ミュージックステーション（2021-06-28）【金曲32】標準中国語男性シンガー賞

ミュージックステーション

今週は、今年の台湾のレコード大賞、第32回ゴールデン・メロディ・アワードの標準中国語部門の最優秀男性シンガー賞にノミネートされた歌手をご紹介いたします。

1.　瘦子（E.SO）／「WAIT」（待って）
E.SOは台湾の代表的なラップグループ、「頑童MJ116」のメンバーの1人です。MJ116は2018年、ゴールデン・メロディ・アワードの最優秀グループ賞を受賞した後、その翌年の2019年1月に行ったコンサートで、メンバーそれぞれにやりたいことがあるため、グループ活動を中止すると発表しました。
それからソロ活動を始めたイーソは、メンバー三人のうち最も成功していると言われています。今年、イーソはさらに新作をリリースし、8月には台湾北部・台北市にある台湾の代表的なライブ会場「台北アリーナ」でコンサートを開催することを目指していると話しました。

2.　林俊傑（JJ.Lin）／「倖存者」（Drifter／生き残った人）
シンガポール出身の男性シンガーソングライターで、アジアを中心に世界で絶大な人気を誇っているスター。1981年に生まれ、2003年にデビューし、高い歌唱力と創作力を持ち、数々のミュージックアワードの常勝軍となっています。

3.　呉青峰（チンフォン）／「穿牆人」（The Wall Passer／壁抜け男）
大人気のバンド、「ソーダーグリーン」のボーカルで知られ、ソーダー水のように、爽やかで透明感のある歌声を持っています。2017年から2019年、バンドが活動を休止いしてる間にソロ活動を始めました。今はバンド活動と平行して、これまでに試したことのない曲風や、発表していなかった歌を、ソロ活動で思いのまま楽しんでいることが見られます。

4.　杜振熙（SoftLipa／ソフトリパ）／「家常音樂」（Home Cookin／ホーム・クッキング）
ソフトリパは1982年に生まれ、2009年から活動してきたラップ歌手です。その歌はとても聞きやすくて、歌詞の内容はポエムのようなところから、ソフトリパは台湾のラップ業界で「ヒップホップのポエマー」という称号がありますよ。

5. 　韋禮安（Weibird／ウェイバード）／「See You on Monday」（また月曜日！）
韋禮安（Weibird／ウェイバード）は1987年に生まれ、2006年、大学のときに、学校で行われた歌唱コンテストで一位を取得したことで注目を集めました。2009年にファーストアルバムをリリースしてから今まで、台湾の音楽業界だけではなく、バラエティ番組、舞台劇、映画など、様々な分野で活躍しています。歌唱コンテスト出身の歌手のうち、彼はかなり成功していると言えます。

6.　李泉（ジェイムス・リー）／「餘生」（Rest of my life／余生）
ジェイムス・リーは1969年生まれ、1995年から活動してきたベテラン歌手です。彼は幼少期からピアノを習っていて、かなり才能を持っており、「ピアノの詩人」という称号があります。ジェイムス・リーは歌手であり、大物のプロデューサーでもあります。アンディ・ラウ、メイヴィス・ファン、サンディ・ラムなどの大物歌手にも歌を創作しています。

（編集：曾輿婷／王淑卿）