#28 Plasticity in engram/research-interest Part. 1
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デンマーク・オーフス大のDANDRITE研究所で来夏独立予定の北沢太郎さん(@kitazawa_taro, 現FMI Rijliラボ)をゲストに、これまでのキャリア・興味の変遷、FMI、ヨーロッパでの就活などなどについて話しました。(11/4収録 * 初のin-person収録ということで宮脇はお休み)
Shownotes:
- 北沢ラボ(2022夏open予定、現在メンバー募集中)@DANDRITEのHP
- Aarhus大学DANDRITE (#20/21 米原さん回も参照)
- Nordic-EMBL
- EMBL
- 長野県の松本深志
- 東大医のPhD-MDコース
- 栗原裕基教授
- Single-cell レベルでChIPseqできるCut&Run
- Hoxa2論文(Kitazawa et al., Developmental Biology, 2015)
- 鼓膜進化論文(Kitazawa et al., Nature Comm, 2015) 鼓膜論文、結局内容についてちゃんと話してなかったです汗。哺乳類(=マウス)と双弓類(爬虫類・鳥類=ニワトリ)でEdn1-Dlx5/6経路を阻害して下顎→上顎ホメオティック変異を起こさせると、マウスでは鼓膜が消失するのに対してニワトリでは鼓膜の重複が起きる。これは鼓膜の発生が全く異なる発生機構の下流にあることを示し、鼓膜の収斂進化の実験的証拠となった。理研のプレスリリースがとても分かりやすい。(北沢注)
- あと、日経サイエンス(Scientific American日本語版)2015年8月号でも特集されました。他にも結構新聞で取り上げられたなー(北沢注)
- 神戸理研 倉谷滋先生
- 怪獣生物学
- 動物進化形態学 初版(2004年) 新版(2017年) 2004年Verに鼓膜は課題として述べられていて、2017年Verで僕のアンサーがアップデートされています! (北沢注)
- Gauppの論文の例 Arch. Anat. Physiol. Suppl. 1, 416 (1912).
- Filippo Rijli
- Maryline Minoux et al., Science, 2017
- ChIPmentationのNat Methodsペーパー
- FMIのSAB (Scientific Advisory Board)
- ERC: EU+αのグラント。PIがステージ(Starting/Consolidator/Advanced)に応じて取るprestigiousな研究費。(日本で言うとさきがけ〜CRESTに相当だが額は倍くらいある)
- コンディショナルオファー: 独立するためのお金を外部から取ってきたらスペースはあげるよ、というタイプのジョブオファー。一方のオープンポジションはオファーが出たらラボを立ち上げるための資金(スタートアップ)は基本的にもらえる。
- えくせれんつぁ: スイスSfNの独立用グラント Eccellenza(1,000,000CHF=1億2000万くらい)
- えみーねたー: ドイツDFGの独立用グラント Emmy Norther
- *RO1に関する言及はテキトーだと思うので注意。
Editorial notes:
- 出だしで北沢さんが敬語なのがおもろい。Part1では神経科学的な内容をほぼしてませんが、Part2では多少します! (萩原)
- 対面でしゃべっていると段々砕けていって、ちょいちょいフランクすぎる感じになってしまったかも。こういう収録は初めてでしたが、自分の語り段取りの悪さや言葉足らずな点が目立ちますね、難しい!(北沢)
- 今回の自分のcontributionはshownotes作りを5%やった程度ですw (宮脇)
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