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【IDEAストーリー】第15回:東京で結婚相談所をお探しならBridalチューリップ
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起業家のストーリーを追体験してもらおうという無料のインタビューサイトです。
このサイトでは、これから起業に興味のある方に向けて、成長のサービスを展開されている方、面白いサービス、商品を出されている方、各分野の実績を出されている専門家の方々にインタビューということで、各スペシャリストの方にお話を伺ってしまおうというような内容で、毎週お届けしています。
本日のIDEAストーリー。ゲストは、株式会社ナウい 代表取締役社長 桑山裕史さんです。桑山さん、宜しくお願い致します。
会社名の由来を教えてください。
なおかつ、短い言葉でインパクトが残るものは何かなと考えたときに、会社としても新しいことをどんどんチャレンジ、挑戦して伸ばしていきたいというところから、ナウいという言葉をですね、探し当てまして、結構電通さんなんかが、よくつけそうな名前ではあるんですが、よくツイッターなんかでも、何何ナウとかありましたけど、その前ですね、2009年にネーミングを考えて、株式会社ナウいという名前にしたという由来になります。
今どういった事業をされているのか、自己紹介のほうをお願いします。
先ほど、申し上げた三つの事業、一つ目としましては、結婚相談事業(Bridalチューリップ)。二つ目が、シェアハウスの企画運営事業。そして、三つ目が、ECショップの企画運営事業というかたちになっています。
例えば、日本全土見ていくと、個人金融資産1,700兆円のうち、6割以上が60代以上の方が保有されていて、貯蓄に回っていて、活性化されていないと、だから、サービスをご利用いただかないから、経済がなかなか活性しないという問題や、あるいは、若いころ、すごくお元気、若いと言っても、60代のころ元気なんですが、だんだん仲間とのお付き合いが減っていかれたりしていくなかで、寂しさをすごく感じられている方がすごく多いんですね。
知的欲求も上がってきて、学歴も上がってきたみなさんで、日本経済を支えてきたみなさんなんですが、70、80になっていかれると、なかには、もう死にたいんだと、悲しい言葉をいただくことなんかもあるんですよ。知識や経験、ノウハウを持っている、そういった高齢者の方、シニアの方がもっと活躍する場があればいいんじゃないか、そういう機会を作っていく必要があるんじゃないかなというふうに私たちは考えていまして、そのなかで、シニアの方、例えば、毎日、生活しているんだけども、虚無感と言いますか、どれだけこれで生活が続いていくんだろうかというような虚無感を感じている方に、そういうチャンスを作っていただきたいなというところから、チューリップクラブというのを発足しまして。
例えば、ご自宅にいるんだけども、テレビを見ていて、目が疲れてしまうから、ラジオに切り替える方って結構多いんですよね。若い方と違って、podcastとかは利用されていませんけども、ラジオを非常に使われています。もっと言うと、活字、読書読みたいんだけどとなった場合に、やはり、目が疲れていると、見えないので、読めないんですよね。そこで、我々のほうが、出張代行というかたちで、お伺いをして、お客さまの代わりに読書を代行してあげると。
そのなかでですね、なかなか事業形態として、今の事業形態って、相当な資金力がないと運営しづらいんですよね。私の前職の経験から、やはり自己資金だけでやりたいというのがありまして、外部から資金調達をしないで、自己資金だけで運営していくなかで、やはり体力がこれは持たないなと、こういういろいろ大変なこともあったんですが、そこはまた後ほど、お話する機会があればと思うんですが。
そういったなかで、もっとお客さまに目を向けて、必要なもの、求められているものにフォーカスをして、なおかつ、事業としても、ある程度、売り上げのロットが見込める事業にフォーカスしようじゃないかということで、まず一つ目の結婚相談にしようというのが生まれたんですが、この結婚相談事業(Bridalチューリップ)は年配の方で、お一人の方、やはりパートナー探してらっしゃる方って、結構多いんですよね。
一人だと寂しい。話し相手がほしい、そういう方、かなり増えていかれているという状況があるなかで、だいたい50歳までに一度も結婚したことがない方が、2割くらいいらっしゃるんですよ。20%。生涯未婚率というのが、だいたい2割、20%くらいなんですね。一度も結婚したことがない方なんで、再婚者で独身の方でいうと、もっといらっしゃるわけなんですが、そういった方同士、我々のほうで結びつけて、男性、女性、ご結婚支援をするというところからスタートしています。
ただ、この事業がシニア同士の場合だとですね。いわゆる、事実婚という形態が非常に多くなっていまして、一緒に生活できれば、それで十分なんだと、籍を入れる必要はない、逆に入れてしまうと、お子さんから遺産相続の関係で反対されて、入れたくないんだというような声がありまして、今、そういった声をもとにですね、サービススタートしてから、20代前半から、上は、もちろん70代の方まで、幅広く、我々のほうでご支援しています。
全国の相談所と連携を図っていますので、弊社単体では、やはりなかなか数の部分で、お相手を探すのが限度がありますから、全国、北は北海道から、南を九州の各相談所と連携することによって、お会いできる人数としては、今5万8,000名の会員様がいらっしゃいます。
システムを24時間、どこでもご利用いただけるんですが、そういったシステムや担当しているカウンセラーからのご紹介を通して、出会いの場を作り、そして、お見合いや交際というところ、ご成功にいたるまで、専属のカウンセラーがサポートして、ご結婚まで導いていくと、非常にきめ細かいサポート、弊社売りにしていますので、そのサポートによって、ご満足いただいて、ご結婚された方が、そのご紹介ですよね。ご友人をご紹介いただいて、さらに会員様が増えているという循環が生まれているというところになりますね。
二つ目のIGH、シェアハウス企画運営事業に関してもですね、もともとはチューリップクラブというのを運営していくなかで、テナントをお持ちの方、結構、オーナーさんいらっしゃるんですね。ただ、オーナーさんいらっしゃるんですけど、空いたままになっているケースって多いんですよ。よく、シャッター通りって言われたりもしますけど、空いたままになっていて、そうすると、もったいないですよね。固定資産税だけかかってしまって、むしろマイナスでしかない。
なので、それを収入を取っていただけるような資産防衛を我々のほうでできたらなというところの考えから、空いているテナントで実業を起こしていただいて、そこから収益を取ってもらうような、そういうスキームを弊社は企画したんですね。
ただ、なかなか会社員だった方がいきなり実業やろうとしても難しい面がありますから、そういうコンサルティングをやっていくなかで、戸建物件も空いているんだけど、それを活用することはできないかというご相談だったり、あるいは、そういう部屋があるんだったら、シングルマザーの団体からオファーがありまして、住まいに困っているので入居することはできないのかというような相談をいただくことが増えてきたんですね。
比較的、弊社、広報、プレスリリースなんかを使って、メディアに対してのアプローチなんかうまくやったこともあって、専門誌とか、そういった媒体をご覧になられた方からの問い合わせが増えてきました。そこで考えたのが、戸建物件で、お一人で過ごしているシニアの方が、例えば、2階が丸々空いている。
そういうお部屋に生活で困っているシングルマザーの方が入居いただいて、共同生活をする企画運営といのを、いわゆる、シェアハウスの走りというのを我々のほうで企画したんですね。疑似家族、ほんとの家族ではなく、疑似家族ではあるんですが、だからこそ、お互い、きちんとしたことが言える。
また、気遣いができるという関係性がありまして、シニアの高齢者の方からすると、何よりも体力的に、いろいろ落ちてくるなかで、例えば、部屋の掃除、重いものの移動、高いところの掃除、そういったものが若い方がいることによって、ケアされる。何よりも、一人だと寂しいという欲求が解消されていくという部分がすごく強いんです。若い方と接すると元気になるという、アンチエージング効果なんかも、実際に実証されているので、そういう効果もあって、非常に元気になるという部分がありますね。
シングルマザーの方もお一人でお子さんを育てながら生活をするとなると、まず収入が圧迫されて、例えば、フルタイム雇用というのが、なかなかなされない。だいぶ改善されてきている面もありますけど、それでもやはり、残業だったり、急な仕事への対応ができないという面、あるいは、お子さんと一緒に出かけられないということも結構ありますから、一緒に近くで見ていただける、なおかつ、子育て経験のあるシニアの方が見ていただくことによって、自分の時間が作れると、フルタイム勤務することになれば、収入の確保されると、お子さんに関しても、お母さんから得られる情報や知識だけじゃなくて、2世代、3世代上から得られる情報や知識があることによって、おばあちゃんの知恵袋じゃないですが、伝承機能とか、そういったものもすごくあり、教育上もすごくメリットがあるということで、この企画を2010年ごろから始めていったというかたちですね。
最後に、ECショップの運営事業に関しましては、ブライダルのほうの関係にも出てくるわけなんですが、例えば、ご遠方で暮らしていて、なかなかプレゼントをお贈りしようにも、お贈りするのに悩んでしまうような、例えば、お父さんへ、お母さんへ、おじいさん、おばあさん、父の日、母の日等で、プレゼント渡したいなと思ったときに、まとまっている、そういったターゲットに対して、まとまっているショッピングサイトというのが、なかなか見当たらなかったんですね。
そういったものを弊社のほうで取り揃えて、ただ、取り揃えてお贈りする、我々のほうで支援をするだけではなくて、例えば、カメラ一式ご購入いただいたら、そのカメラの使い方までも教えてあげるような差別化を図るECショップの運営しています。
それプラス、例えば、お見合いという、1対1でお相手とお会いする際、そのときに、お見合い費というのが発生します。ご成婚したら、ご成婚料というものが発生するようなモデルになっていますね。1年ご契約で、ご成婚早い方は、76日でご成婚された方もいます。
業界でもトップクラスの52%超えの成約率?
日本国民というのが、だいたい1億ちょっとですよね。未婚者というのが、だいたい今、2千万名以上いらっしゃるというかたちになるので、2,000万名のうち、66万人しか結婚していないんですよね。そのうち我々のサービスを使うと、10人に対して一人結婚しているわけなので、確率としては、かなり高いんじゃないかなと言えるのと。
婚活のサービスって、いろいろあるわけなんですよね。例えば、ネット婚活、婚活サイト、あるいは、婚活パーティ、カップリングパーティ、利用者の分母って、圧倒的に多いわけなんですが、多すぎて把握しきれないです。
民間、要するに、任意団体なんかも結構やっていたりとか、あと、学生さんも運営していたりするので、把握しきれないんですけど、ああいったのも、予測の分母で成功率出すと、1%切っているというふうに言われていますから、そういうふうに比較すると高いんじゃないかなと思いますね。
結果的に年間でかかっている費用というのは、なかには、70万、80万かかっているというケースもたくさんあります。勧誘にかなり力を入れてらっしゃって、サポートすごく弱い傾向があるんです。大手さん利用中の方も弊社にご相談にいらっしゃるんですよ。たくさん。
みなさん、活動うまくいっていないからいらっしゃる方なんですけど、おっしゃること共通していて、期待していた、求めていたサービスが得られないとおっしゃるんですね。それは、ずばり一言で言うと、サポート、活動中の支援というのが弱い傾向があって、弊社のブライダルチューリップというのは、専属のカウンセラーが男女世代別に揃っていまして、お客さまに合わせて誰をアサインするのかというのが、マネージャー考えて、アサインしていくんですけど、男女二人一組なので、男性女性目線、両方の目線のアドバイスができていったりとかですね。
あるいは、担当替えなんかも、スムーズにできる。中には、弊社、利用して、結婚した、元会員がスタッフになって、カウンセラーになっているという、研修を受けて、そういう人なんかもいるくらいなんですね。
そういうサポートしっかりすることによって、ご成婚されて、ご成婚された方のご紹介で、ご友人、知り合いがご利用されるというサイクルが弊社できているので、勧誘、いわゆる、広告費を弊社、あまり投入していないんですけど、それでも、十分ご利用の料金を抑えることができて、なおかつ、毎月のようにご利用者や、ご成婚者というのが増えているという状況になりますね。
お見合い練習をする?
活動中の修正であったり、アドバイス、悩みの改善というのをしていくんですが、さっき言ったように構築することが苦手だ、あるいは、それ自体が課題と感じていない方には、最初1対1でお会いするお見合いの席での、まずうまくいっていない部分が必ずありますから、お見合い練習サービス「おみれん」というサービスなんかも提供しているんですね。
江戸時代前期なんかは、銭湯でやっていた時代もあるんですよ。そんな時代もあったんですね。当時、混浴で、銭湯だと健康状態とか、入れ墨もあるかないか分かるし、社交の場だったそうなんですよ。当時。
弊社の役員で、もともとアンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)出身の経営コンサルタントがいますから、彼がレポート作るので、かなり緻密なレポートになるんですけど、20項目くらいありますね。そのなかから、ウィークポイントを改善したり、良好な部分をブラッシュアップして、さらに高めていったりというのを、後日また改めて、カウンセラーがフィードバックをして、改善を促していくというところまでやっていたりするんですね。
15期連続増収増益を達成した東証一部上場企業に入社!
今、ウイスキでー知多というのが出ていますけど、そういうところの出身なので、違和感なく、別に農学部というのは、これから新しいことができるんじゃないかなということで入ったんですけど、学生時代から、そういう思いもあったので、自分でやはり起業したい。経営者としてやっていきたいんだという思いは持っていたんですね。
じゃあ、そういうのを自信をつけて、なおかつ、ビジネスモデルを考える時間やノウハウを身につけるうえで、最短な会社に行こうというふうに考えまして、ベルーナという通販会社があるんですね。東証一部上場で、ピークは15期連続増収増益って、東証一部ではベルーナだけだったと思います。当時。
なぜそこに入ったかというと、今も創業者が代表者をやっていて、安野さんという方がやっておられるんですけど、印鑑の訪問販売から始めて、そして、そこから事業展開をして、通販事業展開して、拡大をしていったんですね。売り上げベースで1,500億くらいまで伸ばしていった会社なんですね。
そういう会社だったら、哲学も学べるかもしれないし、ゼロから立ち上げていった考え方というのも、深く理解できるかもしれない。なおかつ、社風がですね、結構、抜擢人事で、実力と実績とやる気がある人間をどんどん抜擢していく、20代でも、結構マネージャー職についている人って、結構いたんですね。
専門的にいわゆる、職人的に技術を磨いてやっていくのか、営業で自分で数字を作る、販売をする、でも、どっちがいいかなと行ったときに、経営者としてやるんだったら、人を動かす力、それは営業行ったほうが学べるんじゃないかなと、私、思ったんですね。将来を考えて。ベルーナさんのほうからは、「いや、いや、君は企画のほうをやってほしいんだ」と言われていたんですけど、それじゃ、私の構想と違うから、営業に回してくれと志願をして、私が入社する1年前に立ちあがっていた、BtoCの個人向けの事業があったんですね。
ベルーナさんって、全国に1,500万人くらいお客さまいらっしゃるんですけど、そのうちだいたい6割くらいの方が、いわゆる、主婦、年齢が5、60代の主婦の方が過半数占めているんですね。ただし、一度購入しても、2回目の購入がない。いわゆる、スリープリストと言われる方たちが4、5割いらっしゃるんですよ。継続、リピートに繋がらない方。
そういう方たちにターゲットを置いて、掘り起こす、再開拓して、もう一度ご利用いただいたり、今、通販だと、購入レンジというのが、やっぱり1万円を切ってしまうんですね。1万円を超えるものって、なかなか通販って、手が出しにくいということで、再開拓をスリープリストの方にしつつ、通販では提供できない価格レンジのものを販売しようという個人事業の個人向け事業の営業があったんですね。
そこに配属してもらって、やっていることはですね、そのリストに対して、1件1件お電話をして、アウトバンドですよね。電話をして、訪問して、その場で販売するか、展示会に集客して、そこで販売するか、その2通りなんですよ。
株式会社ナウい 代表取締役 桑山 裕史 2001年明治大学卒業後、東証一部上場の大手通信販売会社ベルーナに入社。 営業部門にて新人から売上トップの座を獲得し続ける。個人実績として2期連続年間売上1位獲得、社長賞獲得。マネジメント実績として年間店舗売上1位、年間店舗営業利益1位、年間店舗達成率1位、年間営業利益率30%確保、年間最優秀賞獲得。最年少で支店長・営業部長・企画部長などを歴任。2009年12月ナウい創業。 ベルーナでは、新規の個人向け外商部門の立ち上げに参画し、初年度売上7千万円の部門を7年間で42億円まで牽引する。顧客視点に立った営業によってお客様からの高い評価を受け、常に社内トップの成績を収める。最大マネジメント総数は300名以上を統率した。横浜大桟橋でのイベントでは企画・推進責任者として5日間で売上6億円を達成させている。 その後、経営企画室にて企業統治・MAアライアンスを担当。魂と血の通った組織作りや教育には定評があり、事業企画の立案・構築及びプロモーション・イベント運営も得意とする。現在、日本プリマリタルカウンセラー資格認定協会理事、公益社団法人日本産業退職者協会生活情報委員としても活躍している。 |
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起業家のストーリーを追体験してもらおうという無料のインタビューサイトです。
このサイトでは、これから起業に興味のある方に向けて、成長のサービスを展開されている方、面白いサービス、商品を出されている方、各分野の実績を出されている専門家の方々にインタビューということで、各スペシャリストの方にお話を伺ってしまおうというような内容で、毎週お届けしています。
本日のIDEAストーリー。ゲストは、株式会社ナウい 代表取締役社長 桑山裕史さんです。桑山さん、宜しくお願い致します。
会社名の由来を教えてください。
なおかつ、短い言葉でインパクトが残るものは何かなと考えたときに、会社としても新しいことをどんどんチャレンジ、挑戦して伸ばしていきたいというところから、ナウいという言葉をですね、探し当てまして、結構電通さんなんかが、よくつけそうな名前ではあるんですが、よくツイッターなんかでも、何何ナウとかありましたけど、その前ですね、2009年にネーミングを考えて、株式会社ナウいという名前にしたという由来になります。
今どういった事業をされているのか、自己紹介のほうをお願いします。
先ほど、申し上げた三つの事業、一つ目としましては、結婚相談事業(Bridalチューリップ)。二つ目が、シェアハウスの企画運営事業。そして、三つ目が、ECショップの企画運営事業というかたちになっています。
例えば、日本全土見ていくと、個人金融資産1,700兆円のうち、6割以上が60代以上の方が保有されていて、貯蓄に回っていて、活性化されていないと、だから、サービスをご利用いただかないから、経済がなかなか活性しないという問題や、あるいは、若いころ、すごくお元気、若いと言っても、60代のころ元気なんですが、だんだん仲間とのお付き合いが減っていかれたりしていくなかで、寂しさをすごく感じられている方がすごく多いんですね。
知的欲求も上がってきて、学歴も上がってきたみなさんで、日本経済を支えてきたみなさんなんですが、70、80になっていかれると、なかには、もう死にたいんだと、悲しい言葉をいただくことなんかもあるんですよ。知識や経験、ノウハウを持っている、そういった高齢者の方、シニアの方がもっと活躍する場があればいいんじゃないか、そういう機会を作っていく必要があるんじゃないかなというふうに私たちは考えていまして、そのなかで、シニアの方、例えば、毎日、生活しているんだけども、虚無感と言いますか、どれだけこれで生活が続いていくんだろうかというような虚無感を感じている方に、そういうチャンスを作っていただきたいなというところから、チューリップクラブというのを発足しまして。
例えば、ご自宅にいるんだけども、テレビを見ていて、目が疲れてしまうから、ラジオに切り替える方って結構多いんですよね。若い方と違って、podcastとかは利用されていませんけども、ラジオを非常に使われています。もっと言うと、活字、読書読みたいんだけどとなった場合に、やはり、目が疲れていると、見えないので、読めないんですよね。そこで、我々のほうが、出張代行というかたちで、お伺いをして、お客さまの代わりに読書を代行してあげると。
そのなかでですね、なかなか事業形態として、今の事業形態って、相当な資金力がないと運営しづらいんですよね。私の前職の経験から、やはり自己資金だけでやりたいというのがありまして、外部から資金調達をしないで、自己資金だけで運営していくなかで、やはり体力がこれは持たないなと、こういういろいろ大変なこともあったんですが、そこはまた後ほど、お話する機会があればと思うんですが。
そういったなかで、もっとお客さまに目を向けて、必要なもの、求められているものにフォーカスをして、なおかつ、事業としても、ある程度、売り上げのロットが見込める事業にフォーカスしようじゃないかということで、まず一つ目の結婚相談にしようというのが生まれたんですが、この結婚相談事業(Bridalチューリップ)は年配の方で、お一人の方、やはりパートナー探してらっしゃる方って、結構多いんですよね。
一人だと寂しい。話し相手がほしい、そういう方、かなり増えていかれているという状況があるなかで、だいたい50歳までに一度も結婚したことがない方が、2割くらいいらっしゃるんですよ。20%。生涯未婚率というのが、だいたい2割、20%くらいなんですね。一度も結婚したことがない方なんで、再婚者で独身の方でいうと、もっといらっしゃるわけなんですが、そういった方同士、我々のほうで結びつけて、男性、女性、ご結婚支援をするというところからスタートしています。
ただ、この事業がシニア同士の場合だとですね。いわゆる、事実婚という形態が非常に多くなっていまして、一緒に生活できれば、それで十分なんだと、籍を入れる必要はない、逆に入れてしまうと、お子さんから遺産相続の関係で反対されて、入れたくないんだというような声がありまして、今、そういった声をもとにですね、サービススタートしてから、20代前半から、上は、もちろん70代の方まで、幅広く、我々のほうでご支援しています。
全国の相談所と連携を図っていますので、弊社単体では、やはりなかなか数の部分で、お相手を探すのが限度がありますから、全国、北は北海道から、南を九州の各相談所と連携することによって、お会いできる人数としては、今5万8,000名の会員様がいらっしゃいます。
システムを24時間、どこでもご利用いただけるんですが、そういったシステムや担当しているカウンセラーからのご紹介を通して、出会いの場を作り、そして、お見合いや交際というところ、ご成功にいたるまで、専属のカウンセラーがサポートして、ご結婚まで導いていくと、非常にきめ細かいサポート、弊社売りにしていますので、そのサポートによって、ご満足いただいて、ご結婚された方が、そのご紹介ですよね。ご友人をご紹介いただいて、さらに会員様が増えているという循環が生まれているというところになりますね。
二つ目のIGH、シェアハウス企画運営事業に関してもですね、もともとはチューリップクラブというのを運営していくなかで、テナントをお持ちの方、結構、オーナーさんいらっしゃるんですね。ただ、オーナーさんいらっしゃるんですけど、空いたままになっているケースって多いんですよ。よく、シャッター通りって言われたりもしますけど、空いたままになっていて、そうすると、もったいないですよね。固定資産税だけかかってしまって、むしろマイナスでしかない。
なので、それを収入を取っていただけるような資産防衛を我々のほうでできたらなというところの考えから、空いているテナントで実業を起こしていただいて、そこから収益を取ってもらうような、そういうスキームを弊社は企画したんですね。
ただ、なかなか会社員だった方がいきなり実業やろうとしても難しい面がありますから、そういうコンサルティングをやっていくなかで、戸建物件も空いているんだけど、それを活用することはできないかというご相談だったり、あるいは、そういう部屋があるんだったら、シングルマザーの団体からオファーがありまして、住まいに困っているので入居することはできないのかというような相談をいただくことが増えてきたんですね。
比較的、弊社、広報、プレスリリースなんかを使って、メディアに対してのアプローチなんかうまくやったこともあって、専門誌とか、そういった媒体をご覧になられた方からの問い合わせが増えてきました。そこで考えたのが、戸建物件で、お一人で過ごしているシニアの方が、例えば、2階が丸々空いている。
そういうお部屋に生活で困っているシングルマザーの方が入居いただいて、共同生活をする企画運営といのを、いわゆる、シェアハウスの走りというのを我々のほうで企画したんですね。疑似家族、ほんとの家族ではなく、疑似家族ではあるんですが、だからこそ、お互い、きちんとしたことが言える。
また、気遣いができるという関係性がありまして、シニアの高齢者の方からすると、何よりも体力的に、いろいろ落ちてくるなかで、例えば、部屋の掃除、重いものの移動、高いところの掃除、そういったものが若い方がいることによって、ケアされる。何よりも、一人だと寂しいという欲求が解消されていくという部分がすごく強いんです。若い方と接すると元気になるという、アンチエージング効果なんかも、実際に実証されているので、そういう効果もあって、非常に元気になるという部分がありますね。
シングルマザーの方もお一人でお子さんを育てながら生活をするとなると、まず収入が圧迫されて、例えば、フルタイム雇用というのが、なかなかなされない。だいぶ改善されてきている面もありますけど、それでもやはり、残業だったり、急な仕事への対応ができないという面、あるいは、お子さんと一緒に出かけられないということも結構ありますから、一緒に近くで見ていただける、なおかつ、子育て経験のあるシニアの方が見ていただくことによって、自分の時間が作れると、フルタイム勤務することになれば、収入の確保されると、お子さんに関しても、お母さんから得られる情報や知識だけじゃなくて、2世代、3世代上から得られる情報や知識があることによって、おばあちゃんの知恵袋じゃないですが、伝承機能とか、そういったものもすごくあり、教育上もすごくメリットがあるということで、この企画を2010年ごろから始めていったというかたちですね。
最後に、ECショップの運営事業に関しましては、ブライダルのほうの関係にも出てくるわけなんですが、例えば、ご遠方で暮らしていて、なかなかプレゼントをお贈りしようにも、お贈りするのに悩んでしまうような、例えば、お父さんへ、お母さんへ、おじいさん、おばあさん、父の日、母の日等で、プレゼント渡したいなと思ったときに、まとまっている、そういったターゲットに対して、まとまっているショッピングサイトというのが、なかなか見当たらなかったんですね。
そういったものを弊社のほうで取り揃えて、ただ、取り揃えてお贈りする、我々のほうで支援をするだけではなくて、例えば、カメラ一式ご購入いただいたら、そのカメラの使い方までも教えてあげるような差別化を図るECショップの運営しています。
それプラス、例えば、お見合いという、1対1でお相手とお会いする際、そのときに、お見合い費というのが発生します。ご成婚したら、ご成婚料というものが発生するようなモデルになっていますね。1年ご契約で、ご成婚早い方は、76日でご成婚された方もいます。
業界でもトップクラスの52%超えの成約率?
日本国民というのが、だいたい1億ちょっとですよね。未婚者というのが、だいたい今、2千万名以上いらっしゃるというかたちになるので、2,000万名のうち、66万人しか結婚していないんですよね。そのうち我々のサービスを使うと、10人に対して一人結婚しているわけなので、確率としては、かなり高いんじゃないかなと言えるのと。
婚活のサービスって、いろいろあるわけなんですよね。例えば、ネット婚活、婚活サイト、あるいは、婚活パーティ、カップリングパーティ、利用者の分母って、圧倒的に多いわけなんですが、多すぎて把握しきれないです。
民間、要するに、任意団体なんかも結構やっていたりとか、あと、学生さんも運営していたりするので、把握しきれないんですけど、ああいったのも、予測の分母で成功率出すと、1%切っているというふうに言われていますから、そういうふうに比較すると高いんじゃないかなと思いますね。
結果的に年間でかかっている費用というのは、なかには、70万、80万かかっているというケースもたくさんあります。勧誘にかなり力を入れてらっしゃって、サポートすごく弱い傾向があるんです。大手さん利用中の方も弊社にご相談にいらっしゃるんですよ。たくさん。
みなさん、活動うまくいっていないからいらっしゃる方なんですけど、おっしゃること共通していて、期待していた、求めていたサービスが得られないとおっしゃるんですね。それは、ずばり一言で言うと、サポート、活動中の支援というのが弱い傾向があって、弊社のブライダルチューリップというのは、専属のカウンセラーが男女世代別に揃っていまして、お客さまに合わせて誰をアサインするのかというのが、マネージャー考えて、アサインしていくんですけど、男女二人一組なので、男性女性目線、両方の目線のアドバイスができていったりとかですね。
あるいは、担当替えなんかも、スムーズにできる。中には、弊社、利用して、結婚した、元会員がスタッフになって、カウンセラーになっているという、研修を受けて、そういう人なんかもいるくらいなんですね。
そういうサポートしっかりすることによって、ご成婚されて、ご成婚された方のご紹介で、ご友人、知り合いがご利用されるというサイクルが弊社できているので、勧誘、いわゆる、広告費を弊社、あまり投入していないんですけど、それでも、十分ご利用の料金を抑えることができて、なおかつ、毎月のようにご利用者や、ご成婚者というのが増えているという状況になりますね。
お見合い練習をする?
活動中の修正であったり、アドバイス、悩みの改善というのをしていくんですが、さっき言ったように構築することが苦手だ、あるいは、それ自体が課題と感じていない方には、最初1対1でお会いするお見合いの席での、まずうまくいっていない部分が必ずありますから、お見合い練習サービス「おみれん」というサービスなんかも提供しているんですね。
江戸時代前期なんかは、銭湯でやっていた時代もあるんですよ。そんな時代もあったんですね。当時、混浴で、銭湯だと健康状態とか、入れ墨もあるかないか分かるし、社交の場だったそうなんですよ。当時。
弊社の役員で、もともとアンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)出身の経営コンサルタントがいますから、彼がレポート作るので、かなり緻密なレポートになるんですけど、20項目くらいありますね。そのなかから、ウィークポイントを改善したり、良好な部分をブラッシュアップして、さらに高めていったりというのを、後日また改めて、カウンセラーがフィードバックをして、改善を促していくというところまでやっていたりするんですね。
15期連続増収増益を達成した東証一部上場企業に入社!
今、ウイスキでー知多というのが出ていますけど、そういうところの出身なので、違和感なく、別に農学部というのは、これから新しいことができるんじゃないかなということで入ったんですけど、学生時代から、そういう思いもあったので、自分でやはり起業したい。経営者としてやっていきたいんだという思いは持っていたんですね。
じゃあ、そういうのを自信をつけて、なおかつ、ビジネスモデルを考える時間やノウハウを身につけるうえで、最短な会社に行こうというふうに考えまして、ベルーナという通販会社があるんですね。東証一部上場で、ピークは15期連続増収増益って、東証一部ではベルーナだけだったと思います。当時。
なぜそこに入ったかというと、今も創業者が代表者をやっていて、安野さんという方がやっておられるんですけど、印鑑の訪問販売から始めて、そして、そこから事業展開をして、通販事業展開して、拡大をしていったんですね。売り上げベースで1,500億くらいまで伸ばしていった会社なんですね。
そういう会社だったら、哲学も学べるかもしれないし、ゼロから立ち上げていった考え方というのも、深く理解できるかもしれない。なおかつ、社風がですね、結構、抜擢人事で、実力と実績とやる気がある人間をどんどん抜擢していく、20代でも、結構マネージャー職についている人って、結構いたんですね。
専門的にいわゆる、職人的に技術を磨いてやっていくのか、営業で自分で数字を作る、販売をする、でも、どっちがいいかなと行ったときに、経営者としてやるんだったら、人を動かす力、それは営業行ったほうが学べるんじゃないかなと、私、思ったんですね。将来を考えて。ベルーナさんのほうからは、「いや、いや、君は企画のほうをやってほしいんだ」と言われていたんですけど、それじゃ、私の構想と違うから、営業に回してくれと志願をして、私が入社する1年前に立ちあがっていた、BtoCの個人向けの事業があったんですね。
ベルーナさんって、全国に1,500万人くらいお客さまいらっしゃるんですけど、そのうちだいたい6割くらいの方が、いわゆる、主婦、年齢が5、60代の主婦の方が過半数占めているんですね。ただし、一度購入しても、2回目の購入がない。いわゆる、スリープリストと言われる方たちが4、5割いらっしゃるんですよ。継続、リピートに繋がらない方。
そういう方たちにターゲットを置いて、掘り起こす、再開拓して、もう一度ご利用いただいたり、今、通販だと、購入レンジというのが、やっぱり1万円を切ってしまうんですね。1万円を超えるものって、なかなか通販って、手が出しにくいということで、再開拓をスリープリストの方にしつつ、通販では提供できない価格レンジのものを販売しようという個人事業の個人向け事業の営業があったんですね。
そこに配属してもらって、やっていることはですね、そのリストに対して、1件1件お電話をして、アウトバンドですよね。電話をして、訪問して、その場で販売するか、展示会に集客して、そこで販売するか、その2通りなんですよ。
株式会社ナウい 代表取締役 桑山 裕史 2001年明治大学卒業後、東証一部上場の大手通信販売会社ベルーナに入社。 営業部門にて新人から売上トップの座を獲得し続ける。個人実績として2期連続年間売上1位獲得、社長賞獲得。マネジメント実績として年間店舗売上1位、年間店舗営業利益1位、年間店舗達成率1位、年間営業利益率30%確保、年間最優秀賞獲得。最年少で支店長・営業部長・企画部長などを歴任。2009年12月ナウい創業。 ベルーナでは、新規の個人向け外商部門の立ち上げに参画し、初年度売上7千万円の部門を7年間で42億円まで牽引する。顧客視点に立った営業によってお客様からの高い評価を受け、常に社内トップの成績を収める。最大マネジメント総数は300名以上を統率した。横浜大桟橋でのイベントでは企画・推進責任者として5日間で売上6億円を達成させている。 その後、経営企画室にて企業統治・MAアライアンスを担当。魂と血の通った組織作りや教育には定評があり、事業企画の立案・構築及びプロモーション・イベント運営も得意とする。現在、日本プリマリタルカウンセラー資格認定協会理事、公益社団法人日本産業退職者協会生活情報委員としても活躍している。 |
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