Artwork

コンテンツは QTnetモーニングビジネススクール によって提供されます。エピソード、グラフィック、ポッドキャストの説明を含むすべてのポッドキャスト コンテンツは、QTnetモーニングビジネススクール またはそのポッドキャスト プラットフォーム パートナーによって直接アップロードされ、提供されます。誰かがあなたの著作権で保護された作品をあなたの許可なく使用していると思われる場合は、ここで概説されているプロセスに従うことができますhttps://ja.player.fm/legal
Player FM -ポッドキャストアプリ
Player FMアプリでオフラインにしPlayer FMう!

読解力がある人

 
シェア
 

Fetch error

Hmmm there seems to be a problem fetching this series right now. Last successful fetch was on February 26, 2024 11:26 (2M ago)

What now? This series will be checked again in the next day. If you believe it should be working, please verify the publisher's feed link below is valid and includes actual episode links. You can contact support to request the feed be immediately fetched.

Manage episode 299718903 series 1269312
コンテンツは QTnetモーニングビジネススクール によって提供されます。エピソード、グラフィック、ポッドキャストの説明を含むすべてのポッドキャスト コンテンツは、QTnetモーニングビジネススクール またはそのポッドキャスト プラットフォーム パートナーによって直接アップロードされ、提供されます。誰かがあなたの著作権で保護された作品をあなたの許可なく使用していると思われる場合は、ここで概説されているプロセスに従うことができますhttps://ja.player.fm/legal
今日は「読解力」について考えます。 「読解力」というと文章から読み解く力をイメージしがちですが、今回は読解力を「相手の言いたいことを理解する力」と定義して考えていきます。 普段の生活の中で、「この人何を言いたいのかな」と相手の言いたいことが分からないことがありますよね。そんな時に、「つまり、言いたいことはこういうことではないですか」とまとめてくれたり、ある程度話の概要を話しただけで全体のイメージを理解できたりする人がいます。それが今回のテーマでもある「読解力のある人」です。 読解力のある人は、相手が伝えようとしていることを具体化、抽象化、構造化しながら把握しようとします。ここでいう「具体・抽象」とは、相手の表情や資料、声のトーンなどから、自信がありそうなのか、言いにくそうなのか、一体何の話をするのだろうといったことを相手が話をする前から読み取ろうとする姿勢を持って相手に集中することです。 また、話している時の声や表情だけでなく、引っ込み思案なのか、お話好きな人なのかといった相手の性格や、機嫌がいいのか警戒しているのかといった相手の状況にも意識を向けています。このように読解力のある人は、実は話し出す前から、話の中身だけではなく様々なことから情報を読み取っています。そのため、話し始める時には既に「こんな話かな」とかいう感覚を持っています。相手が話し出す前から相手を理解する準備が始まっているのです。 先ほど、「具体と抽象で把握する」とお話ししましたが、特に日本人は抽象的な表現を好み、日々の生活は抽象的な話であふれています。日本人は遠回しに言ったり、オブラートに包んで言ったりすることが多く、オブラートに包み過ぎて何を言っているのか分からない、何が言いたかったのか本質が分からないということがよくあります。 例えば、上司が部下に「情報共有をしてほしい」ということをダイレクトに指摘できずに、「組織の情報共有に課題があると思う」と個人ではなく組織の課題として抽象度を上げた言い方をすることがあります。これでは読解力のない部下は、自分のことを言われていると思わず聞き流してしまい、結局課題が全く改善されず、上司は変わらない部下にイライラしてしまうという残念な事態が生じてしまいます。もし、読解力のある部下であれば、「もしかすると自分のこととは言ってないけど自分のことだと言いたいのかな」と気付き、相手の立場を理解しながら、「おそらく自分のことを言っているのだろうな」と考えられるわけです。 読解力がある人は、抽象度の高い話も具体的に自分に引き寄せながら、たとえ自分のことを言われていない時でも自分のことを言っているのではないか、といった認識を持ち、常に相手が何を言いたいのかを理解しようとしています。読解力がある人は、よく「ピンときた」と言いますが、普段から観察しているから閃きが生まれます。人間観察もそうですし、例えばメールでもその行間からも読み解こうとしています。色んな情報を総合的に捉えることで、相手が言いたいことを掴むことが出来ます。常に相手がどんな状態なのかを瞬時に読み取ったり、人間に関心を寄せたりすることが、読解力に繋がるのではないかと思います。 では、今日のまとめです。 「読解力がある人」は、普段から個々人への関心を持っていると同時に、相手の立場と自分の状態の理解を行き来しながら、何が分かっていないのかを考え続けている人といえるのではないでしょうか。
  continue reading

4660 つのエピソード

Artwork
iconシェア
 

Fetch error

Hmmm there seems to be a problem fetching this series right now. Last successful fetch was on February 26, 2024 11:26 (2M ago)

What now? This series will be checked again in the next day. If you believe it should be working, please verify the publisher's feed link below is valid and includes actual episode links. You can contact support to request the feed be immediately fetched.

Manage episode 299718903 series 1269312
コンテンツは QTnetモーニングビジネススクール によって提供されます。エピソード、グラフィック、ポッドキャストの説明を含むすべてのポッドキャスト コンテンツは、QTnetモーニングビジネススクール またはそのポッドキャスト プラットフォーム パートナーによって直接アップロードされ、提供されます。誰かがあなたの著作権で保護された作品をあなたの許可なく使用していると思われる場合は、ここで概説されているプロセスに従うことができますhttps://ja.player.fm/legal
今日は「読解力」について考えます。 「読解力」というと文章から読み解く力をイメージしがちですが、今回は読解力を「相手の言いたいことを理解する力」と定義して考えていきます。 普段の生活の中で、「この人何を言いたいのかな」と相手の言いたいことが分からないことがありますよね。そんな時に、「つまり、言いたいことはこういうことではないですか」とまとめてくれたり、ある程度話の概要を話しただけで全体のイメージを理解できたりする人がいます。それが今回のテーマでもある「読解力のある人」です。 読解力のある人は、相手が伝えようとしていることを具体化、抽象化、構造化しながら把握しようとします。ここでいう「具体・抽象」とは、相手の表情や資料、声のトーンなどから、自信がありそうなのか、言いにくそうなのか、一体何の話をするのだろうといったことを相手が話をする前から読み取ろうとする姿勢を持って相手に集中することです。 また、話している時の声や表情だけでなく、引っ込み思案なのか、お話好きな人なのかといった相手の性格や、機嫌がいいのか警戒しているのかといった相手の状況にも意識を向けています。このように読解力のある人は、実は話し出す前から、話の中身だけではなく様々なことから情報を読み取っています。そのため、話し始める時には既に「こんな話かな」とかいう感覚を持っています。相手が話し出す前から相手を理解する準備が始まっているのです。 先ほど、「具体と抽象で把握する」とお話ししましたが、特に日本人は抽象的な表現を好み、日々の生活は抽象的な話であふれています。日本人は遠回しに言ったり、オブラートに包んで言ったりすることが多く、オブラートに包み過ぎて何を言っているのか分からない、何が言いたかったのか本質が分からないということがよくあります。 例えば、上司が部下に「情報共有をしてほしい」ということをダイレクトに指摘できずに、「組織の情報共有に課題があると思う」と個人ではなく組織の課題として抽象度を上げた言い方をすることがあります。これでは読解力のない部下は、自分のことを言われていると思わず聞き流してしまい、結局課題が全く改善されず、上司は変わらない部下にイライラしてしまうという残念な事態が生じてしまいます。もし、読解力のある部下であれば、「もしかすると自分のこととは言ってないけど自分のことだと言いたいのかな」と気付き、相手の立場を理解しながら、「おそらく自分のことを言っているのだろうな」と考えられるわけです。 読解力がある人は、抽象度の高い話も具体的に自分に引き寄せながら、たとえ自分のことを言われていない時でも自分のことを言っているのではないか、といった認識を持ち、常に相手が何を言いたいのかを理解しようとしています。読解力がある人は、よく「ピンときた」と言いますが、普段から観察しているから閃きが生まれます。人間観察もそうですし、例えばメールでもその行間からも読み解こうとしています。色んな情報を総合的に捉えることで、相手が言いたいことを掴むことが出来ます。常に相手がどんな状態なのかを瞬時に読み取ったり、人間に関心を寄せたりすることが、読解力に繋がるのではないかと思います。 では、今日のまとめです。 「読解力がある人」は、普段から個々人への関心を持っていると同時に、相手の立場と自分の状態の理解を行き来しながら、何が分かっていないのかを考え続けている人といえるのではないでしょうか。
  continue reading

4660 つのエピソード

すべてのエピソード

×
 
Loading …

プレーヤーFMへようこそ!

Player FMは今からすぐに楽しめるために高品質のポッドキャストをウェブでスキャンしています。 これは最高のポッドキャストアプリで、Android、iPhone、そしてWebで動作します。 全ての端末で購読を同期するためにサインアップしてください。

 

クイックリファレンスガイド