#061 今だからできる、動物に還る働き方と暮らしとは? | 特集『住むとはたらくを建物から考える』section3
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8月は特集『住むとはたらくを建物から考える』と題して、本間桃世さん(「荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所」代表)と、本間綾一郎さん(「株式会社HATCH」代表)さんをゲストにお迎えし、コロナ禍で大きく変わりゆく、住むこと・働くことの価値観について改めて考えるとともに、そしてそれに深く関わる建物・室内空間について、さらには建築保存についてお話を伺っています。
特集3回目となる今回は、最近どこでも仕事ができてしまうことによる、そんなに働かないとダメなの?という長井さんの疑問からスタート。三鷹天命反転住宅の本間さんは、夜中に海外との打ち合わせがあることも多いなか自分をマネジメントする手段として、動物をイメージするのだそう。例えば猫ならば、同じ環境下で寝てる時と遊ぶ(活動する)時があるように、人間も夜中に仕事があっても寝たい時は寝て、動物本来のものに戻っていく。それは自宅で仕事ができることのメリットでもある、という真をついた前向きなアイデアが飛び出しました。一方でハッチ本間さんは、生きることと働くことをつなげるとして、意思表示することで互いのプライベートを大切している会社のムードと、そこから、まだまだ不健全な環境にあるクリエイティブワーク全体を変えていこうとする強い意思がとても素敵でした!
また、三鷹天命反転住宅にもOPEN FRIMにも繋がる建築保存については、建築は維持にもお金がかかることを前提として当初から計画することの大切や、いつか新たな場所をつくるために今の場所を残し続けておくということなど、保存には次に繋げることも含まれている、という概念を改めて実感するトークに。三鷹天命反転住宅のクラウドファンディングも非常に楽しみです!
さらには、柔術大会のこと、マリオカートのレビューを読み上げること、ゲームソフトは店頭で寝かせておくことなど、オープニングとエンディングもお聞き逃しなく!
そして、今回のHotProjectsは、練馬区のごく普通の主婦の思いつきから始まった、”世界一ハードルの低い映画祭”をご紹介!いつかこのネリマカンヌ映画祭からカンヌ映画祭に出品されるような映画人を輩出したい!という気概や、とてもユニークなリターンに、収録も盛り上がりました!
ぜひお聞きください!
「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの協賛でお送りいたします。
<もしもし文化センター>
番組のオンラインコミュニティ「もしもし文化センター」へは、下記よりアクセスいただけます!みなさんの参加をお待ちしております!もしもしーずあつまれ!
https://basic.motion-gallery.net/community/moshibun
<番組プレイリスト更新中!>
番組では、エピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたSpotifyプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録お願いします!
https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr
「自作映画を大画面で!
アナタの夢を叶えるネリマカンヌ映画祭!リアルと配信で本格始動!!」
https://motion-gallery.net/projects/nerimacannes
<九段ハウス>
<ご意見・質問お待ちしてます!>
番組のハッシュタグ #mgcrossing
https://twitter.com/intent/tweet?hashtags=mgcrossing
<ゲストプロフィール>
本間桃世 (荒川修作+マドリン・ギンズ東京事務所 (Coordinologist, Inc.) 代表。Reversible Destiny Foundation (荒川+ギンズ財団、ニューヨーク)理事。)
http://www.architectural-body.com/
武蔵野美術大学卒業後、国際機関、NGOを通じて主に海外での美術教育の仕事に携わる。 Fundación PERSONA(サンホセ、コスタリカ)副代表、Taller PRESENTE主宰。‘98年に5年間の中米滞在を経て帰国後、中米・カリブ地域の美術研究、文化交流の仕事を続ける中、1999年に荒川修作と出会う。 2002年に荒川修作+マドリン・ギンズの東京事務所を開設、荒川+ギンズ財団本部(ニューヨーク)と連携を図りつつ、主に国内での荒川+ギンズの活動を多方面から支える。
本間綾一郎 (HATCH Inc. 代表取締役)
https://www.hatch-888.jp
1979年生まれ。大阪芸術大学芸術計画学科卒。 映写技師、映画宣伝、広告制作会社を経て、2013年にプロデュースカンパニー「HATCH Inc.」設立し、代表取締役とプレイングプロデューサーを兼務。「OPEN FIRM」「Creative Hub Swimmy」「Do it Theater」など9つの事業部をプロデュースする。 企業、学生、クリエイターなどを垣根なく何かを成し遂げようとするヒト・コト・モノを全方面からバックアップしている。「70歳までクリエイティブで生きていける人になる」が人生のテーマ。二児の父。
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