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新しいポッドキャストはこちらから登録できます。 http://apple.co/1IVGbg4 ポッドキャスト一覧 http://takedanet.strikingly.com 武田邦彦公式ブログ http://takedanet.com このブラウザでは再生できません。 再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら 引っ越し案内.m4a武田邦彦 による
 
クラシックと言えば私たちはまずベートーベンやモーツアルトを思い出しますが、クラシックの歴史から言うと「古典派」にあたり、その次にショパンやシューマンといったロマン派が現れます。 しかし19世紀の後半になると、より自由な作曲がされてマーラー、シェーンベルグ、そして私たちにもなじみのある作曲家としてはドビッシーやストラヴィンスキーが活躍しました。しかし、20世紀の現代音楽になると、私などはややうるさく弦楽器がキーキーと音を立てている感じがします。 マーラーはロマン派後期に分類されますが、現代音楽との架け橋にもなっている人です。彼の時代に現代音楽の雄、シェーンベルグが登場します。シェーンベルグはそれまでの「オクターブ」にとらわれない「十二音音階」を創立して新しい作曲に挑んだのですが、なにしろ私のよ…
 
かつての日本人が満足した人生、豊かな生活を送っていたのに対して、現在の日本人は物質的には飛躍的に「幸福になれる環境」にいるのに世界でもっとも「不幸だ」と思っているという驚くべき現状を先回に示しました。 この錯覚が生じたのには原因があるのは当然です。それを一つ一つ整理していくことで、この素晴らしい環境の中で、安心して満足した生活をすることができるようにしなければ何のために日本人として生まれてきたかも分からなくなります。 原因の第一に「自分が正しいと思う」という現代の日本人のクセを示します。 学生がケンカしているのを見ると、一方の学生は「俺は正しい。おまえは間違っている」と叫んでいて、相手の学生は「俺の方が正しい。おまえが間違っている」と言っています。 そこで、一方の学生に「なんで君が正しいこと…
 
「辛くないのに辛い人生」になるのはなぜでしょうか? 今日の話題はその1です。 19世紀のはじめ、今から200年ほど前のことですが、ヨーロッパの白人は力があまって世界中に軍隊を送り、次々と有色人種の国を侵略して植民地にしていました。 しかし、日本は「東のはずれ=極東」にあってなかなかそこまでは到達しませんでした。そしていよいよ幕末に鎖国が解け、白人の人たちが日本に来てみるとビックリ仰天したのです。当時の記録をちょっと見てみます。 「彼ら(日本人)は皆よく肥え、身なりも良く、幸福そうである。一見したところ、富者も貧者もいない。これがおそらく国民の本当の幸福の姿と言うものだろう。私は、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たして日本人の幸福を増やすことになるかどうか疑わしく思う。 質素と正…
 
人生は辛いことが多いと言われますが、実は人生はそんなに辛くないものです。でも、「辛くないのに辛い」のはなぜでしょうか? 二つの話を紹介することから始めたいと思います。 「日の輝く春の朝、大人の男も女も、子供らまで加わって海藻を採集し浜砂に拡げて干す。 ……漁師のむすめ達が臑(すね)をまるだしにして浜辺を歩き回る。藍色の木綿の布切れをあねさんかぶりにし、背中にカゴを背負っている。 子供らは泡立つ白波に立ち向かって戯れ、幼児は楽しそうに砂のうえで転げ回る。婦人達は海草の山を選別したり、ぬれねずみになったご亭主に時々、ご馳走を差し入れる。 暖かいお茶とご飯。そしておかずは細かくむしった魚である。こうした光景総てが陽気で美しい。だれも彼もこころ浮き浮きと嬉しそうだ。」 この文章を見て私は「ああ、幸福…
 
さて、このシリーズを終わるに当たって、ナポレオンと東条英機の歴史的貢献度がどのぐらいなのか、比較してみたいと思う。 フランス革命は人類に「人は皆、平等」という新しい認識を示した。これに対して大東亜戦争は「国は皆、平等」という認識を示した点では、甲乙をつけがたい貢献度である。 フランス革命はどちらかというと「王政に対する民衆の反乱」であり、大東亜戦争は「白人支配に対する有色人種の反乱」であった。そしていずれもその目的を達成するためには「旧勢力の包囲網との戦い」であり、それが厳しい故に、ナポレオンも東条英機も軍人であり、それぞれ皇帝と首相の座について戦争を指揮した。 最終的には衆寡敵せず、本人は一敗地にまみれ、勝者によって罪人とされ、それぞれ島流しと絞首刑にされたが、目的は徐々に達成され、ナポレ…
 
フランス人の心の中のナポレオンはそれほど単純なものではない。確かにフランス革命を支え、周りの王政の国からの干渉を廃し、フランスを一流国にした功績は大きい。同時に、自ら皇帝になったり、ロシア遠征でほぼ軍隊を全滅させたり、最終的にイギリスを中心とする連合軍に負けたり、それにコルシカ島出身だし・・・という感じだ。 それでも、国民の英雄であることは間違いなく、アンヴァリッドでは「フランスの軍人の中では最高の人物」ということを棺の位置、立派さ、それに今でも引きを切らない参拝者(観光客)という形式はすべて備え、フランスはそれを国の誇りにしている。 これに対して、人種平等を唱え、白人包囲網に果敢に挑戦し、有色人種初めての国際会議を持つ、人種平等宣言と力による支配の終わりを求めた東条元首相は日本人からも冷た…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 先回は「家庭で行う病気になる危険性のある行為」ということで「減塩食」(減塩食が危険という意味)を取り上げましたが、今回は「病院に行くと病気になる」という例を紹介します。 この一年、忙しい毎日が続き、少しずつ具合が悪くなってきた。最近、どうも尿の出が悪いので心配になり病院に行くと、「腎臓がかなり痛んでますね」と言われる。尿検査の結果も思わしくない。 現代の医療では、腎臓が痛んでいるときに、「仕事を休ませる」とか「腎臓の機能を回復させる」という治療はしない。それは患者側にも問題があり、「仕事を休んで少しゆっくりして様子を見ましょう」などと「正しい治療」をすると、「あの医者はヤブだ。仕事を休むぐらいなら医者に行かないよ」と言われてしまう。 そこで、対…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 私はあまり遺言というのを自分の判断をする上での「事実」に含ませることは少なかった。どの人も人生には強い思いがある。それが遺言という形で残されるのだが、それは「事実」そのものではなく、事実に対する本人の思いのようなものだからというのがその理由だった。 しかし、このブログの「最期の一撃」の執筆動機になった山下奉文将軍の遺言に接して「暴走した日本陸軍」とはまったくことなる印象を受けた。今ではさらに勉強したので「日本陸軍」暴走したのではなく、「日本陸軍の中に暴走した将校がいた」と理解しているが、遺言を読んだときには正直ビックリしたものだ。 ナポレオンと東条英機も遺言を見てみた。もっともここに比較するように書いた二人の遺言は東条英機が二回目(自決の前の遺…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 「ヘルシーな食事や生活」が自分や家族を病気に追いやることがある。その典型的なものが「減塩食」で、いくつかの危険性がある。 ・・・・・・・・・ 第一には、「塩の摂取量と血圧」が関係しているのは日本人の2割から4割とされていて、おおよそ3人に1人しか減塩したから血圧が下がるということはない。つまり日本人の多くの人は、「減塩食」はヘルシーでもなんでもないということだ。 それだけなら危険性はないが、「減塩しているから血圧は心配ない」と思っていると、全然、関係が無いので別の原因で高血圧になるという危険性がある。 また、本来、食塩は体に必要なものなので、食塩が不足してさまざまな病気を引き起こしたり、汗がでなくなって熱中症になったりする危険性が生じる。(血圧…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 人はその人に与えられた人生を終わり、体は遺骨となり、魂は慰霊される。中国では前の王朝の天子は、王朝が変わると爆破されたりして破壊され、遺品は奪われ、骨は散ってしまう。 しかし、日本の文化は生前に何があっても、命を失ったら娑婆のこととは別に偉業を称え、魂は神となって祀る。 ナポレオンは死してその屍はフランスに功績のあった将軍が祀られるアンヴァリッド(廃兵院と訳される)の中央の素晴らしい棺の中で眠っている。アンヴァリッド自身が巨大で威厳ある建物だが、その中に納められたナポレオンの棺は周りに祀られた将軍などとはまったく格の違う立派なものである。 ナポレオンが「人はみな平等」を実現したフランス革命の中で皇帝になったことや、ロシア遠征で60万人のフランス…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 「国民の健康を考えたときの日頃の生活に注意すること」と「家族の健康を考えたときに日頃どうすればよいのか」は大きく違う。今の厚労省や医師会の医療は「個人が病気になってもかまわないが、国民全体の病気が減れば良い」という方針だ。 たとえば、その典型的なものが「血圧」だ。どこから見ても健康という人を150万人のうちから1万5000人選んで、その人たちの「平均血圧」というのを計算したら147、つまり150ぐらいだった。 だから「血圧は150以下が良い」というのは医学的に、医療の面でも、また科学的にも間違っている。まず、血圧は高い方が良いか、低い方が良いかというと、 1) 高いと血管系の病気になり、脳出血などの原因になる 2) 低いと血の巡りが悪くなり、ガ…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 新しいことはある一人の人にとっては成功しない。日本の明治維新は正しかったが、吉田松陰は獄死、西郷隆盛は敗北して切腹である。だからといって吉田松陰も西郷隆盛も「間違っていた」わけではない。大きな歴史に対抗する人は、やがて敗れて悲惨なうちに死ぬ。 ナポレオンはロシアとの戦いに敗れてエルバ島に流され、復活してワーテルローで敗れてセントヘレナに流される。 東条英機はアメリカとの戦いに敗れて、東京リンチ(東京裁判と言われるが、裁判ではない)で絞首刑にあう。 なぜ、歴史の流れにそったこの二人が悲惨な最期を迎えるのだろうか? それは、まだ歴史が進んでいるときには守旧派が多数だからだ。さすがのナポレオンもヨーロッパ全体やロシアの冬とは戦えなかったし、さすがの東…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 今日は終戦の日だが、大東亜戦争のことになると、いつも「反省とおわび」ということをNHKが盛んに放送する。しかし、間違いは間違いである。戦争の「おわび」というのはいったい誰にするのか? まず、フィリピンとビルマだが、もともとそれぞれアメリカとイギリスに侵略されていたのを日本軍が白人を追い払い、1943年の大東亜会議の前に独立を認めている。つまり日本軍が占領したので独立した。 次に、インドシナ、インドネシア、タイはこれも白人を追い出して日本軍が占領していたが(タイは半独立)、体制が整ったら独立することになっていて、大東亜会議に首相などを派遣し、宣言を行っている。その時、日本は戦争が終わったら「大日本帝国」を改め「日本国」として日本の中で生活すること…
 
武田邦彦のポッドキャスト一覧 武田邦彦のブログ 新しいことが起こると、最初は気分が高揚しているから新しい方が勝つが、次第に持久戦になり、数が多い守旧派が優勢になる。さすがのナポレオンもロシア戦に敗れ、ワーテルローで敗北する。 日本も日露戦争、第一次世界大戦までは良かったが、次第に白人に包囲され、かつ中国がアジアの国では唯一、白人側に寝返ったので包囲はさらに厳しくなった。 新しい勢力は結局長い目で見れば勝利を収めるが、当面は敗北するが、その影響は広く世界に影響する。 ナポレオンの時にはヨーロッパも南アメリカも多くの国が民主主義になり、独立をした。日本の時にはアジアの国が次々と独立していく。 (平成27年8月15日) ナポレオンと東条英機(10) 最後の決戦.m4a…
 
「horumisisutdyno.431-(10:01).mp3」をダウンロード 放射線の被曝に「ホルミシス効果」があると言われているが、一般的には耳慣れない用語だが、医学や生物防御を少しは勉強した人でホルミシス効果を知らない人はいない。細菌やウィルスの場合の免疫という概念や、生物の自己防御、馴化などはいずれもホルミシスで、別に被曝に特有のものではない。 一方、「無菌状態で生活すると病気に対する抵抗力がない」とか、「細菌の多い川で沐浴していると下痢にならない」など誰でも知っている。それと同じで、生物は外から攻撃を受けると体内にその防御系ができる。これがホルミシス効果である。私があるテレビで「ホルミシス効果は当然ですよ」と言ったら、悪意の人が「武田の裏切り」と書いていたが、まったく誠実味の無い…
 
「okaasan10kakusu201405141226.mp3」をダウンロード 鼻血の問題が大きく取り上げられていて、「公害の倫理」、「低線量被曝の確率的疾病」について整理をしましたが、少し踏み込んで、この問題の裏に何が隠されているのかを明らかにしたいと思います。 原発事故の後、本来なら政府が必死になってやらなければならないことがありました。原子力予算は1年に4000億円近くあるのですから、十分に研究資金はあります。それは日本の国民の健康を守るためでもあり、今、政府が進めようとしている原発再開に政府として「合理的な判断」をするためにも必要なことです。 原発からの放射性物質の飛散状態を公表する・・・最初に100京ベクレル程度の放射性物質が飛散し、その後(現在も)、継続的に原発から放射性物質が…
 
「okaasan9hanachi201405141011.mp3」をダウンロード 福島原発の後の鼻血について、大きな話題になっている。その中で、「よほど理解力がないのではないか」と思われる政治家が多いのにはびっくりする。本当に理解力が不足しているのか、それとも政治的に間違いを押し通そうとしているのか、おそらく後者だろう。 多くの病気も同じことだが、「同じ環境にいて発病する人と、しない人がいる」というのが普通だ。それは「火の中に手を入れたらやけどをした」というような「確定的な関係」の影響が少ないことによる。 たとえば、インフルエンザが流行しても、すべての子供が「病気になるか、ならないか」の2つの状態になるのではなく、「10万人の子供のうち、890人がインフルエンザになった」というものである。詳…
 
「20140325910910.mp3」をダウンロード 被曝は安全だと言っている人たちは、データをどのように改ざんしているかの具体的な例がでてきました。もちろん、食材にしろ、空間線量にしても、インチキをしているのですが、その人たちも「正義感」があるのです。 つまり「被ばくは安全だから、法令を違反することが日本のためになる」と確信しているのです。その一例(最新、読者の方からの資料提供)をご紹介します。 「内閣府原子力被災者支援チーム」というのがあり、原発の近くの住民の被ばく状況や、もしそこに住んだらどのぐらい被曝するかというのを測定したり、計算したりしていました。 ところが、2013年に避難指示の解除予定地域で、個人線量計で被曝線量を調査したところ、予想した被曝量より大きく、とても法令の基準で…
 
「ffuuhyou2014031011091109.mp3」をダウンロード 四大新聞の一つに「風評と戦う「福島産」野菜」と言う記事があり、風評で売れないか値段が安く、福島の農家の方が困っているという記事でした。福島の農家の方は日本政府とNHKの犠牲者です。消費者の方に問題があるのではありません。 風評は日本政府とNHKが作り出しているものです。 風評は「多くの人が心配していることの情報が不足している」時に起こる。 福島産の食材の放射線汚染が示されたことは今まで一度もありません。 食材の汚染の数値をNHKが報道したことは一度もありません。 食材の安全基準値が法令と矛盾しています。 このようなもとでは風評が消えるはずもなく、福島の農家の方、漁業の方の被害は長く続くでしょう。解決策は簡単です。 ま…
 
「youso2_2014030414141414.mp3」をダウンロード 福島の医師団が、自分たちだけ甲状腺がんの防止剤(ヨウ素剤)を服用し、福島の子供たちには「被曝しても安全」と言っていたことがわかり、大きな衝撃を与えている。 医師と言うのは、一般人や子供の健康を守ることが役目だから、自分が危険と思って薬を服用して、その薬が胃の中にあるのに、口では「安全だ」というのはまったく医師ではない。先回の記事で求めたように、福島医師団で、ヨウ素剤を服用した人、医師が服用したのに黙っていた医師は即刻、医師免許を返納しなければならない。 人間、信用が一番だが、特に医師が信用を失っては「人の健康のために人を傷つける」ことはできなくなる。ウソが入っているから、もうけのために手術と考えてよい。 ところで、この…
 
「youso1_2014030410461046.mp3」をダウンロード 前から噂はあったけれど、「福島の医師団が県民に「安全だ」と言ったのに、自分たちは「危険だから」と安定ヨウ素剤(甲状腺がんの防止剤)を飲んでいた」という衝撃的事実が明らかになった。NHKなどもほとんど報道していないが、ものすごい事件である。事の次第は次の通り。 2011年3月の福島原発事故が起こり、福島県や医師団は「大丈夫」をくりかえした。一方、福島県庁は114万錠の安定ヨウ素剤を急いで入手し、自治体に配った。しかし、三春町を除いて県民に配られなかった。 「汚染に関するデータがなかったこともあるが、医学界の権威の意見が大きく影響していました」(武田注:法令はあった)。放射線医学総合研究所(国の研究機関)は、事故後すぐ「指…
 
「hibaku052014021810161016.mp3」をダウンロード 原発からの被曝、自然放射線の被曝を整理してきましたが、今回は「医療被曝」について解説を試みてみます。事故前は医師は誰でも「被曝は避けよう」と言っていましたが、事故が起こると急変して、「被曝は健康に良い」と言ったり、「1年100ミリまで」と言う医師も現れました。 なぜ、こんなに専門家が急変したのでしょうか? またレントゲンやCTなど日常的に子どもが被曝することが多いのですが、そんな時にお医者さんにどういえばよいのでしょうか? まず基礎的な知識を確認しておきます。まず第一に、自然放射線も原発も医療もすべて被曝は「足し算」であるということです。 現在は原発からの被曝を受けていますし、自然放射線は原発事故があっても無くても同…
 
「20140211815815.mp3」をダウンロード 東京電力から海に出ている水にストロンチウム500万ベクレル(1リットル当たり)が検出されたと発表されました。これは規制値の16万倍ですから、「規制値の何倍か?」という程度も超えている数値です。 また、福島原発から毎日、空気中に漏えいしている放射性物質量は明らかにされていませんが、おそらく数1000万ベクレルから数億ベクレルと推定されます。またいったん土の上に落ちた放射性物質の再飛散による被ばくは事故当時の2分の1ぐらいと考えられますが、それでもかなりの量になります。 一方、福島県の医師団によりますと、相変わらず福島の子どもの甲状腺がんは増え続け、この一年で、甲状腺がんが26人から33人、疑いのある子供が32人から42人に増えた。通常の患…
 
「2014020610421042.mp3」をダウンロード これまで「人工的に作られたもの(たとえば原発)からの被曝」を整理してきました。人工的なものは他人(人間)がわざわざ被曝させるのですから、正当化の原理(メリット=被曝量)が大切なのですが、自然の放射線の場合は、生まれたときからあるので、それをどのように考えるのかは別の問題があります。 その場合、「自分の意思」と「強制的」の二つを分けなければなりません。日本国に住めば、おおよそ年間1.5ミリシーベルトの自然からの被曝を受けますので、「自然放射線からの被曝」というと、この1.5ミリシーベルトを指します。 一方、ラジウム温泉など「自分の意思で被曝するために行く」という場合は、自然放射線による被ばくには入れません。つまり、「自分の意思で損害を…
 
「hibakubassoku20140129757757.mp3」をダウンロード このシリーズの(4)までで、被曝の規制は1年10マイクロシーベルトの「免除レベル」と、1年1ミリの「線量限度」があることがわかりました。これは法令で  決まっていますし、他人に危害を与える可能性があるので、違反した人には罰則が科せられます。 Bdcam_20110608_100047378 これは所轄官庁の文科省が「福島事故前」に大いに宣伝していたパンフレットの一部ですが、一般公衆の被ばく限度が1年1ミリであること、クリアランス・レベルを決めるための目安の線量が1年0.01ミリシーベルトであることがはっきり書いてあります。 私の記憶ではこのパンフレットは福島事故の起こる1年前ぐらいに出されたものと思いますが、直…
 
「20140128950950.mp3」をダウンロード 先回の探訪で、1年1ミリは「安全」ではなく「我慢できる tolerable」被曝量であることを書きました。つまり「100ミリまで大丈夫」という人もいますが、世界的に、また日本の専門家でも100ミリどころか、1年1ミリすら「大丈夫」ではないとしているのです。 それではなぜ、法令は1年1ミリまでOKとしているのでしょうか? 民主主義の社会ですから、国民が「理由なく我慢する」ということはありえません。この点、日本はまだ封建的思想が残っていますが、欧米はみずからが戦って獲得した国民の権利はしっかり守ろうとします。 そうすると、「どういう理由で我々は危険を承知で我慢しなければならないのか?」と聞かれたとき、日本のように(たとえば石原元都知事)「黙…
 
「2014012311181118.mp3」をダウンロード 原発事故の後、「1年何ミリまで大丈夫なのか?」という番組、記事、雑誌の特集などどのぐらいあったでしょうか? そのたびに「専門家」という人が登場し、時には「武田は1年1ミリなどととんでもないことを言っている」というような人まで登場しました(私は正しいことを言っているので、批判されても平気ですが)。 でも、日本というのはそれほど野蛮な国と思っているのでしょうか? これほど原発があり、放射線の利用が進んでいて、レントゲン検査なども多いのに、「国民が被曝しても良い限度」が法令で定められていないと言う専門家が出てきたことには驚きました。 2年ほどたった昨年にはさすがに「法令で決まっていない」という人はほとんどいなくなりましたが、まだ「事故時の…
 
「2014012010391039.mp3」をダウンロード 原発事故から3年。それぞれの人がいろいろな思いをもって生活をされていると思います。その中でこれまでのこと、これからのことを考える場合、やはり「人に聞く」より「自分で判断する」ことが大切と思います。 そこで、このシリーズでは原子力関係の資料をもとに、だれでも自分で原発や、被曝、健康のことが考えられるように、思想にとらわれず科学的立場から具体的に解説をしていきたいと思います。すこしまどろっこしいと思いますが、ぜひ、連続してお読みください。 第二回目は、「国民を被曝から守る法律はあったのか?」ということで、これは「自分や子供が何ミリシーベルトぐらい被曝したが大丈夫なのか?」を考える基礎になるものです。 ・・・・・・・・・・・・ さて、日本…
 
「2014011811241124.mp3」をダウンロード 原発の再開が本当の意味での日本の将来を左右する大きな問題になってきた。このブログでは思想的に左右に偏することなく、「いったい、私たちはどのようなことをしてきたのか、原発とは何なのか、どうするべきなのか」ということを初心に帰り、重要な「資料」の断片を参考にしつつ、整理を進めていきたいと思う。 つまり、このブログは「原発反対だからこうする」とか「原発推進だからこの資料」というのではなく、損得もなく、純粋に日本民族のために整理をして多くの人の参考にしてもらいたいと思って書くことにする。私は学者だから、あまりにも当然のことだが、現在の日本では学者も「何かのためにする」という傾向があるので、ここで断っておきたい。 第一回は原子力基本法の精神だ…
 
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