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第681回 会社の株式を上場させることのメリット

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この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。 今回も、BCC株式会社代表取締役で、中小企業診断士の伊藤一彦先生をゲストにお招きし、株式の上場に関するノウハウをお伺いして行きます。 今回は、会社の株式を上場させることのメリットについてお伺いします。 伊藤先生が社長を務めるBCC株式会社は、2021年7月月6日に、東証マザーズへの株式上場を果たしましたが、上場日の当日は、新型ウィルス感染拡大防止のために、上場セレモニーへの参加は、5人に限られたそうです。 そして、伊藤先生を始め、セレモニーに参加した5人で東証の鐘を5回打ったそうです。 そして、本来なら、上場までに多くの貢献をしてきてくれた、役職員や関係者の人たちとお祝いをしたいと伊藤先生は考えておられたそうですが、新型ウィルスの感染が拡大しているために、それは、まだ実施できていないとのことでした。 ところで、BCCの上場にあたっては、公開価格は、類似の会社の株価を参考にするなどして、1,300円としたそうです。 ところが、7月6日は売買が成立せず、翌日の7日に、3,350円の初値がついたそうです。 また、BCCは、上場の際に、新株を発行し、投資家に引き受けてもらいましたが、その結果、約3億円の資金調達ができたそうです。 さらに、株式上場後は、新株を発行すれば、市場でそれを引き受けてもらえる状態になり、また、銀行からの評価も高まったことから、資金調達に関しての心配がほとんどなくなったそうです。 もちろん、そのような状態になったのは、上場のための厳しい審査を通過するために相当な努力をしてきた結果であり、その努力の甲斐があったと、伊藤先生は実感しているそうです。 また、従業員の方たちも、会社が上場したことで、モラールが向上していることから、伊藤先生は、上場のメリットをさらに実感しているということです。
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