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GO GO台湾 - 2020-09-05_永康街

 
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トーク①:永康街の「高記」閉店、その理由は?≫

9月に入りましたが、先月末で、日本人観光客にも人気のお店がまたひとつ閉店となりました。台北市の人気観光地「永康街」にあった上海料理のお店「高記」。

ただこちらは新型コロナの影響というわけではありません。今回、閉店となった理由は、建物の使用違反によるものです。実は2018年に台北市の検査で「高記」が店舗として使用している建物が“店舗”として使用できるのは1階だけで、2階より上は“住居”としてしか使用できなかったのです。住居用と店舗用では、消防設備や駐車場、エレベーター問題などが出てくるため、そのまま営業していると違法だとして何度も警告を受けていたのですが、やはりそれを全て改善し、使用許可の変更申請するには莫大な金額がかかるため、これまでに7回の罰金、合計78万台湾元(日本円およそ280万円)を払ったものの、改善は行っていませんでした。罰金の金額もかなりですが、やはり全てを改善するにはそれ以上にかかるということだったんでしょうね。そしてついに、期日までに改善がなされない場合は、水道・電気を止めます!という通知が送られ、それを受け、店舗側は8月末で閉店することを決定しました。

では、この永康街エリアで「高記」と同じようにビル全体で営業している、こちらも観光客に人気の小籠包のお店「鼎泰豐」はどうなのか?という声も上がっていましたが、台北市の建設管理工程処によると、すでに合法使用に改善済みだということです。

なお、この建物の違法使用問題はこの「高記」だけではなく、永康街からも程近い、金山南路二段にある、開業70年以上の老舗レストラン「銀翼」も去年、台北市から建物の使用が違反しているとして罰金を受け、今は店内改装のため営業を一時中止しています。ただ「銀翼」は早ければ今月中の営業再開を目指して準備をしているそうです。

永康街商圏発展協会の劉鴻翔・理事長は、「新型コロナが収束していない今、政府が強攻策に出ることは間違いなく多くの店に影響を及ぼす」と懸念を示しています。

このほかにも台北市内およそ20件の違反店舗に8月、9月末までに改善するよう通知をしており、改善が見られない場合は電気・水を止める措置がとられます。

元々、この違法営業についての取締りをする動きはあった中、市側が急に動き出した感があるのは、今年4月、台北の繁華街・林森北路にあるカラオケ店で火災があり、6人が死亡、55人が怪我をした事件がきっかけでもあるようです。火災当時、ビルの消防設備が正常に作動せず、火災に気付くのが遅れ逃げ遅れた人がいました。しかし、このビルは火災の4日前に消防や建物管理検査で合格していたんです。ところが火災のあと改めて調べると不合格ともいえる箇所が見つかり、検査に問題があったのではないかとの声があがっています。

新型コロナで台湾に来ることができないこの期間に、台湾に来た際に行ったことのあるお店が突然姿を消してしまう…というのはとても寂しいですが、やはり利用する側も安心して楽しみたいですもんね。特に海外では何か起こったときに言葉がわからずパニックになったりしやすいということもありますので、規定に則って改善されていくのを見守って、新たにオープンしたらまた応援していきたいですね。

トーク②:永康街で行列のお店「白水豆花」≫

 観光客に人気の永康街もこの建物の違法使用問題だけでなく、新型コロナの影響でいくつかお店が閉店したりもしています。それでも今、国内旅行で台湾の観光客が増えてきているところです。

そんな永康街に今、人気の「豆花」のお店があります。そのお店の名前は「白水豆花」。永康街のちょうど真ん中辺りにある永康公園のすぐ脇にあります。メニューは「麥芽糖花生粉圓豆花」と、「麥芽糖花生桃膠豆花」の2種類。

2018年にこの永康街にオープンしたんですが、実はこのお店の本店は台湾の北東部・宜蘭の温泉で有名な「礁溪」にあります。というのも、店名の「白水」は“泉”という字を分けたもの…その名前からもわかるように水にこだわっていて、豆花作りに欠かせないきれいな水を求めて宜蘭に店を構えたんだそうです。台湾東海岸の海洋深層水から作られたにがりと、宜蘭の湧き水を使い、有機大豆で作った豆花は滑らか。しかもトッピングのピーナッツパウダーのざくざく感と香り、タピオカや桃膠と呼ばれるグミのような桃の樹脂の食感が滑らかな豆花のうまく合わさって、風味も食感も楽しめます。ちなみに、パクチーが1本ちょこんと入っているんですが、このパクチーがまた、ピーナッツパウダーと合わさって絶妙な味わいとなるので、ぜひ一緒に食べてみてください。

ちなみに、席は8人くらいしか座るスペースがないのですが、お天気がよければ目の前の永康公園で食べることができます。ただ、それ以外の場所に持ち帰りたいという場合には、環境の事を考えて、使い捨てではない容器を持参でないと持ち帰りはできません。容器はお店から提供してくれませんので覚えておいてくださいね。

今は新型コロナの影響で海外からの観光客がこられなくなって、お店の人たちも、日本人の観光客が美味しいって楽しそうに食べてる姿が見れなくなったのが寂しいといっているそうです。

また自由に台湾に遊びに来れるようになったら、ぜひ「白水豆花」にも足を運んでくださいね。

「白水豆花」永康店は、台北新交通システムMRT(台北メトロ)レッドラインかオレンジラインに乗って、「東門」駅下車。5番出口から出て、永康街をまっすぐ公園に向かって歩いていくと、公園の奥にありますよ。

トーク③:台湾の防疫対策≫

(編集:中野理絵/王淑卿)

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トーク①:永康街の「高記」閉店、その理由は?≫

9月に入りましたが、先月末で、日本人観光客にも人気のお店がまたひとつ閉店となりました。台北市の人気観光地「永康街」にあった上海料理のお店「高記」。

ただこちらは新型コロナの影響というわけではありません。今回、閉店となった理由は、建物の使用違反によるものです。実は2018年に台北市の検査で「高記」が店舗として使用している建物が“店舗”として使用できるのは1階だけで、2階より上は“住居”としてしか使用できなかったのです。住居用と店舗用では、消防設備や駐車場、エレベーター問題などが出てくるため、そのまま営業していると違法だとして何度も警告を受けていたのですが、やはりそれを全て改善し、使用許可の変更申請するには莫大な金額がかかるため、これまでに7回の罰金、合計78万台湾元(日本円およそ280万円)を払ったものの、改善は行っていませんでした。罰金の金額もかなりですが、やはり全てを改善するにはそれ以上にかかるということだったんでしょうね。そしてついに、期日までに改善がなされない場合は、水道・電気を止めます!という通知が送られ、それを受け、店舗側は8月末で閉店することを決定しました。

では、この永康街エリアで「高記」と同じようにビル全体で営業している、こちらも観光客に人気の小籠包のお店「鼎泰豐」はどうなのか?という声も上がっていましたが、台北市の建設管理工程処によると、すでに合法使用に改善済みだということです。

なお、この建物の違法使用問題はこの「高記」だけではなく、永康街からも程近い、金山南路二段にある、開業70年以上の老舗レストラン「銀翼」も去年、台北市から建物の使用が違反しているとして罰金を受け、今は店内改装のため営業を一時中止しています。ただ「銀翼」は早ければ今月中の営業再開を目指して準備をしているそうです。

永康街商圏発展協会の劉鴻翔・理事長は、「新型コロナが収束していない今、政府が強攻策に出ることは間違いなく多くの店に影響を及ぼす」と懸念を示しています。

このほかにも台北市内およそ20件の違反店舗に8月、9月末までに改善するよう通知をしており、改善が見られない場合は電気・水を止める措置がとられます。

元々、この違法営業についての取締りをする動きはあった中、市側が急に動き出した感があるのは、今年4月、台北の繁華街・林森北路にあるカラオケ店で火災があり、6人が死亡、55人が怪我をした事件がきっかけでもあるようです。火災当時、ビルの消防設備が正常に作動せず、火災に気付くのが遅れ逃げ遅れた人がいました。しかし、このビルは火災の4日前に消防や建物管理検査で合格していたんです。ところが火災のあと改めて調べると不合格ともいえる箇所が見つかり、検査に問題があったのではないかとの声があがっています。

新型コロナで台湾に来ることができないこの期間に、台湾に来た際に行ったことのあるお店が突然姿を消してしまう…というのはとても寂しいですが、やはり利用する側も安心して楽しみたいですもんね。特に海外では何か起こったときに言葉がわからずパニックになったりしやすいということもありますので、規定に則って改善されていくのを見守って、新たにオープンしたらまた応援していきたいですね。

トーク②:永康街で行列のお店「白水豆花」≫

 観光客に人気の永康街もこの建物の違法使用問題だけでなく、新型コロナの影響でいくつかお店が閉店したりもしています。それでも今、国内旅行で台湾の観光客が増えてきているところです。

そんな永康街に今、人気の「豆花」のお店があります。そのお店の名前は「白水豆花」。永康街のちょうど真ん中辺りにある永康公園のすぐ脇にあります。メニューは「麥芽糖花生粉圓豆花」と、「麥芽糖花生桃膠豆花」の2種類。

2018年にこの永康街にオープンしたんですが、実はこのお店の本店は台湾の北東部・宜蘭の温泉で有名な「礁溪」にあります。というのも、店名の「白水」は“泉”という字を分けたもの…その名前からもわかるように水にこだわっていて、豆花作りに欠かせないきれいな水を求めて宜蘭に店を構えたんだそうです。台湾東海岸の海洋深層水から作られたにがりと、宜蘭の湧き水を使い、有機大豆で作った豆花は滑らか。しかもトッピングのピーナッツパウダーのざくざく感と香り、タピオカや桃膠と呼ばれるグミのような桃の樹脂の食感が滑らかな豆花のうまく合わさって、風味も食感も楽しめます。ちなみに、パクチーが1本ちょこんと入っているんですが、このパクチーがまた、ピーナッツパウダーと合わさって絶妙な味わいとなるので、ぜひ一緒に食べてみてください。

ちなみに、席は8人くらいしか座るスペースがないのですが、お天気がよければ目の前の永康公園で食べることができます。ただ、それ以外の場所に持ち帰りたいという場合には、環境の事を考えて、使い捨てではない容器を持参でないと持ち帰りはできません。容器はお店から提供してくれませんので覚えておいてくださいね。

今は新型コロナの影響で海外からの観光客がこられなくなって、お店の人たちも、日本人の観光客が美味しいって楽しそうに食べてる姿が見れなくなったのが寂しいといっているそうです。

また自由に台湾に遊びに来れるようになったら、ぜひ「白水豆花」にも足を運んでくださいね。

「白水豆花」永康店は、台北新交通システムMRT(台北メトロ)レッドラインかオレンジラインに乗って、「東門」駅下車。5番出口から出て、永康街をまっすぐ公園に向かって歩いていくと、公園の奥にありますよ。

トーク③:台湾の防疫対策≫

(編集:中野理絵/王淑卿)

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