ミュージックステーション(2020-03-02)蘇打緑活動再開、ボーカルが著作権侵害?
Manage episode 255047865 series 2545291
C-POPにご興味のある方なら、台湾の人気バンド、蘇打緑(ソーダーグリーン)の歌を、ご存知かもしれません。
蘇打緑(ソーダグリーン)は、台湾の名門校、政治大学の学生バンドから発足しました。バンド名のように、ソーダのような爽やかで、さっぱりとした曲風が特徴です。2005年にデビューしてから15年、ソーダーグリーンは、アルバムをリリースするたびに、台湾音楽界の最高栄誉である、ゴールデンメロディアワードにノミネートされると言っても過言ではないほど、才能にあふれています。
2016年、ソーダーグリーンは活動を休止すると発表しましたが、今年の2月末に、ソーダーグリーンはグループ活動を再開すると予告しました。
ところで、もしかすると、ソーダーグリーンは今後、これまでに発表した200曲以上の歌を、歌うことができなくなるかもしれません。
実は、ソーダーグリーンの活動休止中に、ボーカルのチンフォンは、本名の呉青峰で音楽活動を続き、新作のアルバムを発表したり、コンサートを行ったりしていました。ところで、ソーダーグリーンがかつて所属していた事務所の取締役、林暐哲氏は、「チンフォンは2008年から、歌の著作権を、すべてうちに譲渡すると契約した」と主張し、事務所の許可を予め取っていなくて、ライブやテレビ番組で歌を歌ったチンフォンを、著作権侵害で訴えていました。
林暐哲氏によりますと、チンフォンは2008年8月に同年10月1日から2014年12月31日まで自分が創作した歌の著作権は、すべて事務所に譲渡するとの契約を結びました。契約は毎年の年末に自動的に更新されています。解除したいときは満期になる3ヶ月前に書面で相手に知らせる必要があります。チンフォン側が2018年の10月に書面で契約を解除したいと知らせましたが、林暐哲氏は、2019年4月に二回ほど書面でチンフォンに、チンフォンが契約満期三ヶ月前に反対の意見を出さなかったため、契約がやはり有効だと主張しています。
しかし、チンフォンの今の事務所は、「双方はすでに2018年9月に口頭で契約解除について合意に達した。慎重を期すため、チンフォンは2018年10月に再び書面で双方の契約が2018年年末という旨を知らせた」と否定しました。裁判所はこれについて調査を進めています。...
※3月2日にご紹介した曲:
1.「小情歌」(小さな恋の歌)
2.「無與倫比的美麗」(比類なき美しさ)
3.「日光」(サンライト)
4.「無眠」(寝不足)
5.「十年一刻」(十年ひと時)
(編集:曽輿婷/王淑卿)
304 つのエピソード