第5波とコロナとの共存

 
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今日は、新型コロナの第5波とコロナとの共存という話です。現有患者数とは、これまでの患者数に新規感染者を足して、亡くなられたり良くなって退院とか療養解除になった人を引いた、今どのぐらい療養しているかの人数です。これが大きくなると、病院が大変な事になるわけです。第1波から第5波まで何度も何度も波があり、今は第5波のピークからようやく収束に向かいつつあるという状況です。第4波のピークで7万人くらいでしたが第5波で21.8万人くらいになったので、第4波から第5波にかけて3倍くらい増えているのです。本当は第4波で終わるみたいな事を期待していたわけですけど、ぜんぜん終わらないで3倍ぐらいになりました。第1波や第2波はピークで1万人とか1.4万人ぐらいで大騒ぎしていたのだけど、そんなに大きな数じゃなかったのですよ。ところが、第3波で今年の1月に7万人くらいまでいったので、病院がすごい大変でした。1.4万人ぐらいの第2波のピークから比べれば、第3波は5倍ぐらいになったのですよ。第1波・第2波はそんなに数は変わらなかったのだけど、第2波から第3波にかけて5倍ぐらいに増えて、第4波から第5波にかけてまた3倍ぐらいに増えたのです。 対応策としてワクチンを始めました。今、日本では2回目までの接種を終えた人が50%を超えたという状況です。欧米諸国は去年の12月くらいから始めたので、日本はワクチンを打ち始めるのが2か月ぐらい遅れたわけです。ところが、打ちたいという人に打っていると6~7割で大体もういいやという事で、打ちたくない人が結構いるので6~7割で1回止まるのです。日本は9月12日に5割を超えて、9月末に6割ぐらいなるだろうと言われています。そうすると、アメリカが6割ぐらいで止まっているので、おそらくアメリカを超えて7割ぐらいになって、イギリス・フランス・ドイツに近づいていくだろうと言われています。政府の目標としては、10月から11月にかけて希望者には全部ワクチン打ったという状況にしようというのです。 第5波に対して4回目の緊急事態宣言を出したわけですけれども、この緊急事態宣言が効いたのかどうかという事について、どういうイメージをお持ちでしょうか? オリンピックを始める前に東京で緊急事態宣言を出したのだけど、何かあまり減ったという感じはしないですよね。その後、他の都道府県も足していって、東京・沖縄に埼玉・千葉・神奈川の首都圏とか大阪とかをまず足し、それから、京都とか福岡を含む7府県を足して、さらに1道7県を足してみたいにどんどん増やしていったわけです。8月の末になってようやく実効再生産数が1を切ったという事で、ピークから下降に向かったわけです。9月12日から30日まで19都道府県に緊急事態宣言が出ていました。そういう意味では、今までの1回目から3回目の緊急事態宣言と違って、効果が出るまで相当長いこと増え続けました。 これが一体なぜなのか。オリンピックのせいなのか、それともデルタ株が強かったのか。実際デルタ株は世界的にも相当強くて、去年大丈夫だった東南アジアが相当やられているのですよ。この7~8月というオリンピックと同じ時期にインドネシアで1日5万人までいって世界一になるとか、タイとかマレーシアとかフィリピンとかもみんな1日当たり2万人くらいまでいったのです。デルタ株がもの凄い強かったのも確かで、オリンピックが無くてもこのぐらいになっていた可能性も本当はないわけでもないです。おそらく、オリンピックもちょっと関与しているのですが、一体どの程度なのかは良く分からないという事です。 10~11月には希望者のワクチン接種を終了という段階で政府が何を考えているかというと、コロナと共存しようとする「WITHコロナ」です。8~9割打たないと集団免疫にならないとすると、おそらく集団免疫にはなりません。そうであれば、コロナもあるけど、ワクチンのおかげで死者とか重病者数はそんなになくなってきたという状況なので、とりあえず経済社会活動を復活させようという動きが出てきています。そこで政府がどうやろうとしているか知っています? ワクチンの接種証明があれば県をまたいでの移動も可能になるとか、それから、飲食店で酒類の提供をするという話になっていますよね。ワクチンの接種証明と、それからもう1つ、検査をして陰性証明の2つがあります。この接種証明と陰性証明の2つを持っている人は持ってない人よりも安全だろうという事で、県をまたぐ旅行とか出張をしてもいいよとか、お酒もそうですけど、医療機関とか高齢者施設では今まで面会に行っちゃいかんというような状況でしたが面会してもいいよとか、段々と緩和していく。安全・安心と社会経済活動の正常化の両方をやっていこうという話になりつつあるという状況です。 今日のまとめです。8月末から9月初めにかけてやっと実効再生産数が1を切ってきたという事で、第5波が収束に向いはじめています。ワクチンは9月12日に接種2回終了が5割を超えて、9月末には6割になってアメリカを超えてイギリス・フランス・ドイツに追いついていくという状況になります。しかし、集団免疫にはなりそうもないので、何とか社会経済活動を復活させて「WITHコロナ」というコロナとの共存を始めようかと考えられ始めているという状況です。最初は緊急事態で山のような予算を使っていたのだけど、73兆円のうち30兆円は使われないで2020年度から2021年度に繰り越しという状況です。

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