『経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ』佐伯啓思|音読ブラックスワン#32

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『経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ』

佐伯啓思|2020年11月12日|講談社学術文庫

朗読箇所:第4章「『経済学』の犯罪――グローバル危機をもたらした市場中心主義」より(P.138~151)

格差拡大、雇用不安、デフレ、グローバリズムの停滞……。「構造改革」以降、実感なき好景気と乱高下する日本経済。過剰な貨幣発行がもたらす問題、「複雑な“経済現象”」と「理論重視の“経済学”」の乖離など、現代資本主義が直面する困難を徹底的に検証。

アダム・スミスから金融理論、リーマンショックからアベノミクスまで、経済学の限界と誤謬を提示する。

内容抜粋

「経済学」がひとつの思想でありイデオロギーであるとすれば、今日の支配的な経済学の考え方とは異なった「経済」についての見方はできないか。「稀少な資源の配分をめぐる科学」というような経済学の典型的な思考方法ではない、別の思考様式はないのか、ということだ。―――学術文庫版「はじめに」より

目次

学術文庫版「はじめに」

第1章 失われた二〇年――構造改革はなぜ失敗したのか

   学術文庫付論

第2章 グローバル資本主義の危機――リーマン・ショックからEU危機へ

   学術文庫付論

第3章 変容する資本主義――リスクを管理できない金融経済

第4章 「経済学」の犯罪――グローバル危機をもたらした市場中心主義

第5章 アダム・スミスを再考する――市場主義の源流にあるもの

第6章 「国力」をめぐる経済学の争い――金融グローバリズムをめぐって

第7章 ケインズ経済学の真の意味――「貨幣」の経済学へ向けて

第8章 「貨幣」という過剰なるもの――「稀少性」の経済から「過剰性」の経済へ

第9章 「脱成長主義」へ向けて――現代文明の転換の試み

あとがき――ひとつの回想

学術文庫版あとがき

2012年刊行、講談社現代新書『経済学の犯罪』を改題、

大幅加筆修正したものです

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000347004

企画・朗読:若林恵

録音・編集:山口宜大(Magic Mill Sounds)

制作協力:宮野川真(Song X Jazz)

音楽:yasuhiro morinaga + maiko ishii

黒鳥福祉センターにて収録

50 つのエピソード