第30回:千利休とVirgil Abloh「ラグジュアリーストリート」

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DDJH~ディグディグ日本史~です。

この番組は、日本史と HIPHOPカルチャーの2つをリンクさせ、ゆるく掘り下げていく番組です。 この番組で話す歴史のことは全て個人の見解です。ゆるくお聞きください。

今回のテーマは「ラグジュアリーストリート」です。直訳をすると高級路上です。

今回は、千利休とVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)をディグります。

■千利休とは

侘び茶の完成者。茶の聖人、茶の偉人です。茶道をハイソな人の文化だったものを一般大衆が楽しめるように広めた。また秀吉の側近としてアドバイザーとして務め、この時代におけるカルチャー・政治においても重要な人物です。

■Virgil Ablohとは

今最も注目のファッションアイコンの一人。

アメリカのファッションでデザイナーで、事業家・企業家でありながらDJとしての顔を持つ。彼がメインで活動していることはアートディレクションです。どのようなブランドのディレクションをしているかというと、皆さんがご存知のブランド、『ルイヴィトン』です。彼は、ヴィトンのメンズをディレクションしています。

ルイヴィトン(過去にはFENDIも。)というハイブランドにストリートをミックスさせたスタイルを確立させたに過言ではない。

今回も彼らについて3つのカテゴリーに分けました。1.アートな育ち、2.ラグジュアリー・ストリート3.大物とのコラボです。

アートな育ち

千利休

若い頃から茶の湯に親しんでいた。
今の大阪堺市の商人の家に生まれた。17歳で北向道陳、その後武野紹鴎に弟子入りをし、当時の2大巨頭エリート教育を受ける。
当時の堺市は東方のベニスと言われるほど栄えていて、海外カルチャーも入ってきており、文化の中心であった背景もある。そんな中で、千利休は活動をしていた。

ヴァージル・アブロー

若い頃からアートに触れて育った。
母が縫製関係の仕事に就き、父は塗装の会社を経営していました。大学では土木や都市工学、ダムや街づくりをする分野の勉強をしていて、卒業後は建築関係の仕事に就いた。両親の仕事や建築といった部分でデザインやアートを連想させるバックグラウンドがあった。

ラグジュアリー・ストリート

千利休

お茶は、戦国時代よりはるかに前である中国の唐の時代から存在していた。しかし、公家や身分の高い人が楽しむものでしかなかった。

そこで、千利休が一般の人が楽しめるレベルにまでに落とし込んだのだ。
高価な茶器を使うことができるような、ラグジュアリーな生活をしていた方々の嗜みだった茶を、簡素でシンプルなものでもいいのでは?と定義づけて、その辺のお茶碗でも茶を楽しめるのでは?と考え、プロデュースし、茶をストリートに落とし込んだ。

ヴァージル・アブロー

建築会社に就職後に、FENDIのインターンとして働いていた。ここで高級ブランドのエッセンスを学んだのだ。『Off White』というブランドを立ち上げた。特にスニーカーは人気でプレミアがついている。
既存のストリートのウエアとは異なる部分がある。
ダボダボサイズのアイテムを身につけている、というのがストリートファッションで、一般の人から見て、なんだかだらしなくて汚らしい印象があるのが2000年代までのストリートファッションでしたが、ヴァージル・アブローのOff Whiteは、今までになかったシュッとしてタイトなヒップホップファッションになっている。

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大物とのコラボ

大物とコラボすることで、さらに自分のプロモーションをしている。

千利休

豊臣秀吉と、天下人の茶人という肩書きもあったことにより、利休の存在が確立され、茶の湯は広メルことができた。うまくメインストリームと絡んだのだ。

ヴァージル・アブロー

FENDIのインターンの同時期、すでに人気者になっていたカニエウェストと一緒だった。

インターンなのでお給料はそれほどでない。500ドルしかいただけなかったようだ。

あの世界で売れているカニエウェストでもかなり少額で働いていたことになる。雑用もしながら互いのセンスを認め合い、その後二人はコラボをしることになる。

本当の意味でのご縁って言うのは、こういうことなのであろう。

まとめ

千利休とVirgil Ablohから学べることは
、『シュッとする(洗練する)方法』。

千利休は茶の湯と、一般人が持つ価値観を組み合わせて程よい塩梅で新しいカルチャーを組み合わせ、わびさびというネーミングをつけて、余分なもの(茶室など)を削る、シンプルイズベストの世界観を作った。

ヴァージル・アブローは高級ブランドとストリートカルチャーを合わせて、派手な色使いでないストリート感のあるシンプルなプロダクトをものを世に出した。

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