もはやふたりではなく、ひとりなのです。

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今回は、「もはやふたりではなく、ひとりなのです。」(マルコ10:8)からのメッセージです。結婚についてのイエスの言葉です。マルコ10章1-12節を読んでいただきたい。前回は、「あなたがたは、自分自身のうちに塩けを保ちなさい。」からメッセージを語ったが、イエスは、その後で互いに和合して暮らしなさいとつけ加えている。塩けを保つことと和合して暮らすバランスが強調されていた。結婚もそのような夫婦間のバランスが必要であることに気づかされる。
まず、聖書の文脈を見てみよう。2節には、「パリサイ人たちがみもとにやって来て、夫が妻を離別することは許されるかどうかと質問した。イエスをためそうとしたのである。」とある。当時のパリサイ人の理解は2つに分かれていたようである。1つは、妻の不貞(姦淫)の事実が発見された場合以外には、離婚できないと主張したグループ。2つは、妻が何かの些細な間違いをしただけでも、(たとえば料理の失敗のようなことでも)、夫はその妻を離婚できると主張した者たちのグループである。今回イエスにこの問いかけをしたパリサイ人は、後者に属する。現在とは違って、2000年前のイスラエルは残念ながら男性中心の社会であったようである。実はこの時点では、イエスの弟子たちも後者に属していたことが、マタイ19章10節を読むと理解できる。イエスの答えは、実に明白である。人がどう思うかではなく、聖書は、また、神は、結婚をどう見ているかに視点を置いている。
まず、イエスは、聖書から「モーセはあなたがたに、何と命じていますか。」と問いかける。「モーセは、離婚状を書いて妻を離別することを許しました。」とパリサイ人たちは答える。実はモーセは、かたくなになった夫から、その妻の将来を守るため、離婚状を書いて妻を離別することを許している。離婚状をいただいた女性は再婚の可能性が与えられることになるからだ。しかし、モーセは、些細な理由で離婚を勧めているのでは決してないと私は思う。
それでは、神様の視点から見るとどうであろうか?イエスは続けて語る。「しかし、創造の初めから、神は、人を男と女に造られたのです。それゆえ、人はその父と母を離れて、ふたりの者が一心同体になるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとつなのです。」(6-8節)と。再度、これらの言葉をかみしめてみよう。神は、人を男性と女性に造られた。創世記2章には、神はふさわしい助け手として女性を造り、この女性に出会ったアダムは、「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。」と喜びの叫びをあげたことが書かれている。このアダムの言葉は、家族以上の親近感、つまり第二の自分を意味する言葉である。余談になるが、ヘブライ語では、アダムは「人間」と「土」の意味を持ち、その妻のエバは、「生きる者」、または「生命」の意味を持つ。アダムはこの女性と出会ったことによって、もう一人の自分との出会いを経験することとなる。イエスの語られた「一心同体、ふたりではなく、ひとつなのです」との言葉はこの神の創造の物語に起因する。イエスは、「こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。」(9節)と続ける。結婚とは、神が結び合わせたものである。神が結び合わせるとは、どういうことを意味するのだろうか?結婚されている皆さん、自分の結婚を振りかえってほしい。出会いがあり、お互いの心に愛が育ち、結婚への願いが与えられ、様々な困難を超えて、結婚に導かれてきたのではないか。神の導きに気付いて、結婚は神が結び合わせられた関係であることに感謝するものであってほしいと私は願う。夫婦の関係は、二人ではなく、ひとつの関係であるとのイエスの言葉をしっかりと握って行こうではないか。
さて、私は時々結婚式の挙式を依頼される。時に結婚のカウンセリングをお願いされることもある。そのような時、若いカップルと、神様の導きがどのように与えられたかに視点をおいて話を進める。お二人の出会いや導きの背後に、愛の神がおられることに気づいていただきたいと願っている。お互いの長所や短所、これからの夢や方向性などを分かちあっていただきながら、何度かお会いしカウンセリングをすることもある。結婚はゴールではない。これからの結婚生活が祝福されたものとなって行くことこそが大切である。許しあうこと、お互いの違いを認め合うこと、互いの協力関係や、互いの尊重など、多くのことを結婚生活の中で学び実践することになる。一つであることの故に問題は起こってくるが、それらを乗り越えて行くことを神は可能としてくださると私は信じる。
まだ、独身の皆様、結婚に夢をもっていただきたい。どんな方と結婚したいのか、どのように家族を築いて行きたいか、具体的な祈りをする者であってほしい。神様はあなたにベストの人生を用意しておられる。
今年は新型コロナウィルスの感染の恐れが日本を覆っている。そのような恐れの中、最近私の持つ家の軒下につばめが巣を作り始めた。2羽のつばめの夫婦は、実に頻繁に泥を運んで巣つくりに励んでいる。しばらくの間、私は玄関の掃除に励むことになる。しかし、2羽のつばめをこの夏遠くから応援したいと願っている。神の与えてくださる自然の喜びをこの2羽のつばめは私に気づかさせてくれた。神様の約束は決して変わらない。私の人生を、私の家族を、そして教会の家族を神様は愛しておられ、守ってくださることを信じて行きたいと思う。
「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。」マタイ6:26
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