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世界のコロナ

 
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今日は世界のコロナの話ですけど、過去のパンデミックで大きいものを知っていますか。100年前のスペイン風邪やアジア風邪・香港風邪、SARSとかMERSがありました。では、今回のCOVID-19の死者数はどのくらいの規模でしょうか。SARSやMERSよりはもちろん多いですけれども、スペイン風邪は一桁違います。5億人ぐらい罹ったと言われていて、5,000万人ぐらい亡くなったと言われています。アジア風邪と香港風邪は亡くなった方が200万人とか100万人ぐらいなので、香港風邪を越えてアジア風邪に近づいているかなという感じです。 その結果、経済がどう影響を受けたかです。2019年のGDPは世界で2.9%くらいの成長でした。今年は一体どうなるのだろうかですが、IMFが何度も予測を変更しています。3月くらいまでは去年が2.9%だったら今年は3.3%のプラスじゃないかと言っていたのです。4月になって欧米や日本があっという間にコロナに席巻されました。そこで、プラスじゃなくてマイナスの3%ぐらいだろうと予測を変更したのです。ところが、6月にはマイナス3%では済まないだろうということで、マイナス4.9%に予測を変更しました。10月になってそこまでひどくはないだろうと多少改善して、マイナス4.4%が、今IMFが予測している数字です。IMFの来年2021年の予測はプラス5.2%ぐらいと言っているのですけど、これはワクチンが開発されて普及することを前提としています。IMFは、損失額については、今年と来年で11兆ドルぐらいの損失が出ると見ています。世界のGDP総額は90兆ドルぐらいですけど、今年から2025年の6年では28兆ドルぐらい、すなわち3,000兆円ぐらいの損失が出ると見ています。 政府の債務÷政府のGDP、これが政府の健全性を見るのによく使われます。世界の合計GDPが90兆ドルくらいですけど、今年年末には世界の政府債務の合計が多分世界のGDPを越えてくるだろうと最近の新聞では言われ始めています。日本は継続している赤字国債の発行で相当借入がかさんで、GDPの2.6倍くらいの政府債務があり、他の国に比べて圧倒的に大きくなっています。GDPは国の1つの規模を表すものなので、その規模に比べて政府の借入がどのぐらいなのかということで1倍でも高すぎてとんでもないというくらいの数字なのに、日本は2.6倍ぐらいなのです。 地域別のコロナウイルスの状況を見てみると、アメリカが780万人くらい10月の半ばで感染者がいて世界のトップを走っています。ヨーロッパが増えているのですが、ヨーロッパでトップ10に入ってきた2か国は7位のスペインと10位のフランスです。イギリスはまだそこまでいっておらず12位です。ヨーロッパは夏場に経済の再開のアクセルを踏んで、さらに夏休みをラテン系の国の人がいっぱいとって楽しんだのでコロナが増えているのです。イギリスは、コロナだけではなくてEUとFTA交渉が全然進んでいません。10月の半ばまでには何とかしないとEUの首脳会議があるから困ると言っていたのですけど、全然決まりそうになく仕方ないので11月までには決めるかみたいな話になっています。もうEUを脱退しているので、移行期間が終わると関税がかかるのです。FTAを結べないと関税で兆円単位の損失が自動車業界に生じるという事でトヨタや日産がイギリス政府に補償しろと文句を言ったりしているところです。 世界の主要国でコロナが収束して経済がV字回復したのは中国だけです。ファーストクォーターはマイナス6.8%。大体2月くらいが中国のコロナのピークだったのですけど、セカンドクォーターでプラスの3.2%と前年同期比で成長しています。今年世界中の他の主要国がみんなマイナスの5%ぐらいのGDP成長だと言っているところで、中国だけがプラスの1.9%ぐらいになりそうで、来年は8.2%ぐらいのプラスになるだろうと言っているところですね。 途上国ではインドとかブラジルがまだ増え続けているのか減ってきたのかという所が気になりませんか? ブラジルはずっと累計感染者数で2番だったのが8月くらいから減少し始め、インドに抜かれました、インドは、8月に1日当たり8万人ぐらい新規感染者が出てアメリカに続いて累計700万人台に新規感染者を載せたのが、10月になってやっと1日当たり7万人ぐらいにまで減ってきました。減ってきたといっても1日当たり7万人ですけどね。インドもブラジルもやっと減り始めましたが、中南米はブラジルの他にもコロンビア、アルゼンチン、ペルー、メキシコあたりがトップ10に入っています。そういう意味ではアメリカ大陸が大変な事になっているという状況です。 今日のまとめです。中国で始まったコロナが欧米から途上国に移ってパンデミックになりました。10月13日時点で新規感染者累計が3,781万人。死者の累計が180万人を超えてきました。情報の流通が昔と全然違うので今回のように世界中で騒ぎになったのは初めてかもしれません。IMFの見込みがちょっと改善しましたけど、今年でマイナス4.4%成長。来年は少し回復してプラス5.2%を見込んでいるという状況です。
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