA1判定の子供は減少している。つまり、データから言うと「子供の甲状腺の異常が進行している」ことを示している。
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次に福島原発の小児がん関係であるが、これも専門の先生からのデータと考え方だが、福島の子供たちは、平常なら10万人に1人ぐらいの甲状腺がんが130人と現在の時点では130倍になっている。まさに、福島医師団が自分たちだけヨウ素剤を服用したのは、医師団の健康にとっては正しい判断だったのだ。
また、ここで?になっているその他の小児がんであるが、これはすでに福島の各病院に記録があるから、それを集計すれば、現在時点の甲状腺がん以外のガンの発生に変化があるかがわかる。
しかし、データは発表されていない。これこそ、税金をとって運営されている国立がんセンター(がんの撲滅のために国民が税金を出して医師などを雇用している研究所)が時々刻々、データを発表し、危険を未然に防ぐことをしなければならない。
国立がんせんがーは福島事故以来、本来の役割を忘れて、盛んに「タバコや野菜不足と被曝の関係」(この間違はこのブログで整理し指摘する予定)などを示し、被曝によるがんの発生を少しでも抑える活動をしていない。
国立研究所は文科省や厚生省、環境省などのもとにあるが、「支配下にある」というのと、「職務が政治などと独立している」というのは全く別である。国立研究所は政治とは独立した行動をとらなければならない。それを改めて要請したい。
またお母さんがたは3年目になって、疲れていると思いますが、このような状態(医師がウソをつき、国立センターがデータを出さず、私たちが外から整理したデータでも子供たちの健康がむしばまれている)であることを、改めて意識して、より一層、お子さんを守る行動をとってもらいたいと思います。
原発を再開したいと思っている人たちに・・・原発を再開したいというのだから、原発は安全だと考えておられると思いますが、ぜひ、福島原発の事故の後の国民が健康の不安を抱えていることを考え、再開の意味をもう一度、考え直してもらいたいと思います。
日本人で苦しんでいる人の痛みが分からない人は、日本で一緒に暮らすことはできないと思うからです。 「絆」というのはいったい、何なのでしょうか??
(平成26年3月4日)

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