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GO GO台湾 - 2020-12-19_內湖エリア

 
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トーク①:內湖エリア(大湖公園~大溝溪親水公園)≫

ここ10年ほど、日本ではランニングブームで、様々なマラソンイベントが行われていますよね。台湾でも毎年各地で様々なマラソン大会が行われています。そして明日(12/20)には台北市内をぐるりと走る「台北マラソン2020」が行われます。私の周りでも「参加する」という声をちらほらと耳にします。自然の中を走るマラソンも気持ちがいいですが、都市型のマラソンは、いつもの街の景色を違った角度から楽しみながら走ることができるので人気です。

「台北マラソン」のルートは、台北市の市庁舎前にある「市民広場」からスタート。仁愛路を西に進み、中正紀念堂、西門町、台北駅、総統府の前を駆け抜け、中山北路をまっすぐ北上。中山橋を渡って、ここRTI台湾国際放送がある北安路を東に駆け抜け、基隆河に沿うように走る道路を東の南港展覧館まで走って折り返し。今度は道路ではなく基隆河沿いの河濱公園として整備されている道を駆け抜け、松山空港のそばを通り、多目的体育館台北小巨蛋(台北アリーナ)の横の台北スタジアムでゴールとなる42.195kmです。

ハーフマラソンは、フルマラソンのルートとほぼ同じですが、西の西門町や東の南港展覧館まで行かず、一回り小さな円を描くようなルートとなっています。

台北市内を大きくぐるりと回るコースとなりますが、このルート上には、人気の観光スポットも数多くありますよ。

先週このコーナーで紹介した、孫文・博士の記念館「国父記念館」や、蒋介石・元総統を記念して建てられた「中正紀念堂」、戦争で亡くなった英霊たちを祀る「忠烈祠」といった“衛兵交代”を見ることができる3つのスポットも通りますし、台北のメインステーション「台北駅」の姿や、蒋介石・元総統の夫人である宋美齢・女史が建てた台湾を代表するホテル「圓山大飯店(グランドホテル)」、そして大型のコンサートやイベントなどがよく行われる台北小巨蛋(台北アリーナ)と、観光客にもおすすめのスポットがたくさんありますよ。

でも、この台北マラソンのルート近くでおすすめしたいのが內湖エリア。內湖と言えば、「內湖サイエンスパーク」と呼ばれるハイテク関連企業が多く集まり、最先端のオフィスやビルが立ち並ぶほか、テレビ局も多くあり、信義エリアに次ぐ都会的なイメージが強いのですが、台北市内を横断する基隆河の北東に位置していて、台北市内でありながら河もあり、山もあり、湖もあり…と自然豊かで、観光スポット巡りとはまた違った楽しみ方ができる場所なんです。

內湖エリアで有名な憩いの場の一つが「大湖公園」。白鷺山のふもとに位置し、「大湖」と呼ばれる、およそ13ヘクタールの美しい湖がある公園です。とくに有名なのがその湖にかかる「錦帯橋」。「錦帯橋」というと山口県岩国市にある木造の橋のイメージと思いますが、內湖の「錦帯橋」は中華風のアーチ橋で、アーチの部分がきれいに丸く抜いたようになっています。その優美な曲線とアーチの穴が湖の水面に映った姿が美しいんです。この橋を渡るのもいいのですが、ちょっと離れたところから橋を眺めるのがおススメですよ。また夜には橋自体がライトアップされます。

ただ、この「錦帯橋」が最も美しい時間帯は“早朝”だそうです。私もまだ早朝には行ったことがないのですが、朝もやがかかる中、静寂の中に浮かび上がる「錦帯橋」は、まるで水墨画の世界のようだと言われていて、実は過去に「世界の神秘的な橋」の第1位に選ばれたこともあるんですよ。“神秘的な橋”というと、すごく山奥の秘境にある橋…というイメージですが、まさかの台北市内!アクセスもいいので、早起きが得意な方は、ぜひ早朝に見に行ってみてください。

「大湖公園」までのアクセスは、台北新交通システムMRT(台北メトロ)ブラウンラインに乗って「大湖公園」駅下車すぐです。

この「錦帯橋」だけでなく、「大湖公園」にはほかにも「水榭歌台」と呼ばれる二階建ての東屋のような建物があり、そこにつながる、上から見るとギザギザに曲がった造りとなっている「九曲橋」などがあって、全体的に中華風の庭園を模して造られています。

そして、「大湖公園」駅から大湖公園の逆側、「山荘街」という通りを北へ2kmほど進むと「大溝溪親水公園」があります。まずは入口の広場に着くと、緑豊かな広い公園だなという雰囲気です。そして石の階段を上ると、キレイに整えられた花畑が広がります。この花畑は季節によって色々な花が楽しめるんですよ。この花畑を見ながら近くの芝生でピクニックをしているファミリーの姿も見かけます。

そして、公園とは言っても、山への入り口に位置するとあって、自然が豊かなんです。公園の先にそびえる山の白石湖から流れてきた水のきれいな浅い川があって、夏場は水遊びをしている子供たちもたくさんいますし、川だけでなく池や湿地もあって、たくさんの蝶や鳥がやってきます。台北市の地質などを管理している「大地工程処」の調査によると、ここには“台湾の国鳥”とされている青い羽根と長い尾っぽが特徴の美しい鳥「台灣藍鵲(ヤマムスメ)」をはじめ、2cm~5cmと小柄な台湾特有のカエル「面天樹蛙(テンプル ツリー カエル)」や、羽が光の方向によって鮮やかな紫色に輝く蝶、「端紫斑蝶(ツマムラサキマダラ)」などがいるそうで、日本では見ることのできない生き物たちと出会えるかもしれませんよ。

トーク②:湖エリア(白石湖吊橋&いちご狩り) ≫

そして、「大溝溪親水公園」から更に北に行った先に、內湖エリアの人気フォトスポット「白石湖吊橋」があります。淡い紫の全長116メートルの長い吊橋で、台北で最初にかけられた吊橋なんだそうです。竜骨をイメージしたつくりとなっていて、東側の「龍船岩)」から、白石湖山、大崙頭山、忠勇山、鯉魚山、そして円覚の滝まで連なり、まるで巨大な龍が絡んで空中から見下ろしながら白石湖エリアを守っているかのようになっています。しかもこの橋、上から橋を吊っているのではなく、直路式吊床版橋と呼ばれる、橋の床そのものが吊橋の基本構造になっていて、そこを直接通行できるようにした橋で、しなって見えますがあまり揺れません。そして、吊り下げロープがないので、自然の緑に包まれるように橋が渡っていて、人気のフォトスポットとなっています。

しかもこの橋の周辺には森林歩道などもあるので、ハイキングに訪れる人も多く、観光として訪れているワンピース姿の女性がいるかと思えば、ハイキングをするようなスポーティな格好の人や、中にはフィットネスジムにいそうな格好で訪れている人もいます。

自然の中でゆったりのんびり過ごしてもいいですし、素敵な写真を撮るのを目的に訪れてもいいですし、軽い運動として足を踏み入れるのもいいかもしれません。

ちなみに、この「白石湖吊橋」までのアクセスは、山をずっと歩かないといけないのでは…と思うでしょ?それが、意外と便利がいいんです。台北メトロのブラウンラインで「內湖」駅下車。そこから「小2」番のバスに乗って行くことができます。ちなみに、産業道路のため、下車する固定のバス停が設置されていないので、バスに乗ったら運転手さんに「白石湖吊橋に行きたい」と伝えると近くで下ろしてくれます。このスタイルはちゃんと目的地に着くのかちょっとドキドキしますが、休みの時などは「白石湖吊橋」に遊びに行く人も結構いるので、おそらく同じ目的地の人もいると思いますので、緊張しなくても大丈夫だと思いますよ。

そうそう、そしてこの「白石湖吊橋」は、「白石湖レジャー農業エリア」というところにあるんですが、このあたりは実は“いちご狩りスポット”としても有名なんですよ。台湾でいちごの産地という苗栗県の大湖というところが有名ですが、台北でいちごといえばこの「內湖エリア」なんです。台湾では12月から3月にかけてが苺のシーズン。今シーズンも苺の季節が始まりました。台湾のイチゴは小ぶりだけど糖度が高く甘い!という印象です。いちごの季節に台湾を訪れる機会があれば、ぜひ台湾のイチゴも楽しんでみてくださいね。

內湖エリアは、サイエンスパークや放送局が立ち並ぶ先端の地域から、住宅街、そして自然まで、様々な街の顔が楽しめます。その環境の良さから、台北で大安区に次いで2番目に人口の多い街なんですよ。日中、自然を楽しんで、夜は街中にある美麗華(Miramar)というショッピングモールに行って、観覧車に乗って台北の夜景を楽しみ、ローカルな夜市でご飯を食べて帰る…というプランも楽しいかもしれません。

そうそう、內湖エリアからは、台北101の花火もちょっと遠いですが見ることができます。しかも「東北風」と呼ばれる北東の風が吹く台北で風上にあたり、結構きれいに見えるので、基隆河の周辺には多くの人が集まるんですよ。

でもそれだけでなく、內湖エリアの年越しイベントは美麗華(Miramar)の花火も有名なんです。観覧車のライトアップと花火が楽しめ、こちらも多くの人でにぎわいます。年末年始、台湾で過ごす機会があるときには內湖エリアも候補に入れてみてくださいね。

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トーク①:內湖エリア(大湖公園~大溝溪親水公園)≫

ここ10年ほど、日本ではランニングブームで、様々なマラソンイベントが行われていますよね。台湾でも毎年各地で様々なマラソン大会が行われています。そして明日(12/20)には台北市内をぐるりと走る「台北マラソン2020」が行われます。私の周りでも「参加する」という声をちらほらと耳にします。自然の中を走るマラソンも気持ちがいいですが、都市型のマラソンは、いつもの街の景色を違った角度から楽しみながら走ることができるので人気です。

「台北マラソン」のルートは、台北市の市庁舎前にある「市民広場」からスタート。仁愛路を西に進み、中正紀念堂、西門町、台北駅、総統府の前を駆け抜け、中山北路をまっすぐ北上。中山橋を渡って、ここRTI台湾国際放送がある北安路を東に駆け抜け、基隆河に沿うように走る道路を東の南港展覧館まで走って折り返し。今度は道路ではなく基隆河沿いの河濱公園として整備されている道を駆け抜け、松山空港のそばを通り、多目的体育館台北小巨蛋(台北アリーナ)の横の台北スタジアムでゴールとなる42.195kmです。

ハーフマラソンは、フルマラソンのルートとほぼ同じですが、西の西門町や東の南港展覧館まで行かず、一回り小さな円を描くようなルートとなっています。

台北市内を大きくぐるりと回るコースとなりますが、このルート上には、人気の観光スポットも数多くありますよ。

先週このコーナーで紹介した、孫文・博士の記念館「国父記念館」や、蒋介石・元総統を記念して建てられた「中正紀念堂」、戦争で亡くなった英霊たちを祀る「忠烈祠」といった“衛兵交代”を見ることができる3つのスポットも通りますし、台北のメインステーション「台北駅」の姿や、蒋介石・元総統の夫人である宋美齢・女史が建てた台湾を代表するホテル「圓山大飯店(グランドホテル)」、そして大型のコンサートやイベントなどがよく行われる台北小巨蛋(台北アリーナ)と、観光客にもおすすめのスポットがたくさんありますよ。

でも、この台北マラソンのルート近くでおすすめしたいのが內湖エリア。內湖と言えば、「內湖サイエンスパーク」と呼ばれるハイテク関連企業が多く集まり、最先端のオフィスやビルが立ち並ぶほか、テレビ局も多くあり、信義エリアに次ぐ都会的なイメージが強いのですが、台北市内を横断する基隆河の北東に位置していて、台北市内でありながら河もあり、山もあり、湖もあり…と自然豊かで、観光スポット巡りとはまた違った楽しみ方ができる場所なんです。

內湖エリアで有名な憩いの場の一つが「大湖公園」。白鷺山のふもとに位置し、「大湖」と呼ばれる、およそ13ヘクタールの美しい湖がある公園です。とくに有名なのがその湖にかかる「錦帯橋」。「錦帯橋」というと山口県岩国市にある木造の橋のイメージと思いますが、內湖の「錦帯橋」は中華風のアーチ橋で、アーチの部分がきれいに丸く抜いたようになっています。その優美な曲線とアーチの穴が湖の水面に映った姿が美しいんです。この橋を渡るのもいいのですが、ちょっと離れたところから橋を眺めるのがおススメですよ。また夜には橋自体がライトアップされます。

ただ、この「錦帯橋」が最も美しい時間帯は“早朝”だそうです。私もまだ早朝には行ったことがないのですが、朝もやがかかる中、静寂の中に浮かび上がる「錦帯橋」は、まるで水墨画の世界のようだと言われていて、実は過去に「世界の神秘的な橋」の第1位に選ばれたこともあるんですよ。“神秘的な橋”というと、すごく山奥の秘境にある橋…というイメージですが、まさかの台北市内!アクセスもいいので、早起きが得意な方は、ぜひ早朝に見に行ってみてください。

「大湖公園」までのアクセスは、台北新交通システムMRT(台北メトロ)ブラウンラインに乗って「大湖公園」駅下車すぐです。

この「錦帯橋」だけでなく、「大湖公園」にはほかにも「水榭歌台」と呼ばれる二階建ての東屋のような建物があり、そこにつながる、上から見るとギザギザに曲がった造りとなっている「九曲橋」などがあって、全体的に中華風の庭園を模して造られています。

そして、「大湖公園」駅から大湖公園の逆側、「山荘街」という通りを北へ2kmほど進むと「大溝溪親水公園」があります。まずは入口の広場に着くと、緑豊かな広い公園だなという雰囲気です。そして石の階段を上ると、キレイに整えられた花畑が広がります。この花畑は季節によって色々な花が楽しめるんですよ。この花畑を見ながら近くの芝生でピクニックをしているファミリーの姿も見かけます。

そして、公園とは言っても、山への入り口に位置するとあって、自然が豊かなんです。公園の先にそびえる山の白石湖から流れてきた水のきれいな浅い川があって、夏場は水遊びをしている子供たちもたくさんいますし、川だけでなく池や湿地もあって、たくさんの蝶や鳥がやってきます。台北市の地質などを管理している「大地工程処」の調査によると、ここには“台湾の国鳥”とされている青い羽根と長い尾っぽが特徴の美しい鳥「台灣藍鵲(ヤマムスメ)」をはじめ、2cm~5cmと小柄な台湾特有のカエル「面天樹蛙(テンプル ツリー カエル)」や、羽が光の方向によって鮮やかな紫色に輝く蝶、「端紫斑蝶(ツマムラサキマダラ)」などがいるそうで、日本では見ることのできない生き物たちと出会えるかもしれませんよ。

トーク②:湖エリア(白石湖吊橋&いちご狩り) ≫

そして、「大溝溪親水公園」から更に北に行った先に、內湖エリアの人気フォトスポット「白石湖吊橋」があります。淡い紫の全長116メートルの長い吊橋で、台北で最初にかけられた吊橋なんだそうです。竜骨をイメージしたつくりとなっていて、東側の「龍船岩)」から、白石湖山、大崙頭山、忠勇山、鯉魚山、そして円覚の滝まで連なり、まるで巨大な龍が絡んで空中から見下ろしながら白石湖エリアを守っているかのようになっています。しかもこの橋、上から橋を吊っているのではなく、直路式吊床版橋と呼ばれる、橋の床そのものが吊橋の基本構造になっていて、そこを直接通行できるようにした橋で、しなって見えますがあまり揺れません。そして、吊り下げロープがないので、自然の緑に包まれるように橋が渡っていて、人気のフォトスポットとなっています。

しかもこの橋の周辺には森林歩道などもあるので、ハイキングに訪れる人も多く、観光として訪れているワンピース姿の女性がいるかと思えば、ハイキングをするようなスポーティな格好の人や、中にはフィットネスジムにいそうな格好で訪れている人もいます。

自然の中でゆったりのんびり過ごしてもいいですし、素敵な写真を撮るのを目的に訪れてもいいですし、軽い運動として足を踏み入れるのもいいかもしれません。

ちなみに、この「白石湖吊橋」までのアクセスは、山をずっと歩かないといけないのでは…と思うでしょ?それが、意外と便利がいいんです。台北メトロのブラウンラインで「內湖」駅下車。そこから「小2」番のバスに乗って行くことができます。ちなみに、産業道路のため、下車する固定のバス停が設置されていないので、バスに乗ったら運転手さんに「白石湖吊橋に行きたい」と伝えると近くで下ろしてくれます。このスタイルはちゃんと目的地に着くのかちょっとドキドキしますが、休みの時などは「白石湖吊橋」に遊びに行く人も結構いるので、おそらく同じ目的地の人もいると思いますので、緊張しなくても大丈夫だと思いますよ。

そうそう、そしてこの「白石湖吊橋」は、「白石湖レジャー農業エリア」というところにあるんですが、このあたりは実は“いちご狩りスポット”としても有名なんですよ。台湾でいちごの産地という苗栗県の大湖というところが有名ですが、台北でいちごといえばこの「內湖エリア」なんです。台湾では12月から3月にかけてが苺のシーズン。今シーズンも苺の季節が始まりました。台湾のイチゴは小ぶりだけど糖度が高く甘い!という印象です。いちごの季節に台湾を訪れる機会があれば、ぜひ台湾のイチゴも楽しんでみてくださいね。

內湖エリアは、サイエンスパークや放送局が立ち並ぶ先端の地域から、住宅街、そして自然まで、様々な街の顔が楽しめます。その環境の良さから、台北で大安区に次いで2番目に人口の多い街なんですよ。日中、自然を楽しんで、夜は街中にある美麗華(Miramar)というショッピングモールに行って、観覧車に乗って台北の夜景を楽しみ、ローカルな夜市でご飯を食べて帰る…というプランも楽しいかもしれません。

そうそう、內湖エリアからは、台北101の花火もちょっと遠いですが見ることができます。しかも「東北風」と呼ばれる北東の風が吹く台北で風上にあたり、結構きれいに見えるので、基隆河の周辺には多くの人が集まるんですよ。

でもそれだけでなく、內湖エリアの年越しイベントは美麗華(Miramar)の花火も有名なんです。観覧車のライトアップと花火が楽しめ、こちらも多くの人でにぎわいます。年末年始、台湾で過ごす機会があるときには內湖エリアも候補に入れてみてくださいね。

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