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51: スピーチの内容とタイトルを決めるには

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スピーチを依頼されるときは大抵、どんな話がいいかはこちら任せでしょう。

テーマが渡され、リクエストがあっても、ある出来事について語ってほしいというのが殆どのケースです。さぁ、どんな内容にしましょう。

講演ともなれば主催者側は宣伝をする必要があるので、タイトルと概要を早めに決めることが必要です。さぁ、どうしましょう!考慮しなければいけないのが、タイトルを見た人が興味津々になるような、パンチの効いたタイトルが望ましい、ということです。長過ぎてはいけないですし、講演の内容を反映しつつ注意を引く『仕掛け』が必要です。

キャッチコピーの考案は高度な技術ですから、その道のプロに任せるのも勿論、方法の一つでしょう。マーケティングや広告業界の方々に依頼すれば、素晴らしいキャッチコピーを考えてくださるでしょう。お金を払ってまででは…ということであれば、当然自分で考える必要があります。

指針としてテーマに立ち戻ってみましょう。そもそも、何のために、誰に向けたテーマ設定なのでしょうか。講演の依頼を受ける際には、この点を明確化することが重要です。聴き手が専門家なのか、興味本位の方々なのか、年齢層や役職、性別はどうか、といった聴き手の像が明らかになれば、その層によりフィットさせることが出来ます。

聴き手の層や興味が広範囲にわたるようであれば、『聴き手の多くが一番関心を持っているのは何か』を手がかりにしましょう。そうして聴き手の興味を絞ったら、次は話のポイント、つまり、『伝えたいメッセージは何か』を考えます。『伝えたいメッセージは何か』、つまりは『落ちはどこか』ということです。

順序が逆に聞こえるかもしれませんが、講演の内容構成は、落ちから始めてタイトルまで逆戻りするように考えることをお勧めします。理由は単純で、道筋が分からずに話を作ると、脱線や『それさっきも言ってたよね?』といった『同じことの繰り返し』が発生する可能性を防ぐことが出来るからです。

おおまかな着地点が決まったら、タイトル候補に戻りましょう。タイトルは直接的で説明的なものでも構いません。勿論、どこかのレストランのメニューのように、見ただけでは想像がつきづらい用語を用いることも可能ですが、お勧めは聴き手がすんなりと理解しやすいものであることです。複雑な言葉や専門用語を使うことで来場者のフィルター掛けをすることも可能でしょうが、聴衆が話を聞いてみたい!と感じるような魅力的なタイトルの方が、主催側としてもありがたいでしょう。

大事なのは、最初に浮かんだタイトルに飛びつくのではなく、複数のタイトルを色々な角度から検討することです。ここでいう色々な角度というのは、想定される聴き手の観点ということです。何が聴き手の注意や関心をひきつけ、つなぎ止めるのか。それが決まるまで、タイトル候補をいくつか検討することをお奨めします。タイトルが決まれば、落ちに向けてアジェンダ構成をしましょう。

アジェンダを作る上で指針となるのは、伝えたいメッセージである『オチ』を裏付けてくれる内容であるということです。このアジェンダは2-3あげましょう。これらのアジェンダに名前を付けるときも、考えるべきはタイトルと同じように魅力的な名前であることです。つまり、考えるべきは『聴き手にとってどれだけ関連があるか』です。実際に講演の中でアジェンダに触れる際は、内容を詳しく説明するのではなく、聴き手が得られるもの、どう聴き手に役立つかを伝えることが必要です。

あくまでアジェンダですから、長々と説明をする箇所ではありません。ポイントを押さえ、端的にまとめてください。落ちもストーリーラインも決まったら、後は内容を膨らませるだけです。

内容が決まったら、最後に簡単な自己紹介を作成しましょう。このテーマについて自身が選ばれた理由となる経験、能力、知識や権利が自分にあることを説明します。とはいえ、自己紹介は職務経歴書ではありませんから、自分が正しい人物であることを理解いただける2,3行のパワフルな文章で十分です。

すべてまとまったら、最後にスライドを用意しましょう。この方法で計画すれば、話の内容は整理され、聴き手は最初から終わりまで、迷子になることなくついて来てくれるでしょう。聴き手に大きなインパクトを与え、自身が優れた人物であるという印象を、しっかりと残しましょう。

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テーマが渡され、リクエストがあっても、ある出来事について語ってほしいというのが殆どのケースです。さぁ、どんな内容にしましょう。

講演ともなれば主催者側は宣伝をする必要があるので、タイトルと概要を早めに決めることが必要です。さぁ、どうしましょう!考慮しなければいけないのが、タイトルを見た人が興味津々になるような、パンチの効いたタイトルが望ましい、ということです。長過ぎてはいけないですし、講演の内容を反映しつつ注意を引く『仕掛け』が必要です。

キャッチコピーの考案は高度な技術ですから、その道のプロに任せるのも勿論、方法の一つでしょう。マーケティングや広告業界の方々に依頼すれば、素晴らしいキャッチコピーを考えてくださるでしょう。お金を払ってまででは…ということであれば、当然自分で考える必要があります。

指針としてテーマに立ち戻ってみましょう。そもそも、何のために、誰に向けたテーマ設定なのでしょうか。講演の依頼を受ける際には、この点を明確化することが重要です。聴き手が専門家なのか、興味本位の方々なのか、年齢層や役職、性別はどうか、といった聴き手の像が明らかになれば、その層によりフィットさせることが出来ます。

聴き手の層や興味が広範囲にわたるようであれば、『聴き手の多くが一番関心を持っているのは何か』を手がかりにしましょう。そうして聴き手の興味を絞ったら、次は話のポイント、つまり、『伝えたいメッセージは何か』を考えます。『伝えたいメッセージは何か』、つまりは『落ちはどこか』ということです。

順序が逆に聞こえるかもしれませんが、講演の内容構成は、落ちから始めてタイトルまで逆戻りするように考えることをお勧めします。理由は単純で、道筋が分からずに話を作ると、脱線や『それさっきも言ってたよね?』といった『同じことの繰り返し』が発生する可能性を防ぐことが出来るからです。

おおまかな着地点が決まったら、タイトル候補に戻りましょう。タイトルは直接的で説明的なものでも構いません。勿論、どこかのレストランのメニューのように、見ただけでは想像がつきづらい用語を用いることも可能ですが、お勧めは聴き手がすんなりと理解しやすいものであることです。複雑な言葉や専門用語を使うことで来場者のフィルター掛けをすることも可能でしょうが、聴衆が話を聞いてみたい!と感じるような魅力的なタイトルの方が、主催側としてもありがたいでしょう。

大事なのは、最初に浮かんだタイトルに飛びつくのではなく、複数のタイトルを色々な角度から検討することです。ここでいう色々な角度というのは、想定される聴き手の観点ということです。何が聴き手の注意や関心をひきつけ、つなぎ止めるのか。それが決まるまで、タイトル候補をいくつか検討することをお奨めします。タイトルが決まれば、落ちに向けてアジェンダ構成をしましょう。

アジェンダを作る上で指針となるのは、伝えたいメッセージである『オチ』を裏付けてくれる内容であるということです。このアジェンダは2-3あげましょう。これらのアジェンダに名前を付けるときも、考えるべきはタイトルと同じように魅力的な名前であることです。つまり、考えるべきは『聴き手にとってどれだけ関連があるか』です。実際に講演の中でアジェンダに触れる際は、内容を詳しく説明するのではなく、聴き手が得られるもの、どう聴き手に役立つかを伝えることが必要です。

あくまでアジェンダですから、長々と説明をする箇所ではありません。ポイントを押さえ、端的にまとめてください。落ちもストーリーラインも決まったら、後は内容を膨らませるだけです。

内容が決まったら、最後に簡単な自己紹介を作成しましょう。このテーマについて自身が選ばれた理由となる経験、能力、知識や権利が自分にあることを説明します。とはいえ、自己紹介は職務経歴書ではありませんから、自分が正しい人物であることを理解いただける2,3行のパワフルな文章で十分です。

すべてまとまったら、最後にスライドを用意しましょう。この方法で計画すれば、話の内容は整理され、聴き手は最初から終わりまで、迷子になることなくついて来てくれるでしょう。聴き手に大きなインパクトを与え、自身が優れた人物であるという印象を、しっかりと残しましょう。

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