ミュージックステーション(2020-01-20)王若琳『愛的呼喚(Love is calling me)』
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今週の金曜日、1月24日は、旧暦の大晦日です。旧暦の新しい年を迎える前に、今日は少し時間をさかのぼって、女性シンガーソングライター、王若琳(ジョアナ・ワン)のニューアルバムを通して、1960年代から1980年代の名曲を振り返りたいと思います。
ジョアナ・ワンは、1988年に台湾で生まれて、アメリカで育てられました。音楽プロデューサーの父親と、作詞家の母親を持ち、音楽の家庭で育てられたジョアナ・ワンは、アメリカでの生活の中で、ビートルズやビリー・ジョエルなどの洋楽の影響を受け、歌の創作をし始め、そして2008年、20歳のときに台湾に戻り、台湾での音楽活動をはじめました。
ジョアナのやや低めで、厚みのあるその声は、多くの女性歌手と一線を画しています。台湾で活動して一年目、ジョアナ・ワンのファーストアルバム『Start from Here』は、たちまち台湾のいくつかのヒットチャートランキング上位にランクインしました。その翌年、2009年にリリースした二枚目のアルバムは、香港音楽業界の四天王の一人、ジャッキー・チュンから評価されていますよ。
ジョアナ・ワンは、去年の年末に、五年ぶりにニューアルバム『愛的呼喚(Love is calling me)』をリリースしました。このアルバムは、標準中国語、広東語、そしてなんと、日本語という3つの言語による名曲のカバーアルバムです。1960年代から80年代に渡り、世代を問わず、長く愛されているラブソングをカバーしています。どの曲も、ジョアナ・ワンによってアレンジされてありますので、原曲とは違う趣が感じられますよ。
※1月20日にご紹介した曲:
1.「魅せられて」
2.「蘋果花」(りんごの花)
3.「漫步人生路」(人生の道をそぞろ歩く)
4.「愛人」
5.「我只在乎你」(あなただけが)
(編集:曽輿婷/王淑卿)
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