経営学者の佐藤大輔先生と佐藤ゼミOBが、「明日の実践につながる経営学」をテーマにお届けするポッドキャスト。 毎日の仕事や生活に関する悩み事や困り事について経営学的な知見で考え、 自分なりの解決方法やよりよい実践方法を探っていきます。 ♪毎週金曜夜に更新♪ ■Amazon・Apple・Spotify・Anchor・Google・KKBOXから配信。 各社配信プラットフォームへのリンクはこちら https://lit.link/dsksth ■おたよりフォーム https://forms.gle/RXaNCaxWHtZMaGni9 ■番組Twitter https://twitter.com/keieigaku_radio ■佐藤大輔先生が出演する動画 (FUTA LABO制作) https://www.youtube.com/channel/UC4eIf2gnSBlXpXBEV3cnNOQ/featured
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【テーマ】いち従業員としての「経営」とは。 【内容】 ・ロボット掃除機のマーケティング。 ・組織レベル(マクロ)の経営と、担当者レベル(ミクロ)の経営の二重構造。 →会社として売ると同時に、人として売る。 ・従業員、部下、チームを動かすためのアプローチにも適用できる。 ・離職の問題も同じ構造? ・次回予告: 経営の目的・ゴールについて。 ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしていただけると、大変励みになります! ■番組の感想や先生への質問、ありがとうございます! Xで #研おしゃ をつけて投稿いただくか、おたよりフォームからお送りください。 https://forms.g…
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【テーマ】経営の対象をよく知ることで、自社の強み・弱みがわかります。 【内容】 ・何を対象に経営するのか?の深掘り。 (※予告と異なっております。ご了承ください。) ・ヒト:会社の中の個人、集団、組織。顧客、ライバル企業、取引先企業…。 ・モノ:製品、原材料、備品、建物、設備、データや情報…。 ・カネ:現金、預金、有価証券、借入金…。 ・経営はとても複雑で多岐にわたる取り組み。 →浅く広く多くの知識を持つことと同時に、得意分野があることが重要。 ・ヒト、モノ、カネのどれに強みがあるか→戦略。 ・次回予告: 誰が「経営」するのか? ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしてい…
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【テーマ】経営学のどの分野が、どんな問題解決に役立つのか。経営の対象を整理しながら考えます。 【内容】 ・何を経営するのか?経営の対象は? ・自分以外の何か(ヒト・モノ・カネ)をやりくりすることが経営である。 ・会社の内外にあるヒト・モノ・カネとは。 ・どの分野が自分の困りごとの解決に役立つのか。 ・経営学はビジネスだけを扱う学問ではない。 ・次回予告: 誰が「経営」するのか? ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしていただけると、大変励みになります! ■番組の感想や先生への質問、ありがとうございます! Xで #研おしゃ をつけて投稿いただくか、おたよりフォームからお送り…
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【テーマ】これまでに経験のない場面への対処には、経営学が有効!? 【内容】 ・経営学は高い問題解決力を持つと同時に、クリエイティブな学問。 ・ファーストリテイリングはなぜGUとユニクロを経営するのか。 ・既存の理論はかつて起きたことの説明 →未知の出来事にはどう対処する? ・「応用」的なアプローチと、「反省」的なアプローチ。 ・実践は応用と反省の組み合わせ。どちらも大切。 ・自分なりのやり方、答えを編み出しながら対処する。 ・次回予告: 「経営」って何をすること? ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしていただけると、大変励みになります! ■番組の感想や先生への質問、あり…
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【テーマ】家庭で、学校で、ボランティア活動で…お金が関わらない場面にこそ経営学が使えます。 【内容】 ・人を動かす方法…人が動く理由は様々(お金、権力、心理、ルール、言葉の表現) ・経営学は総合的な応用学問→問題解決力が高い。役に立つ。 ・経営学はお金が関わらない行為の引き出し方も扱える。 →部活動、ボランティア活動、PTA、家庭でも! ・経営学は使ってこそ意味がある。 ・次回予告: 理論の応用は万能か? ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしていただけると、大変励みになります! ■番組の感想や先生への質問、ありがとうございます! Xで #研おしゃ をつけて投稿いただくか…
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【テーマ】本当にそれは「経営」していると言えるのか? 【内容】 ・スープカレー屋さんの店主は毎日何をして、何を考えているか? ・作って売るだけでは「経営」ではない。 ・モノやカネとは違い、人は計算通りに動かない。 ・経営学は人の行為に着目する。顧客、従業員・・・ →教育現場でも、家庭でも、経営学は人が関わるどの場面にも使うことができる。 ・次回予告: 応用学問としての経営学 ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしていただけると、大変励みになります! ■番組の感想や先生への質問、ありがとうございます! Xで #研おしゃ をつけて投稿いただくか、おたよりフォームからお送りくだ…
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【テーマ】現代はどのような時代なのかを紐解きながら、経営学を学ぶことで生かせる能力についてお話しします。 【内容】 ・量の時代、質の時代。それぞれの時代で求められる人材が異なる。 ・イノベーション、アイデア創出。 ・経営学は創造性を実現する学問。実践のなかでの対処。 ・「正解」はAIが導き出し、「処理」はITで行うことが可能。では人間は? ・私たちは物欲が無くなっている? ・クルマが売れなくなっている理由。 ・次回予告:経営学の特徴について。 ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしていただけると、大変励みになります! ■番組の感想や先生への質問、ありがとうございます! X…
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【テーマ】経営学は、家庭、地域、ボランティア、サークル活動など日常のあらゆる場面で役立ちます。 使える経営学シリーズ(2022年1~7月配信)をベースに、より身近で親しみやすい具体例を交えてお話ししていきます。 【内容】 ・経営学は何の役に立つのか。 ・経済学と経営学の違い。経営学を学ぶことの強み。 ・アイデア創出、人が関わる学問。人の理解を促す学問。 ・家でカレーを作るのと、ビジネスでプロダクトを作るのは同じこと!? ■Amazon・Apple・Spotifyなど各プラットフォームから配信中。 リンクはこちら→ https://lit.link/dsksth 番組をフォローしていただけると、大変励みになります! ■番組の感想や先生への質問、ありがとうございます! Xで #研おしゃ をつけて…
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【テーマ】 自分の意見って意外と相手に伝わらないですよね。 相手を上手に説得する方法について、おたよりをもとに考えました。 先生の経験談も交えて楽しくおしゃべりしています♪ 【内容】 ・おたより:社長が自分の意見を受け入れてくれるか不安である。どのように付き合っていけばよいか? →目上の人とは言え上司も説得できる相手である。 ・自分と相手の“見え方”が違うことに根本的な問題。 →相手が自分と同じ見え方になるように説得できればよい。理解の実現。 ・理解の2つのアンカー →主観的な見え(ストーリー)と客観的なデータをバランスよく伝えることが重要。 ・意外と、主観を伝えられていない。自分の視点に立ってもらうために必要。 ・自分の思いを伝えるだけでなく、相手の意見も尊重して第三の選択肢を提示する。 …
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【テーマ】創造性のメカニズムと、マネジメントシリーズのまとめ 【内容】 ・前回のおさらい→マネジメントの反省的な側面。自律性の概念は創造性に近い。 ・イノベーション…爆発的なヒットが生まれる、市場が立ち上がるメカニズム。 ・ホンダの例)当初の目的→アメリカで大型バイクを販売すること。 →売れない→小さなヒントを獲得(学習)→小型バイクで新しい市場が立ち上がるかも⁉ ・創発的戦略。反省的実践。マネジメント的なアプローチ。 →戦略を走らせながら修正(学習)し、当初思ってもみなかった成果を出す。 ・やる前にはやりたいことのタネは無い。やりたいことは事後的に振り返ってそう思える。 ・やりたいことを最初から明確にするよりも、きっかけとしての目標を設定することが重要。 ・失敗するからこそ、その場で新たな…
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【テーマ】自律性のマネジメント。やるべきこと、やりたいことを自ら生み出すには。 【内容】 ・前回のおさらい→能動的に行動できる人は、やるべきことを実行できる優秀な人。 でも、将来の管理者としては「優秀な人」「使える部下」では限界がある。 ・自分の頭で考えてやりたいことを生み出せるのが、管理職や経営者である。 ・管理とマネジメントを分けて扱っている理由。 ・能動性から自律性への移行。教え手から手がかりをもらって動くのではなく、内発的に動く。 ・“やりたいこと”には2種類ある。 ・偶発性。“たまたま”を自分で作れる人。 ・マネジメントは反省的。行為した後に自分なりの理屈を作り出す。 →自分なりのやり方や知見を持つことができるようになる。 ・プレイヤーとしての経験がないままマネジメントをするのが難…
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【テーマ】既存の思い込みを捨て、新たな理解をするために必要なこととは? 【内容】 ・前回のおさらい→見え方、世界観が理解を左右する。共感が大切。 ・既存の見え方(理解、思い込み)がある場合は、新しく何かを理解する妨げになる。 →今までの見え方を一旦捨てる必要がある。 ・失敗の演出(矛盾の創造と増幅)。 ・仕事(実践)の場で失敗させるのは難しいのでは? →「演出」なので、本人が失敗と認識できるように仕組まれていればよい。 ・失敗するには目標や目的を示す必要がある。 →目標が不明確だと、本人が失敗したかどうか認識できない。 →友人や同僚がフォローできる状況になってしまう。新しい理解ができない。 ・本人や周囲が失敗だと明確にわかるよう評価軸を設けるのが管理職の仕事。 →それぞれの部下が失敗と認識で…
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【テーマ】部下に能動的に仕事をしてもらうには、好かれることが重要!?その経営学的な理由とは。 【内容】 ・“強制的な管理”のおさらい。 ・どうすれば部下が能動的に仕事に取り組むのか。 ・能動的なのはどのような時? ・組織認識論:日常の理論、パラダイム転換(加護野忠男)。 ・説得力のある説明とは、イメージを持たせて証拠でバックアップすること。 ・インフルエンサーという仕事。 ・共感を呼ぶためには視点の共有が重要。好きになってもらう。 ・世界観の共有。わかり合いの世界。 ・次回予告:パラダイム転換についての深掘り。 ★8/20申し込み締切★佐藤大輔先生のオンラインゼミで0期生として一緒に学びませんか? https://dsksth.stores.jp/ 詳細はYouTubeコレカラ!でもお話しし…
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【テーマ】管理とマネジメントについて話した過去回を厳選し、2時間にまとめました。 現在配信中の“マネジメントシリーズ”と併せて聴いていただくと、きっと新たな発見があるはず! 長距離移動や休日出勤のおともはもちろん、暑くて何もしたくない時、悪天候で外に出られない時のBGMとしてもぜひどうぞ。 【内容】 #24 人材育成―武器の達人と素手の達人― #17 やる気のないメンバーを巻き込むには #21 職場で対立が生じる要因 #11 わかる、わからない、わかり合えない #43 「管理」ではなく「コントロール」になっていないか? #40 管理職のあり方とは―創造性との両立― ■佐藤大輔先生のオンラインゼミ発足!「人を動かす管理とマネジメント」0期生として一緒に学びませんか? https://dskst…
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【テーマ】仕事の価値と意味を理解することの重要性 【内容】 ・強制的な管理は、経験のきっかけを作るためには有効だが、一時的な使い方に限定したほうがよい。 ・コンプライアンス違反が起きる要因とは。 ・改ざんと叱責は密接な関係。 ・コンプライアンス違反に対する一般的な対策はガバナンスだが、根本的な解決になっていない。 ・自分のしている仕事が何の意味を持つか理解できていないことが要因。 ・“仕事の理解”=その仕事の意味や価値の理解。 ・価値は客観的であるため、個人的には納得いかないことが多い。 →自分にとってその仕事にどのような意味があるか。主観的な意味づけが重要。 →管理者は、価値と意味の両方から仕事の理解を促すことが必要。 ・次回予告:「理解」について。 ■佐藤大輔先生のオンラインゼミ発足!0…
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【テーマ】強制的な管理のしかた 【内容】 ・“全然動かない”“覇気がない”“怒られないとやらない”あの人を動かすには。 ・人を動かすためには理解をさせること。 ・モチベーションの理論…強制的な管理の手法。 →本人が理解しているかどうかは問わない。理解出来ていない人にすり替えの理解をさせる。 ・動機づけはお金か人間関係。積み上げ式。 →その人がどこで満たされていないのか見極めなければ、ズレた管理をすることになってしまう。 →部下がどのような動機づけで鼓舞されるのか見極めるのが管理職の仕事。 ・インセンティブシステム…枯渇の状態があるから刺激を感じる。 ・褒められて嬉しいときに褒めないと効果がない。 ・新しいことにチャレンジする際、強制的な管理は一定程度の効果がある。 ・次回予告:強制的な管理の…
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【テーマ】人を動かす管理とマネジメント―ビジネス以外の場面にも応用できる新シリーズ開始!― 【内容】 ・新シリーズを始めた背景。経営学は日常生活にも生かせる。 ・人を動かす=行為を引き出す。 →行為の背景には理解がある。行為の違いは理解の違いに影響を受けている。 ・どうすれば行為を引き出すことができるのか? ① やるべき行為=他人発信。理屈の理解。 ② やりたい行為=自分発信。納得の理解。 →どちらも大切なので、両方を身に着けて実現していきましょう。 ・やるべきことをやるように促す=管理。 ・やりたいことを生み出すように促す=マネジメント。 ・一生懸命さ、積極性の引き出し方。(覇気がなく積極性が足りない人、いませんか?) ・職場で不正が起きないようにするには。 ・次の自分(管理職)をどう作る…
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【テーマ】製品ライフサイクルの時期に合わせた訴求の方法。 【内容】 ・ここまで学んだことをどのように組み合わせて使えばいいのか? ・意味・価値・魅力・本質…。 ・自社商品は製品ライフサイクルのどの時期にいるのか、当てはめて考える。 ・導入期、成長期、安定期、衰退期。 まだの方は 【使える経営学#21】製品ライフサイクル も併せてお聞きください♪ ・本質を磨く→価値の訴求→意味で訴求→次のコンセプトを考える。 ・本質を定義しなければ、製品ライフサイクルのどの時期にいるのか判断できない。 →コンセプトがどの程度顧客に理解されているか。 *お知らせ*佐藤大輔先生のオンラインゼミ、0期生募集!!* https://dsksth.stores.jp/ ■使える経営学シリーズって? “ビジネスを知的に”…
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【テーマ】相手の心を動かす“手がかり”の見つけ方 【内容】 ・好きになるには手がかり(根拠)を見つけることが重要。 ・「見ている」ことと「見えている」ことの違い。 ・2つの手がかりを用意する →具体的な特徴(客観的に見た価値の素晴らしさを訴求する。) →ストーリー(主観的な意味としての魅力を訴求する。) ・具体的な特徴を訴求するだけでは、差別化が難しい。 ・ストーリーは作り手と同じ視点を共有し、共感を呼び起こすのに効果的。 ・価値と意味、両方の手がかりを用意すると強力である。 ・インフルエンサーがしていること。 ・価値を高めるためにはお金がかかるが、意味を作り出すのには頭を使えばよい。 ・「視点」の置きどころ…美味しさは価値だけで規定されているわけではない。 →理解は「視点」を見つける作業(…
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【テーマ】自社商品の魅力、具体的に言えますか? 【内容】 ・顧客が商品の魅力を理解することができれば、買ってもらえる。 →マーケティングの核心は理解を実現すること。 ・根拠を示すと理解ができる、納得感が得られるようになる。 ・例)売り手側が「美味しい」の根拠を示す。私の主観でどう見えるのかを伝える。 ・自社商品の魅力は、他でもない自分が見つけ出さなくてはならない。 →マーケティングのスタート地点は自分自身が商品を理解すること。 →明確に好きな根拠(手がかり)を見つけられれば、魅力的だと思えるはず。 ・見えと手がかりの2つのアンカー(碇)で、理解が可能になる。 ・次回予告:手がかりをより上手く見つけるには? ■使える経営学シリーズって? “ビジネスを知的に”をコンセプトに、ゼミ形式で学問的な経…
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【テーマ】沢山売りたいからと言って、なんとなく色んなお客さんに色んなものを売っていませんか? 【内容】 ・意味レベルと価値レベルの魅力についておさらい。 ・UNIQLOは機能を推す。GUは共感を促す。意味と価値、反対側のお客さんを獲得するのは難しい。 ・UNIQLO的な売り方のお店にGUっぽい服があったらどう思うか? →それぞれ客層が違うため、既存の製品の見え方が変わってしまう。 →自分のニーズには合わないお店だと感じ、行かなくなる。 ・ターゲットに合ったサービスや広告を提供しなければ、顧客が魅力を理解しづらくなる。混ぜるのは良くない。 →混ぜずに隣にある場合は、一挙両得を狙える? ・“意味で買う”と“価値で買う”が、一人の人格の中に両方あるのでは。 ・自分の商材が“意味を訴求する”のと“価…
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【テーマ】 そもそも、どうすれば買ってもらえるの? 【内容】 ・人が買い物をするときの理由は一つではない。なぜ欲しいと思うのか? ・GUとUNIQLOの例。どういう時、どちらに買いに行くか。 ・GUとUNIQLOが隣り合わせに出店する理由。 ・UNIQLO…価値レベルの訴求。 →ニーズに的確に応える。ライバルよりも安くて良い品。比較優位、競争優位。 →顧客は、合理的に考えると買わざるを得ない。 ・GU…意味レベルの訴求。 →共感を促してトレンド商品を売る。絶対的な評価の獲得。顧客の主観に訴える。 ・上手に巻けていないソフトクリームに行列する理由。 →“合理的な選択”ではない。個人的に意味があるから買っている。 ・売り方は2つ‥自社の商材は、意味と価値どちらで買ってもらえる品物か見極める。 →…
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【テーマ】商品を通じて何を売っているのか―本質を見極める目を鍛えるには― 【内容】 ・プロダクトアウト型についての深掘り。 ・白い恋人と生キャラメルの販売戦略の違い。 ・本質…商品を通じて提供しているもの。 ・売っているものの本質を見極められなければ、自ら捨ててしまう危険性も。 ・顧客はスタイルを買っている? ・ヒット商品だからと言って、いつまでも旧モデルでは売れない。 ・本質を見極めることで斜陽産業でも生き残ることができる。 ・本質を見極めていれば、ライバルが出現しても棲み分けが可能。 ・顧客は、商品を〇〇として買っている。△△に見えている。 →正解があるのではなく、主観的に定義する取り組み。 ・事業の本質を再定義できていれば、衰退期に入っても延長線上で新しい製品を開発できる。 ・事業承継…
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【テーマ】SONYとAppleの戦略は真逆!携帯電話をいくら磨いてもスマホにはならない…ってどういうこと? 【内容】 ・マーケティング的な思考をせずに失敗するケースがある。 ・SONYとAppleの戦略の違いとは。 ・SONY:立ち上がった後の市場に入っていく。1から2をつくる。 →既存の商品よりもより良く価値ある商品。買うべき理由を作り出す。 →すでに存在している顧客のニーズに応える。マーケットイン型。競争優位の獲得。 ・Apple:新しい市場を立ち上げる。イノベーション。0から1をつくる。 →新しい意味(製品のコンセプト)。買いたい理由を作り出す。欲しいと思わせる。 →プロダクトアウト型マーケティング。新しいニーズ。 ・魅力と本質 ・製品ライフサイクル ・次回予告:その商品が売れ続けるの…
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【テーマ】 私の仕事や生活には直接関係ないな…という方にもきっと興味を持っていただける、マーケティング的な“思考方法”のご紹介。 シリーズを通してどのようなことを学べるのかお話しします。 【内容】 ・使える経営学シリーズ「マーケティング編」のスタート。マーケティング的な“考え方”を学びます。 ・そもそもマーケティングって何?経営学のどの部分? ・経営は、人の行為を引き出すこと。 ・内向きの経営と外向きの経営。 ・どうすれば顧客に自社商品を買ってもらえるか? ・直に接することができない相手に、どのように納得や理解を促すか。説得の方法とは。 ・マネジメントとマーケティング。 ・人材確保(採用)マーケティングとは。 ・来年から新入社員になる人をお客様として見る!? ・魅力的に見えない企業に応募する…
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2022年1月から7月に配信していた、初代の”使える経営学シリーズ"を#13~21まで繋げてBGM少なめで再編集しました。 最近この番組を見つけてくださったあなたも、 新しい学びを求めているあなたも、 仕事をレベルアップさせたいあなたも、 過去配信分を新鮮な気持ちで聴けそうなあなたも私も。 長距離移動や休日出勤のおともに、お掃除や庭仕事、ウォーキングやジムでのながら聴きにぜひ♪ 【内容】 #13 リーダーシップ研究 #14 役割分担のシステム #15 最も能率の高い組織形態とは #16 コンティンジェンシー理論 #17 市場志向の経営 #18 顧客を見よ #19~20 セグメンテーションとその深掘り #21 製品ライフサイクル 【使える経営学シリーズについて】 “ビジネスを知的に”をコンセプ…
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2022年1月から7月に配信していた、初代の”使える経営学シリーズ"を#1~12まで繋げてBGM少なめで再編集しました。 最近この番組を見つけてくださったあなたも、 新しい学びを求めているあなたも、 仕事をレベルアップさせたいあなたも、 過去配信分を新鮮な気持ちで聴けそうなあなたも私も。 長距離移動や休日出勤のおともに、お掃除や庭仕事、ウォーキングやジムでのながら聴きにぜひ♪ 【内容】 #1~3 経営学は何の役に立つの? #4~5 経営学の特徴って? #6~7 経営って何をすること? #8 企業の成功って何? #9 モチベーションの理論 #10 経済人モデルに基づく経営方法とは #11 期待理論とは #12 グループダイナミクス 【使える経営学シリーズについて】 “ビジネスを知的に”をコンセ…
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【テーマ】 マーケティングの実践に“使える経営学シリーズ”を応用するとどうなる?ゲストと一緒に考えました。 【内容】 ・ブランド、商品についての深掘り。 ・意味レベルと価値レベルの両方で訴求できるとよい。 ・価値の訴求:魅力をどのように発信するか。 →魅力(手がかり)。商品のどこに注目してもらうか?他と比較してどう違うか? ・意味の訴求:好きか嫌いかは主観なので、顧客自身に見つけてもらうしかない。 →共感型のマーケティング。商品に特徴づけをする必要がない。 ・実際に気になっているのは“本質”? →自社の商品を通じて提供しているのは何か? →顧客は自社の商品を通じて何を手に入れているか? ・本質、コンセプト、アイデンティティ。 →コンセプトに沿った魅力を訴求できないと、顧客が混乱する。 ・どん…
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【テーマ】 脱成長の議論を切り口に、生き方や働くことの意味から、採用やマネジメントの話しまで…。ゲストと一緒におしゃべりしました。 【内容】 ・小さくやりたいと思っていても、事業は自然に拡大するものなのか? ・変わらずに在り続けるとは。 ・脱成長という言葉が多義的に使われている。 ・「意味」で生きるか「価値」で生きるか。価値は無限に増やせるが、意味はそうではない。 ・価値はある程度は必要だが、過度には要らないのでは。 ・意味の追求はクリエイティブ。 ・創造性を支える合理性。合理性があるからこそ創造性が担保できる。 ・新しい生き方の模索、働くことの意味。 ・自分事として理解できているか。想像力の欠如。 ・採用について。相手を納得させる説明力が重要。どのように学びを促すか。 ・納得を重視する若い…
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【テーマ】 リスナーの皆さんからいただいたおたよりをご紹介しながら、楽しくおしゃべりしました。 いつもお聴きいただきありがとうございます! ■関連エピソード *特別編7*事業承継は“経営”そのもの―意味のバトンを繋ぐ― *特別編6*農業の六次産業化-CONSEのハーブ― #41 暗黙知と理解の順序 #31 経営学と経済学の違い―人の気持ち― ■おたよりフォームはこちら♪ https://forms.gle/RXaNCaxWHtZMaGni9 ■Twitterでの感想ツイートやフォローもとても励みになっています。 https://twitter.com/keieigaku_radio #研おしゃ ■Amazon・Apple・Spotify・Anchor・Google・KKBOXから配信。 ご利…
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【テーマ】 マネジメント―自分なりの答えを引き出す― 【内容】 ・おさらい:管理とは何か。管理は即効力はあるが、限界も。 ・やるべきこととやりたいことが繋がっていない。本質的に理解していることが重要。 ・マネジメントは見え先行方略→自分なりの理解に繋げる。 ・マネジメントの質を上げるには。 →マネジャーは原因と理由を問う。トートロジーにならないように注意。 →本人なりに納得いく答えを引き出す。 →“正解”を押し付けてはだめ。“正解”は自分なりの理解ではない。 ・優れたマネジャーは伴走者である。一緒に考える。 ・管理とマネジメントは使い分けが重要。 ・部下から見当違いと思われる答えが出た時はどうするか? →外的・内的妥当性と原因・理由が担保されているか?意識して問いかける。 ・管理一辺倒の現場…
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【テーマ】 管理の仕事―優れた仮説を構築する― 【内容】 ・おさらい:管理もマネジメントも、その背景には理解がある。 →管理者は“見え”と“手がかり”の両方を見つけなくてはならない。 ・管理者だけでなく、営業、マーケティングの場面でも使える説得力のある説明とは。 ・手がかりの見つけかた→問いと仮説で考える。 ・学術的なアプローチによる、優れた仮説の構築。 ・手がかり(仮説)には2種類ある。両方が揃うと隙の無い説明になる。 ① 具体的な諸特徴=客観的な根拠。物理的。原因にあたるもの。 例)〇〇が入っているから。 ② 経験に訴えかける=主観的。ストーリーや想い。理由にあたるもの。 例)△△さんが「毎日飲んでいる」。 ・それでも怪しさが拭われないのはなぜか? →手がかりは万人にとってそうで…
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【テーマ】 「管理」のまとめ―人を理解・納得させるには― 【内容】 ・管理:即効性がある。 ・マネジメント:時間も手間もかかる。 ・管理もマネジメントも、人を理解・納得させる取り組み。 →時と場合によって使い分けることが重要。 ・世界観と見本例。2つのアンカー(組織認識論)。 ・わかりあえない時の構造…見え方の違い。 ・理解の構造を使えば相手を説得できる。 ・良いプレゼンとは、説明の順番と手がかりの秀逸さ。 ・管理のクオリティ=手がかりのクオリティ。 ・管理者の仕事とは、手がかりを見つけること。自分自身が理解できているか。 →問いと仮説で考える。仮説の質を上げる。 ・ビジネスは研究である。学術の知見を応用できる。 ■関連エピソード 【使える経営学2-8・2-9】組織認識論(1・2) ■Ama…
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・上司や同僚がいない場合の暗黙知の獲得方法について。 ・どのように仕事を覚えたか?「教えられ」と「学び」の違い。 ・調べようと思える問いを持てるかどうか? →問題にぶつかっているかどうか? →重要なのは、調べなくてはならない状況になるまで行為したということ。 ・問える時点で、ある程度仮説が見えている。 ・学ぶためには行動することが必要。 →行為、経験のなかにいることで気付きや問いが生まれる。 ・正解を知らなくても、楽観的に行動して良い。 →自分なりの答えで行為する過程で必要な情報を手に入れることも。 →そのほうが納得できるし、既存のやり方より良くなる可能性も。 ・調べて出てくる知識は「正解」。どんどん使えばよい。 →本当に必要なことは調べても出てこない。 →「正解」は自分のオリジナリティを減…
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・学部卒業後すぐに起業したゼミOBがゲスト。 ・自分が納得できるキャリア選択。 ・やりたいこと、楽しいことと仕事を結び付ける。 ・理解できていることは楽しいと感じられるし、やりたいと思える。 ・やるべきことを押し付けられると、潰れてしまうことも。 ・人の目や評価が気になるという問題。 ・起業したての頃は、周りからみると何をしているのかわからない状態。 ・自分はいったい何者なのかという定義ができているか? ・一般的に正しいと言われる「正解」とは異なる生き方。 ・自分なりの答え(=仮説)で生きる。 ・確実な担保がある「正解」にすがりたくなるのは、言い訳ができるから。 ・「正解」にすがると、やりたいこと(自分の納得がいくこと)ができない。 ・本を読む、インタビュー動画を見るなどで多様な生き方を知る…
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【テーマ】 ほとんど説明をする間もなく、部下や後輩に仕事をしてもらわなくてはならない場面ってありますよね。 適切な「管理」の方法について、おたよりをもとに考えます。 【内容】 ・「管理」は合理的、効率的に仕事を進めるために必要な方法。 →時間に追われて「管理」が多くなるが、長期的な人材育成を考えると、本当にこれでいいの? ・「管理」と「マネジメント」はどちらも大切。 ・「管理」にも2種類ある。 ① 強制的な管理 →すり替えの理解。(例:「仕事だから」「お金のためだから」)。 →指示を出す際に根拠が組み込まれていない。「マネジメント」に移行するのは難しい。 ② 理屈上の理解を促す管理 →根拠を与える(説得力のある説明を尽くす)。「マネジメント」に移行しやすい。 ・説明を尽くさないのは、「管理」…
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【テーマ】 ひらめきの源泉とは何か?ひらめくためには条件がある? 【内容】 ・おさらい…創造性や理解に至るメカニズムはどのようなものか? ・手がかりを与えるよりも、本人に考えさせるほうが自分なりの理由を発見できる。 →包括的な理解が可能になる。 ・クリエイティビティ、ひらめきの源泉は、気づき。 ・違和感を抱く力。優れた問いを見つける力。 →見え(そう見える状態)の生成には、感じることが大切→どうする? ・アフォーダンス。人を突き動かす。 ・探索的活動→私たちは目的が無くても行為できる。見えの生成が起こる。 ・遂行的活動→目的がある場合は他のことに気付きにくくなる。 ・探索的活動こそが新しい発見の肝である。 【参考文献】 佐々木正人『新版 アフォーダンス ―岩波科学ライブラリー234―』岩波書…
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【テーマ】 経営学に興味を持ち始めたけど、自分で勉強する場合はどんな本がいいの? 「理解」や「暗黙知」についてもっと詳しく知りたい場合は何を参照すればよい? 私たちの独断と偏見で、雑談しながらおすすめ本を紹介します。 【登場した書籍】 ・マイケル・ポランニー『暗黙知の次元』(高橋勇夫訳)ちくま学芸文庫,2003年 https://amzn.asia/d/iGyzgeU ・村上陽一郎 ・銀林浩・三宅なほみ・ M・コール ・ 佐伯胖『理解とは何か ―コレクション認知科学2―』東京大学出版会,2015年 https://amzn.asia/d/gw3ISZD ・佐々木正人『新版 アフォーダンス ―岩波科学ライブラリー234―』岩波書店,2015年 https://amzn.asia/d/hijyr…
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【テーマ】 手がかりや理論を与えられると、主体的に関わろうと思えなくなる? おたよりをもとに、暗黙知についてかみ砕きます。 【内容】 ・なぜ「暗黙知」という表現になったのか。 ・言葉で伝えることができる事柄はほんのわずかである。 ・暗黙知と形式知。 ・根拠は作るものである。 ・理解の順序。先に手がかりを与えられると、本当の理解には至らない。 ・仮説の妥当性を高めるための勉強。 ・理論を深く知ると、新しいものに気付きにくくなる。 ・問うことは、当事者として(主体的に)取り組むこと。 ・それは本当にあなたの「見え」ですか? ・自分なりの答えを探ることと、創造性。 ■関連エピソード #10 経営学と実践の関係―理解の順序― 【使える経営学2-10・2-11】組織的知識創造(1・2) 【使える経営学…
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【テーマ】 管理職が一人で頑張る必要はない!? プレイヤーからマネジャーになるときのお悩みについて、おたよりをもとに考えます。 【内容】 ・役職がついた時、初めて管理職になった時に悩みを抱える方は多い。 ・開発という部署ならではのマネジメント。創造性、アイデア創出。 →ゴールが見えにくい。作業組織との違い。 ・中間管理職になる場合は、上から目標が明確に示される。 ・「管理」と「マネジメント」の違い。 ・マネジメントと管理は二者択一ではない。バランスが重要。 ・部内のコミュニケーションに関する課題感。 ・コミュニティ。徒弟制度。一緒に考える。 ・部下の成果を引き上げる。マネジャーは一人で頑張る必要はない。 ■関連エピソード #4 「マネジメント」と「管理」の違い #5 マネジメントは学び合い …
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【テーマ】 行動することが「理解」につながる? 暗黙知をおさらいしつつ、見えと視点の概念をもとに「理解」をさらに紐解いていきます。 【内容】 ・おさらい…優秀な人はどのような人なのか。理解できているからこそ自分事としてとらえ、自ら行動しようと思える。暗黙知とは。 ・見え…対象があるからこそ、自分がどういう立ち位置なのかわかる。 →暗黙知の構造と同様。 ・視点がどこに置かれるかによって見え方が変わる。 =どこから見るかによって見え方が違う。 ・理解にとって重要なのは、複数の視点から動的(ダイナミック)に見ること。 →動くこと(対象との関係性が変わること)によって理解が深まる。 ・視点を変えて、「なる」ことを通じて、理解をする。相手の立場に立って考える。 →まず何かに「なる」モードで世の中を見る…
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【テーマ】 「理解」できていることがなぜ重要なのか?どのような状態のことを指すのか? 暗黙知の概念をもとに紐解いていきます。 【内容】 ・おさらい…優秀な人はどのような人なのか。自律性、創造性において大切なのは理解。 →理解できているからこそ自分事としてとらえ、自ら行動しようと思える。 ・マイケル・ポランニー…暗黙知 包括的理解をしている状態(完璧にわかっている)=暗黙知を獲得している状態。 ・近接項(近位項)と遠隔項(遠位項)。 →近い物と遠い物の立体的な見方が、理解。 ・手元に来る情報を通じて、向こう側に何があるのか想像している。 ・包括的な理解ができるときには4つの特徴がある。 ① 機能的側面:近接項から遠隔項へ意識を向けている(焦点を当てている)。 ② 現象的側面:遠隔項に気付いたか…
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2022年もたくさんお聴きいただきまして、本当にありがとうございました! 皆様からの番組フォロー、おたよりやTwitterでのコメント等も、大変励みになっております。 来年も楽しんでいただける配信を心がけていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。 【出演】 佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授) いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB) ※収録環境の影響で一部音声が聞き取りづらい箇所がありますがご了承ください。 ■Amazon・Apple・Spotify・Anchor・Google・KKBOXから配信。 ご利用のプラットフォームで当番組をフォローしていただけると嬉しいです。 https://lit.link/dsksth ■先生への質問、感想、トークテーマなどお待ちしております! Twi…
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【テーマ】 事業を上手に引き継ぐことで、発展的で創造的な経営が可能になる…? ゲストに来ていただき、社会的な課題となっている事業承継についてお話ししました。 【内容】 ・たけもと農場の取り組み。六次産業化。リゾットセット(リゾットマンマ)。 ・マーケティングの課題。お店の味=楽しみを買っている。面白いコンテンツ。好きという感覚。 ・食の多様化。社会の情勢に合わせたものを作る柔軟性。 ~*~本題を前に盛り上がっておりますが、後半のお話しと繋がるので通して聴いていただけると嬉しいです~*~ ・21:00頃~ 竹本さんが事業承継を推進している理由。 ・想いがこもっているからこそ、システマティックに、簡単には承継できない。 →事業承継の難しさ。ビジネスは人の取り組みであり、有機的。 ・『今日からはじ…
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【テーマ】 高いモチベーションを維持して仕事や勉強に取り組むことは可能なのか?管理的な手法の限界とは。 【内容】 ・反省的実践家のおさらい。応用と反省の両方を上手くやるのが最強で、そこには創造性が隠れている。 ・創造性と自律性は近い概念。 ・外発的動機づけと内発的動機づけ。 ・自己決定理論(エドワード.E.デシ、リチャード.M.ライアン) →外発的動機づけと内発的動機づけの二分法ではなく、その間には段階がある。 ・取り入れ的調整:消極的、義務的にタスクへ取り組む。 →やるべきということが理屈上はわかる。誰かに言われてやる。<外発的動機づけ> ・同一化的調整:自分にとって大切、必要だと思うからやる。 →主観的に理解されている。自分にとっての意味を見出して取り組んでいる。<外発的動機づけ> ・内…
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【テーマ】 仕事ができる人ってどんな人?自分のタイプを見極めて鍛えれば最強になれる⁉ 【内容】 ・優秀な人ってどんな人?優秀さにも種類がある。 ・仕事ができる人=与えられたタスクをちゃんとこなせる人? →では、そのタスクは誰が考えるの? ・反省的実践家(ドナルド・A・ショーン) ・技術的熟達者→与えられた知識や既存の理論を応用する力のある人。伝統的に優秀とされてきた。 ・反省的実践家→自らやりたいことを生み出して能動的、自律的に行為する人。行為の後に省察する。 ・武器の達人と素手の達人。 ・最強パターン→理論で太刀打ちできなくなった時に、本を広げて自分なりの理論を構築する人。 ・自分なりの理論=アイデア(創造性)。 →問いと仮説、応用力と反省力(創造性)で勝負する。 ・人はたいてい技術的熟達…
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【テーマ】 スタッフ職や管理職ばかり増えるのには根本的な要因がある!? リスナーさんからのおたよりをもとに考えました。 【内容】 ・ラインアンドスタッフ組織に関連したおたよりの紹介。 ・能率の高い組織、合理的な組織とはどのようなものか。おさらい。 ・スタッフ部門が増えるのは、組織が大きくなるというのが前提。 ・専門スタッフと管理スタッフ。 ・従来の人員を従来の能力のまま抱えておくのはきつい。 ・リストラして再教育することの必要性。 ・企業がビジネスを成功していない!? →新しい事業が生まれていないため悪循環が起こる。 →仕事が増えていればライン部門の人員を減らさなくても良いのでは。 ・人材確保が企業の一番の悩みであるはずなのに、従来の組織では人材が余っている。 ・人材の流動化。新しい知識やス…
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【テーマ】 入社してから伸びる人と伸びない人がいるけれど、その違いは何だろう? リスナーさんからのリクエストをもとにおしゃべりした回の後編です。 【内容】 ・面接の際に“伸びしろ”はわかるのか? →そもそも職種や仕事の内容で、合う・合わないがあるのでは。 ・人間の成長にはその人のタイミングがある。 →スイッチが入るタイミングは人それぞれで、コントロールしにくい。 →管理者は待つしかないが、その時のために成長をさせる準備は必要。 ・管理とマネジメント。 ・会社がそもそも何をやりたいのか、部下に理解してもらうのが管理者の仕事。 →お客様に対して自社を理解してもらうよう働きかけるのと同じ。 ・伸びる人、伸びない人の問題について。 →理解のメカニズム(理解のアンカー)を達成できているかどうか。 ・人…
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【テーマ】 優秀な人材、自分たちの組織に合う人材に巡り会うためにはどうすればよいのか? リスナーさんからのリクエストをもとに考えました(前編・後編に分かれています)。 【内容】 ・人材確保は社会的な課題→そもそも自社を受けてくれない。優秀な人がとれない。採用しても自社に合っているかどうかわからない。 ・3年以内離職率→「いい人をとる」のは重要なこと。合う合わない ・採用側が候補者に行うアピールは適切か?中小企業は待遇では大企業に勝てない。 ・採用面接で尋ねる内容に意味はある? →学生は働いたことがない。自己分析は仕事ではない場面を振り返っている。 ・採用には経営学の知見も活用できる。 →組織文化の測定(官僚文化、家族文化、イノベーション文化、マーケット文化)。 ・企業と候補者のマッチング→自…
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【テーマ】 組織においても個人が大事ってよく言うけど、具体的にどういうこと? 【内容】 ・組織に優秀な個人がいれば、知識創造に向かっていく。 →優秀な人は何ができるのかを改めて整理。 →育成のしかたに関わること。 ・知識には、暗黙知と形式知の2種類がある。 ・暗黙知:主観的な知、経験的な知、身体で覚える知識。 ・形式知:客観的な知、理性的な知、言葉に落とし込める知識。 ・優秀な人は、暗黙知と形式知を移行させられる。 →表出化をしようと思えることが重要。 ・暗黙知から形式知への、知の形の転換は一人の人間のなかでしかできない。 ・コンセプトで教えられただけではピンとこない →やってみようとする(内面化)。人に伝えるために言葉にしようと思えることが重要。 ・暗黙知→形式知→暗黙知。教えと学びの繰り…
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