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フェリー輸送1

 
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ご家族で車を利用して旅行をされることはありますか。車をフェリーボートに載せて、遠出の旅行をされたことはありますか。身近なところでいうと、能古島にわたる10分間のフェリーボートにも、車を載せることができます。今日はフェリーボートによる輸送のお話をしたいと思います。それは九州にとって、とても重要な輸送手段だからです。 夏休みの家族旅行などで本州や四国までいかれる方でも、車という選択はあっても、なかなかフェリーに車を載せてということは、考えられないかもしれません。まずどこにフェリーのサービスがあるのかもわからないですし、時間がかかるでしょうし、船酔いとか快適なのかなという疑問が先に立つということがあるのかもしれません。一般的な旅客輸送というイメージからはそうかもしれませんが、貨物輸送にとってはとても重要な方法であって、九州各地から毎日運航されています。それは、九州からの農作物や水産物の輸送を含めて、利便性が高いからです。 ちなみに九州からの中長距離フェリーのサービスには、四国、関西、関東をむすぶ14の航路があるようです。中長距離フェリーとは、九州内や離島航路は含まないということです。最も長距離では、北九州の新門司と東京間のサービスがありますし、この7月1日には、新門司と横須賀をわずか一晩で繋ぐ高速船の新しいサービスが始まりました。同じく新門司から大阪や神戸にも航路がありますし、その他別府や宮崎、志布志などからもあります。 フェリーというと時間がかかるとお話ししましたが、新門司から横須賀まで、わずか一晩でいけるのです。この7月1日に2隻の新造船が就航したばかりの「東京九州フェリー」は、真夜中の少し前に新門司と横須賀を交互に出帆して、約21時間で目的地の港に到着する高速のサービスです。 今までも同じ新門司と東京の有明を2晩の35時間かけて結ぶ「オーシャン東九フェリー」というサービスはあったのですが、それに比べると大幅な時間の短縮になりました。その理由は、新造船で高速であることと、混雑する東京湾を低速で航行しなくて良いように、入り口の横須賀を往復することです。 夜中に出れば翌日に着くとなれば、旅行にも便利です。何よりも運転をしないで目的地につけるし、途中でホテルに宿泊する必要もなく、また十分に休息ができます。この利便性のメリットは、貨物輸送にも直接的に関わってきます。 例えば九州からで言えば、その日のうちに収穫した農作物などや水産物をフェリーに載せることで、翌日には到着して、到着後に夜中のうちに首都圏のスーパーなどの店頭に運ぶことが可能になります。さらには長距離ドライバーが、フェリーでは休息をとることができます。従来であれば、トラックドライバーが夜中に高速道路を使って、首都圏や関西圏に輸送するということが一般的でしたが、現在は労働基準として、1日の拘束時間が13時間という限度があり、フェリーの乗船時間は「休息期間」として扱われます。 つまり出発地から目的地まで、ひとりのドライバーで輸送が可能です。2024年には、さらにこの規制が強化されるので、まさに働き方改革にも沿っているといえます。またフェリー輸送は、環境に配慮した輸送方法といえます。トラックとフェリーによるCo2の排出量は圧倒的に違いますし、トラックによる渋滞や労働力不足の問題の軽減にも貢献しているといえます。 そのように考えると、フェリーによる輸送はトラック輸送に比べて、多くのメリットがあるということです。九州にとっては、そのメリットが特に大きいとも言えます。 国土交通省では、5年ごとに、「貨物地域流動調査」という国内の地域間の貨物の動きを調査しています。昨年の調査はコロナで中止になりましたので、最新の統計といっても7年前の2013年の数字しかありませんが、日本全国で、貨物が自動車で運ばれる比率は、88.8パーセントで、残りが海運と鉄道であることに対して、九州の発着貨物は、自動車8割に対して、海運は2割です。 それほど大きな差はないように見えますが、フェリー輸送は、自動車と船の組み合わせなので、自動車に含まれこの海運に含まれていないことを考えれば、九州からあるいは九州に向けたもっと多くの貨物が、フェリーを含めた海運を利用していることになります。あまり身近に感じたことのなかったフェリー輸送ですが、旅行にも貨物輸送に多くのメリットがあり、さらに九州はその恩恵を受けていることになります。 今日のまとめです。今日は九州各地からの中長距離フェリーによる輸送のメリットをお話ししました。まさにサステイナビリティ、持続可能な成長を考えた際には、CO2排出量削減などの環境問題や労働力不足の問題に対応した輸送手段として、フェリー輸送の重要性をお話ししました。今日は新門司と横須賀を結ぶ新しいサービスの紹介をしましたが、九州のフェリーには近年様々な新しい取り組みやイノベーションが起きています。それを明日は説明したいと思います。
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