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コンテンツは 田中加奈子 によって提供されます。エピソード、グラフィック、ポッドキャストの説明を含むすべてのポッドキャスト コンテンツは、田中加奈子 またはそのポッドキャスト プラットフォーム パートナーによって直接アップロードされ、提供されます。誰かがあなたの著作権で保護された作品をあなたの許可なく使用していると思われる場合は、ここで概説されているプロセスに従うことができますhttps://ja.player.fm/legal
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#26 キムネイロムシクイ

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くちばしで芸術する鳥
>>キムネイロムシクイの声を聞いてみる
自動再生されない場合はここをクリック!
このブラウザでは再生できません。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら

Yellow breasted Apalis small.jpg
キムネイロムシクイ
Yellow-breasted Apalis
(Apalis flavida)
写真提供:Casper Badenhorst さん
無断コピーはお控えください
Casper Badenhorstさんの鳥ガイドサイトを見てみる↓
Birding Limpopo
キムネイロムシクイは
ウガンダのどこで見られるの?
キムネイロムシクイはアフリカ大陸のサハラ砂漠以南にところどころ分布しています。
ウガンダでは北西ナイル地区以外国土全体に分布していているので、森やブッシュがあるところなら、チャンスがあります。森のちょっと高めのところを探してみましょう。
#26キムネイロムシクイ分布.png
番組のスクリプトを読むには”もっと読む”をクリックしてください。
#26 キムネイロムシクイ
Yellow-breasted Apalis
(Apalis flavida)
こんにちは NFA バードポッドキャスト、アフリカ、ウガンダから田中加奈子がお伝えします。
今日ご紹介するウガンダの鳥は、キムネイロムシクイです。
石をカチカチ鳴らしているような、前回ご紹介したタンビコムシクイと良く似た鳴き方ですね。
キムネイロムシクイはちょっと分類が変更されたりして複雑なんですが、セッカ科イロムシクイ属の鳥とされています。
アフリカのサハラ砂漠よりも南側の地域にところどころ分布していて、ウガンダでは北西部をのぞく全域に分布しています。
嘴が黒、頭が灰色、首の後ろからしっぽにかけてうぐいす色をしていて、正面から見ると、首から胸にかけてとってもきれいな黄色が目立ちます。
個体によって、胸の中央部分に黒いワンポイントがあったりなかったりします。
目が赤茶色をしていて、カラーコンタクトですか?と聞きたくなります。
嘴から尾の先までが13cmですが、長さは尾でかせいでいるので、実際見るととても小さく感じます。
この鳥は、森の中だと木の中央から上の部分に、ペアやグループでいることが多いようです。
ムシクイという名の通り、落ち葉を集めて、そこについている虫を食べたりしています。
この集めた木の葉を巣の素材に使っていたりするんですね。
巣の素材には、ほかにもいろんなものを使っていますが、地衣類といって、菌類と藻類が一緒になったものでおじいさんのひげのような形のものが木の幹にはりついていたりするんですけど、これに、嘴や足でクモの糸を器用にからめて、卵形の巣を作るんです。
ここに2、3個卵を産むんですね。
そもそも、鳥が巣を作るのは、天敵や天候不順から自分や卵を守るためです。
卵はだいたい37℃から38度ぐらいに温度を保っておくのが大切なんだそうで、巣の場所、素材や構造がかかわってきます。
キムネイロムシイが作る様な、かごのような巣も、葉っぱをつけて保温に役立たせるんですね。
このほかにも、巣の中の内装に自分の羽毛や他の動物の毛を敷いたりする鳥もいます。
ヨーロッパのキクイタダキの巣では2000枚も羽が敷いてあったそうです。ここまで来ると高級羽毛布団ですね。
また、ガラパゴスには観光客の髪の毛を瞬間的に抜いて内装に使っている鳥がいるそうです。
白髪抜いてくれたら申し分ないんですけどね。
以上、今回はキムネイロムシクイをご紹介しました。
NFA Bird Podcastこの番組はNational Forestry Authority と Nature Ugandaの協力でお伝えしました。
参考資料 
Bird of East Africa (Book),
Ornithology, Frank B Gill著
IUCN Red Data website,
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15 つのエピソード

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キムネイロムシクイは
ウガンダのどこで見られるの?
キムネイロムシクイはアフリカ大陸のサハラ砂漠以南にところどころ分布しています。
ウガンダでは北西ナイル地区以外国土全体に分布していているので、森やブッシュがあるところなら、チャンスがあります。森のちょっと高めのところを探してみましょう。
#26キムネイロムシクイ分布.png
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#26 キムネイロムシクイ
Yellow-breasted Apalis
(Apalis flavida)
こんにちは NFA バードポッドキャスト、アフリカ、ウガンダから田中加奈子がお伝えします。
今日ご紹介するウガンダの鳥は、キムネイロムシクイです。
石をカチカチ鳴らしているような、前回ご紹介したタンビコムシクイと良く似た鳴き方ですね。
キムネイロムシクイはちょっと分類が変更されたりして複雑なんですが、セッカ科イロムシクイ属の鳥とされています。
アフリカのサハラ砂漠よりも南側の地域にところどころ分布していて、ウガンダでは北西部をのぞく全域に分布しています。
嘴が黒、頭が灰色、首の後ろからしっぽにかけてうぐいす色をしていて、正面から見ると、首から胸にかけてとってもきれいな黄色が目立ちます。
個体によって、胸の中央部分に黒いワンポイントがあったりなかったりします。
目が赤茶色をしていて、カラーコンタクトですか?と聞きたくなります。
嘴から尾の先までが13cmですが、長さは尾でかせいでいるので、実際見るととても小さく感じます。
この鳥は、森の中だと木の中央から上の部分に、ペアやグループでいることが多いようです。
ムシクイという名の通り、落ち葉を集めて、そこについている虫を食べたりしています。
この集めた木の葉を巣の素材に使っていたりするんですね。
巣の素材には、ほかにもいろんなものを使っていますが、地衣類といって、菌類と藻類が一緒になったものでおじいさんのひげのような形のものが木の幹にはりついていたりするんですけど、これに、嘴や足でクモの糸を器用にからめて、卵形の巣を作るんです。
ここに2、3個卵を産むんですね。
そもそも、鳥が巣を作るのは、天敵や天候不順から自分や卵を守るためです。
卵はだいたい37℃から38度ぐらいに温度を保っておくのが大切なんだそうで、巣の場所、素材や構造がかかわってきます。
キムネイロムシイが作る様な、かごのような巣も、葉っぱをつけて保温に役立たせるんですね。
このほかにも、巣の中の内装に自分の羽毛や他の動物の毛を敷いたりする鳥もいます。
ヨーロッパのキクイタダキの巣では2000枚も羽が敷いてあったそうです。ここまで来ると高級羽毛布団ですね。
また、ガラパゴスには観光客の髪の毛を瞬間的に抜いて内装に使っている鳥がいるそうです。
白髪抜いてくれたら申し分ないんですけどね。
以上、今回はキムネイロムシクイをご紹介しました。
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